6 / 9
苦楽断舌、夢優現厳、絶全人恐。
しおりを挟む
「なあ、そう言えば、『あれ』の様子はどうなった?」
「おいおい、7年経ってようやく心配か?」
「いや、なんか生意気だったから、妙に記憶に残っていてな。今どうしてるかと思ってな。…しっかり、教育したんだろ?」
「ああ。もちろんだ。」
そう言うと、男はもう一人に、常人なら吐き気を覚えるような数々の教育を、自慢げに話し始めた。
「…ま、そんだけヤったなら大丈夫だろ。」
「ああ。今じゃもう完全に奴隷か。」
最初の男が指を鳴らすと、奥から怯えた表情の少女が出てきた。
「ほーん…本当にこいつが『あれ』なのか?」
「ああ。…今じゃ喋れないし、そもそも言葉の意味すら分かってないからな。」
そういうと、男は少女の口を開けた。
「舌が…?」
舌がない少女は、光の無い目で男を見た。
「ふーん…どうやらマジみたいだな。」
少女は、至るところに火傷や痣がある。
注射の跡もある。
「どれだけヤったんだよ…」
後から来た男も、少し引いている。
「マジでどんなことしても反抗しないんだな。」
「…ぅ…ぁ…」
「逆につまんなくないか?」
「…っ…!」
「そういう時は…」
男はスタンガンを取りだし、少女の腕にあて、スイッチを押した。
「…っっ…ぅあああっ!?」
少女の体が跳ね上がった…
「なるほどな…」
「…ぅ…くぅ…」
「何だ?気絶なんてして良いと思ってるのか?」
バチっ
「っ…ぅ…ぁあ…っ」
「痛くて声も出ねえか?しかたねえな。おれは優しいから少し弱くしてやるよ。」
バチっ
「ぁ…っ…ぅああああ!?」
しばらく、電気の音と少女の悲鳴が交互に繰り返され…
「今日はこの位にしておかねえとな。」
唐突に終わった。
10分位の事だったろうか。少女には何時間にも引き伸ばされた、苦痛の時間だった。
「…ぅあ…?」
「本当、お前反応それだけだな。」
薬物や日頃の教育によって、思うように動かない体を引きずり、少女は帰る男たちに付いて行った。
「はぁ…今日ももう終わりか…」
少女は料理を作らされている…
刃物の感触は知っている。どこが切れやすいか。
「ん?『おい』、ちゃんとやれよ。」
「相変わらず不器用だな。ま、そうさせたのは俺たちだが。」
手がうまく動かず、指を少し切ってしまった。
「血は入らないようにしろよ。」
男はあくまでも料理の方を心配しているらしい。
「…っ…」
鋭い痛みに手を見ると、かなり出血している。
「あーあ。台無しだな。」
男は少女を退けると、自分が調理台にたった。
少女より男のほうが圧倒的に料理がうまい。
「…」
少女は何も言わずに自分の部屋に帰った。
2畳程の部屋には、硬いベッドとトイレしかない。
「…?」
何か見つけた少女が、ベッドの舌を探ると、冷たくて硬い感触があった。
「…!」
それは、小振りのナイフだった。
少女はしばらく迷い、そのまま置いておく事にした。
少女は『外の世界 』を知らない。
だから、出ようとも思わない。
「…っ…ふぁ…」
眠そうに首を回すと、少女は冷たいベッドに入った。
「っ…」
涙を流して。
「おいおい、7年経ってようやく心配か?」
「いや、なんか生意気だったから、妙に記憶に残っていてな。今どうしてるかと思ってな。…しっかり、教育したんだろ?」
「ああ。もちろんだ。」
そう言うと、男はもう一人に、常人なら吐き気を覚えるような数々の教育を、自慢げに話し始めた。
「…ま、そんだけヤったなら大丈夫だろ。」
「ああ。今じゃもう完全に奴隷か。」
最初の男が指を鳴らすと、奥から怯えた表情の少女が出てきた。
「ほーん…本当にこいつが『あれ』なのか?」
「ああ。…今じゃ喋れないし、そもそも言葉の意味すら分かってないからな。」
そういうと、男は少女の口を開けた。
「舌が…?」
舌がない少女は、光の無い目で男を見た。
「ふーん…どうやらマジみたいだな。」
少女は、至るところに火傷や痣がある。
注射の跡もある。
「どれだけヤったんだよ…」
後から来た男も、少し引いている。
「マジでどんなことしても反抗しないんだな。」
「…ぅ…ぁ…」
「逆につまんなくないか?」
「…っ…!」
「そういう時は…」
男はスタンガンを取りだし、少女の腕にあて、スイッチを押した。
「…っっ…ぅあああっ!?」
少女の体が跳ね上がった…
「なるほどな…」
「…ぅ…くぅ…」
「何だ?気絶なんてして良いと思ってるのか?」
バチっ
「っ…ぅ…ぁあ…っ」
「痛くて声も出ねえか?しかたねえな。おれは優しいから少し弱くしてやるよ。」
バチっ
「ぁ…っ…ぅああああ!?」
しばらく、電気の音と少女の悲鳴が交互に繰り返され…
「今日はこの位にしておかねえとな。」
唐突に終わった。
10分位の事だったろうか。少女には何時間にも引き伸ばされた、苦痛の時間だった。
「…ぅあ…?」
「本当、お前反応それだけだな。」
薬物や日頃の教育によって、思うように動かない体を引きずり、少女は帰る男たちに付いて行った。
「はぁ…今日ももう終わりか…」
少女は料理を作らされている…
刃物の感触は知っている。どこが切れやすいか。
「ん?『おい』、ちゃんとやれよ。」
「相変わらず不器用だな。ま、そうさせたのは俺たちだが。」
手がうまく動かず、指を少し切ってしまった。
「血は入らないようにしろよ。」
男はあくまでも料理の方を心配しているらしい。
「…っ…」
鋭い痛みに手を見ると、かなり出血している。
「あーあ。台無しだな。」
男は少女を退けると、自分が調理台にたった。
少女より男のほうが圧倒的に料理がうまい。
「…」
少女は何も言わずに自分の部屋に帰った。
2畳程の部屋には、硬いベッドとトイレしかない。
「…?」
何か見つけた少女が、ベッドの舌を探ると、冷たくて硬い感触があった。
「…!」
それは、小振りのナイフだった。
少女はしばらく迷い、そのまま置いておく事にした。
少女は『外の世界 』を知らない。
だから、出ようとも思わない。
「…っ…ふぁ…」
眠そうに首を回すと、少女は冷たいベッドに入った。
「っ…」
涙を流して。
0
あなたにおすすめの小説
女子切腹同好会
しんいち
ホラー
どこにでもいるような平凡な女の子である新瀬有香は、学校説明会で出会った超絶美人生徒会長に憧れて私立の女子高に入学した。そこで彼女を待っていたのは、オゾマシイ運命。彼女も決して正常とは言えない思考に染まってゆき、流されていってしまう…。
はたして、彼女の行き着く先は・・・。
この話は、切腹場面等、流血を含む残酷シーンがあります。御注意ください。
また・・・。登場人物は、だれもかれも皆、イカレテいます。イカレタ者どものイカレタ話です。決して、マネしてはいけません。
マネしてはいけないのですが……。案外、あなたの近くにも、似たような話があるのかも。
世の中には、知らなくて良いコト…知ってはいけないコト…が、存在するのですよ。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる