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第23章 クレイジージャーニー in 【獣王闘国】
第197話
しおりを挟む………はいはい、ど~せこんな事になるだろうと思ってましたとも。
「ふむ?鈍らぬよう、毎日鍛錬は欠かしてはおらんつもりだが…。お前はどうだティーガ?」
「愚問だな?俺は戦士団長だぞ?毎日書類仕事に忙殺されているレオとは違って、"常在戦場"の気構えは常に己に課しているさ 」
「クククッ!言ったな?ならば良し。さぁて…、ではそろそろ……!」
「"死合う"とするか…‼︎ 」
獣王城内に作られた闘技場…もとい、修練場で、グイグイと楽しそうにウォーミングアップをしている二人の男性。言わずと知れた【獣王闘国】戦士団長の黒虎獣人ティゲイルさんと、獅子人族レオニール獣王陛下その人だ。
あ~あ~~…、あんなに二人共ヤル気満々で……⁉︎
はぁ……、やっぱり俺が発見した独自の法則、『偉い人ほど厄介な人が多い~!』説はここでも証明されてしまったよ………。
もうお判りかと思うが、婆さんの読み通り…というか、実際には微妙にハズレてはいるんだが、結局俺はこの二人と闘うことになってしまった。
話しは数時間前に遡る ーーーー 。
あの後、ヒツジで執事なウールさんに案内されて、他国からの使者などを歓待する応接室に通された俺達が出されたお茶を飲んでいると、暫くしてレオニール獣王陛下と、謁見の最中は黙って陛下の背後に控えていた隻眼の戦士団長、ティゲイルさんが応接室へと入ってきた。
二人は謁見の間での態度とは違い非常にフレンドリーな感じで、俺達にはこれまでの活動や冒険のことや今の爺さん婆さんの様子を聞いてきたり、逆に自分達が婆さんの元で修業をしていた時のエピソードを教えてくれたりと、お茶を飲みながら終始和やかに歓談してたんだが、途中から話題が先日俺達が助けた村の話しになった。
「そういえばクーガ殿には、既に我が国の者が大変世話になったようだ。今更だが、改めて礼を言わせて欲しい 」
「そういえばそうだったな?すまぬ、本来なら謁見の間で私の方から礼を言わねばならなかった。我が民を救ってくれたこと、誠に忝けない。心より礼を言う。本当にありがとう 」
ティゲイルさん、レオニール陛下が揃って頭を下げる。
「いえ!たまたまです。そのように陛下方に頭を下げて頂くほどのことでは⁉︎ 」
「いやいや、本来なら縁も所縁もない村を、依頼でもないのに自ら危険を冒してまで救おうなどとする者など居りはせぬよ。しかもそれだけではない、怪我を負った村人の治療から炊き出しと、何から何まで世話になったというのに、我が配下の者共の早とちりでクーガ殿たちに攻撃を仕掛けるなど……!本当に申し訳なかった 」
顔を顰めた二人は、額がテーブルに着くほど深く、さらに頭を下げてくる。
「いえ、あの場合は仕方ありません。彼等も村を襲った者たちへの怒りと、一刻も早く村を救いたいという思いで必死だったのでしょう。彼等からも既に謝罪をされていますし、我々に被害があった訳でもありません。どうか顔をお上げ下さい 」
「そうか!そう言ってもらえるならありがたい!…そういえば、その【ナインゼ・ロゼイロ】から、奴隷狩り共のアジトへの急襲は成功。拐われていた者達も全員無事保護出来たとの報告があった。この件に関してもクーガ殿の助力があってこそ、と聞いている。重ねて感謝したい。褒賞を用意するゆえ、どうか受け取ってもらいたい 」
と、平身低頭で俺の方を伺ってくる獣王陛下。
う~~ん?そんなつもりじゃなかったんだが、これは素直に受け取らないと、余計に面倒なことになるかな?仕方ない、ここは素直に厚意と受け止めて貰っておこうか…?
「分かりました、分かりましたよ!ですからどうか、頭を上げて下さい。国王ともあろうお人が、そんな簡単に頭を下げてはいけませんよ 」
「そうか、忝ない!いやぁ、良かった良かった!あのままだと心苦しくてなあ………っ!」
やっと肩の荷が下りたと言わんばかりに笑顔になるレオニール陛下。
やれやれ…、心苦しいのは、一国の王に頭を下げられてる俺の方だ、っつーの!
