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エルナンド2
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「フェリシアが夜会に参加しなかったのは、侯爵家から嫌がらせをされたら困るからと言う理由も大きいが、伯爵家全員がフェリシアが可愛くて外に出さなかったと言う面も大きいがな…いい歳をした未婚の令嬢が夜会に出席しないとなると変な噂も立つだろう?」
「兄上、変な噂とは?私は他国にいたのでその辺は疎くて…」
最近戻ってきたエクトルは社交界の噂に疎い
「病弱だとか、性格が悪いとかそんな感じだよ、学園に登校しているし、茶会には出ているからフェリシアが可愛いのはみんな知っているから単なる嫉妬のようなものだ」
そんな噂も知らなかった…
出なくて良いなら面倒な夜会は行きたくない
「アリシアは昔からモテていたし、求婚もたくさん寄せられていた、その分嫌がらせも多く受けていたよ」
アリシアには秘密だぞ!と念押しされた
「教科書は破られるし、物は盗まれるし勝手にアリシアに懸念した子息の婚約者に嫌がらせをよく受けていた」
顔を青くして悲しい顔をするフェリシア
「アリシアは強くてな…」
くっくっく…と笑うエルナンド
「人を責めるより自分の婚約者と話し合いをしなさい!私の物に当たるより、まず自分の気持ちと向き合いなさい!などと言ってなぁ…ショックを受けていただろうによく令嬢達と戦っていたよ、その後不思議と仲良くなっていて皆アリシアを慕うんだよ」
「わたくしにはとても優しくて、穏やかな姉でした」
「それもまたアリシアだよ、君のことをとても大切に思っていたし、自分の時のような事が起こらないようにと、心配していた」
「………」
「陛下にエクトルとの婚約を持ちかけられて、伯爵はフェリシアをと思ったらしいのだが、エミリオの事もあった。だからアリシアになった、しかし今まで縁談を断っていたのに急にエクトルと婚約なんておかしいから本人に聞いた。すると答えはな、エクトルの人柄をまず見たいと言っていた。それを踏まえて会わせたいと言っていた」
エクトルを見る
「会わせたい?」
「あぁ、アリシアはお前の性格や趣味を聞いてきたよ」
「私の人柄を見てフェリシアに会わせようとしていたという事ですか?」
「…お姉様が本当にそんな事!」
王族相手に人柄を見るなんて…そんな事知られたら不敬罪だ!
変わった事がバレないようについた嘘だったのに、まさか本当だったとは…
冷や汗が出る
「おまえはアリシアといてアリシアに恋をしなかったか?」
楽しそうにエルナンドは言う
「美しいとは思いましたが恋とは違いますね」
即答するエクトル
「普通はアリシアのような美しい令嬢が婚約者だと自慢したくなるだろう?」
「そんなものなんですかね…?分かりませんが…」
「アリシアが婚約者だと思っていたエミリオからしたら面白くないだろう。夜会で堂々とフェリシアと仲が良いところを見せつけていたらエミリオから反感を買ったんだろう…」
「フェリシアのお披露目ですよ?」
困ったように答えるエクトル
「フェリシアを奪われたと思っている。エミリオの方が先に求婚していたから。しかもデビュタント以来に見たフェリシアは更に美しくなっている、それも自分の弟の婚約者として。お前たちの婚約式の時のあいつはとても面倒だった。両陛下と伯爵に婚約を許さないと言っていたよ」
フェリシアを見るエルナンド
「しかも、フェリシアには隙がある!」
ビシッと指を差す
「えっ?」
驚き変な声が出る
「わたくし、ですか?」
うんと頷くエルナンド
「アリシアの代わりにエクトルと急に婚約したからな、それならフェリシアはエクトルじゃなくてもいいと思うだろう」
「私はフェリシアが良いんです!」
エルナンドに必死に伝える
「それはわかってるよ」
くっくっく…と笑う
