〜転移サイボーグの異世界冒険譚〜(旧題 機械仕掛けの異世界漫遊記) VSファンタジー!

五輪茂

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第29章 動乱 ロードベルク王国 組曲(スウィート)

第267話

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「司令!【カラドリオス】より入電。『我、西側航路ヲ塞グ、ナラズ者ノフカ共ノ殲滅ニ成功セリ』!」

 通信オペレーターの若い士官が、〈強襲型戦略飛竜空母〉【カラドリオス】からの通信を読み上げる声がブリッジに響くと、おおお…っ!と乗組員達から歓声が上がる。

 その報告を聞き、沿岸警備隊司令官の「オルガ・フィンノーズ」はふふっ、と満足気に微笑んだ。

「さすがはグラウゼル。一線を退かれて久しいというのに、かつて海賊共から「ベルクラート海の赤獅子」と呼ばれ、恐れられたその手腕は些かも衰えておられんようだ 」

 感心したオルガは、腕を組んでしきりにうんうんと頷いているが、その拍子に彼女の豊満胸が組んだ腕に"ムニュリ"と押し出され、更に強調されてしまっている事に気付いていない。しかも上級士官を示す海軍の制服の上着は肩に引っ掛けているだけで、その下に着ている白いシャツの胸元は窮屈さを嫌がるようにボタンを何段も外し、大きく開けられていたものだから、深い谷間が一層露わになっている。という、非常に"目のやりどころ"に困る状態になっていた。

 お陰でモロにそれを見てしまった若い通信オペレーターは顔を真っ赤にしてしまっているが、元来の性格なのか、それとも長い間男社会の軍隊で過ごして来た為か、オルガはそれにも気付かない。

「それで、【カラドリオス】からは他に何と言って来ている。…どうした、随分と顔が赤いようだが、大丈夫か?」
「…は?いや⁉︎ははは、はい、大丈夫であります…!カ、【カラドリオス】からは、『本艦ハコレヨリ順次敵ヲ掃討スルベク東ニ向カウ。"フカノ頭"ハソチラニ向カッタ、注意サレタシ。健闘ヲ祈ル』と 」

 それを聞いたオルガの口角がニィっと吊り上がり、獰猛な笑みを形作って行く。その好戦的な笑みは元が美女であるだけに、見ている者全てがゾクりとする程の迫力に満ちていた。

「ク、ククク…!あーっはっはっはっ!そうか、いよいよか!待ち遠しいぞ、早く来いフーリムン! 我等沿岸警備隊が、…いや、が、貴様に引導を渡してやるぞ…‼︎ 」

 彼女達は、真にロードベルク王国を愛し、国王に忠誠を違う者達だ。そして、有能であるからこそヨゴルスカから遠ざけられた者達でもある。
 オルガのこの言葉は、他でもないこの場に集う全ての者達の思いの代弁でもあったのだ。

 彼等は思う。永き雌伏の時は終わったと。彼等は決意する。海軍の誇りを汚し、ロードベルクに仇為す海賊共を、決して赦しはしない!と。

 今、王都グランベルクの前に広がる穏やかなベルクラート海は、熱く煮え滾る時を迎えようとしていたのだった ーーーー 。
 




ーーコン、コン…!ーー

 船室内に、ノックの音が響く。

「…何だ 」
「提督、ごゆっくりされているところ申し訳ありません。そろそろグランベルクが見えてくる頃合いになりましたので、御報告に上がりました 」
「分かった。すぐに行く 」

 そこは豪華な調度品の置かれた特別室。海軍卿であるフーリムンのみに許された部屋である。
 椅子に座るフーリムンが右手を突き出すと、すぐ様その手に握られた空のグラスに赤いワインが注がれる。注いでいるのは、妙に露出度の高い給仕服を着た見目好い少女である。

 部屋の中にはあと二人、同じ様な給仕服を着た少女達がフーリムンへと傅いていたが、三人共に通常の召使いなどとは決定的に違っている点があった。

 ーーーー"隷属の首輪"。

 この三人の少女達は、今回フーリムンが海上封鎖の襲った船に乗船していた商人の娘などである。
 裕福な家に育ち、優しい両親や使用人に囲まれ、何不自由無く育った彼女らに、フーリムン等海賊共からの暴虐に抗する術など何も無かった。彼女らに出来たのは、ただフーリムンに跪いて命乞いをし、言われるがままに自分から首輪を嵌めることだけだったのだ。

「ククク…っ!いよいよだ。いよいよボージャック閣下の御代が始まる。今後の栄耀栄華を楽しむ為には…、俺もここで大手柄を上げないとな…!」

 フーリムンはグラスに並々と注がれたワインをグイッとひと息で飲み干すと、ガチャンッ!と勢いよく床で叩き割った。
 ひと目で値打ち物と分かる程のグラスに、買えば幾らになるのかも分からない年代物のワイン。だが、これ等は全て略奪した物であり何も惜しくはない。

 この争乱が終わり、ボージャック公爵が天下を取りさえすれば、自分は更なる権勢を得る事が出来るだろう。
 それだけではない。閣下はもっとまで考えている。強大な国力を持ちながら、あくまで対等な外交を続けようとする惰弱な現王とは違い、閣下は周辺諸国を併呑し、いずれはまで視野に入れておられる。

 一度戦となれば、掠奪など当たり前。全ては強者、勝者の思いのままだ。であるならば、金も、酒も、女も、今以上に好きにできるに違いない。この程度の物など、幾らでも手に入れる事が出来る。

「片付けておけ。あと俺が居ない間に、勝手に部屋から出るんじゃねぇぞ? 分かったな 」

 そう言い残し、少女が持っていたワインの瓶を引っ手繰るようにしてフーリムンは部屋から出て行った。

 "隷属の首輪"を着けた状態で、ああ言われてしまっては、もう絶対に逃げ出すことも出来ない。
 どれほど辛かろうと、自ら"死を選ぶ自由"すら奪われた少女達は、深い絶望感に包まれながら、ノロノロとの命令通り部屋の掃除を始めるのだった……。



 【バルディッシュ】の甲板に出たフーリムンは、左右を確認するように眺めてニヤリと笑みを浮かべる。
 【バルディッシュ】の周囲を取り囲むように、海上を帆走る船、船、船…。
 王都襲撃の為に、フーリムンが海上封鎖をしていた艦隊から連れて来たのが約三十隻。しかし、他の海域から合流して来た船団や、沖の島々に潜ませていた海賊船などが次々と合流し、今やヨゴルスカ・海賊連合大小合わせて三百隻を超す大艦隊へと変貌していた。

「ククク…っ!圧倒的じゃねえか。…おい!どうだ、合図の狼煙は上がっているか?」
「は、はい!先程、物見の兵が確認致しました。色は青、国王軍は計画通り王都より出撃したようです!」

 忙しく動き回る乗組員の間を通り、甲板上に居た副艦長に声を掛けると、先日の一件が効いているのか、必要以上にピシリと姿勢を正して敬礼し、そうフーリムンに答える。
 
「よおーし。全艦、予定通りこのままグランベルク港に向けて前進。到着次第、港に向けて魔法での艦砲射撃。碇泊している船は全て燃やせ!港の封鎖後、上陸部隊の本隊の第一制圧目標は、グランベルク城、別働隊は兵舎や冒険者ギルドなどの残存する守備兵力の排除だ。抵抗する者は全て殺せ!…野郎共!お綺麗な戦いしか知らんお坊ちゃん騎士様達に、本当の殺し合いを教えてやれぁ‼︎ 」

『『『『『 おおおおおおおおおおっ‼︎‼︎  フーリムン‼︎ フーリムン‼︎ フーリムン』』』』』

 フーリムンの声を《風属性》魔法使い達が風に乗せて拡大、拡散すると、艦隊の者全て、海軍、海賊の別無しに雄叫びが上がる。

 (「クックククク….っ‼︎ やってやる、やってやるぜ!俺はこんな所で終わる男じゃねえ!この争乱を足掛かりに、もっともっと高みに昇ってやる……っ‼︎ 」)

 海そのものが鳴動しているかのような雄叫びと、自分の名を連呼する声に更にフーリムンの気分は高揚して行く。

 もはやの栄耀栄華まで夢想し始めたフーリムンであったが、世の中そうそう思い通りに上手く事は運びはしない。
 そんなフーリムンの甘いの邪魔でもするように、マスト上の見張りの兵から緊急報告の声が甲板に向けて響いた。

「艦隊前方に船影あり!ギ級ギャリック二、キ級キャランベール五!識別旗は"沿岸警備隊"グランベルク港分隊のものです‼︎ 」
「…チッ!沿岸警備隊だぁ?」

 楽しい"未来予想図"の邪魔をされ、一気に不機嫌になるフーリムン。そうこうしている間にも、ヨゴルスカ艦隊と沿岸警備隊の船団の距離はどんどんと近付き、一定の距離で互いに制止して対峙することとなる。

 ーーー カッ!

 腿まであるロングブーツの踵を鳴らし、颯爽と甲板に現れたのはオルガだ。

「これはこれは、フーリムン。これほどの大船団を率いて、今日は何の御用事でしたかな?」

 揺れる船上を物ともせず、長い脚を肩幅に開いて立ち、大きな胸を強調させるかのように腕を組んで胸を逸らすオルガ。
 こちらも《風属性》魔法による《拡声》の魔法を使い、オルガの艶がありながらも挑戦的な声が、ヨゴルスカ・海賊連合の艦隊へと響き渡る。

「わざわざの出迎え御苦労、オルガ・フィンノーズ隊長。なに、との連絡を受けたのでな、応援に駆け付けたのだよ 」
「くくくく…っ、なるほどなるほど。よくもまあ、そこまでスルリと口から出任せが出せるものだ。違うだろう、フーリムン?そうじゃないだろう?。と、正直に言ったらどうだ 」
「ふん、だったらどうだって言うんだ?まさか、たった七隻のそのオンボロ船で、俺達を止める、とか言うんじゃないだろうな?」
「何だ、そっちの話し方の方がよく似合っているじゃないか。らしくてピッタリだ 」

 元より言い訳をするつもりも無かったフーリムンは、オルガの言葉にすぐ様開き直って声に脅しを含ませる。だが、オルガは飄々とした態度をまったく崩さず、返って挑発の言葉を口にする。

「それに、だ。海賊など、どれ程群れを成そうと所詮は有象無象に過ぎん。惨めに負ける前に、おとなしく降伏することを勧めるが?」
「強がってんじゃねーよ。どれだけ見栄を張ろうが、たったそれだけの戦力で、俺に勝てる訳が無えだろうが!…しかし、そうだな?お前ほどの女をただ死なせるには惜しい。どうだオルガ。命を助けてやる代わりに俺の女にならねえか?俺はまだまだもっとデカい権力を手に入れる。俺の女になれば、いい思いをさせてやるぜぇ?」

 オルガ率いる沿岸警備隊の艦艇の数は七隻。対するフーリムンのヨゴルスカ・海賊連合艦隊の総数はおよそ三百。普通に考えれば絶望的な戦力差である。いかにオルガが気丈に振る舞おうとも。フーリムン側の絶対的な数の優位は如何ともしがたい。
 だからこそ、フーリムンはこのオルガの言葉をただの強がり、ハッタリだと決めつけた。本当は恐れているに違いないのだと、

 そこで、フーリムンはオルガへと揺さぶりをかけてみたのだ。

 『窮鼠猫を噛む』と言うが、人は完全に逃げ道を断って追い詰めてしまうと、破れかぶれになってしまい、思わぬ手痛い反撃を食らってしまう場合がある。
 逆に、わざとを用意してやる事で、そこに付け込む隙が生まれたりするものなのだ。それに……、「俺の女になれ」というフーリムンの言葉も、実は半分以上本気の言葉だ。

 整った容姿に、メリハリのある引き締まった身体。元々フーリムンは、いつかはオルガを力尽くでも靡かせようと狙っていたのだ。

「貴様の「情婦おんな」に?…あーっはっはっはっ!心からお断りしておこう!私も女なのでな、は得たいんだ。だが、の貴様では、一生感じられないだろうからな!」
「な、何だとぉ…っ⁉︎」
「いやいや、先頃お会いした殿ほどの男なら、私も長年守ってきた操を捧げてもいいかな?なーんて事も思ったものだが、貴様ではなぁ…?まったく、貴様に手篭めにされてしまった女性達には心からの同情の念に堪えんよ。不幸ながらも、せめて快楽でも感じられれば気安めにもなっただろうに、貧相だわ、ではなぁ、何と気の毒で可哀想なんだ……!」

 可哀想だ、可哀想だと言いながら、その内容はフーリムンに対して痛烈なまでのである。
 男ばかりの船乗りは、かなり下品な喩え話で会話をするというが、オルガ・フィンノーズ。その容姿に見合わず、そういった会話も問題なくイケる口のようである。

 だが、言われたフーリムンの方はそうはいかない。ビキリッとこめかみに血管を浮かべ、頭から湯気でも噴きそうなほど真っ赤になって怒りを迸らせていた。

「テメェ…、死んだぞ?いや…、テメェだけは簡単には死なせねえ…!散々に甚振り倒した後で、コイツら全員の相手をさせて、テメェが壊れるまで犯し抜いてやる。お願いですから殺して下さいってテメェが言うまでなぁ…っ‼︎」
「ほほぅ?それは楽しみだ。それだけ居るのだ、ひとりくらい、私を愉しませてくれる漢がいれば良いのだがな?だが、まあ所詮はの部下になるような連中では望み薄だろうがな!」

 フーリムンの怒りも脅しも"何処吹く風"と、まったく意に介する事もなく、カラカラと楽しそうにオルガは嗤う。

「減らず口を…!魔法使い共、全法紋開け!奴等の船を燃やしてやれ!ただし、あの女の船には絶対に当てるなよ、撃てええええっ‼︎」

 ついにキレたフーリムンが、オルガ達沿岸警備隊の船に向けて魔法の攻撃命令を出すと、各艦に一斉に魔方陣の光が灯り、無数の炎弾が放たれて行く。

 ーーー ドンッ!ゴバァ…ッ!ドガァァァァァァンッ‼︎ ーーー

 炎の魔法が雨霰と沿岸警備隊の船に降り注ぎ、着弾した箇所が爆発、炎上を始める。逃げ場も攻撃を遮る物も何も無く、たちまちの内にオルガの乗るギ級以外の船は全て炎に包まれて燃え上がっていく。

「くっくっく…っ!何ともだなぁ、フーリムン?やはりが貧相な連中は、攻撃まで貧相なようだな!」

 だが、甲板上で腕を組み、仁王立ちの姿勢のオルガに慌てた様子はまったく見えない。それどころか、その表情には余裕の笑みさえも浮かべていた。

「どれ、ならば、この私が"太くて大きな"モノで、貴様等を貫いてやろうではないか。……艦橋ブリッジ、聞こえるか?」

 ー『聞こえていますよ、司令。ですが、嫁入り前の女性がちょっと下品過ぎませんか?』ー

「はっはっはっ!まあ、いいじゃないか。それより、命令を伝える。…全艦、!まだ女性達が囚われている船にはくれぐれも当てるなよ?……撃ててぇええええええっ‼︎ 」


 ーーー ド、ド、ド、ドドドッゴオオォォォォオン…ッ‼︎‼︎‼︎ ーーー 

 突如、海の上に落雷もかくやとの轟音が響き渡る。

「………え?」

 それは誰の呟きであったのか?だが、誰もその声に反応した者は居ない。なぜなら、誰もが唖然として、起こった事態に頭が追い付いていなかったからだ。

 ……味方の船が、突然した。

 比喩ではない。轟音が鳴り響いた次の瞬間、あるものは半壊、またあるものはその船体の全てが、と、味方の船が何隻も一瞬の内に粉々に弾け飛んだのだ。

「何…が、起こったん……だ?」

 またひとり、呆然として呟きが漏れるが、他の誰もに答えることが出来なかった。
 

「くくく…、度肝を抜かれたようだな?よし!これより第二フェーズへと作戦を移行する!全艦、"偽装外装"を解除パージ、〈魔導ジェネレーター〉出力上昇!機関、全力稼働! っ!」

 ー『アイアイ、マーーーーム…っ!』ー

 炎を上げ、黒く焼け焦げた船体が崩れて剥がれ落ちて行く。だがしかし、それは撃沈された訳ではない。その内側から鋼の塔の様な物が現れて行く。それだけではない、突如として海面が盛り上がり、海中から巨大な船体が次々と姿を現したのだ。

「さて………。フーリムン、遊びは終わりだ。貴様のこれまでの悪行の報い、その身を以って思い知らせてくれる。覚悟せよ‼︎ 」

 の舳先に立ち、オルガは断罪の宣告を叫ぶのだった ーーーー!



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 いつもお読み下さりありがとうございます!

 いよいよ大賞期間となりました!既に投票して下さった皆様、本当にありがとうございます!
 まだの方は是非ぜひ、応援宜しくお願い致します!


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