〜転移サイボーグの異世界冒険譚〜(旧題 機械仕掛けの異世界漫遊記) VSファンタジー!

五輪茂

文字の大きさ
276 / 284
第29章 動乱 ロードベルク王国 組曲(スウィート)

第291話

しおりを挟む

 砲火が絶え間なく鳴り響き、打ち出された砲弾が唸りを上げて船体を砕き、引き裂いて行く。

 王都を制圧するべくグランベルク港に向かったヨゴルスカ別働艦隊と、それを阻止、殲滅せんと追撃に出た【踏波亀兵】部隊が交戦してより、未だ一時間と経ってはいないが、既にヨゴルスカの艦艇はその三分の一が海の藻屑と変わり果てていた。



「………こっ、こんなことが………っ⁉︎ 」

 は世界でも最大級、最新鋭の五本マストのガ級ガレリオン、二番艦【バルボルド】の船尾楼から、後方の戦況を伺っていたハゴーハは、唇をおののかせて呟いた。

 今も船団後方では爆音が響き、あちらこちらで次々と爆炎が閃いている。

 チカチカと無数に瞬いて見えるのは、味方の魔法使い達が放つ攻撃魔法の魔法陣の光だろうが、あれほどの攻撃魔法を撃っているにもかかわらず、音は一向に止む気配を見せるどころか益々激しさを増し、追い風に煽られてキナ臭い匂いもどんどんと強くなって来ている。

 ハゴーハは船尾楼の手摺りを握り締めながら、段々と焦りを強くしていた。

 (「…な、何故だ!この反乱は余裕で勝てる戦いではなかったのか⁉︎ 国内の上位《土属性》魔法使いの八割を取り込み、巨大なゴーレムの圧倒的戦力で国王軍を蹂躙する。海上はフーリムン様が海軍戦力のほぼ全てを掌握し、残るは沿岸警備隊に押し込んだ連中の、僅かなオンボロ船しかなかったはずなのに………っ‼︎ 」)

 もともとグランベルク港は商業港として、ヨゴルスカ港は軍港として分けられていた。その為、沿岸警備隊にはグランベルク港近海を巡回、警備する為に、現役を退いたような二線級の艦艇しか配備されていなかった。

 これは、当然ながらフーリムンの仕業である。オルガ達のような、ヨゴルスカに居られては都合の悪い者、自分に従おうとしない跳ねっ返り達を遠ざける為に、今まで存在していなかった沿岸警備隊をわざわざ設立してヨゴルスカ以外の港に次々と左遷したのだ。

 しかし、手駒である海賊達が沿岸警備隊に捕らえられては色々と都合が悪い。
 そこで、もし捕捉されても追い付けないよう、足の遅い旧型艦を沿岸警備隊に払い下げ、元々配備されていた軍艦は海軍組織の増強と集約化を名目に、ヨゴルスカとフーリムンの息がかかった軍港へと移してしまったのだ。

 ボージャック公爵を迎え討つ為、国王軍が出撃して防御が手薄になった王都を、既に王都に入り込み潜伏している者達に手引きさせて海から奇襲して制圧する。もし計画に気付いた王国側が、沿岸警備隊を対抗策として出して来たとしても、商業港であるグランベルク港にいるのはいつ引退してもおかしくないようなオンボロ船ばかり。障害にすらならずに余裕で王都への上陸を果たせる

 ーーーー そのはずだったのに………っ‼︎

 ハゴーハはもう、周囲の目も関係なく、叫び出したい気持ちでいっぱいであった。

 あの生意気なオルガが七隻の警備艇と共に我々の前に立ちはだかったのはまだいい。と、いうか、予想の範囲内であり何も問題無かった。
 だが、突如として海の中から浮かび上がって来た"鉄の船"。あれから全てが狂い始めた。あの攻撃、そして破壊力。あれは、きっと間違いない。あの競技会とやらで見た、新型ゴーレムと同じモノであるに違いない。
 ヤバイと焦っていたところで、都合良く「先行して王都制圧に向かえ」とフーリムン閣下から命令が下り、不審な行動を取る事なく鉄火場から離れることが出来たと思っていたのに、何故あんなが追い掛けてくるのだっ⁉︎

 (「そもそも、何故海の上を疾るゴーレムなぞが居るのだっ!そんな話は聞いておらんかったぞっ?だいたい"新型ゴーレム"はまだまだ開発段階ではなかった………の…か…っ?………………………………………まさかっ⁉︎ 」)

 持ち前の洞察力がいい仕事をしてしまい、気付かなければ良かった"真実"へと考えが辿り着いてしまったハゴーハ。

「まさか⁉︎ まさかまさかまさかまさか…っ‼︎ わ、我々は国王派にというのか………っ⁉︎」

 そのあまりの衝撃に、ハゴーハは思わずそれを口に出してしまうほどのショックを受ける。

「く…っ、うう…うっ!魔法使い共、何をしている!もっと攻撃魔法を撃って撃って撃ちまくれ!必ずゴーレムを沈めろっ!この艦に近付けさせるなあああああぁっ‼︎ 」

 そのを打ち消すように、ハゴーハは金切り声で叫ぶのだった。




「ふむ…。こちらも好き勝手に動いてはいるが、ヨゴルスカの連中も大概連携など取れておらんな……?」

 自分達を迎撃しようと必死になって魔法を放って来ているようだが、それはそれぞれの艦から無闇矢鱈と撃って来ているだけ。そこにはまるで統率というものが伺えない。連携以前の問題だ。とコーウェンは分析した。

「まあ、もともと海賊や立場を利用して騙し討ちしかしてこなかったような者達だ。所詮は烏合の集、有象無象ばかりか… 」

 いくら強力で、これまでに無いほどの素晴らしい兵器だ。といっても、これが初の実戦投入である。戦場で予想外のことが起きるのはある意味当たり前のこと。いい気にならず、気を引き締めて事に当たらなければならない。と考えていたコーウェンだったが、いざ蓋を開けてみれば殆んど一方的なワンサイドゲーム。
 通信機から漏れ聞こえて来る隊員達の声からすると、二、三騎ほど肩や腕に流れ弾的な被弾を被ったようだが、〈魔導ジェネレーター〉によって供給される潤沢な魔力によって強化された騎体の、装甲表面を僅かに歪めたり焦がしたりした程度で、作戦行動を阻害するほどの損傷はひとつも無い。

 これまでの船舶など止まって見えるほどの機動性に圧倒的な火力。加えて敵の攻撃など歯牙にも掛けぬ強固な防御力を持つ装甲まで備えているとくれば、ついつい連携も甘くなり、好き勝手に動きたくなる気持ちは分からないでもない。

 おまけに、相手は今まで散々を飲まされ続けた海賊達と、それ等と裏で結託し操っていたヨゴルスカ海軍なのだ。

(「…やれやれ、この俺だとて。連中の気持ちは分からんでは無いが………?」)


 ーーーー 。ーーーー

 
 と、コーウェンは独言ひとりごちる。

 強大な力に酔い、ただ力を振り回すだけなのであれば、それはただの"暴力"と変わらない。ー『何を以ってその力を振るうのか?』ー  自身が力を振るうべき理由、そうした己の中に強固な信念が無ければ、容易く力に呑まれ、やがてはフーリムン達と同じ外道に堕ちてしまうだろう。

 これほどまでの"力"を手に入れて、自分達は迷わずにいられるだろうか?

 だが、そこまで考えたところでコーウェンはフッと笑う。

 (「だからこその"教官殿"…か。仰っていたな、『上っ面の強さだけでは意味が無い』と。…さて、こんな些細なことで悩むとは、まだまだ俺も精進が足りんようだ。これは部隊纏めて教官殿にな。ならば………!」)

「ぬぅん…っ‼︎ 」

 コーウェンの騎体の名は【バーサークタートル】。他の【STサーフタートル】とはまた別に、指揮官騎用として開発された騎体である。特徴として、部隊指揮用に通信強化の為のトサカ飾りのような通信アンテナを備えていることと、左腕に防御と近接戦闘用装備を内蔵した盾を装備していた。
 コーウェンは騎体に迫っていた魔法弾を、その左腕に装着した盾で弾き飛ばし、そのまま速度を落とすことなく前方に居たギ級に肉薄すると、突き刺すような姿勢で船体に向けて左腕の盾を叩き込んだ。

「今だけは、この俺も思う存分に暴れさせてもらうぞっ‼︎」

 コーウェンがトリガーを押し込むと、セーフティが解除され、直後に盾に仕込まれた仕掛けが作動する。
 
 ーーー ガキュンッ…ッ‼︎ ーーー

 盾に仕込まれていた近接戦闘用装備とは"杭打ち機構パイルバンカー"。だが、ただのパイルバンカーではない。軛を外された杭が勢いよく船体に突き刺さった瞬間、杭自体に付与された術式が発動し、その威力を開放した。

 ーーー ゴッバアアァァン………ッ‼︎ ーーー

 激しい衝撃音と共に、杭が突き刺さったのとは反対側の船体が、内側から弾け飛んで大穴を開ける。パイルに付与されていたのは《衝撃波》を打ち出す魔法。杭が装甲を突き破った瞬間に、内部を衝撃波でズタズタに引き裂くというとんでもない代物であった。

「はっはっはぁーーっ!うむ、やはり思い切り暴れるのはスッキリするな!どうせ後からコッテリ絞られるのだ、今までの鬱憤、纏めて晴らさせてもらうぞっ!」

 操縦殻コクピットの中で、何やら吹っ切れたいい笑顔でひとり笑うコーウェン。彼もオルガの同僚、やはり脳筋であったようだ。そして、海上騎士団の面々には非常に迷惑な事に、スコアなどもう関係なく、再訓練が決定した瞬間でもあったのだった。


 ー『〈紅甲隊〉!我々はこのまま前進し、。各騎互いの位置を確認しつつ、存分に暴れて良し!行けっ‼︎ 』ー

 右肩を真紅に染めた、旗艦【ジークランス】直属の部隊である〈紅甲隊〉の通信機に、コーウェンからの通信が響く。

 ー『おいおい…、どうしちまったんだウチの団長は?』ー

 ー『さあな、だが、願ったり叶ったりだろう?他の部隊を見てて、ずっとウズウズしてたんだ。俺も行かせてもらうぜ!』ー

 ー『違いない。…どうだ「QB」、どっちがスコアを伸ばすか勝負しないか?』ー

 ー『………興味は無い。俺は俺の任務を遂行するだけだ… 』ー

 ー『相変わらずクールな奴だねお前は…って、おい!行っちまった………。って、ヤベ!負けてられねえぞ! 』ー

 〈紅甲隊〉。それは、識別の為に肩部を色分けされたST隊の中でも、旗艦付きとして特にエース級の者達を集めた部隊である。

 彼等は騎体位置を巧みに入れ替えながら、次々と敵艦を葬って行く。

 その中でも更に"トップエース"と呼ばれていたのが『QB』と呼ばれた青年騎士である。

 訓練において新型ゴーレムの高い操縦適性を示した彼にも、STとは違う試作騎が与えられていた。

 【ソルティーハウンド】。それは、今後の運用展開を鑑み、海上だけでなく揚陸後の陸上においても高い運動性能を持ち、上陸後は高火力によって海岸線を制圧、その後に続く味方部隊の上陸路を確保する事が可能である事を前提として開発された高性能な騎体であった。

 脚部の〈推進ボード〉も、他のSTと違い、細長くまるでスキー板のような形状をしており、踵側には上陸時には陸上走行用へと変形する推進装置を備えていた。

 そのトップスピードはST以上。逆に小回りこそ効かないが、QBは、巧みな騎体捌きで敵魔法弾を右に、左にと回避しながら、全身に備え付けられた火器を適宜使用して確実に敵艦を沈めて行く。そしてついに………。


「き、来た…⁉︎ な、何をしておるかあああっ!は、早く奴を止めろ!さっさと沈めないかああああああっ‼︎‼︎ 」

 ハゴーハが乗艦する、五本マストの二番艦【バルボルド】を捉えたのだった。


 ヒステリックに叫ぶハゴーハの命令に従って、次々と魔法弾を【ソルティーハウンド】に向けて放つ魔法使い達。

 しかし、当たらない。まるで次に何処へ攻撃があるかが分かっているかのように、その全てが避けられてしまう。

 だが、何事にも予想外という事態は発生する。QBが大きく【ソルティーハウンド】を旋回させ、再び正面に【バルボルド】を捉えた時、それは起こった。
 
 あまりに動き回るQBの動きに翻弄され、四方八方へと放っていた魔法弾のひとつが、並走する味方艦のマストへと直撃。偶然にも【ソルティーハウンド】の進行方向へと倒れ込んで来たのだ。

「おお…っ!でかした、ざまを見よ!そのまま潰れてしまえ‼︎ 」

 ハゴーハの顔が、喜びに満たされた次の瞬間、そのままポカンとした間抜けなものに変わる。

「は………っ?」

 【ソルティーハウンド】は宙を舞っていたのだ。


(「………………!」)

 自騎に向かって倒れ掛かって来るマストを見たQBが選択したのは、回避ではなく。更にあぶみを踏み込み、【ソルティーハウンド】の速度を上げたのだ。

 ーーー ドッパァアアアアアァァンッ‼︎ ーーー

 派手な水飛沫を上げて海上へと落下したマスト。QBは、その際に発生した大波をまるでジャンプ台のように利用して、騎体を飛び上がらせたのだった。

「は?ゴーレムが………飛んで…る、だと?」

 呆然と呟くハゴーハの頭上、【バルボルド】を飛び越えるように弧を描きながら、【ソルティーハウンド】が宙を舞う。そして、モーグル競技のエアーの技のように身を捻らせると…、

「ーーーー 終わりだ 」


 ーーー ドウッ!ドウッ!ドウッッ‼︎ ーーー

 ガキンッ!とその背に背負ったフォールデングカノンが起き上がり、逆さまになった状態のまま【バルボルド】の船体を撃ち貫いた。


「ば、馬鹿なああああああああああああああああああっ‼︎⁉︎ 」


 指揮官を失ったヨゴルスカ別働艦隊が潰滅したのは、この後僅か数十分後のことであった………。


しおりを挟む
感想 233

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

さようなら竜生、こんにちは人生

永島ひろあき
ファンタジー
 最強最古の竜が、あまりにも長く生き過ぎた為に生きる事に飽き、自分を討伐しに来た勇者たちに討たれて死んだ。  竜はそのまま冥府で永劫の眠りにつくはずであったが、気づいた時、人間の赤子へと生まれ変わっていた。  竜から人間に生まれ変わり、生きる事への活力を取り戻した竜は、人間として生きてゆくことを選ぶ。  辺境の農民の子供として生を受けた竜は、魂の有する莫大な力を隠して生きてきたが、のちにラミアの少女、黒薔薇の妖精との出会いを経て魔法の力を見いだされて魔法学院へと入学する。  かつて竜であったその人間は、魔法学院で過ごす日々の中、美しく強い学友達やかつての友である大地母神や吸血鬼の女王、龍の女皇達との出会いを経て生きる事の喜びと幸福を知ってゆく。 ※お陰様をもちまして2015年3月に書籍化いたしました。書籍化該当箇所はダイジェストと差し替えております。  このダイジェスト化は書籍の出版をしてくださっているアルファポリスさんとの契約に基づくものです。ご容赦のほど、よろしくお願い申し上げます。 ※2016年9月より、ハーメルン様でも合わせて投稿させていただいております。 ※2019年10月28日、完結いたしました。ありがとうございました!

誰一人帰らない『奈落』に落とされたおっさん、うっかり暗号を解読したら、未知の遺物の使い手になりました!

ミポリオン
ファンタジー
旧題:巻き込まれ召喚されたおっさん、無能で誰一人帰らない場所に追放されるも、超古代文明の暗号を解いて力を手にいれ、楽しく生きていく  高校生達が勇者として召喚される中、1人のただのサラリーマンのおっさんである福菅健吾が巻き込まれて異世界に召喚された。  高校生達は強力なステータスとスキルを獲得したが、おっさんは一般人未満のステータスしかない上に、異世界人の誰もが持っている言語理解しかなかったため、転移装置で誰一人帰ってこない『奈落』に追放されてしまう。  しかし、そこに刻まれた見たこともない文字を、健吾には全て理解する事ができ、強大な超古代文明のアイテムを手に入れる。  召喚者達は気づかなかった。健吾以外の高校生達の通常スキル欄に言語スキルがあり、健吾だけは固有スキルの欄に言語スキルがあった事を。そしてそのスキルが恐るべき力を秘めていることを。 ※カクヨムでも連載しています

クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?

青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。 最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。 普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた? しかも弱いからと森に捨てられた。 いやちょっとまてよ? 皆さん勘違いしてません? これはあいの不思議な日常を書いた物語である。 本編完結しました! 相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです! 1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…

五十一歳、森の中で家族を作る ~異世界で始める職人ライフ~

よっしぃ
ファンタジー
【ホットランキング1位達成!皆さまのおかげです】 多くの応援、本当にありがとうございます! 職人一筋、五十一歳――現場に出て働き続けた工務店の親方・昭雄(アキオ)は、作業中の地震に巻き込まれ、目覚めたらそこは見知らぬ森の中だった。 持ち物は、現場仕事で鍛えた知恵と経験、そして人や自然を不思議と「調和」させる力だけ。 偶然助けたのは、戦火に追われた五人の子供たち。 「この子たちを見捨てられるか」――そうして始まった、ゼロからの異世界スローライフ。 草木で屋根を組み、石でかまどを作り、土器を焼く。やがて薬師のエルフや、獣人の少女、訳ありの元王女たちも仲間に加わり、アキオの暮らしは「町」と呼べるほどに広がっていく。 頼れる父であり、愛される夫であり、誰かのために動ける男―― 年齢なんて関係ない。 五十路の職人が“家族”と共に未来を切り拓く、愛と癒しの異世界共同体ファンタジー!

45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしぃ
ファンタジー
コミカライズ企画進行中です!! 2巻2月9日電子版解禁です!! 紙は9日に配送開始、12日発売! 【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&2巻出版!】 皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、コミカライズ決定いたしました!現在企画進行中!!そしてオリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました! 12日には、楽天koboにおいてファンタジー5位となりました!皆様のおかげです! 本当に、本当にありがとうございます! 皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。 市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です! 【作品紹介】 欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。 だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。 彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。 【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc. その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。 欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。 気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる! 【書誌情報】 タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』 著者: よっしぃ イラスト: 市丸きすけ 先生 出版社: アルファポリス ご購入はこちらから: Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/ 楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/ 【作者より、感謝を込めて】 この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。 そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。 本当に、ありがとうございます。 【これまでの主な実績】 アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得 小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得 アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞 復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞 オリコンランキングライトノベル 週間BOOKランキング 18位(2025年9月29日付)

異世界召喚されたけどスキルが地味だったので、現代知識とアイテムボックスで絶品料理を作ったら大商会になっちゃいました

黒崎隼人
ファンタジー
手違いで剣も魔法もない異世界に召喚された、しがない日本のサラリーマン、湊カイリ。 彼に与えられたのは、無限に物が入る【アイテムボックス】と、物の名前が分かる【鑑定】という、あまりにも地味な二つのスキルだけだった。 戦闘能力は皆無。途方に暮れるカイリだったが、異世界の食事が絶望的に不味いことを知り、大きなチャンスに気づく。 現代日本の「当たり前」の知識は、この世界ではとんでもない「宝」なのだと! 「醤油?味噌?そんなものがあれば、この世界の食文化はひっくり返るぞ!」 ひょんなことから出会った没落貴族の美少女・リリアナと共に、カイリは現代知識と地味スキルを駆使して屋台から商売をスタート。 絶品料理で人々の胃袋を掴み、さらには便利な生活用品を次々と発明していく。 伝説の神獣の幼体「フェン」やドワーフの鍛冶師など、頼れる仲間たちも加わり、彼らが立ち上げた「サンライズ商会」は瞬く間に大躍進! 迫り来る悪徳商会や腐敗した貴族の妨害も、現代のマーケティング術と知恵で痛快に打ち破る! これは、平凡なサラリーマンが異世界の常識を覆し、食と生活に革命を起こして一代で大商会を築き上げる、痛快成り上がりファンタジー! 美味しい料理と、もふもふな相棒、そして仲間との絆。 人生、逆転できないことなんて何もない!

おばさんは、ひっそり暮らしたい

蝋梅
恋愛
30歳村山直子は、いわゆる勝手に落ちてきた異世界人だった。 たまに物が落ちてくるが人は珍しいものの、牢屋行きにもならず基礎知識を教えてもらい居場所が分かるように、また定期的に国に報告する以外は自由と言われた。 さて、生きるには働かなければならない。 「仕方がない、ご飯屋にするか」 栄養士にはなったものの向いてないと思いながら働いていた私は、また生活のために今日もご飯を作る。 「地味にそこそこ人が入ればいいのに困るなぁ」 意欲が低い直子は、今日もまたテンション低く呟いた。 騎士サイド追加しました。2023/05/23 番外編を不定期ですが始めました。

処理中です...