「フェリシアはエクトルの事をどう思っているんだ?」
「わたくしは、姉のスペアなのだと思っています…このままエクトル様の婚約者で居て良いのか分かりません」
悲しそうに伝えた
「兄上、変な噂とは?私は他国にいたのでその辺は疎くて…」
最近戻ってきたエクトルは社交界の噂に疎い
「病弱だとか、性格が悪いとかそんな感じだよ、学園に登校しているし、茶会には出ているからフェリシアが可愛いのはみんな知っているから単なる嫉妬のようなものだ」
そんな噂も知らなかった…
出なくて良いなら面倒な夜会は行きたくない
「アリシアは昔からモテていたし、求婚もたくさん寄せられていた、その分嫌がらせも多く受けていたよ」
アリシアには秘密だぞ!と念押しされた
「教科書は破られるし、物は盗まれるし勝手にアリシアに懸念した子息の婚約者に嫌がらせをよく受けていた」
顔を青くして悲しい顔をするフェリシア
「アリシアは強くてな…」
くっくっく…と笑うエルナンド
「人を責めるより自分の婚約者と話し合いをしなさい!私の物に当たるより、まず自分の気持ちと向き合いなさい!などと言ってなぁ…ショックを受けていただろうによく令嬢達と戦っていたよ、その後不思議と仲良くなっていて皆アリシアを慕うんだよ」
「わたくしにはとても優しくて、穏やかな姉でした」
「それもまたアリシアだよ、君のことをとても大切に思っていたし、自分の時のような事が起こらないようにと、心配していた」
「………」
「陛下にエクトルとの婚約を持ちかけられて、伯爵はフェリシアをと思ったらしいのだが、エミリオの事もあった。だからアリシアになった、しかし今まで縁談を断っていたのに急にエクトルと婚約なんておかしいから本人に聞いた。すると答えはな、エクトルの人柄をまず見たいと言っていた。それを踏まえて会わせたいと言っていた」
エクトルを見る
「会わせたい?」
「あぁ、アリシアはお前の性格や趣味を聞いてきたよ」
「私の人柄を見てフェリシアに会わせようとしていたという事ですか?」
「…お姉様が本当にそんな事!」
王族相手に人柄を見るなんて…そんな事知られたら不敬罪だ!
変わった事がバレないようについた嘘だったのに、まさか本当だったとは…
冷や汗が出る
「おまえはアリシアといてアリシアに恋をしなかったか?」
楽しそうにエルナンドは言う
「美しいとは思いましたが恋とは違いますね」
即答するエクトル
「普通はアリシアのような美しい令嬢が婚約者だと自慢したくなるだろう?」
「そんなものなんですかね…?分かりませんが…」
「アリシアが婚約者だと思っていたエミリオからしたら面白くないだろう。夜会で堂々とフェリシアと仲が良いところを見せつけていたらエミリオから反感を買ったんだろう…」
「フェリシアのお披露目ですよ?」
困ったように答えるエクトル
「フェリシアを奪われたと思っている。エミリオの方が先に求婚していたから。しかもデビュタント以来に見たフェリシアは更に美しくなっている、それも自分の弟の婚約者として。お前たちの婚約式の時のあいつはとても面倒だった。両陛下と伯爵に婚約を許さないと言っていたよ」
フェリシアを見るエルナンド
「しかも、フェリシアには隙がある!」
ビシッと指を差す
「えっ?」
驚き変な声が出る
「わたくし、ですか?」
うんと頷くエルナンド
「アリシアの代わりにエクトルと急に婚約したからな、それならフェリシアはエクトルじゃなくてもいいと思うだろう」
「私はフェリシアが良いんです!」
エルナンドに必死に伝える
「それはわかってるよ」
くっくっく…と笑う
「フェリシアはエクトルの事をどう思っているんだ?」
「わたくしは、姉のスペアなのだと思っています…このままエクトル様の婚約者で居て良いのか分かりません」
悲しそうに伝えた
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