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第143話 監視
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クラリスは気配を殺して、遠くから枢機卿ラザフォードの屋敷を見張っていた。
(ラザフォードは必ず動く)
ここ数日は動きがなかったが、その夜、ついに“それ”が起きた。
月が雲に隠れ、聖都に静寂が満ちる深夜。ラザフォードの人影が屋敷の裏口から現れた。長衣に身を包み、護衛も連れずに一人。手には聖具ではなく、魔導の気配を帯びた小さな箱を携えている。
「……動いた」
クラリスは気配を読まれぬよう距離を保ちつつ、素早く影に潜む。
ラザフォードは聖都の外周路を回るように進み、やがて郊外の森へと消えていく。
向かった先は、かつて信徒の学び舎として用いられ、今は廃墟となった〈旧アウレリウス修道院〉。半ば崩れた尖塔と蔦に覆われた石壁が、闇夜の中に不気味な輪郭を浮かび上がらせている。
修道院の前で足を止めたラザフォードは、周囲を鋭く見回した。その視線はまるで“尾けられていること”を懸念しているかのようだったが、クラリスの気配遮断は完璧だった。
やがて彼は、崩れかけた扉の隙間から内部へと入っていく。
クラリスは、廃修道院の外壁にそって、音を立てぬように移動し、蔦の陰から内部の様子を窺った。
──現れたのは、もう一人。黒いフードを目深に被った男。刃部特有の動き……。
その気配は、戦闘訓練を受けた者特有の“静かなる殺気”を纏っている。
(……連絡員というよりは、おそらく〈黒翼〉の刺客ね)
クラリスは息を呑んだ。
二人は修道院の中央聖堂跡にて、声を潜めて会話を始めたが、石壁に音が吸われるのか、言葉の内容までは拾えない。
だが、やり取りの仕草や雰囲気、特にラザフォードが小箱を手渡す場面は、ただの情報交換ではないことを示していた。
(……何かを渡している……?)
やがて会話を終えた二人は、警戒を緩めぬまま、それぞれ別方向へと姿を消す。
ラザフォードは聖都方面へと、黒フードの男は街道を南へと進んでいった。
クラリスは即座に判断を下す。
(今は──この男を追う)
ラザフォードの帰還は既に確定している。だが、この男がどこへ向かうのか、誰と接触するのか。それこそが核心に迫る道。
彼女は静かに身を翻し、〈黒翼〉の刺客の後を追った。
月光が再び顔を出し、修道院の石壁に、フードの男と、それを追う影──クラリスの影を、交差させていた。
◆
夜の冷気が肌を刺す中、クラリスは黒フードの男を追っていた。足音一つ立てず、気配を極限まで絞って、距離を保ちながら。
男は街道を進み、途中で人目を避けるように脇道へと入っていく。馬も馬車も使わず、ひたすら歩く。その動きに無駄はなく、地理にも精通している様子だった。途中、何度か振り返る素振りも見せたが、クラリスは既にその反応を見越し、木の陰や石積みに身を溶け込ませていた。
(完全に訓練された刃部……。だが、こちらも審問官。見破られるわけにはいかない)
山裾に広がる森林地帯へ差しかかると、男はさらに慎重になった。岩陰に隠されたわずかな踏み跡を辿り、道なき道を進んでいく。森の奥、谷を挟んだ対岸には崩れた砦のような建造物が見えた。
(……あれか)
そこは旧国境警備のために使われていた小砦の廃墟。聖教国の版図が拡大した数十年前に放棄され、今では地図からも消された場所。
だが、クラリスの記憶には残っていた。
男は砦跡の裏手へ回り、地下通路のような入口を確認すると、慎重に結界を解除して中へ入っていく。その手際は手慣れており、古びた結界が“味方にだけ開かれるよう”細工されていることを示していた。
(この場所……完全に隠れ家として再利用されている……!)
砦の上部は半壊しているが、地下部分は意図的に保存され、拠点として使われている気配があった。入口近くの地面には、幾度も通った跡──足跡が複数確認できる。それらはすべて、聖教国の装備とは異なる靴底の形状だった。
(ここに……複数人が潜伏している……。おそらく〈黒翼〉の連絡拠点)
クラリスは心の中で息をつき、即時突入の誘惑を断ち切る。
今は情報を持ち帰ることが優先だ。そして何より、ここには敵が一人ではない可能性が高い。
(証拠は掴んだ。……あとは、引き際を誤らないこと)
彼女は慎重に森の陰へと後退し、痕跡を消しながら来た道を戻り始めた。その足取りは、まるで“闇を裂く刃”のように静かで鋭い。
夜の深淵に沈むその砦には、やがて灯りがともった。外からは見えぬよう工夫された、地下通路奥の微かな魔光。そこで、確かに何かが──動いていた。
◆
聖堂の奥深く、厳重に封じられた小さな会議室。そこには既にセラフィーナとセリーヌ、さらに数名の信頼できる高位審問官が集まっていた。
「……ここまで大胆に侵入を繰り返していたのか」
セリーヌが呟く。
「老修道士のすり替え、台帳の改ざん、結界の細工……裏で長い時間をかけて根を張っていたようだ。だが、その全容がようやく見えてきた」
そこへ、ラザフォードの動きを監視していたクラリスが戻ってきた。
「……確証を得ました。ラザフォード枢機卿が密かに接触していたのは〈黒翼〉の刃部。その男を尾行した結果、郊外の旧砦地下が連絡拠点として使われていることを突き止めました。現在も複数名が潜伏中と見られます」
クラリスは自ら作成した地図を広げ、砦の構造、地形の死角、監視の薄い時間帯などを細かく説明した。
セラフィーナはクラリスに感謝の言葉を告げると、すぐさま決断した。
「内部調査を本格化させます。クラリス、セリーヌ。禁書庫関係者の再洗い出し、枢機卿への秘密監視の強化、さらに情報封鎖の徹底をお願いします。これ以上、彼らに逃げ道を与えてはなりません」
「承知いたしました」
クラリスとセリーヌが即座に応じる。
「そして……突入作戦を準備します」
セラフィーナの目が厳しく光る。
「ただし、正式な枢機卿会議には諮りません。この件は、完全に“内密に”行います。参加させるのは、我々が信頼できる者のみに限定を」
クラリスが提案する。
「砦周辺の魔力反応はそれほど強くありません。現段階では調査隊規模の動きでも対応可能かと。ただ、相手が逃げる可能性も考慮すべきです」
セリーヌが続ける。
「……ラザフォードを動かすには、尻尾を掴んだという決定的な証拠がもう一手必要です。できれば、砦の内部に踏み込む前に〈黒翼〉とのやり取りを記録した証拠を抑えたい」
「となれば……」
セラフィーナは数瞬の沈黙の後、告げた。
「──もう一度、クラリスに潜入任務をお願いします」
周囲が一瞬、息を呑む。
だがクラリスはわずかに頷いた。
「承知いたしました。次は内部へ入ります。証拠を、確実に持ち帰ってみせます」
こうしてセラフィーナは、表向きには何も変わらぬ平穏を装いながら、深く静かに、〈黒翼〉──ラザフォードに対する包囲網を絞めていった。
刃と真実が交差するその時は、刻一刻と迫っていた。
(ラザフォードは必ず動く)
ここ数日は動きがなかったが、その夜、ついに“それ”が起きた。
月が雲に隠れ、聖都に静寂が満ちる深夜。ラザフォードの人影が屋敷の裏口から現れた。長衣に身を包み、護衛も連れずに一人。手には聖具ではなく、魔導の気配を帯びた小さな箱を携えている。
「……動いた」
クラリスは気配を読まれぬよう距離を保ちつつ、素早く影に潜む。
ラザフォードは聖都の外周路を回るように進み、やがて郊外の森へと消えていく。
向かった先は、かつて信徒の学び舎として用いられ、今は廃墟となった〈旧アウレリウス修道院〉。半ば崩れた尖塔と蔦に覆われた石壁が、闇夜の中に不気味な輪郭を浮かび上がらせている。
修道院の前で足を止めたラザフォードは、周囲を鋭く見回した。その視線はまるで“尾けられていること”を懸念しているかのようだったが、クラリスの気配遮断は完璧だった。
やがて彼は、崩れかけた扉の隙間から内部へと入っていく。
クラリスは、廃修道院の外壁にそって、音を立てぬように移動し、蔦の陰から内部の様子を窺った。
──現れたのは、もう一人。黒いフードを目深に被った男。刃部特有の動き……。
その気配は、戦闘訓練を受けた者特有の“静かなる殺気”を纏っている。
(……連絡員というよりは、おそらく〈黒翼〉の刺客ね)
クラリスは息を呑んだ。
二人は修道院の中央聖堂跡にて、声を潜めて会話を始めたが、石壁に音が吸われるのか、言葉の内容までは拾えない。
だが、やり取りの仕草や雰囲気、特にラザフォードが小箱を手渡す場面は、ただの情報交換ではないことを示していた。
(……何かを渡している……?)
