〜転移サイボーグの異世界冒険譚〜(旧題 機械仕掛けの異世界漫遊記) VSファンタジー!

五輪茂

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第12章 それぞれの結末

第76話

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「…沙汰を申し渡す。エルフ族いにしえよりの仕来たりに従い、”咎人” マーシャス・フェルンドを【樹封】の刑に処す…… 」


 物音ひとつしない「裁きの間」に、ランドさんの声が静かに響き渡った…。


 爺さんに案内されて向かった先は、砂利を敷き詰め、四角く壁に囲まれた中庭のような場所だった。
 建物側に面した箇所は舞台のようになっている。

 うん?何だかこの造りは見覚えがあるな~?と思ったら、時代劇なんかでお馴染みの、”奉行所のお白州”そっくりだ。
 当然、其処彼処のディテールはちょいちょい違っているものの、全体的な雰囲気なんかはそのまま、何だか某映画村のセットにでも迷い込んでしまった気になって来る。

 俺達はその場を通過して、すぐ隣に併設され、格子越しに”お白州”の様子が伺える部屋へと通された。

 その後、ほどなくしてタテワキのおっさんと、よく似た雰囲気のダークエルフの男性が二人、「裁きの間」へとやって来た。
 多分、この二人がマーシャスの家族、事前に聞いていた父と、兄なんだろう。二人共、マーシャスの事はとっくに知らされているんだろう、どちらも表情は硬く、憔悴しきった顔をしていた。

 シイラの側にレイナルドだけを残し、俺と婆さんは一旦部屋の外へと出る。ノアへと連絡を取ってを繋ぎ、ノアの影の中に捕らえてあるマーシャスを取り出す為だ。
 ただ念の為、俺と『零』が同一人物だという事を隠す為に婆さんの影へと繋いで、婆さんに引っ張り出してもらう。

「おやおや、随分コンパクトになってるじゃないか?」
「冒険者なら、荷造りの基本だろ?」
「よく分かってるじゃないか 」

 マーシャスはあの時のまま、両の肘膝から先が無いままだ。ただ、あの時は止血の為に凍らせただけだったが、死なせる訳にはいかなかったので、今は《治癒ヒール》をかけてあるので、傷口には薄っすらと皮膚が貼っている状態だ。
 影から引っ張り出したマーシャスは、呆然とした、どこか酩酊した様な状態だった。ギャアギャアと騒ぐのが鬱陶しかったのか、ノアが何か精神系の《闇属性》の魔法を使ったらしい。

 頬を張るなど、軽い衝撃を与えれば元に戻るそうなので、部屋の外に控えていた二人の警備の兵士にマーシャスを任せると、二人は両方から脇を抱える様にして裁きの間の中央へと連れて行った。

 それから暫く後、当主であるランドさんが正面、爺さんがその脇、斜め後ろ、記録係や他数名が壇上に着座し、俺や婆さんは正面から見て右側、フェルンド家の者達は左側に。両手足が無く、自分では座っていられないマーシャスをさっきの警備の兵士に支えられながら”裁き”が始まり、壇上の役人らしき一人が、マーシャスに対する数々の罪状を淡々と読み上げる。
 意識のはっきりしたマーシャスは、何も言わず射殺さんばかりの目付きで爺さんを睨みつけるばかりだったが、対面に座るフェルンド家の二人は、一人は苦痛を堪える様に瞑目し、もう一人は真っ青な顔で俯き、ガタガタとふるえていた。
 おそらくだが、前者がフェルンド家当主である父親で、震えているのが兄なんだろう。

 そして……、先程、ランドさんより、エルフ族としての極刑、【樹封】の刑がマーシャスへと申し渡された。

 【樹封】とは、エルフ族にとっての最高刑で、〈秘術〉によってある樹木と融合させてしまう刑なのだという。
 目は見えず、喋る事も出来ない。身動きも出来ずにただ意識だけは残って、正に”半人半樹”となって生きて行くのだ。だが、この刑が”最高刑”とされる理由、エルフ族の寿命は長くて千五百年、しかし、樹の寿命は二千~三千年、ヘタをすれば一万年の永きに渡り、死ぬ事が赦されないのだ。
 それは、死刑や鉱山奴隷などよりも、遥かに過酷な刑罰だろう。
 ただし、この刑は途轍も無い大罪のみに処される刑罰であり、エルフ族の永い永い歴史の中でも、数える程しか前例は無いらしいのだが。
 
 今回は「秀真の國」そのものを滅ぼす危険があったばかりか、【精霊樹】までも危険に曝し、そればかりか己の利益の為に、護り慈しまなければならない同族であるはずのエルフ族を、奴隷として売り捌く事に加担していた事等で適用されたようだ。


「【咎人】マーシャス・フェルンド、何か申し開きはあるか?」

「『申し開き』? ……クッ!クククッ! ヒィはははははははははははははははははは……っっ!!!! 」

 突如として狂ったように哄笑を上げるマーシャス。

「ふざけるなっ!貴様等、貴様等はいったいどれだけこの私を気が済むのだっ!! 」

 勢い込んで前のめりになり、だが、両手がない為に、そのまま砂利の中に顔から倒れ込む。しかし、砂塗れの顔を上に向け、呪い殺そうとする様に更に壇上の爺さん達を睨みつける。

「ジェイーネぇぇぇっ!貴様が!貴様が”伝説”なぞ創るから!私の様な「力無き者」が蔑まれるのだ!『フェルンド家にあるまじき惰弱よ』と、『兄に比べ何たる非力』と!…分かるか?解らぬであろう、強者である貴様等にこの私の”苦しみ”など!…だが、それにも増して許せぬのは、ジェイーネ!貴様は!貴様はそんな私に唯一つ残された『サムライである』というすら奪い去ったっ!!  それがどれ程この私を、私の知っているのかっ!?……そんな、そんなような里など、滅んでしまえばよかったのだぁぁぁぁぁっ!!!! 」

 マーシャスの叫びに、瞑目し、堪え切れない思いに目元を震わせる爺さん。暫しの沈黙の後、大きく息を吐いて口を開いた。

「そうか………、それ程までに……!? 儂は…… 」

 ああ、爺さん、アンタはやっぱり優しいな。何を言いたいのかは分かるよ。だがな……?

「マーシャス、…済まな…………!……っく!? ヒ、ヒロト…っ!? 」

 爺さんが言葉を続けようとしたところで、押し潰されるほどの重圧が「裁きの間」全体を軋ませる。誰がその重圧プレッシャーを放っているのか?…分かるだろう?

 ーーこの俺だ。ーー

「爺さん、アンタが優しいのは知ってるよ。だがな、その先は言っちゃいけねえよ、特にじゃな 」
 
 首の動きだけで「控え室」を指し、格子越しに見ているはずのシイラの事を示す。

「じゃが、ヒロトよ…儂は……!? 」
「”それでも”だ。分かってんだろう?コイツが自分勝手な理屈を並べ立ててるだけだって。爺さんの所為?ふざけるなよ、テメェに剣の才が無いのは爺さんの所為か?「弱い自分は蔑まれた」?それが他の誰かを不幸にしていい理由になるのか?馬鹿か?コイツはな、アンタのも解らずに、勝手に捻くれて勝手に歪んで他人を不幸にして憂さ晴らししてただけの馬鹿野郎だ!」

 すると、今度はギロリと俺を睨みつけてくるマーシャス。

 ーーイライラする…。そのという目が。態度が。だったら自分が誰かを不幸にしてもいいだろう、という自分勝手な理屈が……!! ーー

「貴様に私の何が分かる!?貴様の様なに”弱き者”の何が分かるのだっ!」
「は?三、四歳の時にテメェ等みたいに勝手な理屈を振り回すクズ共に家に押入られて、目の前で父親は頭をブチ抜かれて殺されて、母親はそいつ等に乱暴され、それでも俺の名を叫ぶ母親と引き離されて、殴られ蹴られしながら次の獲物を油断させる為のとして扱われ、育ての親である親父に救い出されるまで、何年もの間、僅かな食い物を貰うためだけに、そんな奴らに命令されるまま何人も何人も殺す生活を送って来ましたが、何か? 」

「「「「「……つ!!!!!!!????」」」」」

 マーシャスの言葉に被せるように一気に言い放った俺の”生い立ち”に、その場の全員の息が詰まる。

「はん!『「弱者」の気持ちが分かるか』だと?ふざけてるのはテメェの方だろう!テメェはな、かってにイジケて捻くれて、勝手に歪んで、陰でコソコソ悪さして、それがバレたからって、全部”人の所為”にして「だから自分は悪くない」って言い訳してるだけのガキなんだよ!…ハッキリ言ってやる。テメェは、”サムライ”なんかじゃねえ、自分の”弱い心”に勝てなかっただけの、勘違いしたなだけなんだよ!! 」

「な……っ!? …うぐ…っ! 」

「大体な、今、テメェ自身が宣った通りの人間なら、そもそも”人を喰い物”になんてしたりしねえよ……! 」

「……っ!?……ぐうぅぅ……! ぉ…ぉおおぉぉぉぉぉ………………っ!! 」


 何とか反論を試みるも、ワナワナと唇を震わせるだけしか出来なかったマーシャスは、とうとう首を持ち上げる気力すら無くなったのか、砂利の中へと再び突っ伏して、くぐもった嗚咽を上げて泣き始めた。
 
 今、コイツが何を考えているのか、後悔か、怒りか?そんな事など知らん。ただ俺は、自分勝手な考えや言葉を垂れ流し、此の期に及んでまで、爺さんやシイラを傷つけようとしたコイツが気に入らなかっただけだ。

 やがて、マーシャスは体を支えていた兵士達に連れられ、うな垂れたまま「裁きの間」から連れられて行った。

「ヒロト…儂はな、彼奴にしておったよ。戦の世であれば良い、じゃが、何れ”武”だけでは秀真を護れなくなるとな。エルフ族は長命でヒト族よりも強いが、その分それ故に。しかし短命なはずのヒト族は、知恵を使い、どんどんと文明を、経済を発展させて行く。一族を守る為結界を設け、こうして森の中に引き篭もったが、その間に随分とヒト族の暮らしは変わった。儂は焦ったよ、「このままでは秀真は取り残されてしまう」とな……。 頭の良い彼奴なら、”武”と違った力、を学び、将来の秀真を担う者のひとりになってくれるのではないか?……とな。儂は……、彼奴の気持ちも考えず、儂の思いばかりを押し付けてしまったようじゃの………… 」

 いつもの陽気さは鳴りを潜め、深く懊悩に塗れた表情で、己の心の内を吐露する爺さん。その疲れの滲んだ陰のある表情は、本当に年経た老人のように見えた。

「儂の…、儂の浅慮な考えが、多くの者を不幸にしてしまったのじゃな… 」
「馬鹿言え、アンタの所為じゃねえよ。旅人が道に迷うとして、それは”道を造った奴”の所為か?違うだろ。進むも戻るも、その道から外れるのも、そいつ自身の選択だ。マーシャスは、自分で選んでおきながら、その道が歩き辛いと駄々を捏ねていただけだ。アンタは、”里の未来”の為に、あいつがその道の行き先を示したに過ぎない。まるで「アンタが周りを不幸にした」みたいな言い方はやめろよ 」
「ヒロトよ…、お主も優しいの…。じゃが…… 」

「そうで御座います!先代様には何ひとつ咎など御座いませんっ!! 」

 砂利の上に、額を擦り付けて平伏する男性と、慌てて追随して両手を着くもう一人の男性。男性は伏したまま、言葉を続ける。

「全て、全て拙者の不徳と致すところ!我が倅の不始末、その性根を見抜けなかった拙者の責で御座います!本来なれば一族郎党、素っ首を奉って御詫びせねばならないところ!ですが、何卒、何卒我が首ひとつを以って、他の者達は御寛恕願いたく!何卒!何卒……!! 」

「ノルド…… 」

 「ノルド・フェルンド」重臣の一人でマーシャスの父親か、辛いだろうな、この人も?
 普通で言ったら、こういう場合は御家は取り潰し、一族郎党全て処刑が封建社会での常識だが…?

 しかし、ここで口を挟む人が居た。ランドさんだ。

「父上、お気持ちはお察ししますが、ヒロト殿の言う通り、父上の為された事は為政者として当然のこと、ならば、そのお気持ちは飲み込んで下さい 」
「ランド…!? …いや、儂は… 」
「しかし、父上より家督を譲り受けて早や幾年、”武辺者”ばかりでは困ります。此度の一件は、里の”強さ至上主義”的な風潮を、改めて見直す良い機会と致しましょう。…この様な事がに……。 そしてノルド、貴様にも沙汰を申し渡す。今この時より、家督を嫡男に譲り、”隠居”を致せ。そして、後進の若武者達にヒロト殿の言うを伝え、「精神修養」こそを是とするべく指導に当たれ。良いな!」
「お、御屋形様……っ!? 寛大な御処置、感謝の念に堪えませぬ。必ずや若武者達に此度の一件を伝え、粉骨砕身して育成に当たりまする 」

 ノルド・フェルンドとマーシャスの兄は、涙ながらに改めて頭を下げる。
 よく、一代で大きな企業を起こした社長の二代目はボンクラが多い、と言うが、さすがはセイリアの父君。最初は困った人だと感じたが、中々どうして、名裁きじゃないかランドさん。

 その後、控え室に居たシイラに、改めて謝罪をした爺さんだったが、やはりシイラは爺さんを責める様な事はしなかった。それどころか、心持ち明るくなった表情で、爺さんの手を取ってこう言ったのだった。

「武神様、もう謝らないで下さい。ヒロト様の言った通り、あの男が勝手に捻くれただけで、私も武神様は何も悪く無いと思います。…それに、もしここで武神様を恨む様な事をすれば、私まであの男と同じ様になってしまうでしょう。 ……それだけは絶対に嫌です。私の思いは、全てヒロト様が代弁して下さいました。あの男が思い知ったかどうか?そんな事も、もうどうでもいいです。私は今回、私を襲った不幸や、あの男達の事よりも、そんな私を一生懸命助けてくれた人達や、励ましてくれた人達の事こそを、何より受け止めて、心に刻みたいと思っています。そして……「あの時助けて良かった」と思ってもらえる様にする事が、恩返しになるんじゃないか?って…。時間はかかるかもしれないですけれど…… 」

 そう言ったシイラの笑顔は、さっきまでの哀しげな笑顔ではなかった。きっとこれが彼女本来の笑顔なんだろう。
 婆さんが言っていた通り、助け出されたばかりのシイラは、まだまだ体調も万全ではないので、マーシャスの裁きが終わった今、ノアを呼び出して早々に「秀真の國」を後にする事にした。
 名残惜しむ爺さんに、また近い内に来ると約束し、冒険者ギルド本部の婆さんの部屋へと戻って来た。
 
 婆さんは、すっかりシイラの事を気に入ったらしく、「暫くは自分が面倒を見る!」と聞かなかったので、そのまま婆さんに託すことにした。まあ、婆さんなら安心だしな。

 


 後日、俺達は森の奥にある、【樹封】に処されたマーシャスを見に行く事になる。
 〈秘術〉によって樹と融合し、皮膚まで樹皮のようになって同化したマーシャスは、樹の表面に出来た瘤の様になっていた。

 だが、その顔は苦痛に歪み、地獄の獄卒に責め苦を受ける亡者の様な表情を浮かべていた。
 爺さんは、そんなマーシャスの姿を哀しげな瞳で見つめていた。

 爺さんによれば、この樹は【聖霊樹】に近いもので、自然な浄化作用を備えているらしい。【樹封】とは、苦しみを与えるだけが目的では無く、長い時間をかけて受刑者の恨み辛みをゆっくりと、解きほぐす様に浄化していく事が真の目的なのだと言う。
 そして、浄化に伴って、受刑者の表情もだんだんと穏やかになって行き、微笑む様な表情になった時、不思議と樹も朽ちていくのだそうだ。


 ーーなあ、マーシャス。俺はやっぱり、お前のような奴は大嫌いだ。不幸にした人々の数だけ、大いに苦しめ。だが…、爺さんと、最期に見せた涙に免じて、ほんのちょっぴりだけ、赦される日が早く来ることを祈ってやるよ………  ーー






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