33 / 204
家出編
033 カナタ、居候する
しおりを挟む
レグザスに連れられて行った先は、貴族街のお屋敷だった。
ここグラスヒルは、サーナリアの生家であるウッドランド子爵家の領土だ。
領主のお屋敷ならば、その一等地にあるのは当たり前だろう。
グラスヒルは領都であるウッドランドの遥か北にあり、王都方面との貿易の要となる都市だった。
なので田舎町でありながら、領主の立派な別館が存在していたのだ。
レグザスは顔パスなのだろう、門番に誰何されることもなくお屋敷の門を荷馬車で通過する。
カナタたちは、その便乗で何も言われることがなかった。
もしかするとサーナリアからカナタたちが来ることの通達があったのかもしれない。
人数が2人増えていることも、盗賊の拠点制圧に行ったのだから想定済みだったとも考えられる。
レグザスはカナタたちを玄関に降ろすと荷馬車をそのまま厩舎にまで持って行ってしまった。
放置され所在無げにしているカナタの前で、荘厳な造りの重厚な玄関扉が観音開きで開いていった。
その先には真ん中に初老の黒服の家令と思われる男、その左右にはメイドたち数十名がずらりと並んで頭を垂れていた。
「カナタ様、いらっしゃいませ。
ウッドランド子爵家グラスヒルの当館を任せられております、セベスと申します。
ここをカナタ様のご実家と思って何なりとお申し付けください」
「え、そんな……」
カナタがその歓迎に戸惑うと、セベスは慇懃に礼をする。
「これは我が主からの厳命にて、カナタ様は何も気にする必要はございません。
お疲れでしょう。ささ、こちらへ」
セベスに促されカナタは応接室へと通された。
カナタの実家ファーランド家は伯爵家でウッドランド家は子爵家。
爵位ではカナタの家の方が上だが、経済状況はウッドランド家の方が遥かに上だった。
それもカナタの闘病に使われた金のせいだったので、カナタは罪悪感を覚えてしまった。
(僕のせいで、家は貧乏だったんだな……。
こんな人数のメイド初めて見た)
ジェフリーに言われ続けた「お荷物」という言葉を思いだし、胸がチクりとするカナタだった。
カナタが応接室に通されると、そこにはサーナリアが待っていた。
「カナタ様、お待ちしておりましたわ。
ご無事で何よりです」
そう言うとサーナリアは自分の隣にカナタを誘導し座らせた。
サーナリアはしっかりカナタの左腕に腕をからませていた。
ニクは、そのままカナタの後ろに立った。
ルルとララが、どして良いのかわからずに戸惑っていたところ、メイドたちが手を引いてどこかへ連れて行った。
2人が奴隷用の貫頭衣姿だったので別室となったのだろうか。
そのすぐ後、レグザスが応接室に入って来たのだが、カナタに対するサーナリアの態度に一瞬戸惑い、そのまま表情を戻すとサーナリアの対面に座った。
「簡単に報告すると盗賊団はカナタたちの活躍で壊滅した」
レグザスがサーナリアに向けて本当に簡単に報告した。
するとサーナリアは笑顔をパっと咲かせると先にも増してカナタの腕に抱き着いて来る。
「盗賊の討伐、おめでとうございます♡
そして、私たちの馬車をお救い下さり感謝しております」
「あ、はい」
カナタは女性からこのようにすり寄られるのは、奴隷のルルとララの過剰スキンシップだけだったので、戸惑ってしまっていた。
「つきましては、お礼の件もあり父と面会していただきたく、しばらくこちらに滞在していただきたく存じます」
この時、ウッドランド家ではカナタを婿として引き込もうという計画が持ち上がっていたことは、カナタの知らぬことだった。
これもサーナリアがカナタに一目惚れをしたことと、ファーランド家が英雄の家系で玉の輿であるということ、まさに貴族的な思惑も含まれた良くある話であった。
「わかりました。
それでは、どこかに家でも借りようかと……」
「それはなりません。
この街への滞在中は、当家に泊まっていただきます。
そうでなければ当家が恥をかきます」
「あ、はい」
なし崩し的にカナタはウッドランド家の居候になることになった。
メイドに案内されて自室として与えられた部屋にカナタはやって来た。
そこは寝室が複数あるまさにスィートルームだった。
日本人的な感覚だと館の中に館があるようなものだ。
