アリス 観察者《オブザーバー》の弟子

御魂

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全ての始まり

13. 菊生寮 1

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 翌朝、私は7時ぐらいに目が覚めた。昨日師匠の弟子になった後、テンションが上がってしまい結局11時ぐらいまで師匠の持っている装備品を見たりしていた。



 師匠の持っている普通サイズのバッグは拡張魔法で中の広さが格段に広い、つまりバッグ一つでいろいろなものが入れられるということ、この世界の自衛隊でも採用されているらしくこれにより手に持つ荷物の削減が可能でより多くの武器が持てることだった。



 しかし驚いたのはそこではなかった本来自衛隊が使う拡張済みのバッグには荷物の総荷重を減らす魔法も使われているらしいが師匠のは基本的にこの魔法を使っておらず中に入れた荷物の総荷重が体に掛かることになる。



 師匠曰く日々のトレーニング替わりでわざと重くしてるらしい。あの時なんで自分たちを置いていったのか何となく理解できた。



 その後、夕方から気絶して眠っていたはずなのだが魔法行使の疲労と肉体の疲労は別らしく気絶の時とは違う優しい眠気が襲ってきてベッドに入って眠った(ちなみにこの時一悶着あったのだが割愛させていただく)



 起き上がると大きくあくびをする。



「ふぁあああ! やっぱりいいベッドで寝ると違うなあ。寝つきがよすぎる」



 ベッドから降りて改めて寝ていたベッドを深々と眺めていた。



(やっぱりいいホテルのいい部屋のベッドは違うなー、ってあれ?)



 気づくと隣に寝ていたはずの師匠の姿がなかった。昨日いくら師弟関係とはいえ男女が同じ部屋に寝るのはおかしいという議論をしていたが途中で眠くなり結局一緒の部屋で寝たのである。



「師匠ー? どこですか? 朝のシャワーかな?」



 いろいろ見回すがいないシャワーの音もしない、それどころか置いてあった荷物すらない状況である。



「ま、まさか弟子置いて出てった? いやいやありえんでしょ! そんなの」



 いやな不安が広がるなか枕もとの机にいちまいのメモがあるのに気づく。



『おはよう、起こすのも悪いと思ってな俺は下のレストランでくつろいどくよ。準備ができたら来るといい』



「あっはーん、気を遣ってくれたんだ。以外に紳士なところもあるんだね。まあいいや別に着替えるだけだし行くか」



 寝巻から師匠のくれた服に着替えると、師匠の待つレストランに向かっていた。



 以外にもパソコンがないにも関わらずエレベーターらしきものはあるらしい、ただ見たことない旧日本の旧式のエレベーターであるのか操作方法が結構アナログである。



 結局操作が分からず階段で行くことにした。



「……ま、昇るよりかはましか」





 レストランにつくと人はまばらであった、現在朝の8時である。



「携帯もないからどこにいるか分からん」



 入口から探すが見つからない。そんな時だった、ホテルの従業員、レストランの受付の人?と思われる人がが近づいてきた。若い女性従業員のようだ。



「あ、あの……えっと……」



 日本人の性格によるものであろうかそれとも私の性格か決して悪るいことはしてないがたじろいでしまう。



「アリス様でございますね?」



「え? あ、はい……」



「龍様がお待ちです、こちらへどうぞ」



「……」



 従業員に導かれるままレストランの中を進んでいく。



 すると半分窓でテラスのような形の場所に案内された。そこには大きなテーブルにこの空間には似合わないお茶を飲む用の湯飲みだけが置かれ師匠が新聞を読みながら座っていた。



「龍様お連れ様がいらっしゃいました」



「ん? ああ、ありがとう」



 師匠は新聞をたたむと席へ座るよう促す。そのまま席へ座る。



「おはよう、よく眠れたか?」



「ええ、まあ。……龍様って呼ばれてんだ! すごいね」



「ああ、あれはな、何度言っても直してくれんのよ。さん付けでいいって言ってるのに」



 師匠の様子から照れているのではなくもはやあきらめてるのだと読み取れた。



「でもそこまで尊敬されるなんてよっぽどじゃん」



「まあこの国……いやこの世界の大抵の人間よりも生きてるしいろんなことをやってきたからな」



「具体的にどれくらい生きてんの?」



「詳しいことは忘れたがざっと四百年くらい」



「……っ!」



 思いがけない数字が出てきたので息を呑んでしまった。



「そ、それってマジ?」



「ああ、マジだ。およそ四百年前ある女の呪いを受けてなそれから不老不死になり、体の成長も止まった。だが一部は生きてるのかよくわからんが髪は伸びるから現在こんな形だ」



 結わってはあるが腰まである髪をたなびかせる。



「……」



(うーん、四百年前の人の身長とかはよくわからないけどこんなもんなのかな? 私はから見ても少し低く感じるし、でも新陳代謝が止まってるのに髪が伸びるとか意味わかんないけど、空腹とか感じるのかな?)



