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第一部 転生編
第69話 ボス撃破。しかし…?
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やがてついに、一階層目のボス部屋へと到達した一行。
部屋に入ると背後で扉が閉まる。ボスに勝つか、殺されるかのデスマッチシステムである。
入口の扉の前にひと塊で立つクレイ達。それは、扉の前の床に半円のラインが引いてあり、まずはそこから出るなとダードに言われたからであった。
部屋の中には既にボスモンスターがスタンバっていた。モンスターはゴーレム三体である。だが、三体は部屋に入ってきた冒険者達を睥睨するように仁王立ちしているが、攻撃はしてこない。
ダード 「床のラインを出なければ奴らは攻撃してこないが、一度出た瞬間から戦闘開始だ。何か質問はあるか?」
クレイ 「ここから攻撃して倒してしまうのはありか?」
ダード 「実は、それも有りだ。だが……コイツらはさっきまでのゴーレムとは違うぞ」
クレイ 「頑丈なのか?」
ダード 「そう単純な話じゃない。何の素材でできてるのか分からんのだが、三体とも違う特性のゴーレムでな」
クレイ 「配合の違う合金って感じか?」
見た感じ、金属に見えたのでクレイはそう言ったのだが…
ダード 「そう単純じゃないって言ったろう? まず、左の奴は硬い。とにかく硬い。生半可な剣撃では傷もつかん。だがまぁ、硬いが脆くもあるので、一定以上の破壊力をぶつければ壊れるので、攻撃力さえあえればそれほど苦にはならない。
だが、他の二体は厄介だぞ。
まず右の奴は、金属質で硬いが、同時に異様に柔らかいんだ。だが、弾力性がほとんどない。そのせいで、あらゆる攻撃が吸収されて無意味になってしまうんだ。剣や槍、打撃で攻撃するとなると、異様に消耗する事になる。
そして、真ん中の奴、コイツはその逆でな、コイツも表面は金属的な質感だが、弾力性が異常に高い。そのせいで、あらゆる打撃を跳ね返してくるんだ」
トニー 「だが……攻略法はもう確立してるんだろう?」
ダード 「ああ、コイツラは温度変化に弱いんだ。チンチンに加熱し、急激に冷やしてやれば、三体とも脆くなる。だから、火魔法と氷魔法が使える魔法使いが居れば楽勝だ」
ジョン 「……今日のメンバーには魔法使いは居ないぞ?」
ダード 「ああそうだ。だから、ひたすら高い攻撃力をぶつけるしかないわけだが……今日はコイツが居るから、あえて魔法使いは連れてこなかったんだよ」
ダードが親指でクレイを指した。
ダード 「あの、壁を壊した一番破壊力ある奴、ぶちかましてやれ」
クレイ 「OK。動かない敵なら楽勝だな」
魔導砲を取り出し構えたクレイ。
ダードが言うには、三体とも、胴体の中心部分に魔石があり、それを破壊すれば倒せるという事であった。
まずは左の硬い奴。
胸の中央に一発。
一撃で粉々に砕け散った。
次に左の柔らかい奴。
これは砕け散らず。弾丸が体内に刺さって止まった。だが、ダメージはあるようだったので、そのままさらに三発ほど打ち込んだら胴体が2つに千切れて動かなくなった。
次に中央の弾力性がある奴。打撃を跳ね返すそうなので、中途半端に弱い弾丸を打ち込んで跳ね返ってきても面倒である。そこで、クレイは持っている弾丸の中で一番貫通力のある弾丸(弾芯に貴重なオリハルコンを使っている弾丸である)を選び、跳ね返ったとしても自分達のほうに来ないように斜めに当たるような位置を狙って撃った。
結果、弾丸はゴーレムの身体を抉り取る事に成功。なので次弾は正面から芯を狙い、撃破に成功した。
ダード 「やれやれ、大した破壊力だな、まったく」
ため息をつくダード。
トニー 「クレイはこのダンジョンとは相性が良いな」
ボスを倒した結果、部屋の奥の床に光る魔法陣が現れた。
次の階層へ転移する魔法陣が現れると聞いていたが、魔法陣はひとつではなく3つ現れたのであった。
トニー 「なんでみっつ? ひとつじゃないのか?」
ダード 「ああ、一つは次の階層への転移魔法陣、もう一つはダンジョンから出る脱出用魔法陣だ」
ギージ 「も、もう一つは? …まさか……」
ダード 「そう、ランダム転移の罠だよ」
ギージ 「そ、それって、もし外したら、生きて帰れねぇ奴じゃ……」
ダード 「まあそういうこった。だが安心しろ、どの魔法陣かは分かってるんだ、模様に特徴が……」
だが、魔法陣に近づいたダードの表情が曇り、黙ってしまった。
クレイ 「…?」
トニー 「…どうした?」
ギージ 「おいまさか! 分からなくなったとか言うなよ?」
ダード 「……そのまさかだ。魔法陣が変わっている……」
部屋に入ると背後で扉が閉まる。ボスに勝つか、殺されるかのデスマッチシステムである。
入口の扉の前にひと塊で立つクレイ達。それは、扉の前の床に半円のラインが引いてあり、まずはそこから出るなとダードに言われたからであった。
部屋の中には既にボスモンスターがスタンバっていた。モンスターはゴーレム三体である。だが、三体は部屋に入ってきた冒険者達を睥睨するように仁王立ちしているが、攻撃はしてこない。
ダード 「床のラインを出なければ奴らは攻撃してこないが、一度出た瞬間から戦闘開始だ。何か質問はあるか?」
クレイ 「ここから攻撃して倒してしまうのはありか?」
ダード 「実は、それも有りだ。だが……コイツらはさっきまでのゴーレムとは違うぞ」
クレイ 「頑丈なのか?」
ダード 「そう単純な話じゃない。何の素材でできてるのか分からんのだが、三体とも違う特性のゴーレムでな」
クレイ 「配合の違う合金って感じか?」
見た感じ、金属に見えたのでクレイはそう言ったのだが…
ダード 「そう単純じゃないって言ったろう? まず、左の奴は硬い。とにかく硬い。生半可な剣撃では傷もつかん。だがまぁ、硬いが脆くもあるので、一定以上の破壊力をぶつければ壊れるので、攻撃力さえあえればそれほど苦にはならない。
だが、他の二体は厄介だぞ。
まず右の奴は、金属質で硬いが、同時に異様に柔らかいんだ。だが、弾力性がほとんどない。そのせいで、あらゆる攻撃が吸収されて無意味になってしまうんだ。剣や槍、打撃で攻撃するとなると、異様に消耗する事になる。
そして、真ん中の奴、コイツはその逆でな、コイツも表面は金属的な質感だが、弾力性が異常に高い。そのせいで、あらゆる打撃を跳ね返してくるんだ」
トニー 「だが……攻略法はもう確立してるんだろう?」
ダード 「ああ、コイツラは温度変化に弱いんだ。チンチンに加熱し、急激に冷やしてやれば、三体とも脆くなる。だから、火魔法と氷魔法が使える魔法使いが居れば楽勝だ」
ジョン 「……今日のメンバーには魔法使いは居ないぞ?」
ダード 「ああそうだ。だから、ひたすら高い攻撃力をぶつけるしかないわけだが……今日はコイツが居るから、あえて魔法使いは連れてこなかったんだよ」
ダードが親指でクレイを指した。
ダード 「あの、壁を壊した一番破壊力ある奴、ぶちかましてやれ」
クレイ 「OK。動かない敵なら楽勝だな」
魔導砲を取り出し構えたクレイ。
ダードが言うには、三体とも、胴体の中心部分に魔石があり、それを破壊すれば倒せるという事であった。
まずは左の硬い奴。
胸の中央に一発。
一撃で粉々に砕け散った。
次に左の柔らかい奴。
これは砕け散らず。弾丸が体内に刺さって止まった。だが、ダメージはあるようだったので、そのままさらに三発ほど打ち込んだら胴体が2つに千切れて動かなくなった。
次に中央の弾力性がある奴。打撃を跳ね返すそうなので、中途半端に弱い弾丸を打ち込んで跳ね返ってきても面倒である。そこで、クレイは持っている弾丸の中で一番貫通力のある弾丸(弾芯に貴重なオリハルコンを使っている弾丸である)を選び、跳ね返ったとしても自分達のほうに来ないように斜めに当たるような位置を狙って撃った。
結果、弾丸はゴーレムの身体を抉り取る事に成功。なので次弾は正面から芯を狙い、撃破に成功した。
ダード 「やれやれ、大した破壊力だな、まったく」
ため息をつくダード。
トニー 「クレイはこのダンジョンとは相性が良いな」
ボスを倒した結果、部屋の奥の床に光る魔法陣が現れた。
次の階層へ転移する魔法陣が現れると聞いていたが、魔法陣はひとつではなく3つ現れたのであった。
トニー 「なんでみっつ? ひとつじゃないのか?」
ダード 「ああ、一つは次の階層への転移魔法陣、もう一つはダンジョンから出る脱出用魔法陣だ」
ギージ 「も、もう一つは? …まさか……」
ダード 「そう、ランダム転移の罠だよ」
ギージ 「そ、それって、もし外したら、生きて帰れねぇ奴じゃ……」
ダード 「まあそういうこった。だが安心しろ、どの魔法陣かは分かってるんだ、模様に特徴が……」
だが、魔法陣に近づいたダードの表情が曇り、黙ってしまった。
クレイ 「…?」
トニー 「…どうした?」
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ダード 「……そのまさかだ。魔法陣が変わっている……」
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