部屋に入るとルルとララがワンピースに着替えさせられてリビングルームにいた。
どうやら風呂に入れられて着替えさせられたようだ。
【クリーン】をかけたとはいえ、ルルとララをずっと貫頭衣のまま連れまわしていたのは少し拙かったかと反省したカナタだった。
「「ご主人様、どう?」」
ルルとララがくるっと一周まわってワンピース姿を見せつけて来た。
ルルとララは双子でそっくり同じ顔をしているが、髪の色がピンクと青で違っている。
目の色は逆に青とピンクだ。ルルがピンク髪で青目、ララが青髪にピンク目だ。
ララは左目の下に泣き黒子があるのでそこでも区別がつく。
身長はカナタよりも高い150cmぐらい、2人とも肩ぐらいまでの髪の長さだった。
カナタが後で知ったことだが年齢は15歳だそうだ。
その彼女たちが髪と同じ系統の薄い色のワンピースを着てはしゃいでいる。
「いいね。可愛いよ」
ルルとララはカナタが可愛いと言ってくれたので素直に顔を綻ばせていた。
それを見て後でもっと服を買ってあげようと思う11歳のカナタだった。
たぶん多田野信の知識に影響を受けてオヤジ化しているのだろう。
自室という作業場を得たことで、カナタはガチャを引くことにした。
さすがに携帯ガチャ機を使うところは他人には見せられないと思っているのだ。
カナタは、父親から離れたことで呪いの効果が薄れ、今のステータスはあのハズレ祭りの時よりも1段上がっていた。
ステータスはこんな感じ。
名前 :カナタ=ミル=ファーランド
種族 :人間 年齢:11才 性別:男
職業 :魔術師 (勇者)女神の加護により隠蔽中
レベル:7
体力 :240↑/240↑(100,000)呪いにより低下中
魔力 :40,800↑/40,800↑(1,000,000)呪いにより低下中
幸運 :52↑(+67↑+100(ガチャバカ一代補正分))呪いにより低下中
状態 :成長不良 (呪いの余波)
Nスキル:お財布 生活魔法 図鑑Lv.3 MAPLv.4 ロッカーLv.3
HNスキル:魔力操作Lv.3 火魔法Lv.1 遠見Lv.1 風魔法Lv.1
Rスキル:身体強化Lv.2 俊足Lv.1
SRスキル:時空魔法Lv.4(7)呪いにより低下
URスキル:魔力探知Lv.3
LRスキル:
GRスキル:携帯ガチャ機
称号:ガチャバカ一代 (勇者)女神の加護により隠蔽中
加護:女神ソフィアの加護(小)
取得魔法:転移Lv.1 ファイアボールLv.1 ファイアウォールLv.1 回復(微小)
麻痺Lv.1 ウォーターボールLv.1(使用不能)
装備: 皮の鎧(小)
鋼の剣+2
所持品:テント
2人用テント
鉄のナイフ
魔導コンロ
魔石ランプ
高級キャンプセット一式
高級調理セット一式
バスタオル×10
フェイスタオル×10
石鹸×4
オーク肉(ロース)
美味しい水(水筒×5 樽5リットル)
水(水筒×5 樽10リットル×4)
携帯食料×24
焼き肉のたれ
ハズレオーブ×447
以下整理中
所持金:3757万6千3百DG(1億3757万6千3百DG)女神の加護により隠蔽中
呪いが弱まったことによりステータスが上昇している。
幸運値が50を超えているので、ガチャも良い結果になるだろう。
所持品は食糧関係を購入したり、野営に必要な装備を増やしたり、野営で消費したりで増減している。
さらに盗賊のお宝を手にしたことで、お金と所持品が増えた。
盗賊はDGを硬貨でため込んでいたので【お財布】に合算することで簡単に総額が出た。
所持品の方の詳しいことは後で整理しないとわからなかった。
それをズラズラと表示するわけにもいかないので、今後は特別な所持品のみの表示に留めることになると思う。
カナタは携帯ガチャ機を出すとハズレオーブ447個を装填した。
『100連ガチャ4回、10連ガチャ4回、通常ガチャを7回引くことが出来ます。
ガチャを連続で引きますか? YES/NO』
「YESで」
カナタはついに当たりが確定しているガチャを引くことになった。
これでいくら儲かるのか、ガチャ屋の店舗を借りられるかもしれないと思いながらガチャのダイヤルを回した。
ここグラスヒルは、サーナリアの生家であるウッドランド子爵家の領土だ。
領主のお屋敷ならば、その一等地にあるのは当たり前だろう。
