私とドールの日常

ミカリン

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かくかくしかじかの魔法

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「美味しい…♪」
「それはよかった!まだまだたくさんあるから沢山食べてね。」
「うんっ!」

私はデパートでみずかになごやんを買ってもらった。
ふわふわな皮をかぶりつくと口の中で甘い味が広がり私の口の中が幸せになって…

「ほっぺたが落ちちゃう~!」
「あはは(笑)そんなによかった?」
「うんっ!ありがとう!」
「いえいえ」
「それでね、私がみずかを探してたことなんだけど…」
「うん、わからないことだらけで…なんで私を探してたの?」
「それはかくかくしかじかで…」
「はい?」
「あれぇ?」
「かくかくしかじかじゃわからないよ。」
「なんで!?」
「それこっちのセリフだよ。」
「人間界にはかくかくしかじかっていう説明を省ける超便利な言葉があるんじゃないの!?」
「それは漫画の技だよ。」
「そんな…じゃああれ全部説明しなきゃいけないの………?やだ。」
「やだぁ!?………えっと、なごやんのことと言いエスティアは人間界の知識をどこで身につけたの?」
「人間界の漫画だよ!あと小さな頃から本を読んでいたの!」
「今でも小さいじゃないの…。もしかして私が思ってるより大きいのかな?いくつ?」
「私には年齢の概念がないよ!でも、学園では5年生なの!」 
「へぇー。」
「マリェイトを卒業すると人間界へ行って人間を癒す仕事に就くことができるんだ!」
「そうなんだ。」
「だからマリェイトにいるドールはニンゲンにすごーく興味を持ってるよ!私は人間界の知識にも興味があるよ!あ、本で調べて小説を書いたんだけど読んでみる~?」
「うん、読んでみる!」

私はカバンに入ってる自作の小説pipiえぴえすと言うニンゲンのハンドガンの競技を題材にした小説をみずかに手渡した。

「……………よく書けてるじゃん。」
「でしょう!?頑張ったんだ!」
「文章書くの好きなの?」
「うん!文字を書くのが好き!その私の歴史はねー…」
私は…
1年で辞書を使って言葉を覚えてたこと
2年でテスト用紙の裏に新聞を書いていたこと
3年で漫画を描いていたこと
4年でかんたんな自作小説を書いていたこと
5年でマリェイトのインターネットで小説発表していたことを話した。

「………こんな感じで文章で遊んでいたの!」
「インターネットで小説発表!?」
「うん。大きな声じゃ言えないんだけど、動画の内容を文章にして盗作してたの!」
「だめでしょ!!!」
「それがいけないことって知らなかったんだもん!!!悪い!?」
「逆ギレ!?」
「ぷんすこぷんすこ!怒」
「口でプンスコって言って怒ってる人初めてみた…」
「話がずれちゃった。えっとね、私はマリェイトで劣等生で~…」

私はマリェイトにいた時のことから迷子になるまでを事細かく話した。

かくかくしかじかが通用しないなんて初めて知ったよ!
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