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第二章 街へ
第29話 ドジルの新しい人生
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ドジルが起き上がり、再び斬りかかってきたが、コジローはドジルの剣そのものを次元剣で斬った。
次元剣は、次元切断によって、この世に斬れないものはない剣であり、それは対象が剣や盾でも同じである。
実は、次元剣で戦う場合、剣で 受け止める のは危険である。受け止めた時点で、攻撃してきた武器が 斬れて しまうからである。その場合、相手の武器の斬り離された先が、そのまま自分に向かって飛んでくる可能性が高いのである。それが分かっているコジローは、ドジルの剣を受け止めるのではなく、先に自分から薙ぎに行った。
次元剣に打ち払われたドジルの剣は、根本近くからあっさり斬り飛ばされ、数メートル飛んで地面に刺さった。
折れた剣とコジローを交互に見るドジル。
無造作に長剣を振り回しながら、ジワジワと近づいていくコジロー。
後ざするドジル。
毒矢で、しかも凶悪な毒で殺されかけたのである、コジローも、簡単に楽にしてやる気はなかった。
コジローの振った剣は、周囲の木をも切り倒していく。
大木があっさり切断されるのを見て絶望した顔をするドジル。
「うぉぉおおおお!」
いよいよ迫ってくるコジローに対し、ドジルは折れた剣を捨て、もう一本腰に差していた短剣を抜き、コジローの体に突き刺そうとした。
コジローは、剣を上段に振りかぶったまま、あえてそれを避けずに踏み込んだ。
ドジルの短剣は、コジローの体に届く前にマジックシールドに阻まれ止まる。
直後に振られたコジローの剣がドジルの体を両断した。
手下どもは、なんとか逃げようとしてマロに斬りかかったが、マロの「咆哮」をまともに浴び、膝を付き動けなくなっていた。しかしマロはそれ以上は手を出さずにコジローを待つ。コジローは、自分で殺るからトドメを刺さないようマロに頼んでいたのだった。
「おい!」
コジローは手下に近づき、軽く蹴りを入れる。
「ひっ!」
手下がコジローを認識したのを確認してから、コジローは手下の胴体を地面ごと両断した。
もう一人も同じく一刀両断で終わらせた。
『動物や魔獣・魔物は簡単に殺すのに、人間は殺せないというのは、この世界ではただの甘えである。』
ゼフトに言われた言葉はコジローに重く響いていた。
これからは、この世界で、必要であれば人間も斬る。ドジル達を自分の手で殺すのはコジローの覚悟の現れであった。
『終わったようじゃの。』
そこに、突然ゼフトが姿を表した。
「師匠?」
『実験に使う魂が必要でな、ちょうどよいので貰っていくぞ?』
数センチほどの大きさの球が3つ、ゼフトの前に浮かんでいる。
「それは・・・?」
『うむ、こやつらの魂じゃよ。死んで体を出たところを回収したのじゃ。』
死後の魔物や動物を使役することができる「死霊術」の使い手、人々に恐れられる「死霊の森の魔術師」の本領発揮か・・・?
しかしゼフトも、闇雲に魂を弄ぶわけではない、死んだ後とはいえ無辜の人間の魂をどうこうする気はないのであるが。
犯罪者の、それも死んだ後の魂である。しかもゼフトが見る限り、相当に悪どい魂である事が分かっていた。それに・・・
『ワシも、手間をかけて作ったモノを壊そうとしたこと、許す気はないのでな。』
手間をかけて作った者って、俺のことか?!とコジローは思ったが、突っ込まないでおく。
「・・・どうするつもりなんですか?」
『ちょっとした実験に使うだけじゃ。そうじゃな、死体も 養分 にちょうどよいな。』
「実験?!」
『なに、新しい体を与えてやろうかと思っての。結果はすぐに出る。気になるなら見に来るとよい。』
その場から、ゼフトは消えた。同時に、コジローとマロ、さらにドジル達の死体も一緒に転移させられ、その場には血痕が残るだけであった。
マドリー&ネリーの家の裏庭
ゼフトが何かの植物の種を地面の上に置く。
その種の上に球体───ドジルの魂───が浮かび、種の中に吸い込まれていった。
ゼフトの手から光が注ぐと、種は芽を出し、みるみる成長していく。
あっというまに人の背丈ほどの高さに成長したその 植物 は・・・気色悪くウネウネと動いていた。
『どうやら成功じゃの』
この気色悪い動く植物は、食虫植物が魔物化したものだそうだ。
上部に咲いている大きな花の中心には 口(くち) があり、牙が生えている。茎と葉はクネクネと動いている。蔦が触手のように獲物を捕らえ、口に運んで食ってしまうそうだ。
ゼフトの実験とは、ドジルの魂を、食肉植物に転生させることだったらしい。
そう、この食肉植物は、生まれ変わったドジルの姿なのであった。。。
死霊術は、既にアンデッド化した魔物を使役するというイメージだが、死んだ後の魂が昇天する前に捉え契約し使役する事もできる。
通常は、骨や鎧などの無機物に憑依した状態、つまりスケルトンやリビングメイルといったアンデッドの形で使役するが、それを別の生物に憑依────つまり転生させる事ができるかという実験だったのであろうか。コジローを他の世界から転生させたのだから、そのような事もできるのだろうと、なんとなく思ったコジローだったが・・・
実は、ゼフトの実験はもう少し違う意味があったのだが、それにはまだ言及される事はないのであった。。。
ゼフトが空中から、ドジルの死体を出し植物の根本に置くと、触手がそれに巻き付き、持ち上げ、あっという間に食べてしまった。
正直、気色悪い・・・
これからドジルは、食肉植物として生きていくことになるのか・・・
自分を殺そうとした報復としては厳しすぎるのではないかとも思ったが、ゼフトから余罪多数ありと聞いていたので納得した。
哀れだが、同情する気は起きなかった。性質としてはむしろ、彼らには似合っているかも知れない。
植物としての人生をまっとうしたら、次はもうすこしマシな人間に生まれ変われよ、と思うコジローであった。
『庭の真ん中では邪魔じゃの』
ゼフトが手をかざすと、植物は根を張っている土ごと、水の中でも移動するように庭の端に移動していく。空間操作の魔法であろう。
だが
「いや、こんなの庭に置かれても困ります・・・!!」
マドリーが慌てて叫んだ。
『そうか?観賞用に面白いかと思ったんじゃが・・・では、ワシの隠れ家に移動するかの。』
魔法陣が浮かび、食肉植物は消えていった。
その後、死霊の森の奥深く、ゼフトの隠れ家の近くでは、食肉植物が繁殖するようになったらしい。
ちなみに、手下どもの魂はどうするのか尋ねてみたら、ゴブリンにでも転生させる予定だとゼフトは言っていた。さすがにマドリーとネリーの家にゴブリン出すわけにいかないので、他でやるらしい。まぁ、食肉植物よりは多少マシ、、、なのか・・・?
次元剣は、次元切断によって、この世に斬れないものはない剣であり、それは対象が剣や盾でも同じである。
実は、次元剣で戦う場合、剣で 受け止める のは危険である。受け止めた時点で、攻撃してきた武器が 斬れて しまうからである。その場合、相手の武器の斬り離された先が、そのまま自分に向かって飛んでくる可能性が高いのである。それが分かっているコジローは、ドジルの剣を受け止めるのではなく、先に自分から薙ぎに行った。
次元剣に打ち払われたドジルの剣は、根本近くからあっさり斬り飛ばされ、数メートル飛んで地面に刺さった。
折れた剣とコジローを交互に見るドジル。
無造作に長剣を振り回しながら、ジワジワと近づいていくコジロー。
後ざするドジル。
毒矢で、しかも凶悪な毒で殺されかけたのである、コジローも、簡単に楽にしてやる気はなかった。
コジローの振った剣は、周囲の木をも切り倒していく。
大木があっさり切断されるのを見て絶望した顔をするドジル。
「うぉぉおおおお!」
いよいよ迫ってくるコジローに対し、ドジルは折れた剣を捨て、もう一本腰に差していた短剣を抜き、コジローの体に突き刺そうとした。
コジローは、剣を上段に振りかぶったまま、あえてそれを避けずに踏み込んだ。
ドジルの短剣は、コジローの体に届く前にマジックシールドに阻まれ止まる。
直後に振られたコジローの剣がドジルの体を両断した。
手下どもは、なんとか逃げようとしてマロに斬りかかったが、マロの「咆哮」をまともに浴び、膝を付き動けなくなっていた。しかしマロはそれ以上は手を出さずにコジローを待つ。コジローは、自分で殺るからトドメを刺さないようマロに頼んでいたのだった。
「おい!」
コジローは手下に近づき、軽く蹴りを入れる。
「ひっ!」
手下がコジローを認識したのを確認してから、コジローは手下の胴体を地面ごと両断した。
もう一人も同じく一刀両断で終わらせた。
『動物や魔獣・魔物は簡単に殺すのに、人間は殺せないというのは、この世界ではただの甘えである。』
ゼフトに言われた言葉はコジローに重く響いていた。
これからは、この世界で、必要であれば人間も斬る。ドジル達を自分の手で殺すのはコジローの覚悟の現れであった。
『終わったようじゃの。』
そこに、突然ゼフトが姿を表した。
「師匠?」
『実験に使う魂が必要でな、ちょうどよいので貰っていくぞ?』
数センチほどの大きさの球が3つ、ゼフトの前に浮かんでいる。
「それは・・・?」
『うむ、こやつらの魂じゃよ。死んで体を出たところを回収したのじゃ。』
死後の魔物や動物を使役することができる「死霊術」の使い手、人々に恐れられる「死霊の森の魔術師」の本領発揮か・・・?