そして、いよいよ話題は婆さんからの手紙の話しになったんだが……、やはり俺の予感は的中してしまった。
獣王陛下曰く、 ーー 師匠からの手紙に書いてある事は理解出来るが、実際に"聖国"の関係者に国内を荒らされ、実質国民に被害が出てしまっている以上、このまま黙っている訳にはいかない。それでも抑えろと言うのならば、敗者は勝者の言葉に従うという【獣王闘国】の仕来たりに則って、"決闘"によってしか言い分を認めさせる手は無い。ーー と言うのだ。
なるほど。………ってか婆さん、最初っからこうなることが分かってて俺を遣いに出したなっ⁉︎
………はあ、仕方ないかぁ………。さっきから見ていると、獣王陛下も戦士団長殿もすっかりやる気満々でウズウズしてるみたいだし、やらなきゃ止められないんだろうなぁ………?
ーーー ってな訳で冒頭の状況に戻る………。
「さてヒロトよ、我等は準備は整ったぞ。いざ勝負と参ろうか 」
「二対一の勝負で済まぬが、我等は己が分を弁えているのでな、これで挑ませて貰うぞ 」
そう、二対一。"レオさん"と"ティーさん"対俺ひとりという変則デスマッチなのである。なぜか!
大事なことなのでもう一度言う。なぜかっ‼︎
ちなみに呼び方が変わっているのは、俺は婆さんの配下扱いであり、孫婿(予定)。で、二人は婆さんの弟子と、どちらも婆さんの身内なので『水臭い他人行儀は無しだ!』との獣王陛下様のありがたい?お言葉でこういうことになった。
「勝負自体はもう今さら何も言いませんけどね、俺は本っ当~~にっ!二対一でやらなきゃならんのですかね?」
「何を言う。キチンと、順当に、真っ当にお前と我々の戦力差を鑑みての事だ。我等が一人ずつ挑んだのでは、万が一すら勝ちの目が無いではないか 」
「然り。我等は【獣王闘国」最強は自負してはいるが、決して自惚れてはいないつもりだし、上には上がいるということもよく知っているさ。よ~~く、な。なあ、【龍蟲殺し】殿?」
んな…っ! 何でっ⁉︎ ……もクソもねーか、婆さんめぇ…、いらん事まで手紙に書きやがって…。
何が「言うことを聞かなきゃ拳骨をくれてやれ」だ。アンタめちゃくちゃ煽ってんじゃねーかよっ!やれやれ………。
「わーかったよ。いいよ、二対一で!」
「ウムウム、やっと観念したか。ふふっ!滾るな、ディーガ。これ程の昂りは久々だ 」
「うむ。昂ぶるほどに冷たく沸き立つ血の滾り……。クククッ!堪らんな……!」
ぅわぁ……。さすがは自ら婆さんに弟子入りした二人、間違いなく戦闘狂だわ。
「もはや言葉は不要。いざ尋常に……… 」
「勝負っ‼︎ 」
ーーー ズドンッッ‼︎ ーーー
宣告と同時、あまりに強烈な踏み込みの為に、まるで二人の足下が爆発したかと思うほどの土砂が舞う。
なんの指示も合図も無く、アイコンタクトのみで二人は左右へと別れたかと思えば、すぐに交差、お互いの位置を入れ替えながら迫ってくる。
「フゥ…っ!」
初手はレオさんだった。俺の顔面を狙った右ストレート。短く吐き出された気合いと共に、両腕に嵌めた金色の手甲から伸びる鋭い爪が迫る。
だがこれは目隠しを兼ねた誘い、"釣り"だ。それが証拠に…、ほら来た!突き出された拳の外側へと僅かな挙動で避けた先、当然のように飛び出してくる鈍く輝く白い槍の穂先。
ーー "試合"の前にティーさんに教えてもらった。コレはまだ婆さんのところでの修業中に、無理やり連れて行かれた〈中位炎竜〉討伐で得た竜の角から削り出したモノだと。
「あの時は真剣に死ぬかと思った…」と、ティーさんが遠い目をしてたな……。ーー が、回避した後の避けようのないタイミングで同じく顔面へと迫る。
普通ならここで大概の決着は着いてしまうだろう。実に見事な連携、完全な"初見殺し"だ。
だが、〈壱乃牙 覚〉で意識を拡大し、周囲を全て把握している俺に死角は無い。アイテムボックスから抜き放った蒼い霊刀"颶風"で難なく打ち払い、大きく後ろに跳んで距離を取る。
「はは…っ!さすがにこの程度では小手調べにもならんか!」
「ならば次は俺の番だな!」
立ち位置を入れ替えて、今度は戦意を漲らせた隻眼の猛虎が迫り来る。
「おおおおおおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉっ‼︎ 」
雄叫びを上げながらの連続刺突。突く度、振るう度、薙ぎ払う度に槍の穂先は熱した金属の様に赤熱化していき、ただ避けるだけでもジリジリと肌を焦がす程の熱波がダメージとなって相対した者を襲う。さすがは炎龍の角、素材となり、武具と化した今でも凄まじい魔力波動だ。
『警告。マスター?』
『ああ、分かってるよアイ 』
アイが警告して来たこと。それは俺がティーさんの猛攻に曝されている隙を突こうと、レオさんが大きく迂回して来ていることだ。
しかし、この二人は長年冒険者としてもコンビを組んでいたこともあって、本当に連携がいい。しかも一瞬で攻守の前後などのポジションを入れ替えたりしても動きにまったく停滞が無い。長年共に戦い続けた経験と、その間に築き上げた信頼関係の賜物だな。
ソニア達、ちゃんと見てるか?この二人の動きや戦い方は相当勉強になるぞ?
だが、やられっ放しってのも面白くないしな、二人だってつまらないだろう。
んじゃ、ま、そろそろ俺も反撃と行こうか?そもそも二対一なんだ、ズルいとか言うなよ?
左手の颶風に魔力波動を流して軽く握り締めると、颶風からも歓喜を乗せた魔力波動が返ってくる。
最近はあまり暴れさせてやる機会が無かったからな~?すっかりやる気満々だな、颶風。……よぅし、行けっ‼︎
ーーー シャリィィィィィィィィィィインッ‼︎ ーーー
涼やかな音の響きを引きながら、蒼い輝きが疾る。と、同時に右手で腰の後ろに着けたホルスターから拳銃を抜きざまにトリガーを絞り、《風魔法》でわざと大きく鳴るようアイに設定してもらった銃声が響く。
ーーー ドンッ!ドゥンッ!ーーー
「ぬおっ⁉︎」
「ぐっ!…がぁっ⁉︎」
おぉっ⁉︎ さすがは【獣王闘国】最強、完全な不意打ちだったにも関わらず、きっちり反応してみせたよ!
颶風の〈鞭〉モードをレオさんは手甲で弾き、ティーさんは槍の柄で《魔弾》を受け止め防御したものの、その攻撃の手と勢いは止まってしまった。
どうだ?届かないはずの攻撃と、普通ならあり得ない《魔法》の攻撃は?
堪らず飛び跳び退り、一旦距離を取る二人。
「驚いたな、その蒼い太刀は魔剣なのか?」
「く…っ⁉︎ なんだそりゃ、魔導具かっ?詠唱も魔力波動の高ぶりも何も無かったぞ⁉︎ 」
口々に驚きの言葉を吐き出すレオさん、ティーさん。
だが、俺の次の動きを警戒してか、先程までの動きは止まり、攻めあぐねているようだ。
無理もない。届かないはずの距離まで攻撃が届く刀に、前振りも予備動作も何も無く発動する《魔法》。間合いも何も読めたもんじゃないだろう。
「はっはーっ!驚いただろ?そろそろ"小手調べ"は止めて本気を出さないとこのまま負けるぜ?」
トントンと颶風で肩を叩きながら、ニヤリと二人に笑いかけてやる。
「フッ、なるほど"小手調べ"か。やれやれ、そうは言っても結構本気だったんだがなぁ…… 」
「クク…っ!こちらも奥の手を出さんと"本当の勝負"にはならんということだな………?」
やれやれといった風に二人は構えを解き、レオさんはジャキッと手甲の爪を収納して、ティーさんは手にした槍を修練場の地面へと突き立てた。
「普通ならここまでで充分勝負になるんだがな?さすがは師匠をして"自分よりも強い"と言わせるだけのことはあるということか 」
「くはは…!良い、良いぞ!これ程の昂りはレオ!お前と〈闘技祭〉で雄を競い、この右眼を失った時以来よ!もはや出し惜しみなぞせぬ、全身全霊、死ぬるは今ぞ!」
「あーあー、すっかりティーガに火が着いちまったよ……。だが、そうだな、これ程の相手だ、今日この場で此の身砕けようと悔いは無し!」
「来い!ゴルドレーヴェンーーーっ‼︎ 」
「アルギュロゴリフ!我が手に勝利をぉぉぉぉぉぉぉっ‼︎ 」
二人の掲げた手の中に、金色と銀色の眩ゆい輝きが生まれ、それはやがて爆発的な魔力波動の高まりと共にレオさん、ティーさんの全身をも包み込み、一層輝きを増していく。
輝きが収まった時にそこに見たのは、金色の太刀を持ち、白いたてがみをなびかせたレオさんと、銀色の双剣を構えて不敵に笑うティーさんの姿だった。
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