4 / 19
カイブツとカミサマ
しおりを挟む
カミサマは、カイブツと出会いました。
カミサマは、自分に全てを教えてくれたあの少女の姿をしていたので、カイブツが襲ってくるかと思いましたが、そんなことはありませんでした。
カイブツは、今の自分に飽き飽きしていました。
人間が逃げていくのも、自分を討伐しに来るのも、それを追い返すのも、もうそれを数えるのも。
自分が何をしたって、人間は自分を見た目だけで嫌う。
もう、自分をカイブツだと思いたくない。
もう、このままは嫌だ。
カミサマは、話さずともカイブツの想いを感じました。
そしてカミサマは
カイブツを
"終わらせる"ことにしました。
カイブツのままが嫌なら、せめて終わらせてあげようと、カミサマは手を前に出しました。
今度は、誰にも憎まれないように
そんな想いをこめて。
カイブツは、最後にカミサマのことを、
きゅうせいしゅ
と言いました。
ただ…
カミサマは、それが何を意味するのか、分かりませんでした。
お し ま い ?
カミサマは、自分に全てを教えてくれたあの少女の姿をしていたので、カイブツが襲ってくるかと思いましたが、そんなことはありませんでした。
カイブツは、今の自分に飽き飽きしていました。
人間が逃げていくのも、自分を討伐しに来るのも、それを追い返すのも、もうそれを数えるのも。
自分が何をしたって、人間は自分を見た目だけで嫌う。
もう、自分をカイブツだと思いたくない。
もう、このままは嫌だ。
カミサマは、話さずともカイブツの想いを感じました。
そしてカミサマは
カイブツを
"終わらせる"ことにしました。
カイブツのままが嫌なら、せめて終わらせてあげようと、カミサマは手を前に出しました。
今度は、誰にも憎まれないように
そんな想いをこめて。
カイブツは、最後にカミサマのことを、
きゅうせいしゅ
と言いました。
ただ…
カミサマは、それが何を意味するのか、分かりませんでした。
お し ま い ?
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
1
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる