〜転移サイボーグの異世界冒険譚〜(旧題 機械仕掛けの異世界漫遊記) VSファンタジー!

五輪茂

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第28章 動乱 ロードベルク王国 前奏曲(プレリュード)

第258話

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 ーーー ヴォン、ヴォン、オンオンオンオンォォォォォォォォンッ‼︎ ーーー

 爆音を轟かせ、ザッコーの命運に王手チェックメイトを決める一手が、今、戦場へと雪崩れ込んだ。 

 それは二十四台の"二輪型車輌バイク型ゴーレム"。その名も【魔導高速装甲騎(機)士団】と言う。

 先に登場した【機動装甲魔法師団】の戦車型ゴーレム部隊が【宮廷魔法師団】所属の魔法使い達の多くで構成されているのに対して、こちらはほぼ全員が【宮殿近衛騎士団テンプルナイツ】の騎士達で構成された部隊である。そして、この二つの部隊を併せた姿こそが、真の"第三大隊"の姿なのだ。

 基本戦術としては戦車部隊からの一斉砲撃後、白兵戦力として騎士団が突撃して制圧、というものであるが、それぞれ個別での部隊運用も可能という、幅広い戦術運用を可能とする部隊である。

 だが、彼等の最大にして最もたる特徴は、その機動力にある。

 これまで、イオニディアにおける移動手段の中では、飛竜ワイバーンによる空輸というのが最も最速であり、次に訓練されたグリフォンやペガサスなどの騎乗出来る魔獣での単体の空中移動となるが、これ等は各国共に数も少ない為、基本的に国軍に属しているものばかりだ。
 それ以外となると、やはり馬などを使用した地上での移動手段しかなかった訳ではあるが……、お気付きかとは思うが、これ等は全てである。

 文明的には未だ中世レベルのイオニディアだが、"魔法"などという存在がある為に、科学的な分野は返って未発達になってしまっていて、現在のところ蒸気機関はおろか産業革命すら、まだ起こる気配は無い。
 
 となると、「動力」を得ようとするならば水力、風力などの自然の力を利用するか、人力や牛馬などの力で動かすしか無い訳であるが、魔法の事をと言ったのにはここに理由がある。

 些か極論かもしれないが、科学文明の発達は、人が「如何に楽が出来るか??」によって発達して来た。
 "怠ける為に努力する"と言うとおかしく聞こえるかもしれないが、例えば誰しも子供の頃、遠足や行楽などで一度は動物園に行ったことがあるだろう。だが、そこでこう思った人はいなかっただろうか?『寝てばかりで動かなくてつまらない』と。

 特にライオンなどの肉食獣がそうだが、基本、野生動物である彼等は狩りをする時以外はあまり動かない。動けばそれだけカロリーを消費するからだ。体内のカロリーが少なくなる事は、野生の世界ではそれだけで"死に近づく"事を意味する。だから、彼等は次に狩りが必要になる時まで動かない。それも立派な生存戦略であるのだ。

 ならば人間は?といえば、流通や生産技術の発達した今日では殆んど聞かないが、かつては人間も常に"飢え"と戦い続けてきた。
 生産力を上げる為に農業が発達し、より豊かな土地を手に入れる為に戦争が起こった。結果として様々な技術が進歩して行った訳だ。
 『戦争によって技術は進歩した』という意見はよく聞くが、元々それが何故起きたのか?という原因を考えてみれば、全てそういったものが"形を変えた"だけで、人間の歴史の根底に流れるものも野生動物と何ら変わりなく「飢えとの闘争の歴史」の上に成り立っていると分かるだろう。

 人間は野生動物よりも遥かに非力だ。しかし、それを補って余りある"知恵"という武器がある。その為に人は、「如何に労力を少なく多くの利を得るか?」を追求し、牛馬を使い、自然の力を利用し、やがては蒸気機関という機械の力へと辿り着いたのだ。

 では、対してイオニディアではどうか?生きている以上"飢えとの戦い"はどの世界でも不変だろうが、イオニディアには"魔法"がある。魔法によって《強化》され、農耕も、移動も、戦いすらも、地球のよりも遥かに"楽に"行うことができてしまう。"怠ける為の努力"が、地球よりものだ。これでは文明の発達が地球以上に緩やかになってしまったとしても仕方がないことだろう。

 ーーーー 閑話休題ま、そんな話しはこっちにおいといて

 話を戻そう。

 地球よりも遥かに楽に使える、とは言っても、生物の力を移動に使うには限界がある。生物である以上は、必ず休息を必要とするからだ。しかし、において車輌型ゴーレムは初となる"機械"に分類されるもの。つまり休息を必要としない為、全くの無補給で、しかも何倍も早く、大量の人員を乗せて移動することができ、しかもその移動距離は搭乗者の体力を無視するならば、大陸を横断することすら可能であるのだ。 
 
 何処のどんな場所であろうと即時に部隊展開が可能。これがどれほどの意味、戦術効果を持つのかなど、敢えて今更語る必要も無いだろう。
 
参上おおおおおおっ!」

 バウンッ!っと跳ね上がる車体を抑え込みながら、部隊配属となった「ソコノッケ・ソウコノーケ」が、高々と戦名乗りを上げる。

 しかし、そのすぐ隣を並走しながらソコノッケの戦名乗りを聞いていたオゥンマ達は、突然何を言い出したのかと、慌ててソコノッケの発言を止めにかかる。

「ちょっと待てソコノッケ!俺達はだぞ⁉︎ 何を勝手に宣ってるんだ!」
「えっ?だってクーガ教官に部隊配属の報告をしたら『ピンチに馬か何かで颯爽と駆け付けるなんて、まるで「騎兵隊」だな。カッコイイじゃないか』って……?」
…か?」
「おう!で、駆け付けた時には今みたいに名乗りを上げるそうなんだ!」
「………………………」

 あの地獄の「強化訓練in魔の森」において、当初最もヒロトに反発していたのはソコノッケだった。だが、平民の出でありながら、弛まぬ努力で【宮殿近衛騎士団】への加入を果たしたソコノッケにとって、ジェイーネ等〈救国の英雄〉達と対等以上に戦うヒロトの姿は、それまでの反発を一八〇度ひっくり返し、尊敬と憧れに変えてしまうほど衝撃的であったのだ。
 お陰で、今やソコノッケは近衛騎士団内でも一、二を争うほどのヒロトの信奉者となり、他の人間が「いや、絶対ウソでしょ、それ」と言い切ることも、ヒロトが言うことでありさえすれば、迷い無く実行するほど懐いてしまったのだ。

 嬉しそうにソコノッケが話す内容を聞いていたオゥンマ達であったが、お互いを探るように目配せをした後 ーーーー、

『『『『『 騎兵隊参上おおおおおおおおおお……‼︎‼︎ 』』』』』

「うぉ…っ⁉︎」 

 並走していた者達全員が、揃って声を張り上げた。
 どうやらソコノッケほどでは無いにせよ、全員の認識として『クーガ教官の言葉は絶対』という考え方が、訓練参加者の心中に刻み込まれてしまったらしく、さっきのほんの僅かなやり取りの時間の中で、【魔導高速装甲騎士団】は【魔導高速装甲騎兵隊】へと名称を改変されたらしい。
 
 
「ク…っ!偽王に尻尾を振る狗共が!の陣形を取れ!重装騎士隊はそのまま正面のオーダウラ守備隊に当たれ!奴等は魔獣共との戦いで疲弊しておる。食い破れ!後方のイカれたゴーレムはこちらもゴーレムで対抗するのだ!防御を厚くせよ!魔法使い共は前後二手に分かれて魔法を放て!突撃!突撃だ!一刻も早くオーダウラの街中へと入るのだあああ‼︎ 」

 意外な才能…と言うべきだろうか?ダメ押しのように現れた騎兵隊に対して焦りながらも、正面は相手の陣を突き破り、後方は守りを厚くするという的確な陣形を取らせただけでなく、テキパキと指示を出すザッコー。

「り、了解しました!わ、我が敵を燃やし尽くせ、フ、《火球ファイヤーボール》…‼︎」
「り、隆起せよ、我が敵を貫け、《岩槍ロックランス》…‼︎」
「穿て、凍て付かせよ《氷槍アイスランス》‼︎」

 ザッコーの指揮に従い、次々と己の得意魔法を詠唱して撃ち放ってくる反乱軍魔法使い達。だが………?

「へん!そんなヒョロヒョロ弾に当たるかよっ!」
「【ワスプ・レックス】の〈毒針杭〉の方が何倍も鋭かったぜ‼︎ 」

 雨霰と降り注ぐ魔法を前にしても、騎兵隊は止まらない。巧みなハンドル捌きや手にした剣で、全てを躱し撃ち落としてしまう。

「〈支援砲撃隊〉前へ!返礼をプレゼントしてやれ!」

『『『『イエス・サーー!』』』』

 隊長の一言で前に飛び出したのはスズゥメ他三人。だが、そんな彼女等の駆る車体は、他の物と大きく違っていた。
 騎兵隊の駆るバイク型ゴーレムのシルエットは、フルカウルのレーサータイプのそれによく似た形状をしていたが、スズゥメ達の乗る車体はそれに加えてシート後部が大きく盛り上がり、更には横に張り出している。そしてその両端には、左右一本ずつ、まるで"前ならえ"をしているように、フロントカウルの横まで伸びるが取り付けられていた。

 前に飛び出したこの車体は【レイニーブルー】 騎兵隊の突撃の際に、先んじて攻撃を行いその突撃を支援する"支援特化型車輌"である。

「甘いわね!魔法攻撃ってのは、こうするのよ‼︎ 」

 ーー ドガガガガガガガガガガガガガッ‼︎ ーー

「ぎゃっ⁉︎」「ぐわ…っ!」「そん…っ⁉︎」
「馬鹿な!奴等詠唱も無く…っ⁉︎ぎゃあああっ!」

 驚愕に慄きながら倒されて行く魔法使い達。そう、先程の"棒のような物"の正体は小型魔導砲である。戦車型に搭載されている物をサイズダウンし、威力を落とした代わりに速射性を上げて、面攻撃による制圧力を強化してあるのだ。

 
「ぐう…っ⁉︎ 相も変わらず滅茶苦茶な奴らめ!ゴーレム隊、前に出よ!狗共を叩き潰せ!」

 迎撃も出来ずに次々と潰されて行く魔法使い達を下がらせ、騎兵隊の突撃を止めるべく残っている小型ゴーレムを前に出すザッコー。
 小型といえども四メートルを超すゴーレムがズラリと並べば壁のようだが、それでも騎兵隊は止まらない。

「ふん!懲りもせず旧式のゴーレムを出して来たな? …よぉーし、野郎共!頭の中身が古臭い、カビの生えた〈回帰主義派権威主義者〉共に、を見せてやれ!行くぞ、各騎戦闘形態バトルフォームに移行!"着装"せよ!」

『『『『『 イエス・サーーーーッ‼︎ 』』』』』

 隊長騎からの命令に従い、騎士達がバイク型ゴーレムの周囲に魔力波動のフィールドを展開すると、バイクが
 いや…?分解ではない。カウルが分割され、車体が"くの字"に折れ曲がり…、様々に形を変えたは、騎士達の身体をまるで包み込むように"装着"されて行く。

 以前、「競技会」に於いて、クローレシアが【ルクスヴィータ】に包まれたような、完全に覆い隠す形ではない。一部は剥き出しのまま、フルフェイスのヘルメットや、元から手足に着けていた手甲や脚甲などの鎧部分に接続する様に、装甲が重なって行く。

「〈魔力機動〉開始!〈魔導ブースター〉最大戦速、ゴーレムを粉砕してやれ!」

『『『『『 イエス・サーーーーーッ‼︎ 』』』』』

 を終えたそこに現れたモノは、〈着装型魔導装甲〉、所謂"パワーアシスト"付きの"簡易型強化外殻"であった。

 これぞ"〈変形機構搭載〉二輪車型新型ゴーレム"【アンバークロス】。ロードベルクに、失われる事なき「新しき」を告げる魁だ。
 
【魔導高速装甲騎(機)士団】改め【魔導高速装甲騎(機)兵隊】とは、高速機動によって強襲、魔導装甲形態に変形して制圧を行う、超攻撃型部隊なのである。

 フィールドを解除した各騎体は、〈魔導ブースター〉によって更に加速。地面の上を滑るように移動しながら、反乱軍の小型ゴーレムへと襲い掛かった。

「くっ⁉︎ チョロチョロと鬱陶しい‼︎ おとなしく潰されろぉ…っ‼︎ 」

「紛い物のゴーレム如きで いい気になりおって! ……ぐぉおっ⁉︎ 」

 反乱軍のゴーレム使い達は必死になって応戦するが、〈遠隔操作〉である従来のゴーレムでは、一体となって直接操作し、ヒロトほどではないにせよ、〈魔力機動〉によって縦横無尽に動き回る騎兵隊の魔導装甲のスピードにはとてもではないが反応が追いつかず、反乱軍のゴーレム達は一体、また一体と倒されて行く。

「オラオラオラぁっ‼︎ デカいだけかよ!そんなんじゃこのソコノッケ様には当たらねえぞ!」

「はぁ…っ‼︎ 貴様等のゴーレムなど、もはや俺達の敵ではない!無駄な抵抗はやめろっ‼︎ 」

 四メートルという巨体から繰り出される一撃は確かに脅威だろう。だが、彼等は一人ひとりが日々厳しい訓練を怠らず続けて来た戦闘のプロである。いくらパワーがあろうとも、ただ力任せに振り回される攻撃など当たるはずもない。
 しかも【アンバークロス】は〈魔導人工筋肉〉によるパワーアシスト搭載の簡易型強化外殻。彼等が日々鍛えた技をそのまま再現することすら可能とし、敢えて受けた攻撃を受け流し、倍する大きさのゴーレムですら地面に引きずり倒すなどという動きまで再現することが出来るのだ。

 それだけではない。【アンバークロス】の標準兵装である〈魔導ライフル〉が火を吹き、腕部分に装着されたブレードが閃く度に、次々と反乱軍のゴーレムは砕かれ、切り裂かれて行く。
 どれほど反乱軍の《土属性魔法使い》達が抗おうとも、もはや戦局は一方的であった。
 
 
に徴発された一般兵に告げる!今、降伏するならば、王国は君達の罪を問わない!直ちに武装解除し、降伏しなさい!これはである!繰り返す!反乱軍に………!」

 ソコノッケやオゥンマが暴れまわるその外側では、【アンバークロス】と同じく二門の砲塔を背負った形へと【レイニーブルー】を変形させたスズゥメ達が、支援砲撃を続けながら、無理矢理反乱軍へと参加させられた一般兵達に降伏を呼び掛けていた。


「く、くおおおおおっ‼︎ 何故だっ?何故、我々が負ける⁉︎ 我々〈回帰主義派〉こそが正しいはずなのにっ!神よ、何故だあああああああああああああああああああああっ‼︎‼︎ 」


 絶対に勝利するはずだった。絶対に揺るがない優位のはずだった。だが、もはや自軍の崩壊は止められない。
 その様相を信じられない思いで見詰めながら、ザッコーは絶叫する。

 そして…、ゴーレムの最後の一体が倒された時、同じようにザッコーも力無く地面の上に崩れ落ちたのだった ーーーー 。


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