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宇宙エレベーター 第3話 宇宙エレベーター(本物)搭乗体験
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抽選に当たった俺達は、宇宙エレベーターへ乗った。
クライマーに入ると、『宇宙エレベーターへようこそ。私は、AI エレベーターガールです。 昇降機である「クライマー」は、地上のアース・ポートから3,900キロメートルの高さにある火星重力センター まで、カーボンナノチューブ製の「テザー」を平均時速200キロで、登っていきます。
火星重力センター迄の所要時間は、約20時間です。』と、アナウンスが流れた。
20時間だと、腹が減るだろうし、やることが無いし、足が疲れるなと、俺は、思った。
しかし、クライマーが1,000キロメートル位、登った時点で、異変が起きた。
クライマー内に、煙が入ってきた。
どうやら、クライマーの内部電源用に設置されているナトリウムイオン電池が、急激な気圧の変化によって発火したらしい。
クライマーは、立ち往生状態になり、内部の照明が消えて非常灯が灯き、AI エレベーターガールはダウンし、地上連絡用の通信機も使えない状態になった。
千春が叫び声を上げて、抱きついてきた。
これは、やばいことになったと思い、俺は、アレを使うしかないと即決し、リュックから巾着袋を取り出し、中のものを確認した。
アレは、四個の内、二個が弾けて、粉々になっていた。
残りの二個の内、一個を千春に渡し、二人で、同時に、口へほうりこんだ。
アレとは、実験施設から逃走中のサルからもらった、仙人のドングリである。
西暦2050年の世界でも、仙人の妖術が発現(はつげん)して、
俺たちは、宇宙エレベーターの模型施設の内覧会の、約1週間前の2023年1月1日の鯱市に戻った。
過去の本人達と鉢合わせするというパラドックスは、起こらなかった。
下記の改善案を提案するため、新年の挨拶を兼ねて、俺は、学生寮で晴れ着に着替えた千春とともに、千春父さん宅へ向かった。
俺は、『小林社長殿、新年明けまして、おめでとうございます。』
『早速ですが、改善案1~4を、至急、ご検討お願いします。』
『特に、改善案1は、時期が迫っているので、即決で、お願いします。』と嘆願した。
改善案1.... 1月8日は、某国の指導者の誕生日(危険日)なので、宇宙エレベーターの模型施設の内覧会を、1カ 月位延期すべきである。
改善案2.... 宇宙エレベーターのクライマーの内部電源用の電池に、ナトリウムイオン電池を使うべきでない。
改善案3.... 「クライマー」の搭乗時間が長いので、「クライマー」の居住性を高めるべきである。
改善案4.... 1月8日等の危険日は、宇宙エレベーターの運用を停止すべきである。
小林社長は、『お前の改善案1は、提案1を受け入れたら、直ぐ実行してやろう。
改善案2~4は、提案2を受け入れたら実行してやろう。』と言った。
提案1.... 娘の千春を許嫁にすること。
提案2.... お前が鯱工業大学(しゃちほここうぎょうだいがく)を卒業したら、
小林組に入社することを確約。
俺は、提案1、2を受け入れた。
宇宙エレベーターの模型施設の内覧会は、1月8日から1カ月、延期になった。
1月8日は、EEZ内の上空高度400キロ・メートルで、高高度核爆発(こうこうどかくばくはつ)が起きた。停電等が発生し、2週間ドタバタ状態がつずいた。
小林社長は、『お前の予感が当たったみたいだ、感謝するぞ。
改善案2~4も、設計変更する様に、業務命令を出しておいた。』と言った。
クライマーに入ると、『宇宙エレベーターへようこそ。私は、AI エレベーターガールです。 昇降機である「クライマー」は、地上のアース・ポートから3,900キロメートルの高さにある火星重力センター まで、カーボンナノチューブ製の「テザー」を平均時速200キロで、登っていきます。
火星重力センター迄の所要時間は、約20時間です。』と、アナウンスが流れた。
20時間だと、腹が減るだろうし、やることが無いし、足が疲れるなと、俺は、思った。
しかし、クライマーが1,000キロメートル位、登った時点で、異変が起きた。
クライマー内に、煙が入ってきた。
どうやら、クライマーの内部電源用に設置されているナトリウムイオン電池が、急激な気圧の変化によって発火したらしい。
クライマーは、立ち往生状態になり、内部の照明が消えて非常灯が灯き、AI エレベーターガールはダウンし、地上連絡用の通信機も使えない状態になった。
千春が叫び声を上げて、抱きついてきた。
これは、やばいことになったと思い、俺は、アレを使うしかないと即決し、リュックから巾着袋を取り出し、中のものを確認した。
アレは、四個の内、二個が弾けて、粉々になっていた。
残りの二個の内、一個を千春に渡し、二人で、同時に、口へほうりこんだ。
アレとは、実験施設から逃走中のサルからもらった、仙人のドングリである。
西暦2050年の世界でも、仙人の妖術が発現(はつげん)して、
俺たちは、宇宙エレベーターの模型施設の内覧会の、約1週間前の2023年1月1日の鯱市に戻った。
過去の本人達と鉢合わせするというパラドックスは、起こらなかった。
下記の改善案を提案するため、新年の挨拶を兼ねて、俺は、学生寮で晴れ着に着替えた千春とともに、千春父さん宅へ向かった。
俺は、『小林社長殿、新年明けまして、おめでとうございます。』
『早速ですが、改善案1~4を、至急、ご検討お願いします。』
『特に、改善案1は、時期が迫っているので、即決で、お願いします。』と嘆願した。
改善案1.... 1月8日は、某国の指導者の誕生日(危険日)なので、宇宙エレベーターの模型施設の内覧会を、1カ 月位延期すべきである。
改善案2.... 宇宙エレベーターのクライマーの内部電源用の電池に、ナトリウムイオン電池を使うべきでない。
改善案3.... 「クライマー」の搭乗時間が長いので、「クライマー」の居住性を高めるべきである。
改善案4.... 1月8日等の危険日は、宇宙エレベーターの運用を停止すべきである。
小林社長は、『お前の改善案1は、提案1を受け入れたら、直ぐ実行してやろう。
改善案2~4は、提案2を受け入れたら実行してやろう。』と言った。
提案1.... 娘の千春を許嫁にすること。
提案2.... お前が鯱工業大学(しゃちほここうぎょうだいがく)を卒業したら、
小林組に入社することを確約。
俺は、提案1、2を受け入れた。
宇宙エレベーターの模型施設の内覧会は、1月8日から1カ月、延期になった。
1月8日は、EEZ内の上空高度400キロ・メートルで、高高度核爆発(こうこうどかくばくはつ)が起きた。停電等が発生し、2週間ドタバタ状態がつずいた。
小林社長は、『お前の予感が当たったみたいだ、感謝するぞ。
改善案2~4も、設計変更する様に、業務命令を出しておいた。』と言った。
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