グラスヒルは領都であるウッドランドの遥か北にあり、王都方面との貿易の要となる都市だった。
なので田舎町でありながら、領主の立派な別館が存在していたのだ。
レグザスは顔パスなのだろう、門番に誰何されることもなくお屋敷の門を荷馬車で通過する。
カナタたちは、その便乗で何も言われることがなかった。
もしかするとサーナリアからカナタたちが来ることの通達があったのかもしれない。
人数が2人増えていることも、盗賊の拠点制圧に行ったのだから想定済みだったとも考えられる。
レグザスはカナタたちを玄関に降ろすと荷馬車をそのまま厩舎にまで持って行ってしまった。
放置され所在無げにしているカナタの前で、荘厳な造りの重厚な玄関扉が観音開きで開いていった。
その先には真ん中に初老の黒服の家令と思われる男、その左右にはメイドたち数十名がずらりと並んで頭を垂れていた。
「カナタ様、いらっしゃいませ。
ウッドランド子爵家グラスヒルの当館を任せられております、セベスと申します。
ここをカナタ様のご実家と思って何なりとお申し付けください」
「え、そんな……」
カナタがその歓迎に戸惑うと、セベスは慇懃に礼をする。
「これは我が主からの厳命にて、カナタ様は何も気にする必要はございません。
お疲れでしょう。ささ、こちらへ」
セベスに促されカナタは応接室へと通された。
カナタの実家ファーランド家は伯爵家でウッドランド家は子爵家。
爵位ではカナタの家の方が上だが、経済状況はウッドランド家の方が遥かに上だった。
それもカナタの闘病に使われた金のせいだったので、カナタは罪悪感を覚えてしまった。
(僕のせいで、家は貧乏だったんだな……。
こんな人数のメイド初めて見た)
ジェフリーに言われ続けた「お荷物」という言葉を思いだし、胸がチクりとするカナタだった。
カナタが応接室に通されると、そこにはサーナリアが待っていた。
「カナタ様、お待ちしておりましたわ。
ご無事で何よりです」
そう言うとサーナリアは自分の隣にカナタを誘導し座らせた。
サーナリアはしっかりカナタの左腕に腕をからませていた。
ニクは、そのままカナタの後ろに立った。
ルルとララが、どして良いのかわからずに戸惑っていたところ、メイドたちが手を引いてどこかへ連れて行った。
2人が奴隷用の貫頭衣姿だったので別室となったのだろうか。
そのすぐ後、レグザスが応接室に入って来たのだが、カナタに対するサーナリアの態度に一瞬戸惑い、そのまま表情を戻すとサーナリアの対面に座った。
「簡単に報告すると盗賊団はカナタたちの活躍で壊滅した」
レグザスがサーナリアに向けて本当に簡単に報告した。
するとサーナリアは笑顔をパっと咲かせると先にも増してカナタの腕に抱き着いて来る。
「盗賊の討伐、おめでとうございます♡
そして、私たちの馬車をお救い下さり感謝しております」
「あ、はい」
カナタは女性からこのようにすり寄られるのは、奴隷のルルとララの過剰スキンシップだけだったので、戸惑ってしまっていた。
「つきましては、お礼の件もあり父と面会していただきたく、しばらくこちらに滞在していただきたく存じます」
この時、ウッドランド家ではカナタを婿として引き込もうという計画が持ち上がっていたことは、カナタの知らぬことだった。
これもサーナリアがカナタに一目惚れをしたことと、ファーランド家が英雄の家系で玉の輿であるということ、まさに貴族的な思惑も含まれた良くある話であった。
「わかりました。
それでは、どこかに家でも借りようかと……」
「それはなりません。
この街への滞在中は、当家に泊まっていただきます。
そうでなければ当家が恥をかきます」
「あ、はい」
なし崩し的にカナタはウッドランド家の居候になることになった。
メイドに案内されて自室として与えられた部屋にカナタはやって来た。
そこは寝室が複数あるまさにスィートルームだった。
日本人的な感覚だと館の中に館があるようなものだ。
部屋に入るとルルとララがワンピースに着替えさせられてリビングルームにいた。
どうやら風呂に入れられて着替えさせられたようだ。
【クリーン】をかけたとはいえ、ルルとララをずっと貫頭衣のまま連れまわしていたのは少し拙かったかと反省したカナタだった。
