9 / 25
第9話 長すぎる詠唱と、喉飴
しおりを挟む
「……偉大なる、炎の精霊よ……我が声に応え……」
ソフィアが杖を掲げ、長い呪文を唱えている。
だが、その声はカスカスだ。
まるで老婆のような嗄(しゃが)れた声で、途切れ途切れになっている。
「……敵を、焼き……ゲホッ、ゲホッ!」
詠唱の途中で彼女は激しく咳き込んだ。
その瞬間、杖の先に集まりかけていた魔力が霧散する。
魔法の発動失敗(フィズ)だ。
「おい、何やってんだ! 早く撃て!」
前衛でオークの群れを食い止めているエルザが怒鳴る。
ソフィアは涙目で咳き込みながら、必死に喉を押さえていた。
「う、うるさいわね……! ちょっと喉が……イガイガするだけよ……!」
彼女は強がっているが、限界だ。
宮廷魔術師の使う高等魔法は、一言一句正確な発音と、長く複雑な詠唱を必要とする。
ここ数日、張り切って大魔法を連発しすぎたせいで、彼女の喉はボロボロになっていた。
俺は木陰から彼女を「鑑定」する。
【ソフィアの声帯】
【状態:重度の炎症、粘膜の乾燥】
【注記:次の詠唱で声が裏返り、魔法が暴発する危険性あり】
まずいな。
魔法使いにとって、喉は杖と同じくらい重要な「発動体」だ。
このまま無理をすれば、魔法が失敗するだけでなく、彼女の声が出なくなるかもしれない。
そうなれば、ただの杖を持った非力な女性だ。オークの餌食になる。
「一旦下がるぞ! 立て直す!」
エルザが指示を出し、俺たちは一時撤退した。
安全な岩場まで戻り、休憩を取る。
「はぁ……はぁ……最悪だわ……」
ソフィアは岩に背を預け、悔しそうに唇を噛んでいた。
水筒の水を飲んでいるが、喉の痛みは引かないらしい。
彼女は自分のポケットを探るが、携帯食料の干し肉しかない。
今の喉であんな硬いものを食えば、さらに悪化する。
俺はリュックの奥から、小さな瓶を取り出した。
中に入っているのは、琥珀色の粒だ。
『蜂蜜と薬草の特製ドロップ』。
喉の痛みに効く『スロート草』の煮汁と、保湿効果の高い『森蜂の蜂蜜』を混ぜて固めたものだ。
仕上げに、清涼感のある『ハッカ油』を一滴垂らしてある。
これをどうやって渡すか。
「喉にいい飴です」と言って渡しても、彼女は「平民の作った怪しい薬なんて」と疑うかもしれない。
それに、俺が彼女の喉の不調を心配していると思われるのも癪だ。
俺は彼女がエルザと話している隙を狙った。
彼女が脱いで置いていた予備のローブ。
そのポケットに、紙に包んだドロップを二粒、素早く滑り込ませる。
自然に。元から入っていたかのように。
「……よし、行くぞ。オークどもが追ってくる前に片付ける」
エルザが立ち上がった。
ソフィアも杖をついて立ち上がるが、顔色は悪い。
「大丈夫か? 無理なら私が一人でやるが」
「馬鹿にしないで。これくらい……なんともないわ」
ソフィアはローブを羽織り、ポケットに手を入れた。
杖の滑り止めの粉を探そうとしたのだろう。
だが、彼女の指先が触れたのは、見慣れない紙包みだった。
「……?」
彼女はそれを怪訝そうに取り出す。
包みを開くと、甘い香りが漂う琥珀色の粒が出てきた。
「これ……いつの間に?」
彼女は首を傾げる。
だが、その甘い香りが、乾いた喉を強烈に刺激したのだろう。
彼女は無意識に生唾を飲み込み、周囲を見渡した。
誰も見ていない(と彼女は思った)。
彼女は迷わず、その粒を口に放り込んだ。
瞬間。
彼女の目が丸くなる。
「んっ……!」
口の中に広がる濃厚な蜂蜜の甘さと、スロート草の薬効成分。
そして、ハッカの清涼感が鼻に抜ける。
イガイガしていた喉の粘膜が、冷たい水で洗われるように鎮静化していく。
痛みがない。
声帯が潤いの膜でコーティングされたような感覚だ。
「……すごい」
彼女は小さく呟き、喉をさすった。
飴はまだ口の中にある。
溶け出した成分が、常に喉を癒やし続けている。
「グルルル……」
オークたちが現れた。
さっきよりも数が増えている。
エルザが剣を構えるが、多勢に無勢だ。
「ソフィア! 一発でかいの頼む!」
「ええ、任せて」
ソフィアが一歩前に出た。
その声には、さっきまでの掠れがない。
透き通るような、鈴を転がすような美声だ。
「深淵より来たりて、我が意に従え。赤き蓮華(れんげ)となりて咲き誇れ!」
詠唱が始まる。
長く、複雑な抑揚を必要とする呪文。
彼女の唇は滑らかに動き、一音たりとも狂わない。
口の中の飴が、潤滑油の役割を果たしている。
「全てを灰燼に帰せ! 『クリムゾン・エクスプロージョン』!」
最後の言葉が高らかに響き渡る。
杖の先から、太陽のような熱塊が放たれた。
それはオークの群れの中心に着弾し、視界を白く染め上げるほどの大爆発を起こした。
ドゴォォォォォン!!
