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第14章 冒険者な日々 1
第90話
しおりを挟むヨウロウ村を後にした翌日、俺達は王都グランベルクへと帰って来ていた。
本当は一時間ほど馬車を走らせて、ヨウロウ村からは絶対に見えない場所まで進んだ辺りで、馬車ごと《空間転移》して、その日の内に王都まで帰還する予定だったのだが、ライナとサイノがまだまだ走りたそうだった為、昨日一日だけは好きに走らせてやる事にした……ら、走ること疾る事!?
昼食の休憩以外はずっと走り続けていた。
漸く満足したらしいのが、すっかり陽も傾いた夕方の事。つまり、ほぼ丸一日走り続けていた事になる。
どーなってるんだ?ライナとサイノの体力は!? っつーか、ホントにこの二頭って、これで魔獣じゃないのか!?
で、結局まあいいか、と一泊野営をしてから翌朝ノアに連絡をして、《転移》に帰って来た、と言う訳だ。
それで、今何をしているかというと……、
「か~~っ!美味ぇなこの【龍泉酒】って酒は!? 」
「ん~~っ!? この”レッドグレプル”、素晴らしいですね、ヒロト殿!」
「うむ、やや甘口じゃが…美味い。これが噂に聞く【龍泉酒」か……。いや、良し、良し!」
「【龍泉酒】と”レッドグレプル”、どっちもイケるねぇ…! いくらでも飲めちまいそうだよ♪ 」
ジオン国王、レイラ王妃、爺さん、婆さんに俺、と五人で【龍泉酒】と”レッドグレプル”の試飲、試食会中である。もっともそんな建て前は最初の内だけ、三十分も経った頃には、メンバーが”超VIP”と言うだけで、ただの宴会と化しているが。
王都への帰還後、俺達はまず依頼終了の報告をしに冒険者ギルド本部に向かったのだが、そのついでに”土産”として、婆さんにも【龍泉酒】を持っていった。その時に、婆さんにも事のあらましを伝えたんだが、
「はぁっ!? 〈上位竜〉と《血命契約》して僕にしたぁ!? ……また何やってんだいアンタは………… 」
と、何故かめちゃくちゃ呆れられてしまった。オマケに、ジオン陛下にも【龍泉酒】を献上しに行くと伝えると、何と婆さんまで一緒に行く、と言い出したのだ。
その後はどうして?か《転移》で爺さんまで呼びに行く事になり、更にはどういった流れでそうなったのか、さっぱり分からないのだが、全員を連れて「王都秀真屋敷」での試飲会という事に決まってしまい、そして現在に至る。
ホントに何でこうなったんだ?
「それで、どうです陛下?【王家御用達】は下賜して貰えそれですかね?」
「ああ、これなら全然問題無えよ、他に献上されてくる名酒にも全く引けは取らねぇ味だ 」
ベリヌ村長達に、「必ず国王に献上する」って約束したからな、ただの献上品ってだけじゃなくて、【王家御用達】の金看板まで下賜されるとなったら、村中が大喜びするだろう。
実は、あの後アイテムボックスから大量の魔獣肉や野菜、小麦粉や酒を取り出し、村人達も招いて村の広場でバーベキューパーティーを開催した。
最初は遠慮していた村長達だったが、依頼が上手くいった御祝いの打ち上げと、ヴォトカの件で吃驚させたお詫びなんだと無理矢理押し切ると、申し訳無さそうに苦笑しながらも皆んな参加をしてくれた。
皆、遠慮はしていたが、本当はヴォトカの所為で村の畑の作物が枯れてしまい、今までヨウロウ村の村人達は満足に食事すら出来ていなかったようだ。だが、一縷の望みを賭けた冒険者達のために、自分達の食べる分まで削って歓待していたらしい。
それなのに、村に来た冒険者達は皆、態度はデカいわ素行は悪いわ、挙句には結果を出すどころか散々迷惑だけをかけまくって逃げ帰る始末…。そりゃあ腹も立つわなぁ…。
久しぶりに腹いっぱい食べれるとあって、村中、特に子供達は大喜びしてくれた。
だが、それも一時の事、確かにヴォトカに掘らせて新しい水源は確保したものの、村の畑から新たに野菜などの作物を収穫出来るのは、まだ暫く先の話だ。
俺は、子供が飢えて腹を空かせているのを見るのは大嫌いだ。嘗て自分がそうだった、その頃のイヤな記憶を思い出してしまうから……。
そこでノアを通じてレイナルドへと連絡を入れると、さすがは”万能イケメン執事”、すぐさま小麦粉や日持ちのする野菜、子供達にあげるお菓子に新たに畑に植える為の野菜の苗などを、三台分の荷車に満載で揃えてくれたのだ。
翌朝、ヨウロウ村を出立する前に、子供達にお菓子を配りながら、それらを村長達に渡そうとすると、さすがに受け取れないと断られた。
そこで、『これから【龍泉酒】や”レッドグレプル”で儲けさせてもらうから、その先行投資だよ」と伝えると、村長達は皆泣きながら頭を下げ、御礼と最初の内の態度の悪かった事を謝ってくれた。
ちなみに、驚いた事がひとつ。何と、ヴォトカの奴は雌だったのだ。何故それが分かったかといえば、一旦は帰らせたものの、せっかく皆んなで楽しく飲んでいるので、ヴォトカにも”秀真酒”を飲ませてやろうと思い付いて、『村の人達に迷惑をかけたお詫びに、何か獲物でも獲って持って来い』と念話で連絡してみると、大慌てでデカい猪を仕留めて持って来た。
その時に、”身体のサイズは小さく出来ないのかと聞くと、小さくなるだけでなく、何と〈人化)までしやがったのだ!?
