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ディアは手を動かしながら、アウラの方に視線を向け、ニコリと微笑んで口を開く。
「とりあえず、明日は森の先にある街へ行くよ。そろそろ買い物をしないといけないからね」
「その先は?」
「その先……。特に決めてないかな。けれど、アウラを危険な目にはあわせないつもり」
「……ありがとう」
アウラの声はやけに小さいものだったが、その感謝をディアは聞き逃さなかった。本心から出ている感謝の言葉に、思わず微笑んでいた。
「危険な目にあわせたくないから、ぼちぼちしたら今日はもう寝よう。明るくなってから移動ね」
「分かった」
するとアウラは立ち上がり、外へ出ていく。水の前で目を閉じ、軽く呼吸をする。
「とりあえず、明日は森の先にある街へ行くよ。そろそろ買い物をしないといけないからね」
「その先は?」
「その先……。特に決めてないかな。けれど、アウラを危険な目にはあわせないつもり」
「……ありがとう」
アウラの声はやけに小さいものだったが、その感謝をディアは聞き逃さなかった。本心から出ている感謝の言葉に、思わず微笑んでいた。
「危険な目にあわせたくないから、ぼちぼちしたら今日はもう寝よう。明るくなってから移動ね」
「分かった」
するとアウラは立ち上がり、外へ出ていく。水の前で目を閉じ、軽く呼吸をする。
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