 じろじろと師匠の顔を見ていたが空腹で質問する気になれなかった。てかめんどくさかった。



 すると師匠は時計を見ると口を開く。



「もうすぐお迎えが来る。昨日の夜から何も食べてないだろう? バイキングだ好きに食べるといい、だがあまり多く食べるな、それとだがごはんとみそ汁、和食もちゃんとあるぞ?」



 ガタッ!



 ごはんとみそ汁。この単語を聞いた瞬間体が動いた。体がみそ汁とご飯を欲しているのが分かる。



 すっと立ち上がった。



「別に食べたい気持ちは分かるが、さっきも言ったぞ? 時間がないんだからな?少なめにしておけよ?」



 師匠の話はもはや耳に届かなかった。目の前にご飯とみそ汁がある、和食がある、それだけで私の体は料理が置いてある場所に向かうだけしかなかった。





 正直に言うとやはりのある程度大きなホテルのレストランはバイキングでも素晴らしいものだった。



 ちゃんと炊かれたごはんに温かいお味噌汁(出来立てでないのがちょっとあれだが)だがほかに野菜のサラダや焼き鮭、日本の昔ながらの朝の定番をさっと平らげた。(師匠からはそれで足りるのかといわれたが)



 湯飲みのお茶でゆっくり食後を堪能していると先ほどの女性従業員がこちらに近づいてくる。



「龍様お迎えがご到着でございます」



「もうそんな時間か……ありがとう。行くぞアリス」



「あ、あーい」



 荷物を持って歩いていく師匠に従業員に軽く挨拶をしながらついていく。



 ロビーを通過し玄関に出た。



 昨日今日と割と気にしてはいなかったが、今思い出す。



 ここは異世界…日本という国があるとはいえここは異世界なのだ。世界観はともかく街並みもよくある異世界イメージの中世の街並みがイメージされる。



 ……がうん違った。日本だ。少し今の街並みと違うが日本だ、正確には昭和時代?の日本の街並みだった。



 だがもう、昨日今日と師匠から聞いた話を総合するとここに来た日本人はいろいろと元の日本の風景を再現しようとしたのだろう。



 ……だが、やりすぎである。



(ここは異世界だぞ? 少しは異世界らしさを尊重しようぜ! 日本人! どこをどう見ても日本だよ! 正確にはちょっと古いけど日本だよ! 元の世界にいる外人がここにきても日本って答えるレベルだよ! くそがああ!)



「何してんだ?」



「いえ、少し悶絶してただけっす」



「は? 悶絶することがあったのか?」



「いいえ! 師匠には関係ないです! ほっといてください!」



「あ、はい」



 師匠を追い抜いてそそくさと歩き始める。すると目の前には一台の車が止まっていた。



 これまた誰が見ても高級車と答えそうな(後ろから追突されそうな)車が停車していた。



 そのそばにはぴっちりとしたスーツを着た男性がいた。すごく人が好さそうな人である。



「ご苦労様雄二」



「いえいえ、いつものことですから」



 雄二と呼ばれる人は車の後部座席側のドアを開けた。



「すまない」



 師匠が乗り込む。



「どうぞ」



 雄二さんが声をかける。



「え? あ、はい」



 私も師匠と同じように乗り込む。



 運転席に座った雄二さんはそのまま車を発進させた。





 数分後



「いやあ、報告を聞いたときは驚きました! しかしあそこは聖域だったはずでは?」



「その辺はいまだに俺にもわからん。何か外部的要因なのか、それとも偶発的なのか。初めての例だったからな警戒はしておく。お前も防衛省に知らせておいてくれ。聖域はあそこだけではない」



「ご安心を、聖域を破られたここに関してもあなたの対処についてもすべて報告してあります

それより気になるのは…」



 何か視線を感じた気がした。



「あなたが今回の転生者ですね?」



「え?あ……ひゃい!」



「ふふふ!そんなに緊張しなくてもいいですよ?私もあなたと同じ転生者ですし。私は十年ぐらい前に転生してきたのでそこそここの世界やこの国に詳しいです。まあ龍さんには及びませんが」



「俺を基準に出すのがおかしい」



「あー、まあそうですね。龍さんはこの国……いえ……この世界的に見ても珍しい存在ですし、貴重な存在ですからね基準になりませんか」



「あの……雄二さんでしたっけ? 聞いてもいいですか?」



「あ、はい。その前に紹介が遅れました。転生局の雄二と申します。まだ結婚してませんので苗字はありません。よろしくお願いします」



「ああ、ええと? まあいいやよろしくお願いします。ところでなんですが聖霊魔法って知ってますよね?そんなに珍しい魔法なんでしょうか?」



 その瞬間、師匠がびっくりした顔でこちらを見た。



「うーん、魔法が珍しいというよりは使える男性が少ないから珍しいと思われているのでしょうね。なぜその話を? まさかユニークで使えるとか?」



 雄二はいきなり核心をついてきた。しかし、昨日師匠に言われた言葉を思い出す。



『いいか? お前の力は世界的に見ても貴重だ。その秘密を知る人間は俺が選ぶ俺の信頼する人間に留める。お前からは他人に話すな』



「いえ! 私ハリーポッターが大好きでして! ハリーポッターだといろんな魔法が使えるじゃないですか! それを期待したんですけど、私だと使えない魔法があるって聞いたので」



「ああ、なるほど。私も転生者ですのでハリーポッター知ってますよ! ただ、映画が完結するギリギリでこっちに来たのでラストまでは知らなかったんですよ、まあ後から転生してきた方に教えてもらったので補完はできたのですが、そうですか、ハリーポッターが大好き……それは魔法を全部使いたくなりますね! しかし聖霊魔法だけは使えないですねー」



「そうなんです、残念です」



 何とか話を逸らすことに成功した私は視線を師匠に向けた。師匠は少しほっとしたような様子だった(今日までの師匠に対する僅かな仕返しである)。





 目的地に着くまでの数時間、雄二さんとのハリーポッターの話で盛り上がった。師匠はその間、興味がないのか話についてこれないのかひたすら窓の外を眺めるだけであった。(ここら辺から四百年生きてるという話が信憑性を帯びてくる。単に見てないだけかもしれないが)



 いろんな道を通った。この世界にも作ったのであろう東京駅や国会議事堂、その他関連施設など元の日本に合ったものまでちゃんと作ってあった。



 そのまま繁華街を少し離れた場所に目的地は存在した。



 目的地についたのか車が停止し、雄二が車から降りた。



「さて、到着しましたよ」



 雄二さんが後部座席のドアを開けてくれる。



「あ、ありがとうございます」



 降りると少し郊外にあるのか周りは木々が生い茂る。ただ、目的の場所であろう建物は少し背が高いおしゃれな塀で囲われているので全体像がよく見えない。



 だが屋根の感じから木造であることがわかる。



 師匠が下りると雄二さんはそのまま車に乗る。



「あれ? もう帰るんですか?」



「ええ、まだ仕事が残っているので。ではこれにて失礼します」



 そのまま車で来た道を戻っていった。



「まったくひやひやしたぞ」



「でもちゃんと秘密は洩らしませんでしたよ?」



「まあいいいくぞ」



 師匠は塀に沿って入口があるのだろう方向に歩いていく。私も後を周りの景色を見ながらついていく。



 元の日本…、いや記憶の中にあるどの草花とも違う植物たちがそこに咲いていた。単に私の見分ける力が無いせいかもしれないが。



「そんなじっと見たってしょうがないだろ。これからこの世界、この国で生きていくんだ気にも留めなくなるさ」



「それはそれで悲しい気持ちにならない?なんか元の日本を忘れた感じがして」



「それは…お前、この世界に来る転生者を甘く見すぎだ。これは俺の感だが、この世界に来た転生者は誰一人旧日本を忘れた人間なんていない。いるはずがない」



「なんでそう言い切れるの?」



「俺たち転生者がこの世界に来て無くすものは名前や年齢を除いた自分に関する情報、そして自分自身の思い出だ。だが知識は継承される。つまり旧日本の知識や情報、常識は今も俺たちの頭の中にある。たまにいるんだよ、この世界で生きていくのに困ったとき、旧世界の知識で生き残る人間が。それはつまり旧世界…旧日本を忘れてないってことだ」



「は、はあ」



 話していると、塀の入り口の門についた。入口にはでかく『菊生寮』と書かれている。



 師匠は門に手をかける。



「……まあお前もここに住んでいれば分かるさ。お前のようにこの世界を楽しみにしてる奴もいれば旧日本を思い焦がれている奴もいるんだ。まあ行き過ぎたやつもいるが……」



 師匠は門をゆっくり開け始める。徐々に菊生寮があらわになっていく。



「でもまあそんなことはどうでもいい、今だけはな。今はとにかくここの生活に馴染め。すべてはそこからだ。ようこそ菊生寮【きくせいりょう】へ。ここは転生者がまず最初に生活するところだ」
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