「「ご主人様、どう?」」
ルルとララがくるっと一周まわってワンピース姿を見せつけて来た。
ルルとララは双子でそっくり同じ顔をしているが、髪の色がピンクと青で違っている。
目の色は逆に青とピンクだ。ルルがピンク髪で青目、ララが青髪にピンク目だ。
ララは左目の下に泣き黒子があるのでそこでも区別がつく。
身長はカナタよりも高い150cmぐらい、2人とも肩ぐらいまでの髪の長さだった。
カナタが後で知ったことだが年齢は15歳だそうだ。
その彼女たちが髪と同じ系統の薄い色のワンピースを着てはしゃいでいる。
「いいね。可愛いよ」
ルルとララはカナタが可愛いと言ってくれたので素直に顔を綻ばせていた。
それを見て後でもっと服を買ってあげようと思う11歳のカナタだった。
たぶん多田野信の知識に影響を受けてオヤジ化しているのだろう。
自室という作業場を得たことで、カナタはガチャを引くことにした。
さすがに携帯ガチャ機を使うところは他人には見せられないと思っているのだ。
カナタは、父親から離れたことで呪いの効果が薄れ、今のステータスはあのハズレ祭りの時よりも1段上がっていた。
ステータスはこんな感じ。
名前 :カナタ=ミル=ファーランド
種族 :人間 年齢:11才 性別:男
職業 :魔術師 (勇者)女神の加護により隠蔽中
レベル:7
体力 :240↑/240↑(100,000)呪いにより低下中
魔力 :40,800↑/40,800↑(1,000,000)呪いにより低下中
幸運 :52↑(+67↑+100(ガチャバカ一代補正分))呪いにより低下中
状態 :成長不良 (呪いの余波)
Nスキル:お財布 生活魔法 図鑑Lv.3 MAPLv.4 ロッカーLv.3
HNスキル:魔力操作Lv.3 火魔法Lv.1 遠見Lv.1 風魔法Lv.1
Rスキル:身体強化Lv.2 俊足Lv.1
SRスキル:時空魔法Lv.4(7)呪いにより低下
URスキル:魔力探知Lv.3
LRスキル:
GRスキル:携帯ガチャ機
称号:ガチャバカ一代 (勇者)女神の加護により隠蔽中
加護:女神ソフィアの加護(小)
取得魔法:転移Lv.1 ファイアボールLv.1 ファイアウォールLv.1 回復(微小)
麻痺Lv.1 ウォーターボールLv.1(使用不能)
装備: 皮の鎧(小)
鋼の剣+2
所持品:テント
2人用テント
鉄のナイフ
魔導コンロ
魔石ランプ
高級キャンプセット一式
高級調理セット一式
バスタオル×10
フェイスタオル×10
石鹸×4
オーク肉(ロース)
美味しい水(水筒×5 樽5リットル)
水(水筒×5 樽10リットル×4)
携帯食料×24
焼き肉のたれ
ハズレオーブ×447
以下整理中
所持金:3757万6千3百DG(1億3757万6千3百DG)女神の加護により隠蔽中
呪いが弱まったことによりステータスが上昇している。
幸運値が50を超えているので、ガチャも良い結果になるだろう。
所持品は食糧関係を購入したり、野営に必要な装備を増やしたり、野営で消費したりで増減している。
さらに盗賊のお宝を手にしたことで、お金と所持品が増えた。
盗賊はDGを硬貨でため込んでいたので【お財布】に合算することで簡単に総額が出た。
所持品の方の詳しいことは後で整理しないとわからなかった。
それをズラズラと表示するわけにもいかないので、今後は特別な所持品のみの表示に留めることになると思う。
カナタは携帯ガチャ機を出すとハズレオーブ447個を装填した。
『100連ガチャ4回、10連ガチャ4回、通常ガチャを7回引くことが出来ます。
ガチャを連続で引きますか? YES/NO』
「YESで」
カナタはついに当たりが確定しているガチャを引くことになった。
これでいくら儲かるのか、ガチャ屋の店舗を借りられるかもしれないと思いながらガチャのダイヤルを回した。
0
あなたにおすすめの小説
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
タダ働きなので待遇改善を求めて抗議したら、精霊達から『破壊神』と怖れられています。
渡里あずま
ファンタジー
出来損ないの聖女・アガタ。
しかし、精霊の加護を持つ新たな聖女が現れて、王子から婚約破棄された時――彼女は、前世(現代)の記憶を取り戻した。
