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第20章 本日開店!喫茶店【御菓子猫】
第163話
しおりを挟む「は~~い、最後尾はこちらでーーす!」
「申し訳ありません、ただ今三時間待ちとなっております………! 」
喫茶店【御菓子猫】オープン初日、店長であるキムチェにあとを任せ、別件で店から二時間ほど離れてから戻って来た俺の目に飛び込んできたのは、とんでもない光景だった。
その光景とは、喫茶店の前に並ぶ、人、人、人の長蛇の列。しかも十人、二十人という数ではない、これ二百人くらい居るんじゃないか?
『マスター、正確には一八二人です 』
うわぁ…、やっぱりか⁉︎ いったい、俺が離れてた二時間の間に何があったんだ?
「おーい、キムチェ!どうしたんだよ、この騒ぎはっ?」
「あっ⁉︎オーナー!実は………!」
「ここか?新しく出来た店ってのは?」
「まあ店はそれなりだが…、おほっ!結構いい女が揃ってるじゃねぇか 」
「おぉい、そこの姉ちゃん!酒だ!酒を持ってきな!」
と、キムチェの話しによると、俺が喫茶店を出て行ってからすぐに、ガラの悪い男達が店に入って来たのだという。
だが、【御菓子猫】はカーフ専門の喫茶店、アルコールの類いは一切置いてはいない。ホール係のウェイトレスの娘は、その旨を丁寧に伝えて断りを入れたのだが、男達はもう何処かで一杯ひっかけて来ていたらしく、既に酔っ払っていて全く言うことを聞かなかったそうだ。
そのうち「酒が無ければ買ってこい」だの、ウェイトレスの娘達に「これから付き合え」だのとクダを巻き始め、挙句の果てには店内にいたお客さんの女の子にチョッカイを出し始めたところで、キムチェが物理的に店から叩き出したらしい。
どうもその男達はこの辺りにシマを持つヤクザ組織のチンピラだったようだ。
ああいった組織にも、偶に一本ビッと筋の通った凄い人もいるには居る。だが、自業自得か仕方無くかの違いはあれど、だいたいは一般世間に馴染むことが出来ずにドロップアウトしたような者が殆んどだ。
そんな中でも、休日とはいえこんな真昼間から酒を飲んで一般人に迷惑をかけるなど、どう考えてもチンピラに間違いない。
しかし、そういう連中に限ってやたらと面子に拘る為、恥をかかされることを非常に嫌がるもの。案の定、『テメェ等、よくも恥かかせやがって!』となったらしいが、そもそもチンピラなんぞという連中は、基本的に"自分より弱い者"しか相手にしない。
対してウェイトレス達は元・秀真のメイドさん、それも一人ひとりが有事の際には主人の盾となるべく、厳しい訓練を受けた"護衛メイド"である。他にキムチェやラーナちゃんほど隔絶した戦闘力の娘はいないが、それでも平均で〈ランクD〉の冒険者相当の強さを持った娘ばかりなのだ。
しかも彼女等の元職場は国内外に武門の呼び名も高い"キサラギ家"、他の貴族家とは比べ物にならないくらい訓練内容も厳しいので、たとえ同ランク帯の冒険者であっても、魔獣しか相手にしていない素人では彼女達の相手にもならない。
ま、その辺りの事情もあって、彼女達を雇うことにしたという理由もある。何故なら、この世界は地球に比べて非常に物騒だ。武器を携えた冒険者が普通にその辺をウロウロしているのだから当たり前である。
一応、厄介ごとを避けるために、コイルマイルを通じて王都の"地下ギルド"に話しを通してはあるが、そこまで深く事情を知らない町のチンピラや、素行不良の冒険者はトラブルを起こすかもしれないので、飲食店などのサービス業を営むのなら、変なイチャモンをつけられたとしても、やはり腕に覚えがあった方が安心だからだ。
そんな環境であるから、俺はキムチェ達に接客に於いてひとつ決めごとを伝えておいた。
それは『マナーの悪過ぎる奴はもう客じゃない。遠慮なく叩き出せ 』というものだ。
ここは大和でもなければ地球でもない。お客は利益をもたらしてくれる存在ではあっても、『神様~』ではないのだ。悪質クレーマーなど断固としてお断りなのである。
と、いう訳で、そんな娘達とただのチンピラが戦えば結果は明らか、ほぼ"鎧袖一触"といった感じで女の子達が圧勝し、お約束のあのセリフ『お、覚えてやがれーー!』との捨て台詞を男達が叫びながら、ほうほうの体で逃げ去って騒ぎは収まった……、はずだった。
チンピラ共が完全に逃走したのを見届け、女の子達が仕事に戻ろうと踵を返したその時、突然 ワアッ‼︎ という大歓声とともに、拍手喝采が巻き起こった。
「「「「「 えぇっ⁉︎ 」」」」」
吃驚した女の子達が慌てて振り返ると、そこには人、人、人の大観衆。
ーーー「いいぞ~~っ!」「カッコよかったよ~~!」「結婚してくれえぇぇぇぇぇぇぇぇっ!」ーーー 等々………、中央広場に来ていた人々が、大拍手とともに口々に大きな声で女の子達に歓声を送ってくれていたのだ。
そりゃあなぁ…、今日は休日、中央広場は沢山の人で賑わっていた。もともと俺達もそれを見込んで今日の休日をオープンの日に決めたんだし。
そんな大勢の人がいる前で、突如として始まった大乱闘、しかも、戦っているのが片や如何にもな感じのチンピラ達、一方こちらはメイド服姿の美女、美少女。これでは"注目するな"と言うほうが無理な話だ。
御多分に洩れず、この世界の人々もまだまだ娯楽に飢えている。突然始まった、可憐な美少女メイド軍団とチンピラの乱闘は、まるで休日のショッピングモールで行われる"ヒーローショー"のように目に映ったのではないだろうか?
ただ、その後がいけなかった。人々の注目が【御菓子猫】に集まっているのを『勝機!』(商機?)と見て、"キュピーーンッ!"と目を光らせたキムチェが、急いでウェイトレス達を整列させて観衆の前に出た。
「皆様、大変お騒がせして申し訳ありませんでした。本日開店、ここ中央広場にお目見え致しました、カーフ専門喫茶店【御菓子猫】で御座います。当店は、香り高いカーフと美味しいお菓子、料理によるお持て成しで、皆様に安心安全な憩いのひと時をお約束致します。お近くにお越しの際には、是非ご利用下さいませ。皆様のご来店をスタッフ一同、心よりお待ちしております 」
と、口上を述べ、居並ぶウェイトレスと共に優雅に一礼して見せたのだ。
この一連の出来事がかなりの宣伝効果となったようで、騒ぎを見物していた家族連れや、可愛いウェイトレス目当ての若い冒険者達が、そのまま多数来店してくれたようだ。
だが、集まっていた人数が人数だ。当初の段階でも順番待ちが出来ていたのだが、わざわざ順番待ちの列が出来ていれば、並ぶほどの何かがあるのか?と道行く人々の興味を集める。さらには実際に店内でカーフやスイーツを食べた人達が、店の外や広場のあちこちで『美味かった!』と感想を語ってくれたらしく、噂を聞きつけた人達が来店して、どんどん順番待ちの列が長くなっていったらしい。
「………と、いう訳なんです…⁉︎ どうしましょう……?」
さっきキムチェと話していた時に『いつかは店に入り切らないくらいのお客さんが~』なんて冗談で話しはしていたが、まさか初日からこんな状況になるとは完全に予想外だった。
俺がいない間、よほど忙しかったのだろう、キムチェは少し憔悴した様子でそう経緯を説明してくれた。
そんなこんなで、驚くなかれ、現在最後尾に並んでいる人の待ち時間はおよそ四時間待ちだそうである。旧世紀にあったという某赤いズボンを履いたネズミの世界的テーマパークじゃないんだから、この待ち時間は長過ぎる!
明らかに想定していた店のキャパシティを大幅に超えてしまっている。
「む~ん?これは…仕方ないな、応援を呼ぼう 」
「応援…ですか?」
「ああ 」
キムチェに返事を返して、俺はすぐさま念話を飛ばした。
『ノア!聞こえるかっ?緊急事態だ。そこにセイリアやレイナルドはいるか?』
『はい、おりますが?如何なされましたか?』
『説明は後だ。すぐに迎えに来てくれ』
『はっ!承知致しました 』
俺の足下の影が漆黒に染まり、黒猫の姿のノアが飛び出してきた。
「キムチェ、忙しいところすまないが、俺は一旦屋敷に戻る。今のままだとお客さん達に迷惑をかけてしまうからな。それでキムチェ、これから指示を伝えるから、スタッフ達とその通りに実行していってくれ、いいな?」
「はい!」
「よし、じゃあ、ホール係の娘達と手分けして、メニューを持って並んでるお客さんに、先に注文を取るようにしてくれ。その時番号をつけた"割符"を用意して、半券はお客さんに渡して、もう半券はメニューを書いて順番通りに厨房へ持っていくんだ。ああ、それから、"店で食べたい人"と"お持ち帰り"の人の列は分けてくれ。それから…、申し訳ないが、お客さんの受け付けは、現時点で一旦終了しろ。新しく来店した人には、丁寧に事情を話して、オマケ用のクッキーと、キムチェの手書きでいいから、後日使える"割引券"を渡してお引き取り願え。いいな?じゃあ、行ってくる」
「はい、畏まりました。お気をつけて 」
早口でキムチェに指示を出し、ノアに頼んで王都秀真屋敷へと跳ぶ。すると、"緊急事態"と聞いて、セイリア達が不安そうな顔で集まっていた。
「ヒロト様!いったい何が起こったのですか⁉︎ 」
「ああ、心配かけてすまない。実はな……… 」
屋敷へと戻った俺に、開口一番セイリアが心配そうに尋ねてきた。時間が無いので、事のあらましを掻い摘んで説明し、状況を打破するための方策を伝える。
「セイリア、レイナルド、取り敢えず人手が足りない。屋敷のメイドを二十人ほど借りたいがいいか?」
「はい、いいな、レイナルド?」
「問題ありません。エピフリヤに選抜させて、すぐに中央広場へ向かわせます 」
「助かる。あとは……これだ 」
事前にアイに指示しておいた《土属性魔法》の術式に従って、中庭に次々とテーブルセットが生み出されていく。
「これは…っ⁉︎ 相変わらずお見事な魔法ですな…?非常識ですが……… 」
「非常識なのは自覚してるよ、だが、今は騒ぎを収める事が最優先なんでな、自重は無しだ。レイナルド、このテーブルセットも店まで運んでくれ 」
「承知致しました 」
次にソニア達【蒼い疾風】の四人にも指示を出す。
「ソニア、ゴウナム達と一緒に店に行って、お客さんの整理やトラブルのあった時に備えて警備に当たってくれ 」
「分かったよ兄貴!よし、じゃあみんな行くよっ!」
「「「 応っ!」」」
言うが早いか、その場から飛ぶような勢いで駆け去っていく四人。あまりに凄い勢いのため、"通行人に打つからないよう気をつけろ~"と声をかけようとしたところで、ソニア達は壁の上へと跳び上がり、次に屋根の上~へとピョンピョン跳んで去っていった………。
確かに通行人には打つからないし、目的地まで一直線だろうが………、一度注意しておかなきゃダメかな?
まあ、それも今はいい。
「ヒロト様、私は何をすればいいんですか?」
「セイリアにか?う~ん…セイリアにメイド服を着てもらう訳にはいかないしなぁ…?…………そうだ⁉︎ ノア!」
「お側に 」
「影と影、"空間"を繋いだままにすることは可能か?」
「はい、可能ですが………?ですが、そうするとあまり大きな物は通りませんが…… 」
「いや、充分だ。セイリア、注文が多過ぎて、喫茶店の厨房だけでは足りないんだ。屋敷の厨房を借りるぞ?」
「はい、如何様にでもお使い下さい 」
「俺は屋敷で料理を作るから、セイリアとラーナちゃんで、ノアが繋いだ影で、出来上がった料理をどんどん喫茶店へと送り出してくれ 」
「「はい!」」
「…ですが、ヒロト様、ヒロト様がおひとりで料理をなさるのですか?屋敷の料理人も手伝いに使って頂いて構いませんが…?」
「ああ、それは問題ない。今回は事態が事態なんでな、奥の手を使う 」
「"奥の手"…ですか?」
「そうだ 」
俺はセイリアにニヤリと笑いかけて、事前に考えていた指示をアイに出す。
『よし、アイ。久し振りに頼む。"受信する機体"が無いから全て魔法でやらなきゃならないが、行けるか?』
『問題ありません。起動した際のシュミレートも全て問題点を検証済み、アップデートは終了しています。すぐに実行しますか?』
『ああ、頼む 』
『了解しました。術式プログラム起動…完了。システムチェック…終了。術式発動準備完了、《多重術式》発動………システムオールグリーン。《土人形創 多重起動!』
アイの〈魔法詠唱〉と共に地面にいくつもの魔方陣が浮かぶ。回転する魔方陣の中央で中庭の土が大きく盛り上がり、複数の人型を形作ったのだった ーーーー 。
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本当に、ありがとうございます。
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