鉄道戦艦

ばっちゃん〈O.B.A おーば〉

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旧鉄道戦艦~中学時代に書かれた小説を原作のまま.ver~

第2話 東アジアの支配

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桜は北京に向かっていた。
 八両目の作戦室では今後の作戦について話していた。
「やはり、北京は何が何でも、確保しなければならないな。」
と、小枝が言った。「北京には中国人も沢山捕まっているからな。」
「そうですね。ならば空爆は出来ないことになりますね。」
と、機関長が言った。
「そこで俺からの意見なんだが。タッコ軍の無線を傍受出来ないか、と考えているんだが。」
「なるほど。確かに敵の無線を傍受すれば中国人が捕まっている場所も特定できますね。」
「それもそうなんだが、敵の戦車の動きも知りたい。よし、ただちに通信室に連絡しろ。」
と、小枝が言った。
 早速、小枝は通信室に頼み、ラジオがでっかくなったみたいな機械で傍受しようと試みた。この時代では通訳システムが発達しており、タッコ星人の言葉もインポート済みである。
「…反応なし。」
「やはり無理か…」
誰もが諦めかけていたその時だった。
「待ってください!なにか聞こえます。」
通信室の隊員がヘッドホンからスピーカーに変えると誰もが一度は聞いたことがある言語が聞こえた。
「こちら中国陸軍第56戦闘師団。至急救援を求める!我が陸軍は現在、タッコ星人により攻撃を受けてる。現在、我々は北京」

中学で書いてたバージョンはこの話で終わりです。
読んでくれたみなさん、ありがとうございました。
引き続き、新バージョンの方もどうぞよろしくお願いします。
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