しかしゼフトも、闇雲に魂を弄ぶわけではない、死んだ後とはいえ無辜の人間の魂をどうこうする気はないのであるが。
犯罪者の、それも死んだ後の魂である。しかもゼフトが見る限り、相当に悪どい魂である事が分かっていた。それに・・・
『ワシも、手間をかけて作ったモノを壊そうとしたこと、許す気はないのでな。』
手間をかけて作った者って、俺のことか?!とコジローは思ったが、突っ込まないでおく。
「・・・どうするつもりなんですか?」
『ちょっとした実験に使うだけじゃ。そうじゃな、死体も 養分 にちょうどよいな。』
「実験?!」
『なに、新しい体を与えてやろうかと思っての。結果はすぐに出る。気になるなら見に来るとよい。』
その場から、ゼフトは消えた。同時に、コジローとマロ、さらにドジル達の死体も一緒に転移させられ、その場には血痕が残るだけであった。
マドリー&ネリーの家の裏庭
ゼフトが何かの植物の種を地面の上に置く。
その種の上に球体───ドジルの魂───が浮かび、種の中に吸い込まれていった。
ゼフトの手から光が注ぐと、種は芽を出し、みるみる成長していく。
あっというまに人の背丈ほどの高さに成長したその 植物 は・・・気色悪くウネウネと動いていた。
『どうやら成功じゃの』
この気色悪い動く植物は、食虫植物が魔物化したものだそうだ。
上部に咲いている大きな花の中心には 口(くち) があり、牙が生えている。茎と葉はクネクネと動いている。蔦が触手のように獲物を捕らえ、口に運んで食ってしまうそうだ。
ゼフトの実験とは、ドジルの魂を、食肉植物に転生させることだったらしい。
そう、この食肉植物は、生まれ変わったドジルの姿なのであった。。。
死霊術は、既にアンデッド化した魔物を使役するというイメージだが、死んだ後の魂が昇天する前に捉え契約し使役する事もできる。
通常は、骨や鎧などの無機物に憑依した状態、つまりスケルトンやリビングメイルといったアンデッドの形で使役するが、それを別の生物に憑依────つまり転生させる事ができるかという実験だったのであろうか。コジローを他の世界から転生させたのだから、そのような事もできるのだろうと、なんとなく思ったコジローだったが・・・
実は、ゼフトの実験はもう少し違う意味があったのだが、それにはまだ言及される事はないのであった。。。
ゼフトが空中から、ドジルの死体を出し植物の根本に置くと、触手がそれに巻き付き、持ち上げ、あっという間に食べてしまった。
正直、気色悪い・・・
これからドジルは、食肉植物として生きていくことになるのか・・・
自分を殺そうとした報復としては厳しすぎるのではないかとも思ったが、ゼフトから余罪多数ありと聞いていたので納得した。
哀れだが、同情する気は起きなかった。性質としてはむしろ、彼らには似合っているかも知れない。
植物としての人生をまっとうしたら、次はもうすこしマシな人間に生まれ変われよ、と思うコジローであった。
『庭の真ん中では邪魔じゃの』
ゼフトが手をかざすと、植物は根を張っている土ごと、水の中でも移動するように庭の端に移動していく。空間操作の魔法であろう。
だが
「いや、こんなの庭に置かれても困ります・・・!!」
マドリーが慌てて叫んだ。
『そうか?観賞用に面白いかと思ったんじゃが・・・では、ワシの隠れ家に移動するかの。』
魔法陣が浮かび、食肉植物は消えていった。
その後、死霊の森の奥深く、ゼフトの隠れ家の近くでは、食肉植物が繁殖するようになったらしい。
ちなみに、手下どもの魂はどうするのか尋ねてみたら、ゴブリンにでも転生させる予定だとゼフトは言っていた。さすがにマドリーとネリーの家にゴブリン出すわけにいかないので、他でやるらしい。まぁ、食肉植物よりは多少マシ、、、なのか・・・?
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