しかも人化したその姿は、長い尻尾と頭にはティアラの様に角を残したまま、というものだったが、美しく、緑掛かった長い黒髪に、漢服の様な着物を着た、妙齢の超美女だったりしたので、これにはベリヌ村長ら村人達も皆、アングリと口を開けて吃驚していた。
俺達としても、てっきり雄(しかもオッサン)だと思い込んでいたので、何と言うか森の中でヴォトカにいきなり襲って来られた時よりも、よっぽど驚いた感じだった。
まあ、それはともかくとして、普段はボッチで【龍泉酒】だけしか飲んでいないヴォトカも、村人達と触れ合いながら色々な酒を楽しんでいた様だし、ヴォトカの方も村の子供達に、村の食料事情が改善するまでは「定期的に獲物を獲って来てやる」と約束していたので、パーティーに呼んでやって良かったと思う。
ただ、自分は俺の下僕ですので!と、甲斐甲斐しく世話を焼こうとするのを押し留めるのには苦労したが…。
まあ、色々あったが、その後このヨウロウ村でしか採れない”レッドグレプル”や、年間限定百本しか出荷されない【龍泉酒】は、ベリヌ村長等ヨウロウ村の人達の予想を遥かに上回る利益をこの村にもたらす事になる。
最初に行き違いはあったものの、村に望外の幸運を運んでくれたヴォトカに対して、村人達は非常に感謝し、最初にヴォトカを招いたバーベキューパーティーを、毎年”レッドグレプル”の『収穫祭』として、毎年開催するようになるのだが、これに喜んだヴォトカも『収穫祭』期間中、ヨウロウ村の中に限って【龍泉酒】の飲み放題を許した為、毎年盛大に行われるようになる。
後年、交通網が整備される様になると、『〈上位竜〉と共存する奇跡の村』として観光客も訪れる様になり、外部の人間でも、この日だけは参加出来る『収穫祭』は、この領の観光パンフレットにも載る程の有名行事となって定着していく事になるのだった。
「しかし、ヒロトも抜け目が無ぇな?ちゃっかり「キサラギ家」の占有販売にしちまうんだからな 」
「まあ、良いではないか!お陰でウチは大儲け確実じゃがな!ヒロト、良くやった!流石は我が孫婿じゃて!ふははははははははははははははははっ! 」
ジオン陛下が人の悪そうな顔でニヤッと笑い、爺さんは上機嫌で高笑い。それに苦笑で返しながら、気になっていた事をジオン陛下に質問する。
「まあ、”早い者勝ち”って事で勘弁して下さい。それより、村人達に手っ取り早く信用してもらう為に、爺さんの名前というか、「キサラギ家」の名前は出しましたが、ヨウロウ村のある領の領主様から文句を言われませんか?」
今はまだ知られていないからいいが、今後間違い無く【龍泉酒】と”レッドグレプル”は莫大な利益を生むだろう。そうなった時には、地元領主と諍いが生まれてしまう可能性が大だ。
「ん?まあ、大丈夫だと思うぜ? あそこは”フリーデン公爵領”と言ってな、領主のデラアズは俺の実の兄貴だし 」
「そうなんですかっ!? 」
「まあな。本当なら兄貴の方がこの国を継ぐはずだったんだが、ウチの家系には珍しく温厚でな? 闘うより、本とかを読んでる方が好きだったなぁ…。あと、『自分は一国を取り仕切れるような器じゃない』ってな。早々に王位継承権を放棄しちまって、フリーデン公爵家に婿入りしちまったのさ。それで、とばっちりを食らった俺が繰り上げで王位を継ぐ事になっちまったんだ 」
「それはまた……、災難でしたね 」
「まったくだ。で、フリーデン領の貴族共で煩いのは居るかもしれんが、奴自身は自領の村が豊かになって、税収も増えた、と喜ぶくらいのもんさ。でもまぁ、いっぺんくらいは挨拶にでも行っとけ。あいつもジェイの叔父貴は良く知ってるから、歓迎してくれるだろうよ。まあ、周りは煩いかもしれんがな!わはははははっ!」
「嫌なフラグを立てないで下さいよ…… 」
だよなぁ……、元々、貴族は既得権益に煩いはず。その内何かいちゃもんを付けて来るかもしれない。うわあ…メンド臭そうだなぁ……。
「ま、そんな連中は放っときゃいいさ。そもそも〈上位竜〉なんざ、フリーデン領の領軍総出でも何ともならなかっただろうしな? 逆に兄貴から礼を言われるくらいだと思うぜ?」
【龍泉酒】をぐいっとあおりながら、ジオン陛下はまた機嫌良く、わははと笑う。
だがそこで、レイラ王妃と”レッドグレプル”を食べていた婆さんが、思い出した!とばかりに声をあげた。
「そうだよ!ちょいとジェイ、アンタからも何とか言っておくれよ!ヒロトの奴、今度はその〈上位竜〉と《血命契約》したらしいんだよ!? 」
「「「……はぁぁぁぁ…っ!? 」」」
どういう事かと聞かれた為、爺さん達にも依頼の経緯やヴォトカとの戦闘ややり取りを伝えると、全員がドン引きした表情になる。
「〈上位竜〉を相手に魔法戦闘の手本とか……、相変わらず信じられん奴じゃな…… 」
「そうだよ!いくら〈上位竜下級〉だったとはいえ、昔、アタシ等があの火竜を仕留めるのに、どんだけ……っ!! 」
ーー パンッッ!! ーー
「ヒロト様っっっ!! お帰りなさいま……せ!!!? 」
婆さんが愚痴だか文句だかを言い募ろうとしたところで、派手な音を立てて襖が開き、セイリアが喜色満面の表情で飛び込んで来て、その表情のまま……固まった。
「こらセイリア!武家の娘がドタバタと端ない、何をやっておるか!この馬鹿者がっ!!」
「な!? ななななななな!なぜお祖父様がここにっ!? お祖母様や伯父様達まで!? 」
ノアから俺が帰って来たと聞かされて、早く会いたくて急いで帰って来てくれたんだろう。セイリアのこういったところは非常に可愛いんだが、やっぱり幼くなってると思うのは、俺だけだろうか?
「はぁ……、まあいいよ、何か気勢が削がれちまったよ。ヒロト、ここはもういいから、そのバカ孫の相手をしてやっておくれ 」
真っ赤になって恥じ入るセイリアをやれやれといった感じで見ながら、溜め息を吐いて婆さんが俺に退出を促してきた。
「もういいのか?」
「ああ、聞きたい事は聞けたしね。それから、”シイラの件”はもう少し待っておくれ。アンタとかはともかく、職員の男とかが近くに来ると、まだ身を硬くしちまうんだ。もう少し”心”の方を休ませてやりたいんだよ 」
体の怪我は治っても、心に負った傷というのは難しい。「魔の森」という危険地帯に向かうのだから、当然、緊張状態が長く続く事になる。今の、まだ精神的に疲弊した状態では、レベルアップどころか逆効果になりかねない。婆さんも、その点を心配しているんだろう。
「分かった。もう暫く時間を置こうか 」
「悪いね。アンタの方はどうするんだい?」
「俺か? 二~三日はゆっくりとやりたい事をやって、それからキムチェの村に行こうかと思ってるよ 」
今回の依頼の間に考えてた、《土人形創造》を応用した、馬車とは別の移動手段を試してみようかと思っている。
あとは”喫茶店”の開店に向けて、そろそろ本当に準備を始めようと思っている為、”カーフ豆”の産地だというキムチェの村を、一度訪ねてみようかと思っていたのだ。一回行ってさえおけば、後は《空間転移》出来るようになるしな。
「なんだい!アンタ今度はキムチェにまで手を出すつもりなのかい!? 」
「オイ待て、こら婆ァ!セイリアの前で何て事言いやがるっ!? 」
この婆ァ、トンデモ無い出まかせ言いやがったっ!? ほらみろぉっ!セイリアの目が、どんどん潤みだしてるだろうがぁぁぁぁぁぁっ!
「あ、あの!ヒロト様程のおかっ…御方を、私だけで…うくっ…独り占めしようとは…思いませんから……、でも、あ、あんまり、増えるのは、グスッ……イヤかなぁっ…てっ!」
「違うからっ!婆さんのデタラメだからっ! あっ!? 明日はセイリアは学院休みだろ!二人で街に遊びに行かないか!? 」
「ホント…ですか……?」
涙目になりながら、上目遣いで聞いて来るセイリア。抱き締めたくなる程可愛いが、こっちはもう必死である。
「ホント、ホント! じゃあ、リビングで明日の計画を立てるか!そうそう、セイリアにお土産もあるんだ!よし、行こう!すぐ行こう!」
「……ハイッ!」
いらん爆弾の更なる投下を避ける為に、機嫌が直ったセイリアを急かして部屋を後にする。当然、ニヤニヤと笑っている婆さんを横目で睨みながら。
ーー くっそぉっ!覚えてろよ婆さん!! ーー
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出版社: アルファポリス
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楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
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