リセット〜絶対寵愛者〜

まやまや

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第2章〜奴隷編〜

買い物

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無事に愛用となる自分の武器の強化が出来た。
もっと私のレベルが上がり、『武器作成』のスキルに込められる魔力げ増えれば、その都度にでも武器を強化していこう。


「ふふ、このレイピアも最終的には伝説 レジェンド幻想 ファンタズマ、それに最高峰のレア度である神話 ゴッズにしてみたいな。」


私のスキルなら、それも可能だと思うんだよね?
楽しみである。


「将来、冒険者に疲れたら武器職人として暮らすのも悪く無いかも。」


ポーション作りも楽しそうだし。
やりたい事がたくさん。
でも、それが嬉しくて堪らない。


「ふふ、私、今すごく幸せで充実した生き方をしてるよね?」


毎日が絶望だった日々。
今は、どう?
明日への楽しみに溢れている。


「さて、うん、体調も悪く無いし、次は買い物に行こう!まずは服とタオル。ーーーー後は、歯ブラシも買いたいかな?」


1番大事だしね!
今日は、同じ服を着たく無いし。
輝く未来。


「後は、冒険に必要なものも買いつつ、街の散策も、だね!」


市場を見て歩くのも悪くない。
そうと決まったらなら、さっそく必要なものを街へ買いに行こう!!


「そして、その後は新しく強化した武器を試しながらレベル上げ!」


これからの未来に期待を膨らませながら、私はソファーから立ち上がった。
部屋から出て、宿の1階へ。
そこで、にこやかに女将さんが出迎えてくれる。


「ーーあぁ、おはようございますお客様。これから何処かへお出掛けでしょうか?」
「はい、あの、街に服を買いに行きたくて。この近くにおすすめの良いお店はあります?」
「えぇ、ありますよ。ここから右に出て、真っ直ぐ進んで10分ぐらいで洋服を扱っているおすすめのお店にたどり着きます。」


女将さんがおすすめだと言う洋服屋さんの行き方を教えてくれる。


「教えて下さり、ありがとうございます。さっそく、そのお店へ行ってみますね。他にも買いたいものが色々とあるので、ついでに街中をぶらぶら歩いて来ます。」
「分かりました、お気を付けて。お客様のお帰りまでお部屋の鍵を私どもでお預かり致しますよ。」
「よろしくお願いします。たぶん帰りは夕方になると思いますので。」


鍵を差し出す。


「確かに、お部屋の鍵はお預かり致します。お帰りになった際は、鍵をお返ししますのでお声を掛けて下さい。」


優しく微笑む女将さんに見送られ、いざ、念願の街への買い物へ!


「今日も賑やかね。」


今日も活気ある街の中を歩きながらさっそく向かうのは、女将さんに教えてもらった洋服屋さん。
女将さん曰く、おすすめらしい。
洋服の商品の品揃えも良く、けっこうお値段も安いのだとか。


「良い服がいっぱいあるかな?」


今回買う予定なのは普段用と、戦闘用の洋服を数枚。
後は下着やタオル類。
わくわくしなが、店内へ。


「ーーーーいらっしゃいませ。」


明るい店員さんの声が、店内へ入った私を出迎えてくれる。
さて、じっくり服選びを始めますか!
物色する事、数十分。


「・・・はぁ、ちょっと洋服を買いすぎちゃったかな?」


目の前には、たくさんの洋服たち。
どうしよう。
私の空間収納の事は、まだ秘密のままにしておきたいし・・・。
悩む。


「ーーーーん?」


ふと、目に付いたに近づいて見る。
そして、鑑定すればーーーー



ポシェット
レア度:普通コモン
マジックバック。
中に物を入れられが、生き物は入れられない。




ーーーまさかの、マジックバックでした。


「えっ、まさか隣のバックとかも、マジックバックなの!?」


とりあえず鑑定、っと。



ショルダーバッグ
レア度:普通コモン
マジックバック。
中に物を入れられが、生き物は入れられない。


ウエストポーチ
レア度:普通コモン
マジックバック。
中に物を入れられが、生き物は入れられない。




鑑定結果に大興奮。


「やっぱり、どっちもマジックバックだ!!あの、すみません!!」
「は~い、お客様、いかがなさいましたか?」
「このマジックバックなんですが、売り物ですか?」
「あぁ、マジックバックのバックですね。マジックバックなので、他のバックなどよりは値が張りますがお売り出来ますよ?」
「おぉ!!


・・・なんと売り物とは。


「買います!」
「は、はぁ、畏まりました。では、ショルダーバッグとポシェット、ウエストポーチとありますが、どれにになさいますか?」
「ウエストポーチで!」


迷わず、即答。
ショルダーバッグやポシェットの方は、戦闘中に少し邪魔になるしね。
ここは、ウエストポーチでしょう!


「っっ、はい、ただいま、商品のご用意をいたします!」


店員さんに引かれながらも、見事、マジックバックのウエストポーチをゲットです!
ふふ、やったね!!
その結果ーー。


「ーーーーはは、たくさん、買っちゃったよ。」


一緒に、洋服たちも大量購入です。
だって、必要な物だし。
まぁ、後悔は全くしてないけどね?
マジックバックのおかげで、荷物は全て収納する事が出来たし。


「ありがとうございました!」


ほくほくの店員さんの声を背に、ルンルン気分で店を出る。
その足で雑貨屋に向かい歯ブラシなどの日用品を買い込み、マップで確認しながら人通りの少ない路地裏に入り、そのまま森へと転移した。
今日の目標。
ーーーー目指せ、レベル30!

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