90 / 95
クリスマス編
90 誰もが願う幸せな日常~後編~
しおりを挟むアランとふたりで車を押し、ガソリンスタンドまで辿り着いたときには日が暮れていた。
「本当に、ありがとうな、ジョン。いいのか? 何も礼がいらないってそんな……」
「いいんです。昔この道で僕たちをガソリンスタンドまで乗せていってくれた親切な人も何も受け取ってはくれませんでした。僕はそのお礼が今日できたと思っています。アランさんたちとご一緒できて楽しかったですし」
「ジョン、俺はいつか必ずおまえに恩返しする。ハーバーシティに行ったら必ずおまえの勤めてる店に寄らせてもらう。おまえもサンディエゴに来るときは声をかけてくれ。動物園や水族館だけじゃない良い穴場に連れて行ってやるからな」
「はい、綺麗な建物のある場所があればぜひ。彼女が好きなので」
「おお、そうかそうか。待ってるぞ。……ジョン、おまえがここにいたから手を貸してもらえて俺たちは助かったんだが、大切な女がいるのにおまえはなんでこの時期、こんな寂しい場所にひとりでいるんだ?」
「!」
「まあ、俺も他人のことは言えんがな。若いころは好き放題無茶やって、オリビアにずいぶんと心配をかけた。惚れてる女をあまりほったらかしにしない方がいいぞ」
ジョンは癖でポケットに手を伸ばしてから、懐中時計は既にリジーの手元にあるのを思い出した。
まだ慣れていない腕時計を見て、リジーが仕事から帰っている時間か確認した。
「すみません。電話をかけてきたいのですが、少し待っていてもらえますか」
「俺たちはガソリンを入れて、ゆっくりしてっから、気兼ねなく電話しろよ。自分がどれほど思っていたとしても、相手には伝わらない時もある。油断してあとで後悔しても遅い。女の心は移ろいやすい。しっかり捕まえておけ」
「はい」
(何をやせ我慢していたんだ。本当は、片時も離れたくはなかったはずなのに。リジーの声をずっと聞きたかったのに。すぐにでも会いたかったのに)
ジョンはガソリンスタンドにある公衆電話へ向かった。
♢♢♢♢♢♢
12月30日も終わる。今日もジョンは帰って来ないのだろうか。
(ジョンの馬鹿、早く会いたいのに、あなたは私に会いたくないの?)
リジーは、今日も閉店間際のクリスティのパン屋に滑り込んだ。
「こんばんは、リジー。お帰り」
「クリスティさん、こんばんは。ハワイアンブレッド残ってます?」
「あるわよ。最後の1個、ギリギリだったわね。待ってて、今日は焦がしたやつがあるから、おまけするわ」
「わ~! ありがとうございます!!」
リジーが焦げたパンが好きだと言ってから、たまにクリスティがそれをおまけしてくれるように
なっていた。
「食べすぎちゃだめよ。まあ、リジーはもう少しパンみたいにふっくらしても良いけどねぇ」
「は、はい」
また言われてしまったと、肩をすくめた。
ハワイアンブレッドを買って、アパートメントまで帰って来た。
灯りの点いていないシャッターの降りた<スカラムーシュ>は、寂しさを募らせる。
電話すると言われていたが、ジョンからはまだ一度も電話がかかってきていない。
それこそ毎日のように電話が鳴るのを待っていた。
一度は母親からで、うっかりがっかりしたような返事をして怒られた。
デイビッドがまだ居座っていて、煩わしいという愚痴とういうか、リジーには惚気にしか聞こえない電話だった。
娘に何をぼやいているのだろう……冷めた応対をしてしまい文句を言われた。
勝手にやって。
それより、どうしてジョンは電話をくれないのか。
電話の無い所を不眠不休でひたすら車で走っている?
(大人の余裕? 都合? そこまでして特に声を聞きたいと思わない? 何か電話できない理由があるの?)
