〜転移サイボーグの異世界冒険譚〜(旧題 機械仕掛けの異世界漫遊記) VSファンタジー!

五輪茂

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第13章 間話、野営にて

第81話 間話

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 いつもありがとうございます。
 ストーリー進行重視で来ましたが、一旦 大山を越しましたので、表題通り、暫くはヒロト達に「漫遊」させて行きたいと思います。まずは、ちょっと前後しますが間話とかを入れていきたいと思います。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

「よっし!だ、撤収するぞ~!」

 ソニア達【蒼い疾風ブルーソニック】が〈熊狼王グリズリーハウンドリーダー〉を倒した後、「褒めて褒めて!」と群がるソニア達に、調子に乗って【伝説のテイマー・ムッシュ・ごろう】さんの”幻の秘技”、〈よ~し、よしよし〉を試したところ、四人の健闘を讃えにきたはずのセイリア、ラーナちゃんにノアまでもが離れなくなってしまった。

 その戦慄の効果に、暫くは周りに並んだ七つの頭を撫で回していたのだが、いつまで経っても離れない。

 仕方がないので、”ご褒美タイム”の強制終了を宣言した。
 不満タラタラの六人+一匹?であったが、このままではラチが開かないので、「次に上手に戦えたらしてやる」と約束して、やっとおとなしくなった。

 しかし、いくらとはいえ、人間としての理性もあるだろうに凄まじい威力である。

 う~ん、「ムッシュ・ごろうさん」恐るべし…!?

 方々に転がる〈熊狼グリズリーハウンド〉をアイテムボックスに回収し、レイナルドさん達の居る馬車の所へと引き返した。

「ヒロト様、お疲れ様でした。ここから拝見しておりましたが、ヒロト様の魔法の冴えもさる事ながら、四人に対する素晴らしい御指導振り、大変感服致しました、お見事で御座いました 」

 馬車を守っていてくれたレイナルドさん、カークス、スケール、ウッガが出迎えてくれたのだが、レイナルドさんからは、非常に高評価のお褒めのお言葉を賜わってしまった。

「いや、そんな、まだチラッと連携の初歩を教えただけで、そこまでレイナルドさんに褒めてもらえるような事はしてませんよ 」
「ご謙遜を。僅かの間に、四人の動きが格段に良くなって行くのが見て取れました。それに、一見荒っぽいように見えて、《魔弾》を当てる事で”気付き”を促し死角を潰し、更には、本人の実力の届かない部分では、ヒロト様ご自身が直接熊狼共に攻撃を当てて、牽制しておられました。誠に見事なお手並み。ご自身の腕前ばかりか、教導技術までもとは……。それこそ、秀真武士団もヒロト様に鍛え直して頂きたいぐらいです 」

 腕を組んで、うんうんと頷きながらそう評するレイナルドさん。
 俺はと言えば、過大な評価に照れ臭い思いだったが、同時に”よく見てるな~”と、感心もしていた。

 確かに、レイナルドさんの言う通りだったからだ。ソニア達は、仲間のピンチに駆け付ける事はあっても、結局は”各個撃破”が基本であり、”連携”などとはとても言えなかった。
 最初に簡単な”フォロー”の仕方だけを教え、後は背中や尻に《魔弾》を当てながら、実戦の中で調した訳だ。もちろん、最初から上手く出来るはずもないから、本人達の意識外からの攻撃は弾いてやるなり、痛みから逃げようとする事も利用して、方向やタイミングを誘導してやったのだが。

 レイナルドさんは、そこまでしっかりと見抜いていたという訳だ。

「誠に。まだまだ荒削りではありましたが、徐々に連携なっていきましたな!」
「うむ、ヒロト様、宜しければ、是非拙者達にも一手御指南頂けないでしょうか?」

 カークスとスケールも、さすがに若手のホープだけあって、見るべき場所はしっかりと見れているようだ。

「う~ん?宜しければも何も、俺なんかで良ければ、教えられる事なら別に構わないけど………、そうだな、明日からのアイツ等の訓練に付き合う形、でもいいか?」
「是非もありません!」
「ありがとうございます!」

 この二人も、以前にも増して”強くなる”事に貪欲らしい。
 酒を酌み交わした時に聞いたが、例の【墓場の風グレイブ ウィンド】の一件での、自分達の不甲斐なさが我慢出来ないそうで、次の機会には必ず命に代えてもセイリアを守ってみせる!と決意しているのだ。

 と、そこで少し間の抜けたような、情けなさ満載の声が聞こえてくる。

「それより旦那~、もう日が暮れちまいやすぜ?あっしはもう腹が減って腹が減って、お腹と背中がくっついちまいそうですよ~~!」

 半泣きの表情で、ウッガが猛烈な”お腹空いた”アピールをして来た。

「よく言うな、ウッガ。お前は馬車の所に居ただけで、何にもしてないだろうに?」
「そりゃないですよスケールさん!? あっしだって、ずっと御者をやってたんですぜ!」

 最早お馴染みのウッガとスケールの掛け合いに、周囲から笑い声が漏れる。

「ですが、ウッガの言う事も、もっともですね。ヒロト様、今から向かっても、次の街の門は閉じてしまっているでしょう。今日はこちらで野営をしてはいかがでしょうか?」

 レイナルドさんが、そう提案して来る。確かに、〈熊狼〉達にかかり過ぎて、時刻はすっかり夕方、とうに日は傾き、辺りは夕闇が迫りつつある。
 街道沿いの街であっても、魔獣や野盗の類いの浸入を防ぐ為、どこの街でも、夜間は街の入り口にある門を閉じて、翌朝空が白み始めるまでは開かないのが普通だ。
 ならば、今から向かったとしても、結局街には入れないし、何より舗装もされていない街道を夜間に走るなど、危険極まり無い。

「そうですね、魔獣や野盗はが、馬車が転倒でもしたらいけませんから、今夜はここで一夜を明かして、明日の朝明るくなってから動いた方が良いでしょう 」

「あっ!なら、アタイ達が見張りに着くよ!」

 俺とレイナルドさんの話を聞いていたのか、ソニアは自分達が見張り番に着くことを買って出た。

「『見張り』? 何で?」
「え…? 『何で?』って…、野営をするなら見張りは必要だろう? アタイ達なら”夜目”は効くし、世話になってるんだから、それぐらいはやらせておくれよ 」

 意気込むソニアの後ろでは、ゴウナム達も、うんうんと頷いている。

「いいよ、お前等まだでまだ身体がキツいだろ? 変な気は使わなくていいから、もう暫く休んでろよ。飯の時間になったら呼んでやるから 」
「え…っ!?  でも兄貴、じゃあまさか、兄貴が見張り番をやるつもりなのかい?」
「は?ああ、いやいや、今日は俺も何か作るつもりだし、し。ほれ 」

 ーーズゴゴゴゴゴゴゴッゴッゴッゴッゴガンッ!! ーー

 でアイが《岩槍壁ロックランスウォール》の詠唱をすると、地を揺るがす轟音と共に、連続的に地面が隆起し、高さが五メートル程の岩で出来た槍を形成していく。
 それ等は俺を中心として、ぐるりと周りを取り囲む直径百メートル程の円環状を成して、即席の城砦と化した。
 目を見開いて、その光景に唖然とするソニア達。

「何だ?さっき〈熊狼〉を閉じ込めるのにも使っていただろ?何を今更驚いているんだ?」
「どうだ、オメェら!見事なもんだろう!オイラも最初に見た時は、そりゃあ魂消たモンだが、これなら荒野のど真ん中でも安心して寝れるってもんだ。ホント凄えよなぁ、ヒロトの旦那の魔法は!」

 ウッガがフンスッ!と鼻息を鳴らし、見たか!とばかりに胸を張る。いやいや、本当にお調子者が上手い。いや、もしかしてコレが地なのか?

「ははっ!まあいいや、これで見張りなんか必要無いって分かっただろ?じゃあ、ゆっくり休んでろよ 」

「ヒロト兄さんって………、いったい何者なの………!? 」

 呆然とするソニア達四人をその場に残し、俺は夕飯の支度を始めたラーナちゃんの所に向かうのだった。


「お疲れ様、ラーナちゃん。悪いんだけどさ、今夜の食事、俺も一、二品作らせてもらってもいいかな?」
「あ、ヒロト様! いえ、そんな! ヒロト様にそんな事をして頂く訳には!? 」

 食事の支度を手伝いに来たと勘違いしたのか、慌てて両手を顔の前でブンブンと振り、止めようとするラーナちゃん。

「あー、いやいや、どうしても食べたい物があってさ、ただ、街でも見なかったし、みんなが知らない食べ方みたいなんだ。だから自分で作ろうかなって 」
「そうなんですか? じゃあ、私にも作り方を教えてください。そうすれば、次からは私が作れますから!」

 うう…っ!? ええ娘や………っ!

「分かった。作り方さえ覚えれば、そんなに難しくない料理だから、今日は横で見ててくれよな」
「はい!頑張って、しっかりヒロト様のを覚えますね!」

 ん…?何だか妙にラーナちゃんが気合いを漲らせているんだが?あと、何か言ってたみたいだけど…?
 まあいいか、新しくて珍しい料理って事で、張り切っているんだろう。

 よし!気持ちを切り替えて、ウッガのお腹と背中がくっついてしまう前に、早速料理に取り掛かりますか!

 え~と、醤油、酒、ニンニク、生姜、小麦粉、粉挽きしたジャガイモ~♪………。






「………っ!? う、美味っ! だ、だ、旦那!何ですかこりゃあっ! 美味すぎる~~~~~~~~~~っ!? 」

 さて、皆さん。俺が何を作ったかお分かりだろうか? ちょっと料理に詳しい人なら、用意した材料でピン!と来たかもしれない。

 そう、【唐揚げ】だぁっ!!

 先日、ウッガ達と行った酒場、料理も酒も非常に美味かったのだが、残念ながらメニューの中に所謂”揚げ物”は無かったのだ。
 いや、あるにはあったのだが、それは”素揚げ”に塩をふっただけの簡素な物で、フライやフリット、天ぷらなど、小麦粉を使うような物はひとつも無かったのだ。

 じゃあ、という事で、自分で作る事にしたのだが、それなりには発展しているものの、地球に比べればこちらの世界ではまだまだ”食材”はざっくりした分類しかしていない。
 小麦粉、と一口に言っても、中に含まれる「グルテン」の含有量で、「強力粉」「中力粉」「薄力粉」と分類される。
 それぞれ、「強力粉」ならパン、「中力粉」ならうどんやパスタ、「薄力粉」はお菓子類や天ぷらなどの揚げ物、という具合に、用途によって使い分ける。グルテンとは、まあ””に関係する成分だと思ってもらっていい。
 だから、本当なら「薄力粉」が良かったのだが、そんな風に分類されてる訳もなく、仕方がないのでアイにスキャンしてもらい、色々見た中でグルテンの含有量によって分別して購入。最も「薄力粉」に近いものを用意した。
 
 後は底が浅めの鉄鍋と、質の良い植物性の油、ボウルや鉄網等、どんどん購入したのだが、アイのアイテムボックスに放り込んでくだけなので非常に楽である。

 ちなみに粉挽きジャガイモは「片栗粉」の代用だ。こっちでは、水で練ってから焼いてパンの代わりにしたり、丸めてスープに入れるとかしてるみたいだ。

 そして、気になる最重要食材である「鶏肉」だが、今回ご用意したのはコレ! 
 ーーババァーーン!! ーー  
〈ランクA〉魔獣〈コカトリス〉の肉 ドン!!

 そう、俺の”愛読書”などファンタジーではお馴染みの、〈石化攻撃〉を得意とするモンスターだ。
 イオニディアのコカトリスも、鶏と蛇が融合した姿の魔獣だったのだが、その姿は”体高約四メートルの鶏の尾に当たる部分から大蛇が生えている”というよりか、”全長が短めの大蛇の頭に当たる部分に鶏が生えている”と言った方がしっくりくる風体だった。

 その為、周りの魔獣をも巻き込んでの〈石化ブレス〉の攻撃に加え、蛇が様に蛇体で鶏部分を持ち上げて、その強靱な脚の先にある猛毒を持った爪で攻撃してくる、という、さすが〈ランクA〉に分類されるだけはあるという厄介な魔獣だった。
 まあ、サクッと頸を刎ねて倒したんですけどね、アイちゃんが。

 だが、鑑定してみれば厄介なのは頸の部分にある石化ガスを生成する器官と、脚先の爪や毒袋のみ。
 アイにもスキャンしてもらったが、肉に当たる部分には毒は含まれていなかった。
 試しに鶏の部位、蛇の部位とそれぞれ少しずつ切り取ってから火で炙って食べてみたのだが、直接口腔摂取による成分チェックでも有害な成分は検出されず、それどころか地鶏を何倍も旨くしたような、めちゃくちゃ美味い肉だった。

 今回はそんな〈コカトリス〉さんのモモ肉を使用、大皿二つに山の様に盛られた唐揚げが、食卓の上に並べられている。
 何しろ体高四メートルもの魔獣のモモ肉だ。採れる量がハンパでは無い為、本当はまだまだ沢山あるのだが、アイテムボックスの中でなら、いつまでも熱々、カリッと出来立てのまま保存出来るし、全部出さなくてもいいだろう。
 実は他にも二品ほど作ったのだが、それもまた今度のお楽しみだ。

「おおおおおおおおおぉぉぉぉぉっ!? 何だ!何だこりゃ兄貴!? 美味すぎるうぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ!!!?」
「そうだろう、そうだろう! …って、ゴウナム、泣くほどか!? 」

 あ~あ~、ゴウナムの奴泣きながら食ってやがる!? いや、泣いてはいないが、セイリアやソニア、レイナルドさんまでもが、中から滲み出る熱々の脂に口をハフハフとしながらも、夢中で箸を動かしていた。

「うん、ニンニクと生姜も良い感じで効いてるな。我ながら良い出来だ」
『すごく美味しいです、マスター! 唐揚げって、こんなに美味しいんですね~♪』

 おお!アイにも高評価だ。実体の無いアイにとって、俺の五感を通した感覚は全て新鮮で楽しいらしいのだが、特に”味覚”を理解してからは、色々な物を味わうのが楽しくてしょうがないらしい。

「本当に…モグモグ、美味…モグしいです!ヒロト…様…モグモグモグ!」
「うん、ありがとうセイリア、でも、まだ沢山あるから、落ち着け 」

 目をキラキラとさせたセイリアが、一生懸命美味しさを伝えようとしているが、その両頬ははハムスターのようにパンパンに膨らみ、口元は油でテラテラだ。
 何だかどんどん幼児退行しているような………?出会った頃の凛々しい感じはすっかり薄れてしまった。
 これはコレで可愛いけども。

「でも、本当に美味しいです、ヒロト様!横で見ていましたが、そんなに難しくはないのに、こんなに美味しいなんて!? 是非作り方を教えて下さい!」

 ラーナちゃんもベタ誉めだ。まあ、難しいのは揚げる時の油の温度くらいだからな、ラーナちゃんならすぐに覚えられるだろう。

「くうぅ~~っ!コレは冷えたビールにぴったりですなぁ!! 」
「うむむ、外側はサクッとしているのに、中はジュワッと肉汁が!こんなモノは王都でも食べた事がありません!?」

 そうだろう、そうだろう!面倒臭がらずに、二度揚げまでちゃーんとやったからな!
 スケールとカークスにも好評の様だ。唐揚げをパクつきながら、冷やしてやったビールをグビグビやっている。

「ヒロト兄ィ、この何?」
「マーニャ、それはな、”タルタルソース”って言うんだ。唐揚げにそれを付けて食ってみな?」
「ふーん、こう?…パクッ………………っ!? モグモグモグモグモグモグモグモグモグモグモグモグッ!! 」

 言われた通りにタルタルソースを付けて、パクリと食べるマーニャ。一瞬目を見開くと、猛烈な勢いで咀嚼を始め、次から次へとタルタルソース付きの唐揚げを口の中へと放り込んで行く。

「ねえ、マーニャ?それそんなに美味しいの?」

 アーニャからの問いにコクコクと頷きながらも、口の動きは止まらない。

「ちょっと!ひとりで食べてないで、こっちにも寄越しなさい!」
「んー!んー!んんーーーーっ!! 」

 とうとう、アーニャとマーニャでタルタルソースの取り合いが始まってしまった。
 その間も、山と積まれていたはずの唐揚げは、どんどんその嵩を減らして行く。
 冒険者でもある者達ばかりである為、カロリー消費が多いせいか、元々”健啖家”が多いのだが、それを加味したとしても、今日は皆んなすごい食欲だ。

「でも、本当に美味い肉だよね、何のなんだい、兄貴?」
「ああ、それか?美味いだろう!〈コカトリス〉だよ 」

『『『『……えっ?』』』』

 レイナルドさん以外の箸やフォークが”ピタリ”と動きを止める。

「やはり〈コカトリス〉でしたか 」

『知っているのか雷◯!? 』
『ああっ!? ズルいぞアイ!俺が言おうと思ってたのにぃっ!?』
『えへへぇ~~!』

 ぐぬぬっ!アイに先にボケられてしまった!?
 そんな俺の内側でのも知らず、レイナルドさんが〈コカトリス〉の肉について語り出す。

「この滋養と野味に溢れ、噛み締める度に溢れ出す肉の旨み、そして弾力がありつつもプツリと噛み切れる歯応え!これこそ正に〈コカトリス〉! しかし、油を使った調理でありながら、その油に負けない~~……!」

 何処の食通か!? と言いたくなるくらい、〈コカトリス〉の肉について延々と食レポを続けるレイナルドさん。
 あれ?もしかして……酔ってる?

 この後、もうひとつを用意してたんだが…? まあ、ひと休みすれば大丈夫だろう。

「あ…、あの、ヒロト様?〈コカトリス〉って……、毒とか大丈夫なんですかっ!? 」
「大丈夫、大丈夫。毒の部分は全部取り除いてあるから、まったく問題無いよ。……さて、んじゃ俺はを用意するから、片付けヨロシクな~~ 」

 心配そうに聞いてきたセイリアに、まったく害はない事を教え、俺は”次のサプライズの準備”に取り掛かるのだった。









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