改訂版としての醍醐味と言いますか、新しい展開へと進みました。
前作では解らなかった爺やの艦が、ポケット戦艦と言うのも記載され、神澤艦とどっちが上かと言う興味もわきます。ただ、神澤艦が定義不明故の艦種だった事を考えると、爺の艦が重巡乃至軽巡に30ｃｍ級のレールガンと2門程の30センチビーム砲に融合炉を搭載した高速砲艦仕様(装甲と速度は巡洋艦で攻撃力が戦艦級)と言う正しい意味でのポケット戦艦であれば、神澤艦の方が待ったなしで優秀なのでしょうかね。

物語の疑問は尽きません。

姉や妹の艦がそれなりに攻撃型であるのに対し、主人公の艦が何故指揮艦なのか。姉の艦は、元々から攻撃型での艦だったと閑話にあったので、5ｃｍレールガンでのＧバレットなどはアキラ艦のデーターをプリンスがパクって後装備させたと思われるのですが。楓艦にも元は装備ありませんでしたし。やはり、皇帝遺伝子は男子のみに遺伝？

現在は電脳が好き勝手やってとんでもない本体を隠し持っていますが、登場時は30ｍの作業艇です。その時点で既に内部にエネルギー炉を持っていたって……次元格納庫、既にどういうものかが全く分かりません(笑

皇帝の血筋の割に、爺や、止められません。一応、臣下なのですよね？この口調って……生まれた時から側付きだった姫君の楓にはまだいいのでしょうが、唯一の皇帝にその口調や態度は、不敬罪ではないのでしょうか？晶羅への態度、どう見ても利用できる駒的な印象しかないのですが。ひょっとして、見た目軽巡洋艦だから舐めきっている？

他、まだあったりいますが、楽しみにしています。

これもこっちで。
流れが前作通りなので、問題点があります。

176話　ＢＲ艦の進化
今作では、前作以上に「ＤＮＡ」を強く出されています。精神・肉体？共に工場惑星とかにも提供しています。この進化で登場する劣化アキラ艦の装備は、他の艦では今までないか極めてレアな装備です。前作では、妄想などで、キス位はして遺伝子の一端でも体内に入れたかなとも思えましたが、今回は菜穂が神崎の妻なので、『愛』があっても無理です。つまり、唐突感を埋める要素が更に薄くなっています。
セリフに追加で「工場惑星で艦の整備中に突然進化が」とすれば、遺伝子を持っている工場惑星の関与が誰にでも考えられるので、良いのではないかと思うのですが。

177話　
紗綾艦の継戦力
今作では前作と異なり、小戦艦になって狙撃可能な36㎝レールガンと連装40㎝ビーム砲を持っています。フィールドが使えなくても、装甲+盾と主砲という戦闘力はある事になります。戦力外にするのであれば、フィールドと武装の使用が二者択一で、フィールドダウン中は主要な武装の多くが使用不可、と言う形に近い説明が必要かと思います。晶羅が行う紗綾艦の説明に入れてしまえば問題ないのでは考えます。
菜穂艦の戦力外
過去のこの方の性格から、ここで戦力外となるのは承服しない筈です。最年長者として、狙撃と言う仕事はこなす様に言うでしょう。何処かで手に入れたＥＣＭ系の能力が全自動でない等、狙撃に集中できない理由を入れないと、違和感を感じる方も多いのではないでしょうか？なので、危なくなったら狙撃でと。
これも晶羅での説明で行けるはずです。

でも、この進化。前作でも思ったけど、ＢＲ艦の進化が半端なくない？相転移フィールド、Ｂ型対消滅反応炉1基使用ですよね？簡易型と言っても、ただの核融合炉で追いつく筈もないと思われるのですが。
Ｖ－ＭＡＸも縮退炉とＳ型推進機4基とスラスターがあればこそで、短時間とは言え使うのであれば、やはり炉と推進機の能力が足りないので、普通なら暴走自爆かと。ですので、彼女達の艦、表見はそれなりながら中身は別物で、と言う位、装備が相当上級になっていないとおかしなことになってしまうのですが。

更新乙です。
黒騎士（プリンス）がアキラに復讐するのは分かるんすが
姉（プリンセス）までアキラを始末するのに助成するのは
どうなんでしょうか？恋は盲目なんですかね
それとも弟だと認識してない（洗脳済み？）