夢幻洞図書館～本を紹介します～

そ の 他

『未来のセックス年表2019～2050』（社会）

　　　　　　　　　　　橋爪　真吾著
　　　　　　　　　　　　　　SB新書

　セクサロイドはいかに実現するか❗といったロボット工学系の技術本ではありません。

　技術だけで見れば、VR やARから始まってセクサロイドに至るまでの流れを追いますが、それはあくまで手段であり本書の目的ではありません。

　主題は、これらの技術を通して、人々の性生活がどのように変化していくのか？そして、社会にいかような影が投げ掛けられるのか？を予想する性風俗視点の社会科学本です。

　2019年　「パパ活女子大生｣がキャンパスに溢れる
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　2034年　VR 風俗がキャズムを越える
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　2045年　「ロボットデリヘル嬢｣が街を闊歩する
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　性は誰もが避けて通れないもの。しかし、今後、情報技術の進歩によって、社会は確実に変えられていきます。性の姿だって、情け容赦なく変化していきます。未来の性を概観することで、来きたるべき社会の姿を垣間かいま見ることができます。

　性に翻弄されて右往左往する未来か、来るべき性の姿を予見して、性と適切な距離がとれる将来を歩むかはあなた次第です。

　《愚か者は、快楽を求めて騙される》

　　　　　　　　　　　ショーペンハウエル