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婚約解消、成立
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父に呼ばれた、そこには母や兄も居た
不穏な空気を纏って…
「お呼びでしょうか?」
フェリクスが三人を見るが…
「おまえとリージアとの婚約を解消する事になった」
「へ?」
空いた口が塞がらない
「婚約解消の代わりにロブレス伯爵家の鉱山を渡すと言ってきた」
父と母が苦い顔をする
「リージアとの婚約を解消なんてしません、私は、」
必死に意見を伝えようとするも
「もう遅いわっ!伯爵は鉱山を寄越してきた。あっちは本気で解消を願ってきたんだぞ!」
「嘘でしょ…リージアが私の元から去るなんて」
がくりと力がなくなり立つことが出来なくなり膝をつくフェリクス
「意味が分かるな?領地の一部を渡してきたと言うことは、伯爵はもうこれ以上渡すものはないと言っている」
悔しそうな、怒りに満ちた顔だ…
何か考えがあったのだろう
「ところで、お前はリージアと婚約をしていた頃から、他所の令嬢と逢引きをしていたそうだな?」
鋭い眼光がフェリクスを捉える
「そ、それはリージアも知ってますし、逢引きなんてやましい事は誓ってありません」
「先日、リージアの義妹のルシア嬢と腕を組んでいる姿を何人にも見られている」
「それはっ!」
「リージアが知るところか?」
「いいえ…」
「なぜ、ショックを受ける必要がある?リージアを大事にしなかったのはお前だろうに、もうリージアを解放してやれ」
「…解放?嫌ですよ、私はリージアと居たいんです、父上!」
目を瞑り首を左右に振られる
「婚約者だったリージアを大事にしなかったお前にそんな事を言う資格はない」
「そんな…」
「リージアの事は小さい時から可愛がっていたのに、残念よ」
王妃である母がため息を吐いた
「おい、リージアのどこに不満があった?」
腕を組み壁にもたれている兄に聞かれた
「不満なんて、ありませんよ…婚約の解消もしたくないです」
フェリクスが言うとリカルドはドンっと壁を叩いた
その様子を呆然と眺めるしか無かった
自室に戻ってきたフェリクスは座り心地のいいソファに体を沈める
「リージアに捨てられた?私が…いやいや嘘だろ」
事実が受け入れられない
朝が来てもソファに沈み込んだまま呆然とし食事も取らないフェリクス
寝ていないのだろう、顔色が悪い
「学園は休まれますか?」
メイドに聞かれたが、学園に行くとリージアに会えると思い朝早く行く事にした
「はぁっ…来た、リージアだ」
朝から馬車寄せで待ち伏せをする
久しぶりに見たリージアは美くて見惚れる程であった
「おはようリージア、久しぶりだな」
フェリクスに声をかけられ挨拶をする
「おはようございます、第二王子殿下」
淑女の礼を返される
「やめてくれ、どうしたんだ?リージア…」
リージアの余所余所しい挨拶に戸惑う
「わたくしに何かご用でらっしゃいますか?」
首を傾げフェリクスを見る
「ご用も何も、話がある、時間をとってくれ」
「困りましたわね、わたくしは第二王子殿下にお話しする事はございませんもの」
頬に手を当て困った顔をする
「昼休憩の時間でいいから、頼む」
「そう、ですわね…殿下の侍従の方も同席されるのなら」
チラリとフェリクスの侍従を見ると頷かれた。リージアの侍女と護衛は学園内には入れない為、フェリクスと二人きりにはなりたくない
「待っている」
やっぱり学園だったか!
面倒くさいが、フェリクスと顔を会わさずに婚約解消をしてしまったので一度は話を聞いてあげようと思った
余所余所しい態度をわざと見せたのも、もう関係ありませーん!と制するためだ。
解消出来た事を喜んでいるからスキップでも披露したいところだが、淑女として我慢我慢っと。
不穏な空気を纏って…
「お呼びでしょうか?」
フェリクスが三人を見るが…
「おまえとリージアとの婚約を解消する事になった」
「へ?」
空いた口が塞がらない
「婚約解消の代わりにロブレス伯爵家の鉱山を渡すと言ってきた」
父と母が苦い顔をする
「リージアとの婚約を解消なんてしません、私は、」
必死に意見を伝えようとするも
「もう遅いわっ!伯爵は鉱山を寄越してきた。あっちは本気で解消を願ってきたんだぞ!」
「嘘でしょ…リージアが私の元から去るなんて」
がくりと力がなくなり立つことが出来なくなり膝をつくフェリクス
「意味が分かるな?領地の一部を渡してきたと言うことは、伯爵はもうこれ以上渡すものはないと言っている」
悔しそうな、怒りに満ちた顔だ…
何か考えがあったのだろう
「ところで、お前はリージアと婚約をしていた頃から、他所の令嬢と逢引きをしていたそうだな?」
鋭い眼光がフェリクスを捉える
「そ、それはリージアも知ってますし、逢引きなんてやましい事は誓ってありません」
「先日、リージアの義妹のルシア嬢と腕を組んでいる姿を何人にも見られている」
「それはっ!」
「リージアが知るところか?」
「いいえ…」
「なぜ、ショックを受ける必要がある?リージアを大事にしなかったのはお前だろうに、もうリージアを解放してやれ」
「…解放?嫌ですよ、私はリージアと居たいんです、父上!」
目を瞑り首を左右に振られる
「婚約者だったリージアを大事にしなかったお前にそんな事を言う資格はない」
「そんな…」
「リージアの事は小さい時から可愛がっていたのに、残念よ」
王妃である母がため息を吐いた
「おい、リージアのどこに不満があった?」
腕を組み壁にもたれている兄に聞かれた
「不満なんて、ありませんよ…婚約の解消もしたくないです」
フェリクスが言うとリカルドはドンっと壁を叩いた
その様子を呆然と眺めるしか無かった
自室に戻ってきたフェリクスは座り心地のいいソファに体を沈める
「リージアに捨てられた?私が…いやいや嘘だろ」
事実が受け入れられない
朝が来てもソファに沈み込んだまま呆然とし食事も取らないフェリクス
寝ていないのだろう、顔色が悪い
「学園は休まれますか?」
メイドに聞かれたが、学園に行くとリージアに会えると思い朝早く行く事にした
「はぁっ…来た、リージアだ」
朝から馬車寄せで待ち伏せをする
久しぶりに見たリージアは美くて見惚れる程であった
「おはようリージア、久しぶりだな」
フェリクスに声をかけられ挨拶をする
「おはようございます、第二王子殿下」
淑女の礼を返される
「やめてくれ、どうしたんだ?リージア…」
リージアの余所余所しい挨拶に戸惑う
「わたくしに何かご用でらっしゃいますか?」
首を傾げフェリクスを見る
「ご用も何も、話がある、時間をとってくれ」
「困りましたわね、わたくしは第二王子殿下にお話しする事はございませんもの」
頬に手を当て困った顔をする
「昼休憩の時間でいいから、頼む」
「そう、ですわね…殿下の侍従の方も同席されるのなら」
チラリとフェリクスの侍従を見ると頷かれた。リージアの侍女と護衛は学園内には入れない為、フェリクスと二人きりにはなりたくない
「待っている」
やっぱり学園だったか!
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