やがて会話を終えた二人は、警戒を緩めぬまま、それぞれ別方向へと姿を消す。
ラザフォードは聖都方面へと、黒フードの男は街道を南へと進んでいった。
クラリスは即座に判断を下す。
(今は──この男を追う)
ラザフォードの帰還は既に確定している。だが、この男がどこへ向かうのか、誰と接触するのか。それこそが核心に迫る道。
彼女は静かに身を翻し、〈黒翼〉の刺客の後を追った。
月光が再び顔を出し、修道院の石壁に、フードの男と、それを追う影──クラリスの影を、交差させていた。
◆
夜の冷気が肌を刺す中、クラリスは黒フードの男を追っていた。足音一つ立てず、気配を極限まで絞って、距離を保ちながら。
男は街道を進み、途中で人目を避けるように脇道へと入っていく。馬も馬車も使わず、ひたすら歩く。その動きに無駄はなく、地理にも精通している様子だった。途中、何度か振り返る素振りも見せたが、クラリスは既にその反応を見越し、木の陰や石積みに身を溶け込ませていた。
(完全に訓練された刃部……。だが、こちらも審問官。見破られるわけにはいかない)
山裾に広がる森林地帯へ差しかかると、男はさらに慎重になった。岩陰に隠されたわずかな踏み跡を辿り、道なき道を進んでいく。森の奥、谷を挟んだ対岸には崩れた砦のような建造物が見えた。
(……あれか)
そこは旧国境警備のために使われていた小砦の廃墟。聖教国の版図が拡大した数十年前に放棄され、今では地図からも消された場所。
だが、クラリスの記憶には残っていた。
男は砦跡の裏手へ回り、地下通路のような入口を確認すると、慎重に結界を解除して中へ入っていく。その手際は手慣れており、古びた結界が“味方にだけ開かれるよう”細工されていることを示していた。
(この場所……完全に隠れ家として再利用されている……!)
砦の上部は半壊しているが、地下部分は意図的に保存され、拠点として使われている気配があった。入口近くの地面には、幾度も通った跡──足跡が複数確認できる。それらはすべて、聖教国の装備とは異なる靴底の形状だった。
(ここに……複数人が潜伏している……。おそらく〈黒翼〉の連絡拠点)
クラリスは心の中で息をつき、即時突入の誘惑を断ち切る。
今は情報を持ち帰ることが優先だ。そして何より、ここには敵が一人ではない可能性が高い。
(証拠は掴んだ。……あとは、引き際を誤らないこと)
彼女は慎重に森の陰へと後退し、痕跡を消しながら来た道を戻り始めた。その足取りは、まるで“闇を裂く刃”のように静かで鋭い。
夜の深淵に沈むその砦には、やがて灯りがともった。外からは見えぬよう工夫された、地下通路奥の微かな魔光。そこで、確かに何かが──動いていた。
◆
聖堂の奥深く、厳重に封じられた小さな会議室。そこには既にセラフィーナとセリーヌ、さらに数名の信頼できる高位審問官が集まっていた。
「……ここまで大胆に侵入を繰り返していたのか」
セリーヌが呟く。
「老修道士のすり替え、台帳の改ざん、結界の細工……裏で長い時間をかけて根を張っていたようだ。だが、その全容がようやく見えてきた」
そこへ、ラザフォードの動きを監視していたクラリスが戻ってきた。
「……確証を得ました。ラザフォード枢機卿が密かに接触していたのは〈黒翼〉の刃部。その男を尾行した結果、郊外の旧砦地下が連絡拠点として使われていることを突き止めました。現在も複数名が潜伏中と見られます」
クラリスは自ら作成した地図を広げ、砦の構造、地形の死角、監視の薄い時間帯などを細かく説明した。
セラフィーナはクラリスに感謝の言葉を告げると、すぐさま決断した。
「内部調査を本格化させます。クラリス、セリーヌ。禁書庫関係者の再洗い出し、枢機卿への秘密監視の強化、さらに情報封鎖の徹底をお願いします。これ以上、彼らに逃げ道を与えてはなりません」
「承知いたしました」
クラリスとセリーヌが即座に応じる。
「そして……突入作戦を準備します」
セラフィーナの目が厳しく光る。
「ただし、正式な枢機卿会議には諮りません。この件は、完全に“内密に”行います。参加させるのは、我々が信頼できる者のみに限定を」
クラリスが提案する。
「砦周辺の魔力反応はそれほど強くありません。現段階では調査隊規模の動きでも対応可能かと。ただ、相手が逃げる可能性も考慮すべきです」
セリーヌが続ける。
「……ラザフォードを動かすには、尻尾を掴んだという決定的な証拠がもう一手必要です。できれば、砦の内部に踏み込む前に〈黒翼〉とのやり取りを記録した証拠を抑えたい」
「となれば……」
セラフィーナは数瞬の沈黙の後、告げた。
「──もう一度、クラリスに潜入任務をお願いします」
周囲が一瞬、息を呑む。
だがクラリスはわずかに頷いた。
「承知いたしました。次は内部へ入ります。証拠を、確実に持ち帰ってみせます」
こうしてセラフィーナは、表向きには何も変わらぬ平穏を装いながら、深く静かに、〈黒翼〉──ラザフォードに対する包囲網を絞めていった。
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