よからぬ理由に行き着きそうだったので、リジーは考えるのをやめた。
それにしても、ふとした瞬間にジョンの事ばかり考えてしまう。
(人を大好きになるってこんなに相手を思い出してしまうんだ。ジョンがいないことが落ち着かない)
彼中心では、自分の人生ではない。彼に頼って甘えてばかりで精神的に独立していない。
少し離れたところから、自分を見られるようになりたい。
なんとなくジョンの事を考えてしまうのは良くない。
ジョンは、今頃ひとりの時間、非日常を満喫しているのだろうか。
(なんだか少し悔しい……)
その時、電話が鳴ってドキッとする。
「ハロー……」
期待で胸が苦しくなった。
――リジー? 僕だ。
その待ち望んだ声を聞いて、いろんな気持ちは結局飛び去ってしまう。
「ジョン!!」
(良かった、いつもの声。大好きな声)
――良かった。元気そうだね。怪我してない?
「……してないし」
(一番はその心配? でも嬉しい、嬉しい、ジョンの声だ!!)
リジーは受話器を握りしめ、少ししょげたり、喜んだり忙しい。
――連絡をするのが遅くなってごめん。明日、そっちに帰るよ。
「うん! 今はどの辺にいるの?」
――ラスベガス……の方かな。
「はあ?」
ジョンからは想像できない、およそ似つかわしくない場所だ。
――あー、誤解しないで。別にギャンブルしに来たわけじゃないから。ラスベガスに至るルートを車で走るのが好きなんだ。何もない丘陵地帯とか永遠に続くと錯覚するような一本道とか……。
「へえ……」
――長い年月少しずつ姿を変えながらも、そこに永遠のように存在している。
「そうだね」
いつもと変わらない声を聞いていて、少し寂しい気がしてくる。
(ジョンは、私に会わなくても全然平気みたいだ。もっとたくさん話したいことはあるのに、なかなか言葉も出てこない)
ジョンとつながっている唯一の受話器をきつく握りしめる。
――リジー、帰ったら、最初に話すことがある。
ジョンの声が急に沈んだ。
(そんな不安そうな声を出さなくても大丈夫なのに)
「……うん、わかった」
――急に腹がへったな。きみの声を聞いたら、いつもの日常が恋しくなった。
「嫌な予感するけど、いつから飲まず食わずだったの? 睡眠は?」
――さすがに水は飲んでるし、最低限食べてるし、仮眠もしてる。
「え? 大丈夫なの?」
―――帰るくらいの体力は余裕で維持できてるよ。リジー、心配しないで。
「心配するよ。気を付けてね」
――わかってる。
「シンおじさんみたいにむさくるしい人になって帰ってきたら、ハグも頬擦りもしないからね!」
――もしや魔法の鏡でも見てる? それは困るな。それ以外の事もしたいから、身綺麗にしてからきみに会うことにしよう。
「へ……!?」
(急に大人な発言止めて欲しい。変に心臓に負担がかかるから)
――じゃあ、電話を切るよ。
「あ……」
――ん? どうしたの?
「待ってるね」
――ああ、リジー、……愛してる。
「! 私も……」
(ああは言ったけど、どんなむさくるしい格好で帰ってきても、きっとジョンに抱きついてしまうに違いない。ようやく明日会える!)
電話は切られた。
(<フォレスト>で仕事して、おいしいものを食べて、気にかけてくれる大好きな人たちがいて、大好きなジョンがいて、家族がいる。これが私の幸せな日常)
リジーの心は、ようやく落ち着きを取り戻した。
♢♢♢♢♢♢
ジョンはリジーのいつも通りの明るい声を聞いて、心が温かさに包まれた気がした。
自分の居場所、彼女が待ってくれている自分の日常に帰ろう。
「ほう、甘い顔して戻ってきやがって。ラブラブなのか?」
アランの車に戻ると、ジョンはアランに冷やかされた。
助手席のオリビアは、ジョンを見て始終にこにこしていた。
大柄の男が身を小さく屈めて華奢な女性と手話でやりとりしている姿が、とても仲睦まじく見える。
妻を気遣っているのがよくわかった。
ジョンの車まで引き返す車中で、アランがふたりの馴れ初めを話始めた。
「オリビアの手話の手つきが、流れるように綺麗で優雅で、アカデミー女優の演技を見てるみたいで、目が離せなかった。一目惚れだ。耳が不自由だって知らなくてな、俺の運転が荒っぽくて、マーケットの駐車場で横切ったオリビアに車を当てちまった。まあ、オリビアは2日位の入院だったから軽傷で済んだが、俺は一生ものの重症だった。こいつの綺麗な手に心臓を鷲掴みされたからな。なになに、恥ずかしいって?」
隣で頬を赤らめて手を動かし、ぽかぽかとアランのびくともしない肩を叩くオリビアの仕草が微笑ましい。上品で清楚な感じだったが、アランにかかると可愛らしい表情を見せる。
「手話はオリビアに習った。オリビアは優秀だから相手の唇の動きで言葉を読めるんだ。俺が最初に習った手話は、もちろん〔愛してる〕だ。次に習ったのは、〔おまえを抱……〕うが……」
そこでオリビアがさっきよりも頬をさらに赤らめて、ものすごい勢いでアランの口を手で塞いだ。
そのせいで、車がぐらついた。
「アランさん、言わなくていいです。わかりましたから!」
ジョンは慌てて助け舟を出した。
「わかった、オリビア。言わねーよ」
アランは笑いながらプイと横を向いたオリビアの頬を撫でる。
「でな、意外と手話は誤解しやすいから気をつけろ。ジョン、これの意味わかるか?」
アランが後部座席のジョンを大きく振り返り、投げキスのような動作をしてみせた。
いかつい髭の男がすると、なかなか言いようのない微妙な空気になる。
「それは……わかります。学校の奉仕活動の手話の授業で習いました。〔ありがとう〕の意味ですよね」
「お~知っていたか。でも、この動作を可愛い女にじっと見つめられてされてみろ、絶対〔好きです!〕だと思うだろう?」
「え~っと、そう、ですね」
ジョンは次の展開がなんとなく想像でき、返答に苦しむ。
「入院したオリビアを毎日見舞いに行って、退院の日は、彼女を病院から家まで送った。家に着いて別れ際、オリビアがこれを俺にするもんだから、てっきり俺に惚れたんだと勘違いして、その場で……」
「アランさん! わかりましたから、もう……」
ジョンが言い終わらないうちに、またもやオリビアがアランの口を必死におさえにかかった。
「わかった、わかった、落ち着けオリー……」
オリビアが高速手話で、アランに何か訴えているようだ。
アランは苦笑しながらオリビアの頭を撫でた。
「これ以上、何も言うなってさ」
「そうでしょうね」
初対面の自分にぺらぺら喋る内容ではない。
「俺はオリビアを怪我させたから責任をとったわけじゃなく、心底惚れたから結婚した。最後に習った手話は〔結婚してくれ〕だ」
「!!」
アランが言い切った言葉は、ジョンの胸にも響いた。何かがこみ上げてくる。
アランの言葉に、オリビアがとても幸せそうな、まるでハイビスカスの花が咲きほころぶような笑顔を見せた。
ジョンの心につかえていたものが、溶かされて行く。
大切なことは何なのか、気づかせてもらった気がした。
「オリビアは話すことはできないが、声は少し出せる。ベッドで声を聞いたときは、天使かと思った。可愛くてもう、他の男には絶対聞かせたくねえって思っ……痛ててて!!」
オリビアは火が出るほど顔を真っ赤にさせながら、とうとうアランの頬を思い切りつねった。
「で、ジョンのガールフレンドはどんな女なんだ?」
アランが赤くなった頬をさすりながらジョンに聞いて来た。
「彼女は……小柄で可愛いです。ファーストフード店の風に飛ばされたパラソルに当たったり、階段で転んだり、街路樹にぶつかったり、犬に噛まれたり……」
「おいおい、おまえの女、なんか悪運を背負い込んでるのか?」
アランが笑いながら呆れた顔をしてみせた。
「それでも彼女は前向きです。それに、僕がずっと彼女のそばにいるつもりです。彼女は僕にとって暖かい光です。彼女の明るい笑顔を見れば心が温かくなって、そばにいるだけで安らぎで満たされます。慌てた顔も困った表情すら愛しくて。彼女がいなければ、今の僕は別人だったかもしれません」
「おまえも冷静な顔して意外とのろける奴なんだな」
「すみません」
「いや、彼女のことを話すときは優しい良い顔をしていたとオリビアが言っている」
「そうですか?」
ジョンに向かってオリビアが控えめに微笑んでいる。
「まあ、それだけ大切な女なら、絶対放すなよ」
「はい、すぐに彼女の元に帰ります」
アランの車は、道路沿いのジョンの車が置かれたままの場所まで戻ってきた。
ジョンは袋の切れ端に書いたような住所と名前、電話番号をアランから渡された。
渡されながら、手をがっちり握られた。
「ありがとうな。会えて良かったよ。またな、ジョン!」
「僕もあなたたちに会えて嬉しかったです。アランさん、オリビアさんも、お元気で」
ジョンはラスベガス方面へ向って走り出したアランの車を見送った。
(帰ろう。リジーとの幸せな日常に)
ジョンは自分の車に乗りこむと、エンジンをスタートさせた。
0
あなたにおすすめの小説
辺境伯夫人は領地を紡ぐ
やまだごんた
恋愛
王命によりヴァルデン辺境伯に嫁ぐことになった、前ベルンシュタイン公爵令嬢のマルグリット。
しかし、彼女を待っていたのは60年にも及ぶ戦争で荒廃し、冬を越す薪すら足りない現実だった。
物資も人手も足りない中、マルグリットは領地の立て直しに乗り出す。
戦しか知らなかったと自省する夫と向き合いながら、少しずつ築かれていく夫婦の距離。
これは、1人の女性が領地を紡ぎ、夫と共に未来を作る「内政×溺愛」の物語です。
全50話の予定です
※表紙はイメージです
※アルファポリス先行公開(なろうにも転載予定です)
10年引きこもりの私が外に出たら、御曹司の妻になりました
専業プウタ
恋愛
25歳の桜田未来は中学生から10年以上引きこもりだったが、2人暮らしの母親の死により外に出なくてはならなくなる。城ヶ崎冬馬は女遊びの激しい大手アパレルブランドの副社長。彼をストーカーから身を張って助けた事で未来は一時的に記憶喪失に陥る。冬馬はちょっとした興味から、未来は自分の恋人だったと偽る。冬馬は未来の純粋さと直向きさに惹かれていき、嘘が明らかになる日を恐れながらも未来の為に自分を変えていく。そして、未来は恐れもなくし、愛する人の胸に飛び込み夢を叶える扉を自ら開くのだった。
天然だと思ったギルド仲間が、実は策士で独占欲強めでした
星乃和花
恋愛
⭐︎完結済ー本編8話+後日談7話⭐︎
ギルドで働くおっとり回復役リィナは、
自分と似た雰囲気の“天然仲間”カイと出会い、ほっとする。
……が、彼は実は 天然を演じる策士だった!?
「転ばないで」
「可愛いって言うのは僕の役目」
「固定回復役だから。僕の」
優しいのに過保護。
仲間のはずなのに距離が近い。
しかも噂はいつの間にか——「軍師(彼)が恋してる説」に。
鈍感で頑張り屋なリィナと、
策を捨てるほど恋に負けていくカイの、
コメディ強めの甘々ギルド恋愛、開幕!
「遅いままでいい――置いていかないから。」
恋と首輪
山猫
恋愛
日本屈指の名門・城聖高校には、生徒たちが逆らえない“首輪制度”が存在する。
絶対的支配者・東雲財閥の御曹司、東雲 蓮の「選んだ者」は、卒業まで彼の命令に従わなければならない――。
地味で目立たぬ存在だった月宮みゆは、なぜかその“首輪”に選ばれてしまう。
冷酷非情と思っていた蓮の、誰にも見せない孤独と優しさに触れた時、みゆの心は静かに揺れはじめる。
「おめでとう、今日から君は俺の所有物だ。」
イケメン財閥御曹司
東雲 蓮
×
「私はあなたが嫌いです。」
訳あり平凡女子
月宮 みゆ
愛とか恋なんて馬鹿らしい。 愚かな感情だ。
訳ありのふたりが、偽りだらけの学園で紡ぐカーストラブ。
「25歳OL、異世界で年上公爵の甘々保護対象に!? 〜女神ルミエール様の悪戯〜」
透子(とおるこ)
恋愛
25歳OL・佐神ミレイは、仕事も恋も完璧にこなす美人女子。しかし本当は、年上の男性に甘やかされたい願望を密かに抱いていた。
そんな彼女の前に現れたのは、気まぐれな女神ルミエール。理由も告げず、ミレイを異世界アルデリア王国の公爵家へ転移させる。そこには恐ろしく気難しいと評判の45歳独身公爵・アレクセイが待っていた。
最初は恐怖を覚えるミレイだったが、公爵の手厚い保護に触れ、次第に心を許す。やがて彼女は甘く溺愛される日々に――。
仕事も恋も頑張るOLが、異世界で年上公爵にゴロニャン♡ 甘くて胸キュンなラブストーリー、開幕!
---
死んでるはずの私が溺愛され、いつの間にか救国して、聖女をざまぁしてました。
みゅー
恋愛
異世界へ転生していると気づいたアザレアは、このままだと自分が死んでしまう運命だと知った。
同時にチート能力に目覚めたアザレアは、自身の死を回避するために奮闘していた。するとなぜか自分に興味なさそうだった王太子殿下に溺愛され、聖女をざまぁし、チート能力で世界を救うことになり、国民に愛される存在となっていた。
そんなお話です。
以前書いたものを大幅改稿したものです。
フランツファンだった方、フランツフラグはへし折られています。申し訳ありません。
六十話程度あるので改稿しつつできれば一日二話ずつ投稿しようと思います。
また、他シリーズのサイデューム王国とは別次元のお話です。
丹家栞奈は『モブなのに、転生した乙女ゲームの攻略対象に追いかけられてしまったので全力で拒否します』に出てくる人物と同一人物です。
写真の花はリアトリスです。
理想の男性(ヒト)は、お祖父さま
たつみ
恋愛
月代結奈は、ある日突然、見知らぬ場所に立っていた。
そこで行われていたのは「正妃選びの儀」正妃に側室?
王太子はまったく好みじゃない。
彼女は「これは夢だ」と思い、とっとと「正妃」を辞退してその場から去る。
彼女が思いこんだ「夢設定」の流れの中、帰った屋敷は超アウェイ。
そんな中、現れたまさしく「理想の男性」なんと、それは彼女のお祖父さまだった!
彼女を正妃にするのを諦めない王太子と側近魔術師サイラスの企み。
そんな2人から彼女守ろうとする理想の男性、お祖父さま。
恋愛よりも家族愛を優先する彼女の日常に否応なく訪れる試練。
この世界で彼女がくだす決断と、肝心な恋愛の結末は?
◇◇◇◇◇設定はあくまでも「貴族風」なので、現実の貴族社会などとは異なります。
本物の貴族社会ではこんなこと通用しない、ということも多々あります。
R-Kingdom_1
他サイトでも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる