お姉さまに婚約者を奪われたけど、私は辺境伯と結ばれた~無知なお姉さまは辺境伯の地位の高さを知らない~
サイドル王国の子爵家の次女であるテレーズは、長女のマリアに婚約者のラゴウ伯爵を奪われた。
その後、テレーズは辺境伯カインとの婚約が成立するが、マリアやラゴウは所詮は地方領主だとしてバカにし続ける。
しかし、無知な彼らは知らなかったのだ。西の国境線を領地としている辺境伯カインの地位の高さを……。
貴族としての基本的な知識が不足している二人にテレーズは失笑するのだった。
そしてその無知さは取り返しのつかない事態を招くことになる──。
その後、テレーズは辺境伯カインとの婚約が成立するが、マリアやラゴウは所詮は地方領主だとしてバカにし続ける。
しかし、無知な彼らは知らなかったのだ。西の国境線を領地としている辺境伯カインの地位の高さを……。
貴族としての基本的な知識が不足している二人にテレーズは失笑するのだった。
そしてその無知さは取り返しのつかない事態を招くことになる──。
あなたにおすすめの小説
私の記念画を横取りした義妹は、王宮の除幕式で消える絵の具の罠を知る
「――この『暁の白百合』は、エマが描いたことにして王宮へ献上する。セシル、お前は今からキャンバスの隅にある自分の署名を消しなさい」
王太后陛下の生誕六十周年祝賀会に献上する記念画。モンフォール子爵家の長女セシルが三ヶ月かけて描き上げたその大作を、父と継母は義妹エマの作品として差し出せと命じた。逆らえば、亡き母の遺した画材もスケッチブックも焼き捨てる、と。
セシルは従ったふりをして、エマの新しい署名の上に「仕上げの保護ニス」を塗る。それは、強い光と熱を浴びると上の絵の具を消し去る、母直伝の感熱消色ワニスだった。
王宮の展示室で、彼女の指に残る群青の顔料に目を留めたのは、祝賀会の芸術監督を務めるジュリアン・ヴァルモア公爵。二年前から、名もなき絵師の絵を探し続けていた人だった。
「……どうだい、セシル。今夜から俺と、最高の共犯者になってくれないか?」
窃盗の濡れ衣を着せようとする義妹の企みを逆手に取り、迎えた除幕式の当日。天窓から差し込む朝日の下で、偽りの名が消えていく。
奪われた名前と誇りを、自分の絵筆で取り戻す物語。
【完結】私が死んだ日、家族はようやく真実を知った
父にも母にも、実の兄にも、婚約者にも信じてもらえなかった公爵令嬢エリシュカ。
すべては、愛らしい妹ズザナの嘘と策略によるものだった。
身に覚えのない罪で家族から勘当され、婚約まで破棄されたエリシュカは、絶望の末に国を去る。そして、死んだものとして扱われることになった。だが、彼女を失った家族は、やがて自分たちがどれほど愚かだったかを知ることになる。
一方、エリシュカは北の公爵ラドミールに救われ、初めて自分を信じ、愛してくれる人と出会っていた。
今さら謝られても、もう遅い。
これは、愛を失った令嬢が本当の幸せを手に入れ、彼女を裏切った者たちが後悔する物語。
持参金で整えた私の部屋を、姑と義妹に明け渡せと夫が言うので離縁します。料理番の少年が、私の鉢植えを抱えてついてきました
「母上とオデットに、この部屋を使わせる」。伯爵夫人クラリスが持参金で整えた南向きの部屋を、夫は相談もなく姑と義妹に明け渡せと言い渡した。六年間、家政の帳簿も取引先への支払いも、夫の宮廷での役職をつなぐ実家の推薦も、黙って支えてきたのはクラリスだった。窓辺の銀梅花まで捨てられた朝、彼女は静かに支えを引き上げ、離縁を決める。鉢植えを拾ってくれた料理番の少年と、約束に必ず期日をつける宰相補佐の伯爵に見守られて、新しい窓辺へ。元サヤなし。全六話。
【完結】竜王の番は妹ではなく私でした
ここは人間と獣人が存在する世界。
幼い頃、妹エレナは「上位種の番になる」という予言を授かった。
それ以来、家族は妹だけを愛し、姉である主人公レティシアを召使いのように扱う。
汚れた部屋。 冷たい食事。 誰からも向けられない愛情。
レティシアは家族のために尽くし続けたが、感謝されることはなかった。
そんなある日。
世界最強種族である竜族の王が屋敷を訪れる。
家族は当然、妹を迎えに来たのだと思い込む。
しかし竜王が跪いたのは妹ではなくレティシアだった。
「ようやく会えた。私の唯一の番」
家族の運命はその瞬間から狂い始める。
妹が嫌がったので、呪われた辺境伯へ身代わりで嫁ぎました。ところで、毎晩私の寝台で眠る黒狼は旦那様ですか?
