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第6章 蒼い疾風
第35話
しおりを挟む英雄譚…。子供の頃から寝物語に聞かされ、ワクワクと胸を踊らせ、その活躍にいつか自分もそうなりたい!と誰もが一度は憧れたはずの英雄達の物語……。
まさか自分の名前そっくりの英雄の物語(※フィクションです)があるとは思わなかったんだろう、話を聞いた一同の盛り上がり方はスゴかった。
ここまで食いついて来るとはさすがに考えてなかったので、どう宥めたものか?と、内心、非常に焦っていたのだが、レイナルドさんの一喝、というか”カミナリ”でセイリア以下の一同はやっと黙ったのだった。
そして始まったのは、俺のお話(※くどいようですがフィクションです!)では無く、「あまりにも端ない!」とのレイナルドさんのお説教である。
まあ、俺が話し出した事でもあったし、また後日改めて話してあげるから…、と皆に約束して、レイナルドさんにも「俺が言い出した事だから… 」と何とか気を静めてもらった。
ひと休みした後は、予定通り俺の冒険者登録(仮)の為、今度はウッガを加えた七人で出掛ける事にしたのだが、
「着替えて参りますので、暫くお待ち下さい」とレイナルドさんだけが別室へと消え、待つ事暫し……。
「申し訳ありません、お待たせ致しました 」
そう言って再び現れたレイナルドさんは、清潔感のあるホワイトカラー、かっちりとした黒のスーツ。長い銀髪は後ろでキチンと纏められ、女性は疎か男性すら見惚れてしまうであろうニコリと優しげに微笑むその顔には、エキゾチックな褐色の肌に映える洒落たシルバーフレームの眼鏡……。そこに居たのは「秀真の國の筆頭家老」では無く、どこからどう見ても【THE 執事】だった!?
しかもなんだか、話し方まで変わってるし!?
俺が驚きの余り硬直しているのを見て取ると、レイナルドさんはどこか”してやったり”的に笑みを深めて言う。
「驚かせてしまいましたか?王都では、私はあくまで姫様付きの執事、キサラギ家の家令なのです。秀真では当たり前でも、”方言”のまま話していては姫様に恥をかかすことになってしまいますからね。ご了承下さい 」
と、片手を胸に当て、非常に綺麗…いや、”優雅”な所作で一礼する。
…くっ!? イケメン!褐色のイケメン執事ですよ!? こんなファンタジー世界に来てまでとてつもない程の「顔面格差」ですよ!く、悔しくなんて無いんだからねっ!?
『マスターもカッコいいですよ? 』
やめてー!アイ、分かってるから!慰めないでぇっ!? 唯のひがみなのは分かってるから!! うぅ……。
と、ちょっぴりハートブレイクしながらも、予定通り皆んなで街(村だけど)へと繰り出した。目指すは勿論、冒険者ギルドである。レイナルドさんの言う通り本登録は王都で改めてするが、取り敢えず王都までの旅の間に不都合が無いように、仮の身分証となる冒険者カードを手に入れる為である。
まあ、この村は秀真の國のダークエルフ達とは持ちつ持たれつの密接な信頼関係にあるし、秀真の重臣のレイナルドさん、お姫様であるセイリアが一緒なので、何も問題無いだろう。もともと盗賊などの犯罪歴が無ければ誰でも冒険者にはなれるものらしいし。
暫く歩くと先程通り抜けて来た冒険者相手の店が立ち並ぶ街の一角へと戻って来た。
何だかんだで時刻は既に夕刻。閉門時間を報せる鐘の音が鳴り響き、あと一時間もすればデイジマの門が完全に閉め切られ、明日の朝まで閉め出されてしまうとあってか、依頼を済ませた冒険者達が続々と村に帰って来ていて、昼間に通った時よりも多くの冒険者や冒険者相手に商売をしている者達で、街の中は更に人でごった返していた。
「良い匂いでやすねぇ!ねぇねぇ、姫様、何か食べていきやしょうよぅ! 」
店の中や通りにある露店の屋台から、何とも食欲にそそる良い匂いが漂って来る。キョロキョロと辺りを見回して、涎を垂らさんばかりの表情をしたウッガが、そうセイリアにおねだりをするが、
「いけません!先ずはヒロト様のご用事が先です。それに、夕食はホータン達が腕を振るう、と言っていたでしょう? 」
ピシャリ!とセイリアに言い切られ、却下されてしまう。「そんな~!?」と泣き言を言いながら、未練たらしく後ろを付いてくるウッガの様子に、一同は笑いに包まれながら通りを進んで行った。
混み合う人通りをかき分けて暫く進んだ先に、目指す冒険者ギルドの建物はあった。
盾のマークの中にXの形に交差した剣とその中央にブーツの描かれた看板。
これは、「剣を掲げ、どんな処も踏破し依頼を完遂する」という意味で、冒険者ギルドの紋章なんだそうだ。
建物の中に入ると、中はかなりの喧騒に包まれていた。
今日は依頼が上手くいったのだろうか?併設された飲食ブースの方では、酒杯を掲げ上機嫌で乾杯をしている男女の一団が居る。受付けらしきカウンターの方では依頼を済ませて来た冒険者達が列を作っており、割と可愛い感じの受付嬢が五人、依頼達成の印の入った依頼書に証明印を押して受け取り、引き換えに報酬を支払う、といった業務を忙しそうにこなしていた。
そのすぐ隣りにある素材の買取りカウンターでも、少しでも高く売りたい冒険者と、あくまでも規定の金額に抑えようとするギルド職員との白熱の舌戦が展開していた。
「申し訳ありませんヒロト様、私が後回しにしたばかりに一番騒がしい時間にぶつかってしまったようです 」
騒がしいくらいの活気に溢れるギルド内を見回していると、後ろからレイナルドさんがとても申し訳なさそうな表情で頭を下げて来る。
「いいんですよ、気にしないで下さい。もう少しすれば受付けの人も減るでしょう。それまで…っと!? 」
俺達の間に、ガラの悪い感じの巨漢の冒険者の男が割り込んで来た。
「…チッ!運のいい…。おいテメエ等、混んでるんだ、こんな所でボサッと突っ立ってんじゃねえ、邪魔なんだよ!! 」
はい、お約束来ました!これ以上ないくらいのテンプレ、ありがとうございます!!
ホントはコイツ、俺の事を突き飛ばす気満々だったんだが、俺は物理的に後ろにも視覚モニターがある為、コイツがニヤニヤしながら近付いて来てたのを全部視てたんだよねぇ…。で、直前で躱してやった為に俺達の真ん中に割り込んだ形になってしまった、と。
「いや、「こんな所」って言われてもなぁ…。アンタこそ見てみなよ、俺達は一番角の邪魔にならない場所に居るはずだけど? 」
「チッ!口の減らねえガキだぜ!うるせえんだよ、俺様が邪魔っつったら邪魔なんだよ!ブッ殺されてえのかテメエ!! 」
(「おい、アレって”斧熊のゴレス”だよな? 」)
(「ああ、ああやって新人をいたぶって遊んでやがるのさ、あの若いのも可哀相に、運が無かったな 」)
(「あの野郎、あのやり方で男は潰して女はオモチャにしてるらしいじゃねえか!?」)
(「ああ、だがあんなんでもランクCには違い無い。強さは本物さ、関わり合いになりたくなけりゃ黙ってな」)
巨漢の怒鳴り声に、周りの注目が集まり出す。いや、自分の力を誇示する為に、ワザと大声を上げて周りの耳目を集めようとしているんだろうな。どこに行ってもこういう手合いは居る。まったく困ったもんだ。
しかも、周りの声を聞いていると、このゴレスという冒険者は相当タチが悪いようだ。
『マスター、魔法の発動準備は完了しています。消し飛ばしていいですか?』
『いやいやダメだよ、アイ!?なに、どうしたの!? 』
『だって…、マスターに対して余りに失礼です。この男の存在自体が不愉快です。消去の許可を下さい、マスター。一片の塵も残さず消去してみせます! 』
『いやいやいやいや!?待って、待って、アイ!? こんな奴どーって事ないよ、気にして無いから消去しちゃいけません! 』
ヤバい?何だかアイちゃんが怒っていらっしゃる!?
「貴様!ヒロト様に対して無礼であろう!今すぐ非礼を詫びなければ容赦せぬぞ!!」
あらら、ここにも激怒されてるお嬢様が……!?
「ああんっ!?詫びなきゃ何だっ…、おいおい、随分いいオンナが居るじゃねぇかよ!? おいガキ!お前もういいぜ、どっか行きな。テメエのオンナは今からこの俺様がたっぷりと可愛いがってやるからよ! 」
既にコイツの脳内では、セイリアを好き勝手にする映像でも流れているんだろう。だらしなく緩んだ口元からは涎まで流れている。そうして無理やりセイリアの手を掴んで連れて行こうと巨漢がその手を伸ばしてきた。
…アウトだ。俺の事だけならばこの程度の奴は笑って許してやらん事も無い。だが…、俺の大事な者を力尽くで奪って行こうとするなら容赦はしない。そう、一切だ。
ーーグシャ、ゴギン!!ーー
「ぎゃあああああああああっ!! お、俺様の手が!手がぁっ!? 」
セイリアへと伸ばした巨漢の手首を掴み、無造作に握り潰す。ダラン、と垂れ下がった手首を押さえて巨漢の冒険者が悲鳴を上げて蹲るが、左腕一本で襟首を掴んで引きずり起こす。
「ギャアギャア喚くな、黙れよオッさん。汚ねえ手で”俺の女”に触るんじゃねえよ。ほら、お帰りはあちらだ。いいか、二度とその汚ねえツラを俺に見せるなよ?もし次に俺の前に現れたら……コロス。分かったらさっさと消えろ 」
コロス……の部分で魔力放射による「威圧」をぶつけてやる。すると、真っ青になったゴレスは震えながらガクガクと何度も頷いて見せる。
パッと襟首を掴んでいた手を放せば、ビシャンッ!と自分で作った”水溜り”に派手な尻餅をついた後に「ヒィィィィィィィッ!?」と悲鳴を上げ、こけつまろびつで逃げていった。
ふん!まったく上っ面の強さにかまける奴ばっかりで困ったもんだ。そういう奴に限って自分より強い者にはからっきしなんだからな。やっぱりレベルシステムの見直しが必要なんじゃないか、アフィー?
ふと気がつけば、さっきまでの喧騒はどこへやら、騒がしかったギルド内はシン….ッと水を打ったように静まり返っていた。………おや?
「なあ、セイリア? 」
「『俺の女』『俺の女』『俺の女』!きゃ~~~~!? うふ、うふ、うふふふふふふふふふふふっ! 」
ーー【セイリアは奇妙な踊りを踊っている!】ーー
あ、ダメだ。にへらっ…と表情を弛ませたセイリアは、真っ赤になってクネクネと悶えながら何処かにトリップしていらっしゃる。
レイナルドさん達秀真一同の方を見れば、全員が全員、俺の方を見て苦笑をしていた。
……あれ?これはやっちまった感じですかね、俺?
「威圧」の出力が高過ぎたのか、振り向かないままギルド内を見渡せば、誰もが口を噤み、固唾を呑んで俺のことを見ている。飲食ブースで陽気に乾杯をしていた冒険者の男女の一団も、表情を強張らせてこちらを注視していた。
さっきまで人でごった返していた受付けカウンターも、騒動に巻き込まれるのを嫌がったのか、一番壁側、つまり俺達の正面の位置の受付嬢の前からは誰も居なくなっていて、可愛らしい感じの猫の獣人らしき受付嬢だけが、やはり強張った顔でこちらを見ていた。
……「んんっ、コホン!」
咳払いをひとつして、いかにも何でもありませんよ~~っといった感じで、努めて平静を装いながら猫獣人の受付嬢のいるカウンターへと歩み寄る。
「あのー…、」
「ひっ!? 」
いや、「ひっ!?」って……、受付嬢は、オロオロと視線を彷徨わせ、横に並ぶ同僚の受付嬢達に救いを求める視線を投げかけるが、誰も視線を合わせてくれない。次いでカウンター前に並ぶ冒険者達の方にも救いを求めるが……、皆が皆、サッ!と顔を背けてやっぱり誰もそちらを見ない。見事なスルーである。あのなぁ……、一体どんな危険人物なんだよ俺は……。
「は、はいぃぃ、今日はいっだい、ど、どんなご用件でじょうかぁぁぁ 」
プロ根性か、諦めか?猫獣人の受付嬢は、目に涙をいっぱいに溜めて、プルプルと震えながらも応対を始める。
いや、だから…、どんな危険人物なんだってば俺は!? ほらほら怖くないよ~、噛み付いたりしませんよ~?
『プルプルして、何だか子猫ちゃんみたいでカワイイですね?マスター!』
ーーいやいや、そういうプルプルじゃないからね、コレは!? あ~もう!どーすっかな~、コレ!? ーー
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
【お詫びと訂正】;先日、友人より指摘を受けました。「レイナルドが八百年も戦闘経験があるにしてはレベルが低過ぎる。そのまま行くならセイリア達のレベルが高過ぎる」……ごもっともです。
なので、勝手ながら登場時レイナルドLv78→Lv125に変更しました。『大襲来』終了後はLv133ぐらいにする予定です。Lv100以上はレベルアップに必要な経験値量が格段に跳ね上がる~ということで設定し直しました。
こうやって指摘してもらえるのは有り難いですね、もしも作中おかしな点ありましたら、どしどし御指摘下さい。宜しくお願い致します。
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