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番外編
ハルとマックの出会い(1)
しおりを挟む「はあ……はぁ…」
城下町に住む、一人の女の子がいた。突如出た発熱で女の子は生死をさまよった。ここでは薬が高価だから親たちは払えるはずがなかった。
活発だった少女は今やその面影がなく、弱々しい様子をみせていた。
「ハルッ!無事で良かった!」
「……うん、良かった…」
熱がおさまり、目覚めた少女はもう以前と違っていた。
サンライト王国という国に生まれ、身分は平民。活発な女の子。それがハルだった。
だが、ある日突然高熱が出て生死の境をさまよった。結果、新たな自分が生まれた。
前世の記憶を思い出したのだ。自分が日本に住んでいて、生まれたときから持病があり、齢僅か11歳で死んでしまった過去を持っていた。
ここに生まれて初めての発熱が前世と重なったから出られたのか定かではないが昨日、思い出したのは事実。私は転生したのだろう。
病院で過ごす中で漫画やラノベはたくさん読んだ。『魔法』や『剣』が使って強敵を倒すのを見てるとドキドキする。
(私も『魔法』使えるかな…?)
ドキドキする。えっと、初級の魔法ってやっぱり「ファイア」とかかな?
「ファ、ファイアボールっ…」
炎をイメージした瞬間に自分の指先に炎が出現した。ボォーボォー燃えてて冬の今では暖かく感じた。触れてみても熱さは感じなかった。術者だと感じないとかかな?
凄く楽しく感じた。自分が求めていた『魔法』が今や自分で使えるのだから。
「ウォーターボールっ!」
今度は水球をイメージしたのに何も出なかった。
「ウォーターボール…」
今度も発動しない。定番の名前をどんどん言っても何も反応しなかった。「ファイアボール」と言ったら反応するから魔力切れではない。
「まさか……1人1属性しか魔法が使えない世界なの…?」
最悪だ…!全属性とか使えないの…?チートとかないんですか!?
「ファイア」
「ボール」を抜いてもあまり変わらなかった。じゃあ、次は……
「ハルー、夜ご飯のじか……はっ!?」
お母さんの目は私の手元、火に注目していた。まさか、みんなより魔法使えるのが早かったとか?
「お母さ…「ハルっ!あんた魔法が使えたんだね!?」
私は、誰でも魔法が使えると誤解してたらしい。この国、いや、この世界では高貴な人たち、貴族や王族などしか魔力を基本的に持たないらしい。
夜ごはんをとりあえず食べてベッドで横になって考える。平民だけど、一人っ子だから自分だけの部屋がある。
ここはいったいどういう世界なんだろう?
冒険?恋愛?考えてもわかんなくていつの間にか寝落ちしてた。
「セナン商会の次男が魔力を持っているのは知ってるね。ハルに興味をもったらしいから今日、セナン商会に行ってきな」
セナン商会!記憶の中にある。結構、デカイ商会で、次男、自慢をたくさんしてたところだ!てゆうか、なんでセナン商会の人達私が魔法使えるって知ってるの?
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出会い編なのにマックさんが登場しない…。ハルの説明回みたいなものです。今後に期待ですね( `・∀・´)ノヨロシク
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