妹ミリアが嫌がったため、伯爵令嬢エレナは呪われた辺境伯ルーファスのもとへ身代わりで嫁がされる。
婚礼初夜、夫はエレナに「夜は必ず寝室の扉に鍵をかけろ」と告げ、彼女を一人残して去ってしまった。
けれど夜半、鍵をかけたはずの寝室で、エレナの寝台の足元に大きな黒狼が眠っていた。
黒狼はエレナを襲わない。むしろ毛布を戻し、彼女を守るようにそばにいる。
金色の目。胸の傷。昼間の夫と同じ反応。
「もしかして、旦那様ですか?」
怖い噂だけで夫を判断したくないエレナは、黒狼の正体と呪いの秘密に自分から向き合っていく。
これは、身代わりで嫁がされた令嬢が、呪われた辺境伯を怪物ではなく夫として呼び、自分の居場所を選び直す物語。
【完結】婚約破棄の夜、「ではお言葉に甘えて」と国を出たら、隣国の狼宰相様に番として溺愛されています
「セシリア・ローレンツ! お前との婚約を破棄する!」
三年間、王太子の代わりに国の実務を支えてきた侯爵令嬢セシリア。夜会で「可愛げがない」と婚約を破棄された彼女は、泣きも縋りもせずに微笑んだ。
「では、お言葉に甘えて」
その夜のうちに国を出たセシリアが、国境で出会ったのは隣国ガルディアの宰相ヴォルフラム。冷酷な「氷の宰相」と恐れられる狼獣人の彼は、彼女を見るなり膝をついて告げる。
「やっと見つけた。あなたは、私の番だ」
宰相府で才能を認められ、番として甘やかされる新しい日々。一方、彼女を失った祖国では政務が滞り、元婚約者が彼女を連れ戻しに現れて――。
(全13話完結)
※この作品は、外部サイトでも掲載しております。
彼の好みは全部知っているそうですが、十年前から変わっています
「彼、甘いもの嫌いなの。婚約者なのに知らなかった?」
伯爵令嬢リゼットが持参した菓子を、婚約者の幼なじみが勝手に下げさせようとする。 けれど、それは彼自身が「また食べたい」と頼んだものだった。
茶も、音楽も、隣の席も。昔の思い出で仕切りたがる彼女に、二人で選んだ誕生日の茶会が始まる。
「今、おいしいとおっしゃいました」
甘い婚約生活を守る、爽快な逆転の物語。
【完結済】王女に夢中な婚約者様、さようなら 〜自分を取り戻したあとの学園生活は幸せです! 〜
王立学園への入学をきっかけに、領地の屋敷から王都のタウンハウスへと引っ越した、ハートリー伯爵家の令嬢ロザリンド。婚約者ルパートとともに始まるはずの学園生活を楽しみにしていた。
けれど現実は、王女殿下のご機嫌を取るための、ルパートからの理不尽な命令の連続。
「かつらと黒縁眼鏡の着用必須」「王女殿下より目立つな」「見目の良い男性、高位貴族の子息らと会話をするな」……。
ルパートから渡された「禁止事項一覧表」に縛られ、ロザリンドは期待とは真逆の、暗黒の学園生活を送ることに。
そんな日々の中での唯一の救いとなったのは、友人となってくれた冷静で聡明な公爵令嬢、ノエリスの存在だった。
学期末、ロザリンドはついにルパートの怒りを買い、婚約破棄を言い渡される。
けれど、深く傷つきながら長期休暇を迎えたロザリンドのもとに届いたのは、兄の友人であり王国騎士団に属する公爵令息クライヴからの婚約の申し出だった。
暗黒の一学期が嘘のように、幸せな長期休暇を過ごしたロザリンド。けれど新学期を迎えると、エメライン王女が接触してきて……。
※10万文字超えそうなので長編に変更します。
※この作品は小説家になろう、カクヨムにも投稿しています。