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外出禁止のルシア
領地では父と母と話し合い、今までの誤解を解消することが出来た
私も意固地になっていたから反省すべき点である。領地での仕事を一旦終わらせ、両親共々王都へと戻る事になった。
父も母もそれは優しく気遣ってくれた。
少し恥ずかしかったが喜びの方が勝った
王都の邸に戻るとカインが出迎えてくれた
「お兄様にお話があるの」
「もちろん聞く、例の件だな」
こくんと頷くと両親も頷いた
「母上、ルシアが外出禁止の命令を破りました、注意した所泣き叫ばれたので、部屋から出さないように見張りを付けてあります」
両親が笑みを浮かべるが優しい笑みではなく明らかに怒っている顔だ
「分かりました、カインまず貴方にお話があるの、リージアは着替えてから来なさい」
母に言われた通り着替えをする為部屋にいく
「お兄様…驚いているだろうなぁ」
着替えを終え両親とカインが話をしている部屋に入ったらカインが呆然としていた
「お兄様、驚きましたよね…私も話を聞いた時はびっくりしてしまって…」
リージアがカインの隣に腰掛けた
「そうだな…兄妹として育ってきたからそれは、それで良いとして、子爵家を継ぐのがルシアとはな…」
「そうですね」
と答えるしかなかった
「明日陛下にリージアの婚約解消の話をしに行くカインも来てくれ」
父が厳しい表情でカインを見る
「はい、もちろんそのつもりです」
「よし!この話は終わりだ、ルシアをここに呼べ」
執事が頭を下げてルシアを呼びに行く
「お呼びですかぁ?わぁお揃いですね」
母の隣には父が座っている、リージアの隣にはカインが
「お姉様場所を空けてください」
口を尖らせルシアが言う
「ルシアはそこに座りなさい」
母に指示された席は1人掛けだ
「ルシアだけ仲間外れですか!悲しい、ぐずっ」
席に座り泣き出すルシア
「まず、自分の名前を言う時は私と言いなさい、いい歳をして恥ずかしいと思わないの?」
ピシャリと母がルシアに注意する
「えっ!お母様?」
ぴたりと泣き止むルシア
…嘘泣きかい!と心で突っ込むリージア
「外出禁止と言いましたね?なぜ約束を守らないの?」
「だって、ぐすん、みんないないんだもん、寂しくて、ぐすん」
嘘泣きだろうな…と思いルシアを見た。
中々の演技派だ。とリージアは心の中で勉強になります、と密かに思っていた
「どこへ行ってきたの?」
今までの母とは違う冷めた顔だ
「気になる方がいて、誰もいないから寂しくて慰めてもらおうと思って、ぐすっ」
目に手を当てて悲しくて泣いていると言うふりをしている
チラッと様子を見てくるものだからバレバレだ…演技…下手なのか?
「陛下から聞いたがルシアには気になっている人がいるんだって?」
父からルシアへの質問に
「はいっ、います!」
元気に答えるルシア
「その彼を紹介してくれるんだって?」
「はいっ、近いうちに」
「お母様から聞いたが、どうやらその彼には婚約者がいるそうだが?」
「はいっ、でも譲ってくれると思います。フェ、あっ!彼もルシアの事を気になるそうですから!」
えへへと笑う
「そうか…それでは単刀直入に言う、明日リージアの婚約は解消する様にと陛下に願い出る」
「えっ!」
ぱぁっーと顔が明るくなるルシア
私も意固地になっていたから反省すべき点である。領地での仕事を一旦終わらせ、両親共々王都へと戻る事になった。
父も母もそれは優しく気遣ってくれた。
少し恥ずかしかったが喜びの方が勝った
王都の邸に戻るとカインが出迎えてくれた
「お兄様にお話があるの」
「もちろん聞く、例の件だな」
こくんと頷くと両親も頷いた
「母上、ルシアが外出禁止の命令を破りました、注意した所泣き叫ばれたので、部屋から出さないように見張りを付けてあります」
両親が笑みを浮かべるが優しい笑みではなく明らかに怒っている顔だ
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「そうだな…兄妹として育ってきたからそれは、それで良いとして、子爵家を継ぐのがルシアとはな…」
「そうですね」
と答えるしかなかった
「明日陛下にリージアの婚約解消の話をしに行くカインも来てくれ」
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「はい、もちろんそのつもりです」
「よし!この話は終わりだ、ルシアをここに呼べ」
執事が頭を下げてルシアを呼びに行く
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母の隣には父が座っている、リージアの隣にはカインが
「お姉様場所を空けてください」
口を尖らせルシアが言う
「ルシアはそこに座りなさい」
母に指示された席は1人掛けだ
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席に座り泣き出すルシア
「まず、自分の名前を言う時は私と言いなさい、いい歳をして恥ずかしいと思わないの?」
ピシャリと母がルシアに注意する
「えっ!お母様?」
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「そうか…それでは単刀直入に言う、明日リージアの婚約は解消する様にと陛下に願い出る」
「えっ!」
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