「それなら、今までの報酬を払って貰えますか?」
※※※
虐げられていた子が、モフモフしながらやりたいことを探す旅に出る話です。
※重複投稿作品※
表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう
お餅ミトコンドリア
ファンタジー
パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。
だが、全くの無名。
彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。
若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。
弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。
独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。
が、ある日。
「お久しぶりです、師匠!」
絶世の美少女が家を訪れた。
彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。
「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」
精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。
「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」
これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。
(※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。
もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです!
何卒宜しくお願いいたします!)
嵌められたオッサン冒険者、Sランクモンスター(幼体)に懐かれたので、その力で復讐しようと思います
ゆさま
ファンタジー
ベテランオッサン冒険者が、美少女パーティーにオヤジ狩りの標的にされてしまった。生死の境をさまよっていたら、Sランクモンスターに懐かれて……。
懐いたモンスターが成長し、美女に擬態できるようになって迫ってきます。どうするオッサン!?
九尾と契約した日。霊力ゼロの陰陽師見習いが大成するまで。
三科異邦
ファンタジー
「霊力も使えない。術式も出せない。
……西園寺玄弥、お前は本当に陰陽師か?」
その言葉は、もう何度聞いたか分からない。
霊術学院の訓練場で、俺はただ立ち尽くしていた。
周囲では炎が舞い、水がうねり、風が刃のように走る。
同年代の陰陽師たちが、当たり前のように霊を操っている。
――俺だけが、何もできない。
反論したい気持ちはある。
でも、できない事実は変わらない。
そんな俺が、
世界最強クラスの妖怪と契約することになるなんて――
この時は、まだ知る由もなかった。
これは――
妖怪の王を倒すべく、九尾の葛葉や他の仲間達と力を合わせて成長していく陰陽師見習いの物語。
『冒険者をやめて田舎で隠居します 〜気づいたら最強の村になってました〜』
チャチャ
ファンタジー
> 世界には4つの大陸がある。東に魔神族、西に人族、北に獣人とドワーフ、南にエルフと妖精族——種族ごとの国が、それぞれの文化と価値観で生きていた。
その世界で唯一のSSランク冒険者・ジーク。英雄と呼ばれ続けることに疲れた彼は、突如冒険者を引退し、田舎へと姿を消した。
「もう戦いたくない、静かに暮らしたいんだ」
そう願ったはずなのに、彼の周りにはドラゴンやフェンリル、魔神族にエルフ、ドワーフ……あらゆる種族が集まり、最強の村が出来上がっていく!?
のんびりしたいだけの元英雄の周囲が、どんどんカオスになっていく異世界ほのぼの(?)ファンタジー。
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる