197 / 199
自由浮遊惑星編
191 自由浮遊惑星編12 爺や
しおりを挟む
side:エリュシオン星系 アキラ視点
「さて、どうやって爺やを説得しようか」
僕の目の前には楓の大戦艦と、爺やの専用艦であるポケット戦艦が浮遊していた。
もう直ぐニビルがこちらに次元跳躍して来てしまう。
現在ニビルの制御電脳は僕の支配下にあるので、ニビルを現帝国との戦争に利用させないようには出来る。
しかし、それをしていまったら真・帝国の人達からの僕に対する信頼が崩れてしまいかねない。
爺やはタカ派なので直ぐに攻撃攻撃と言うけれど、楓はそうでもない。
真・帝国の拠点にタカ派の人達が何人ぐらい存在するのかわからないけど、真・帝国の人達は、はたして何処まで現帝国と事を構える気があるのだろうか。
真・帝国の戦闘艦がステーションを攻撃して来ていた理由も、超ハブ次元跳躍門を使って地球へと赴き、僕を連れ戻すことが目的だったようだ。
まず皇帝の因子を持つ御子の成功例である僕を連れ戻し、皇帝の力を引き出す。
その後に戦力を整えて帝国を奪還する。
これはつまり現有戦力で帝都に攻め込むという選択肢は元々持っていなかったと思われる。
現帝国は超ハブ次元跳躍門を有効活用出来ないようで、帝都にある超ハブ次元跳躍門も壊れていると認識しているようだ。
ステーションと地球とのやり取りが限定的な物資の輸送とデータ通信のみだったのも、超ハブ次元跳躍門を有効活用出来なかったからだ。
超ハブ次元跳躍門は、真・帝国側によるプロテクトが為されていて、武装のある艦の行き来が出来ないようになっていた。
これは地球から脱出した八重樫の養父母が行ったものらしく、養父母を追って超ハブ次元跳躍門を潜った追手ごと地球への戦闘艦の出入りを不可能にしていた。
このプロテクトを解除出来るのは真・帝国の技術者だけで、これによって地球が侵略されないように守っていたというわけだ。
そこで現帝国のケイン皇子(当時)は、地球人のDNAに着目し、資源として誘拐することを企んだ。
その誘拐の手段として使われたのがSFOだったわけだ。
更にSFOプレイヤーをステーションの防衛戦力としても利用するということまでケイン皇子はしていた。
つまり、真・帝国の戦力はSFOプレイヤー擁するステーションを攻め落とせない程度のものだったということだ。
流石に全戦力を投入した総力戦をしたわけではないだろうけど、帝都を落とせる程の戦力は真・帝国には無いと見て良い。
僕が野良宇宙艦の巣――工場惑星――を手に入れたことで飛躍的に戦力は増強されたが、現帝国と一戦交えるという段階には至っていないと思っている。
旧帝国の生産設備のほとんどを手中にしている現帝国とは人口も戦闘艦の数も差が開くばかりだろう。
そこで爺やはニビルの戦力をあてにしたというわけだ。
あの要塞砲以上のエネルギー砲を連射出来、外殻に守られたニビルなら攻撃力も防御力も桁外れだ。
となると、ニビルが戦力にならないということにすれば、爺やも即時開戦を諦めてくれるかもしれない。
よし、それで行こう。
『爺や、ニビルは損傷を受けていて戦力にはならないぞ。
人工太陽が壊れていて、外殻のダイソン球に守られている中の惑星ニビルも生物の住めない死の惑星になっていた。
住人は疫病を抱えながらコールドスリープで眠っているらしい。
治療が終わるまでは起こせないし、ニビルの外殻全体も修理しないと戦力にならないだろう。
起きている星の守り人たちも技術を失っていて役に立たないぞ』
よし、これで誤魔化せるかな?
『残念じゃ……。
自動防衛機構だけでも奴らを殲滅できようものをのう……』
やはりあのエネルギー砲を知っていたか。
これで、諦めたか?
『ならば、真・帝国に残る科学力で疫病を治すのじゃ。
更にニビルの外殻や防衛機構も修理すれば良い。
工場惑星の全能力を注ぎ込むのじゃ!』
藪蛇かー!
修理して戦う気満々だよ。
でも、時間稼ぎにはなる。
元々修理はしないとならないと思っていたからね。
修理が終わったら、ニビルの制御電脳に命令してまた銀河の旅に出てもらおう。
ニビルの電脳を支配下に置いていて良かったよ。
『わかりました。
戦力が整うまではくれぐれも現帝国と戦端を開かないでくださいよ?』
『そうと決まれば、修理スタッフを招集するのじゃ!』
張り切った爺やは真・帝国の拠点に早速向かおうとしていた。
『ちょっと待って。訊きたいことがあるんだ!』
『なんじゃ。早くせい!
儂は忙しいのじゃ!』
爺やは自らの専用艦を超ハブ次元跳躍門に向けて今にも飛び出させようとしていた。
通信スクリーンの中でイライラしている様子だ。
『昔のことを良く知っているのは爺やだけなんだから、僕に教えてくれ。
古の契約と約束の日、約束の地とは何なんだ?』
僕のその言葉に爺やのイライラがピタリと止まった。
『ニビルの者がそう言ったのじゃな?』
あれ、爺やの様子がおかしいぞ。
これは爺やに伝えては拙かったか?
『古の契約とは、ニビルが銀河探査と帝国の版図を広げるための任務に就いた時に、いつ何時ニビルの民が帰って来ても帝国に受け入れ助けの手を差し伸べるという契約じゃ。
その契約を口にしたということは、ニビルの民が帝国に助けを求めているということになる』
ああ、確かにニビルの民は即時の食糧援助を求めていたな。
『それがニビルの破損ということじゃろうな。
良く戻って来れたものじゃ……』
『確かにコールドスリープから覚めた民に食糧を与えてくれとも言われたよ』
『さもあらん』
爺やが納得している。
これで古の契約はわかった。
当然ニビルの民を助けるのに異存はない。
『それでは、約束の日と約束の地とは?』
『約束の地とは帝都のことじゃろう。
約束の日は知らんな』
『え?』
『おそらくじゃが、コールドスリープに入る前に帝都への到着予定日時でも設定したんじゃろ。
それが約束の日で、目的地が帝都だから約束に地じゃ』
思ったより単純な話だった。
たぶん爺やの推測で合ってるんだろう。
これはニビルにも知らないと答えればいいかな?
重要な意味は無さそうだし、星の守り人も伝承を口にしただけかもしれない。
『なるほど、わかったよ、爺や。
爺やはニビルを修理するスタッフを招集しに行ってくれ。
僕はニビルの到着を受け入れる』
『任せるのじゃ』
よし、爺やはしばらくこっちには来ない。
さて、ニビル側にはどう説明しようか。
ニビルの制御電脳には正直に話して協力を仰いだ方が良いな。
星の守り人たちは、食糧援助とニビル外殻の修理をすると伝えるだけでいいか。
制御電脳さえ掌握すれば、後はどうとでもなるだろう。
「さて、どうやって爺やを説得しようか」
僕の目の前には楓の大戦艦と、爺やの専用艦であるポケット戦艦が浮遊していた。
もう直ぐニビルがこちらに次元跳躍して来てしまう。
現在ニビルの制御電脳は僕の支配下にあるので、ニビルを現帝国との戦争に利用させないようには出来る。
しかし、それをしていまったら真・帝国の人達からの僕に対する信頼が崩れてしまいかねない。
爺やはタカ派なので直ぐに攻撃攻撃と言うけれど、楓はそうでもない。
真・帝国の拠点にタカ派の人達が何人ぐらい存在するのかわからないけど、真・帝国の人達は、はたして何処まで現帝国と事を構える気があるのだろうか。
真・帝国の戦闘艦がステーションを攻撃して来ていた理由も、超ハブ次元跳躍門を使って地球へと赴き、僕を連れ戻すことが目的だったようだ。
まず皇帝の因子を持つ御子の成功例である僕を連れ戻し、皇帝の力を引き出す。
その後に戦力を整えて帝国を奪還する。
これはつまり現有戦力で帝都に攻め込むという選択肢は元々持っていなかったと思われる。
現帝国は超ハブ次元跳躍門を有効活用出来ないようで、帝都にある超ハブ次元跳躍門も壊れていると認識しているようだ。
ステーションと地球とのやり取りが限定的な物資の輸送とデータ通信のみだったのも、超ハブ次元跳躍門を有効活用出来なかったからだ。
超ハブ次元跳躍門は、真・帝国側によるプロテクトが為されていて、武装のある艦の行き来が出来ないようになっていた。
これは地球から脱出した八重樫の養父母が行ったものらしく、養父母を追って超ハブ次元跳躍門を潜った追手ごと地球への戦闘艦の出入りを不可能にしていた。
このプロテクトを解除出来るのは真・帝国の技術者だけで、これによって地球が侵略されないように守っていたというわけだ。
そこで現帝国のケイン皇子(当時)は、地球人のDNAに着目し、資源として誘拐することを企んだ。
その誘拐の手段として使われたのがSFOだったわけだ。
更にSFOプレイヤーをステーションの防衛戦力としても利用するということまでケイン皇子はしていた。
つまり、真・帝国の戦力はSFOプレイヤー擁するステーションを攻め落とせない程度のものだったということだ。
流石に全戦力を投入した総力戦をしたわけではないだろうけど、帝都を落とせる程の戦力は真・帝国には無いと見て良い。
僕が野良宇宙艦の巣――工場惑星――を手に入れたことで飛躍的に戦力は増強されたが、現帝国と一戦交えるという段階には至っていないと思っている。
旧帝国の生産設備のほとんどを手中にしている現帝国とは人口も戦闘艦の数も差が開くばかりだろう。
そこで爺やはニビルの戦力をあてにしたというわけだ。
あの要塞砲以上のエネルギー砲を連射出来、外殻に守られたニビルなら攻撃力も防御力も桁外れだ。
となると、ニビルが戦力にならないということにすれば、爺やも即時開戦を諦めてくれるかもしれない。
よし、それで行こう。
『爺や、ニビルは損傷を受けていて戦力にはならないぞ。
人工太陽が壊れていて、外殻のダイソン球に守られている中の惑星ニビルも生物の住めない死の惑星になっていた。
住人は疫病を抱えながらコールドスリープで眠っているらしい。
治療が終わるまでは起こせないし、ニビルの外殻全体も修理しないと戦力にならないだろう。
起きている星の守り人たちも技術を失っていて役に立たないぞ』
よし、これで誤魔化せるかな?
『残念じゃ……。
自動防衛機構だけでも奴らを殲滅できようものをのう……』
やはりあのエネルギー砲を知っていたか。
これで、諦めたか?
『ならば、真・帝国に残る科学力で疫病を治すのじゃ。
更にニビルの外殻や防衛機構も修理すれば良い。
工場惑星の全能力を注ぎ込むのじゃ!』
藪蛇かー!
修理して戦う気満々だよ。
でも、時間稼ぎにはなる。
元々修理はしないとならないと思っていたからね。
修理が終わったら、ニビルの制御電脳に命令してまた銀河の旅に出てもらおう。
ニビルの電脳を支配下に置いていて良かったよ。
『わかりました。
戦力が整うまではくれぐれも現帝国と戦端を開かないでくださいよ?』
『そうと決まれば、修理スタッフを招集するのじゃ!』
張り切った爺やは真・帝国の拠点に早速向かおうとしていた。
『ちょっと待って。訊きたいことがあるんだ!』
『なんじゃ。早くせい!
儂は忙しいのじゃ!』
爺やは自らの専用艦を超ハブ次元跳躍門に向けて今にも飛び出させようとしていた。
通信スクリーンの中でイライラしている様子だ。
『昔のことを良く知っているのは爺やだけなんだから、僕に教えてくれ。
古の契約と約束の日、約束の地とは何なんだ?』
僕のその言葉に爺やのイライラがピタリと止まった。
『ニビルの者がそう言ったのじゃな?』
あれ、爺やの様子がおかしいぞ。
これは爺やに伝えては拙かったか?
『古の契約とは、ニビルが銀河探査と帝国の版図を広げるための任務に就いた時に、いつ何時ニビルの民が帰って来ても帝国に受け入れ助けの手を差し伸べるという契約じゃ。
その契約を口にしたということは、ニビルの民が帝国に助けを求めているということになる』
ああ、確かにニビルの民は即時の食糧援助を求めていたな。
『それがニビルの破損ということじゃろうな。
良く戻って来れたものじゃ……』
『確かにコールドスリープから覚めた民に食糧を与えてくれとも言われたよ』
『さもあらん』
爺やが納得している。
これで古の契約はわかった。
当然ニビルの民を助けるのに異存はない。
『それでは、約束の日と約束の地とは?』
『約束の地とは帝都のことじゃろう。
約束の日は知らんな』
『え?』
『おそらくじゃが、コールドスリープに入る前に帝都への到着予定日時でも設定したんじゃろ。
それが約束の日で、目的地が帝都だから約束に地じゃ』
思ったより単純な話だった。
たぶん爺やの推測で合ってるんだろう。
これはニビルにも知らないと答えればいいかな?
重要な意味は無さそうだし、星の守り人も伝承を口にしただけかもしれない。
『なるほど、わかったよ、爺や。
爺やはニビルを修理するスタッフを招集しに行ってくれ。
僕はニビルの到着を受け入れる』
『任せるのじゃ』
よし、爺やはしばらくこっちには来ない。
さて、ニビル側にはどう説明しようか。
ニビルの制御電脳には正直に話して協力を仰いだ方が良いな。
星の守り人たちは、食糧援助とニビル外殻の修理をすると伝えるだけでいいか。
制御電脳さえ掌握すれば、後はどうとでもなるだろう。
0
あなたにおすすめの小説
神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします
夜明シスカ
ファンタジー
アリュールという世界の中にある一国。
アール国で国の端っこの海に面した田舎領地に神々の寵愛を受けし者として生を受けた子。
いわゆる"神々の愛し子"というもの。
神々の寵愛を受けているというからには、大事にしましょうね。
そういうことだ。
そう、大事にしていれば国も繁栄するだけ。
簡単でしょう?
えぇ、なんなら周りも巻き込んでみーんな幸せになりませんか??
−−−−−−
新連載始まりました。
私としては初の挑戦になる内容のため、至らぬところもあると思いますが、温めで見守って下さいませ。
会話の「」前に人物の名称入れてみることにしました。
余計読みにくいかなぁ?と思いつつ。
会話がわからない!となるよりは・・
試みですね。
誤字・脱字・文章修正 随時行います。
短編タグが長編に変更になることがございます。
*タイトルの「神々の寵愛者」→「神々の愛し子」に変更しました。
魔物に嫌われる「レベル0」の魔物使い。命懸けで仔犬を助けたら―実は神域クラスしかテイムできない規格外でした
たつき
ファンタジー
魔物使いでありながらスライム一匹従えられないカイルは、3年間尽くしたギルドを「無能」として追放される。 同世代のエリートたちに「魔物避けの道具」として危険な遺跡に連れ出され、最後は森の主(ヌシ)を前に囮として見捨てられた。
死を覚悟したカイルが崩落した壁の先で見つけたのは、今にも息絶えそうな一匹の白い仔犬。 「自分と同じように、理不尽に見捨てられたこの子だけは助けたい」 自分の命を顧みず、カイルが全魔力を込めて「テイム」を試みた瞬間、眠っていた真の才能が目覚める。
【完結】スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう
お餅ミトコンドリア
ファンタジー
パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。
だが、全くの無名。
彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。
若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。
弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。
独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。
が、ある日。
「お久しぶりです、師匠!」
絶世の美少女が家を訪れた。
彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。
「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」
精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。
「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」
これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。
(※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。
もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです!
何卒宜しくお願いいたします!)
オッサン齢50過ぎにしてダンジョンデビューする【なろう100万PV、カクヨム20万PV突破】
山親爺大将
ファンタジー
剣崎鉄也、4年前にダンジョンが現れた現代日本で暮らす53歳のおっさんだ。
失われた20年世代で職を転々とし今は介護職に就いている。
そんな彼が交通事故にあった。
ファンタジーの世界ならここで転生出来るのだろうが、現実はそんなに甘く無い。
「どうしたものかな」
入院先の個室のベッドの上で、俺は途方に暮れていた。
今回の事故で腕に怪我をしてしまい、元の仕事には戻れなかった。
たまたま保険で個室代も出るというので個室にしてもらったけど、たいして蓄えもなく、退院したらすぐにでも働かないとならない。
そんな俺は交通事故で死を覚悟した時にひとつ強烈に後悔をした事があった。
『こんな事ならダンジョンに潜っておけばよかった』
である。
50過ぎのオッサンが何を言ってると思うかもしれないが、その年代はちょうど中学生くらいにファンタジーが流行り、高校生くらいにRPGやライトノベルが流行った世代である。
ファンタジー系ヲタクの先駆者のような年代だ。
俺もそちら側の人間だった。
年齢で完全に諦めていたが、今回のことで自分がどれくらい未練があったか理解した。
「冒険者、いや、探索者っていうんだっけ、やってみるか」
これは体力も衰え、知力も怪しくなってきて、ついでに運にも見放されたオッサンが無い知恵絞ってなんとか探索者としてやっていく物語である。
注意事項
50過ぎのオッサンが子供ほどに歳の離れた女の子に惚れたり、悶々としたりするシーンが出てきます。
あらかじめご了承の上読み進めてください。
注意事項2 作者はメンタル豆腐なので、耐えられないと思った感想の場合はブロック、削除等をして見ないという行動を起こします。お気を悪くする方もおるかと思います。予め謝罪しておきます。
注意事項3 お話と表紙はなんの関係もありません。
現代ダンジョンの苦情係 〜元クレーム処理担当の俺、魔物の言葉がわかるので菓子折り一つで世界を救う〜
ぱすた屋さん
ファンタジー
「その咆哮は、騒音公害に当たります」
現代日本に出現した『ダンジョン』と、そこから溢れ出す魔物たち。
人々が英雄(Sランク探索者)の活躍に熱狂する一方で、組織の闇に葬られた部署があった。
――ダンジョン管理ギルド・苦情係。
そこへ左遷されてきたのは、前職で数万件のクレームを捌き倒した伝説のカスタマーセンター職員・久我良平(くが りょうへい)。
彼にとって、新宿に降臨した災害級ドラゴンは「騒音を撒き散らす困ったお客様」であり、聖女の奇跡は「同意なきサービスの押し付け(強売)」に過ぎない。
「力」でねじ伏せる英雄たちが敗北する中、久我は「正論」と「どら焼き」と「完璧な事務手続き」を武器に、魔物たちの切実な悲鳴(クレーム)をハックしていく。
一癖も二癖もある仲間と共に、久我はギルド上層部の腐敗や外資系企業の傲慢な介入を次々と「不備」として処理していく。
これは、組織の鎖を断ち切った一人の事務屋が、人間と魔物の間に「新しい契約」を紡ぎ、世界を再起動させるまでの物語。
「――さて。予約外の終焉(ラグナロク)ですか? 承知しました。まずは、スケジュールの調整から始めましょう」
転生したらスキル転生って・・・!?
ノトア
ファンタジー
世界に危機が訪れて転生することに・・・。
〜あれ?ここは何処?〜
転生した場所は森の中・・・右も左も分からない状態ですが、天然?な女神にサポートされながらも何とか生きて行きます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
初めて書くので、誤字脱字や違和感はご了承ください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる