〜転移サイボーグの異世界冒険譚〜(旧題 機械仕掛けの異世界漫遊記) VSファンタジー!

五輪茂

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第27章 幼い皇女と帝国に立ち込める暗雲

第246話

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「「ゴウナム~~っ!」」
「おおっ、来たのか二人とも 」

 腕を組みながらソニアが踏み込んだ建物の前で佇んでいたゴウナムに、声を掛けて来たのはアーニャとマーニャの双子。

「飛び回ってた害虫退治は済んだのか?」
「バッチリだよー。全部潰しておいたよ、プチッ!てね 」
「陰から陰へとカサカサ、ゴソゴソと、まるで"G"のつくみたいよね。ヒロト兄さんが"害虫"って言ったのがピッタリだわ 」

 闇に潜み、目立たぬよう陰を移動する暗殺者達の黒装束姿を、台所の "G" に例え、嫌そうに吐き捨てるアーニャ。昔から、"G"は「一匹見つければ三十匹居る 」と言われ、巣から退治しなければ根絶は出来ないものだ。しかし、一匹でも逃せば元の木阿弥、また知らない内に増えてしまう。

 格好だけで言うならば、先だって「艶々のピッカピカ!」と黒光りする自身の装備を自慢していたソニアの方が、よっぽどに近いのだが、この場合その事は言わない方がいいだろう。

「だよねー。で、ゴウナム、ここがそのの"巣"なの?」
「ああ、ついさっき姉貴が殴り込んだから、逃げ出すヤツがいねえか一応見張ってるとこだ 」
「ソニア姉さん、戦い始めるといっつもが甘いものね… 」

「「あーー……… 」」

 彼等は獣人族である。その特徴は言わずもがな、その身体に獣の因子を持つ事であり、ヒト族などに比べて身体能力が高いことで知られている。彼等、彼女等はその高い身体能力を活かして戦闘に於いて無類の強さを誇る戦士である事でも有名であり、その為か「獣王闘国」を見て分かる通り、種族を通して優先順位として何より強者を尊ぶ傾向がある。つまり、"脳筋"な者が非常に多いのだ。

 勿論、"非常に多い"と言うだけで、全ての者がそうという訳ではない。魔力が多く、魔法の方が得意だという者や、アーニャのように頭脳派の者だってちゃんといる。

 だが、彼等の姉は見事に"獣人族のそれ"に当て嵌まっていて、いざ戦いを始めるとそちらに夢中になってしまって他がお留守になってしまうという悪癖がある。「目的のために手段を選ばず~」とはよく言うが、ソニアの場合は彼女がベタ惚れし、尊敬するヒロトが居る場合には「良く見られたい」という乙女心が働く為かそんな事はまず無いが、ヒロトが居ない状況の時は戦っている内にテンションが上がり始めると、戦いの方にばかり集中してしまい、アーニャの立てた作戦を忘れて大暴れする事もしばしば。つまり「手段戦いの為に」タイプなのだ。

 ソニアの強さは誰よりも良く知ってはいるが、そんなをよく分かっている三人は、やれやれといった溜め息と共に揃って肩を竦めた。

 今回の相手はまだ何処の差し金かは判別出来ない為、事の経過がどうなったかなど相手側への情報を全て絶ってしまう事が重要なのだ。だから一匹も逃す事は出来ない。

「そういうこった。ってことだからよ、お前等も手伝ってくれ 」

「「うん!」」

 呆れはしてもいても愛する姉をフォローするため、ゴウナム達は万が一でも暗殺者が逃亡することが出来ないよう、アジト周辺に散るのだった ーーーー 。







「………行け 」

 まるで機械音声ように冷たく、感情を感じさせない平坦な声で小頭は暗殺者達に命令を下すと、唯一の光源であった卓上ランプに似た魔道具の灯りをかき消した。

 そう。はいつもの事。殺す者、命を奪う者に対して何かを思うことなど無い。ただ、仕事だから、必要だから殺す。それだけなのだ。彼等は。

 灯りが消えた事で屋内は暗闇に閉ざされるが、それが合図あったように暗殺者達は動き出す。音も無く、滑るように。

 人間の五感の内のひとつ「視力」。その根幹である「眼」という器官は、一瞬でのピント調節や暗視など、ヘタなカメラなどよりよっぽど高性能である。しかし、その反面明るい場所から暗所へ、またその逆に暗所から明るいへといった急な変化には弱い、といった弱点も存在する。
 
 "視覚"とは、物体に光が当たり、その跳ね返った光を視神経が捉える事によって知覚するという仕組みで成り立っている。(ちなみに、色の違いが認識出来るのは、その色によって波長が違う為である) だから、跳ね返ってくる光源の無い夜、また暗所では見辛かったり、見えなかったりするのだ。

 言うなればそうした"光の情報"を読み込んで認識する事こそが「視覚」であり、当然そんな膨大な情報を読み込んで脳に伝える為の器官である眼球、視神経はそれだけ複雑で精密な造りになっている。そんな繊細な器官を負荷から守る為の光量調節機能が"瞳孔"であるのだが、"暗い所から急に陽の当たる場所に出て目が眩んだ"経験は誰にでもあるだろう。これは、その瞳孔が急激な光量変化にその機能が追い付かない為に起こる現象なのだが、逆もまた然り。明るい場所から急に暗い場所に行った際にも瞳孔の機能が追い付かず、一定時間何も見えなくなってしまうのだ。

 彼等はその様な場合でも即時に行動できるよう、常にどちらかの片目をつぶっているように訓練を受けている。また〈気配察知〉の訓練も厳しい修行の下、高いレベルで身に付けている生粋の暗殺者達だ。
 国、というものを運営していくのは綺麗事だけでは済まない。彼等はその辺りのはした金で殺しを請け負うような破落戸ごろつきの集まったような組織とは違う。ドロリと濁った闇の部分を常に担って来た、生まれながらの暗殺者一族なのだ。

 皇女の護衛達は決して弱かった訳では無い。むしろ、実力で言えば遥かに上であった。しかし、彼等暗殺者が得意とするものは剣技や格闘術ではない。音も無く近寄り、気付かれぬままその命を奪う"静殺傷術"。

 常人の何十倍もの聴力を誇る獣人族の耳ですら聞き取れぬほど、静かな動きで背後と左右に周り、マーニャと相対した男のように、光を避け、闇に溶けるよう黒く染められた刃が三方向からソニアを襲う。
 

 ーーーーーー だが………。

「……がぁっ⁉︎」

「ぐは……っ⁉︎ 」

「ごぼぉ……っ⁉︎ 」

 
 ーーー ダンッ!ダンッ!ダンッ‼︎ ーーー

 と、くぐもった苦悶の声が聞こえたかと思えば、立て続けに壁に何かが叩きつけられる音が暗闇に響き、次いでドサドサと、が床に落ちる音が聞こえた。

「ふふんっ!な~かなか良い動きだったけどねぇ。アタイにはアンタ等の動きはさ。兄貴から【玖珂流魔闘術】を習ってるアタイには、ね!」

 ざわり…!と、そこで初めて室内に居た暗殺者達の間に動揺が走る。何故ならば、は彼等のフィールド。しかも文字通り血の滲むような修行の果てにかち得た能力を使っての必殺の構え、布陣であったはずだったからだ。
 周りを取り囲む彼等の耳にも、襲い掛かった三名は足音はおろか衣擦れの音ひとつ立てていなかったはずだ。それをどうやって…!

「おや、そんなに意外だったかい?動きが固まっちまってるじゃないか。まあいいさ、じゃあ、今度はこっちから行くよ!」

 命のやり取りをする場において、動揺や戸惑いで動きを止めることは致命的な隙を生むことに繋がる。そして、それを見逃すソニアでは無かった。

「…っ⁉︎ 」

 ーーー ドゴォンッ‼︎ ーーー

 突如、爆裂の響きと共に暗闇の中で燃え上がる紅蓮の炎が華と咲き、室内を真っ赤に照らし出す。
 その紅く照らし出された光の中で、暗殺者達が見たものは、扉を突き破って飛ばされて来た男の様に弾き飛ばされていく仲間の姿と、拳を振り抜いた姿勢で楽しそうに笑うソニアの姿だった。

「さぁて!ドンドン行くよっ‼︎ 」

 ーーー ドォンッ! ゴガァァンッ!ズドム…ッ‼︎ ーーー

 次々と紅蓮の炎華が咲き乱れ、その度にひとり、またひとりと暗殺者達が壁へと吹き飛ばされ、叩き付けられて行く。

 (「馬鹿なっ!なぜこの暗闇で、我等以上に動けるのだ?例え奴が夜目の効く獣人族だとしても、一切光の無い暗闇では見えるはずが…っ⁉︎」)ぐはぁ…っ‼︎ 」

 夜行性の動物の目と我々人間とではその構造が違う。一般に夜行性と呼ばれる生き物の"夜目"には様々な進化の形はあるが、例えば猫などの眼には網膜の後ろにタペタムという反射板が存在する。それが目に入って来た光子を目の光受容体に反射させて、僅かな光しか無くても二倍に増幅して視ることが可能である為、夜間であっても問題無く活動可能なのだという。
 しかしそれは、先ほどの暗殺者の言葉が正しいと裏付ける事に他ならない。如何に夜行性の生き物といえど、僅かな光さえも無い真の暗闇では、物を見る事は出来無い。という事なのだから。

 だがソニアは、まるでかのように部屋の中を縦横無尽に走り回り、確実に暗殺者を仕留めて行く。逆に暗殺者達はソニアの〈爆拳〉で生じる音と閃光によってスタングレネードを浴びせられた状態に陥り、殆んど何も出来ないままその拳の餌食となって行くばかりだった。

 そう、ソニアには室内の状況は全て"視えて"いる。いや、誤解の無いように言えば、ソニアは視覚によって室内の状況を捉えている訳では無い。ソニアはヒロトから習い覚えた【玖珂流魔闘術】〈壱乃牙 かく〉によって己が意識を拡散し、暗殺者達の気配や魔力波動、さらには《強化》した聴覚や皮膚感覚で空気の流れまでも感じ取り、身の周りの情報を全て知覚しているのだ。

 こちらの世界でのゼルドまでを含むヒロトの教え子達の中で、最も成長し〈壱乃牙  覚〉の扱いに長けるのはアーニャである。それは、視界が悪い中でもターゲットを捉え、一撃で長距離狙撃を成功させることを見ても分かるだろう。しかし、最も密度を高く、詳細な情報を知覚できるのは、実はソニアなのだ。

 勿論、広範囲へと意識を広げ、戦場全体すら把握して司令塔までも務めるアーニャのように、"覚"で感じ取る事が出来る範囲では遠く及ばない。
 しかし、極狭い範囲、直径にして三十メートル程の範囲内ならば、ソニアはヒロトすらも唸らせる程、技を上達させているのだった。

 もはや死角無し。そんなソニアにとって、室内という限定された空間内の暗闇など、まったく足枷にもならない。

 そんな事は知る由も無い暗殺者達の戸惑いなど知らぬ顔。室内には爆音と、思う様に暴れる事が出来るソニアの楽しそうな笑い声が響き渡る。

「あははははははははははははははははははははははははははは……っ‼︎」


 ーーー ズガアァァァァァァァァァンッ‼︎ ーーー

 そんな中、もともと大した補修されていなかった古い建物である。ソニアの攻撃を食らった暗殺者のひとりが派手に吹き飛ばされて、とうとう壁を突き破って屋外へと飛び出してしまった。

 その衝撃でガラガラと壁が崩れ落ち、暗闇に閉ざされていた室内に冴え冴えとした月光が差し込んだ。

 蒼く月光に照らし出された室内に佇むのは、もはやソニアひとり。そう、だ。

「ありゃ、やり過ぎちゃったかな?…って、あれっ?一番エラそうにしてた奴はどこ行った⁉︎ 残しといたはずなのにっ?アタイ、一緒にブッ飛ばしちゃった⁉︎ ヤ、ヤッば!…こ、コイツかな?いや、こっちかっ?わ~~~~ん!兄貴に怒られちゃうよ~~~~っ⁉︎ 」

 案の定…、というか、ゴウナム達が懸念した通り、暗殺者達をブッ飛ばす事に夢中になり過ぎて、小頭の姿を見失ってしまったソニアは、先程までの楽しそうな笑顔とは一変、半泣きの表情になりながら、自分が殴り倒した暗殺者達を掻き分けて、必死になって小頭を探し続けるのだった。

 





 ーーー ズガアァァァァァァァァァンッ‼︎ ーーー

「ぐああぁぁっ!」

 ソニアの爆拳の一撃を受け、壁を突き破って屋外へと飛び出して来た暗殺者、それはだった。

「ぐ…っ、ガハッ!本国に…、一刻も早く本国に伝えなければ……!」

 暗闇の中、自分達よりも自在に動き、自分達より明らかに高い戦闘力で、部下達を仕留めて行くソニアの実力を逸早く見て取り、部下達には排除抹殺をけしかける一方で、小頭自身は脱出の機会を伺っていたのだ。

 ソニアの度重なる激しい攻撃で、壁に出来たヒビから僅かに外の光が差し込んでいることに気付いた小頭は、《身体強化》の全てで防御を固め、わざとソニアの攻撃を食らい屋外へと脱出を図ったのだった。

 (「皇女の暗殺は失敗…。しかも、我等を上回る程の手練れを差し向けて来るとは…っ⁉︎ 何としても本国に、お屋形様に報告しなければ……!」)

 彼等にとってはお役目、任務こそが至上命題。組織こそが全であり、個人の命などは問題では無い。故に、小頭は部下達の命を犠牲にしたことも何とも思わない。大事な事は只ひとつ、計画の失敗と、皇女暗殺が非常に困難になった事を本国へと伝える事だけなのだ。
 満身創痍の体に無理矢理鞭を入れ、一刻も早くこの場から逃れようと必死に震える体に力を込める小頭だったが、ソニアの一撃は予想していたよりも遥かに重く、満足に動く事も出来ないほど小頭の体に深刻なダメージを与えていた。

 それでも尚、逃れようともがき続ける小頭の頭上へと、不意に影が落ちた。

「よう、往生際が悪いぜ暗殺者 」
「……っ⁉︎ きさ…ま、も、仲間…っ?」
「ああ、御託はいい。相手するのも飽きた。取り敢えず寝てろ 」
「ぐぁ…っ⁉︎ 」

 もがく小頭の傍にしゃがみ込み、その頭を殴りつけてアッサリと小頭の意識を刈り取るゴウナム。やれやれといった顔で立ち上がったところで、心配していた彼の姉の声が響いた。

「あぁぁぁぁぁっ⁉︎ そいつ!!そいつだよ、一番エラそうにしてた奴!」
「おいおい……、マジで逃しちまうとこだったじゃねーかよ…… 」

 まいったまいった~~!と頭の後ろを掻きながら近付いてくる姉を、ジト~~っとした目でゴウナムは出迎える。もしも……、の場合を考えて、一応警戒はしていたものの、まさか本当に詰めをミスるとは思っていなかった。しかも、どうやらこの男はヒロトから「捕まえてこい」と言われていた"一番賢そうな奴"であるらしい。我が姉ながら、まさかの残念さ加減に、ゴウナムも呆れを隠せない。

「いや~~よかった!そいつ、いつの間にか部屋の中から消えててさぁ~~、焦ったの何の…!助かったよ~~!やっぱり持つべきものは姉想いの弟だね!」
「…………………… 」
「な、何だよその目は!ちょ、ちょ~~っと失敗しただけじゃないか!」
「姉貴よォ……、こんな事ばっかだと、その内兄貴に大目玉を食らうぜ?」
「バッ⁉︎ ちょ…!チクるんじゃないよゴウナム!言うなよ?言っちゃダメだからね⁉︎」

 彼等の尊敬するパーティリーダーであり、ソニアの想い人であるヒロト兄貴は、女子供や弱者を蹂躙する者や敵対する者には一切容赦しない。反面、一度懐に入れた者やには甘いという一面がある。が、こうした"油断"が絡む物事には放って置けば危険性が生まれてくる為、非常に厳しいのだ。
 ソニアの暴走癖はヒロトも承知していて、これまでソニアはその事を何度もヒロトから叱られているのだった。

「言うなよっ?言わないで、お願いだからっ‼︎ 今度オカズの唐揚げ一個あげるから~~~~~~っ‼︎ 」

 焦りまくる姉の情け無い姿を見て、ドッと疲労感が増すゴウナムだった………。


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