衝撃波が木々をなぎ倒す。
オークたちは悲鳴を上げる暇もなく蒸発した。
圧倒的な火力。
完全な詠唱がもたらした、魔力の一滴も無駄にしない最高効率の魔法だった。
「……ふふっ」
ソフィアは杖を下ろし、満足げに微笑んだ。
まだ口の中に残っている飴を、カリリと噛み砕く。
「見た? これが本気よ」
「お、おう……すげえな。さっきまで死にそうだったのに」
エルザが引いている。
ソフィアは髪をかき上げ、自信満々に言った。
「私の魔力が喉をコーティングして、一時的に強化したのよ。一流の魔術師は、肉体すら魔力で補強できるの」
「へえ、便利だな魔法使いってのは」
嘘だ。
ただの蜂蜜と薬草のおかげだ。
だが、彼女は本気でそう信じ込んでいるらしい。
ポケットに入っていた飴のことは「昔買った高級な菓子が残っていたのね、ラッキー」程度にしか考えていないようだ。
「さて、帰りましょうか。お腹が空いたわ」
ソフィアは上機嫌で歩き出す。
その声は最後までクリアだった。
俺は背後でこっそりとガッツポーズをする。
飴の在庫はまだある。
これからも、彼女が長い詠唱を始める前には、こっそりとポケットに補給しておけばいい。
魔術師の喉は、俺の飴で守られる。
彼女が「自分の魔力のおかげ」と勘違いし続ける限り、俺の仕事は安泰だ。
ソフィアが杖を掲げ、長い呪文を唱えている。
だが、その声はカスカスだ。
まるで老婆のような嗄(しゃが)れた声で、途切れ途切れになっている。
「……敵を、焼き……ゲホッ、ゲホッ!」
詠唱の途中で彼女は激しく咳き込んだ。
その瞬間、杖の先に集まりかけていた魔力が霧散する。
魔法の発動失敗(フィズ)だ。
「おい、何やってんだ! 早く撃て!」
前衛でオークの群れを食い止めているエルザが怒鳴る。
ソフィアは涙目で咳き込みながら、必死に喉を押さえていた。
「う、うるさいわね……! ちょっと喉が……イガイガするだけよ……!」
彼女は強がっているが、限界だ。
宮廷魔術師の使う高等魔法は、一言一句正確な発音と、長く複雑な詠唱を必要とする。
ここ数日、張り切って大魔法を連発しすぎたせいで、彼女の喉はボロボロになっていた。
俺は木陰から彼女を「鑑定」する。
【ソフィアの声帯】
【状態:重度の炎症、粘膜の乾燥】
【注記:次の詠唱で声が裏返り、魔法が暴発する危険性あり】
まずいな。
魔法使いにとって、喉は杖と同じくらい重要な「発動体」だ。
このまま無理をすれば、魔法が失敗するだけでなく、彼女の声が出なくなるかもしれない。
そうなれば、ただの杖を持った非力な女性だ。オークの餌食になる。
「一旦下がるぞ! 立て直す!」
エルザが指示を出し、俺たちは一時撤退した。
安全な岩場まで戻り、休憩を取る。
「はぁ……はぁ……最悪だわ……」
ソフィアは岩に背を預け、悔しそうに唇を噛んでいた。
水筒の水を飲んでいるが、喉の痛みは引かないらしい。
彼女は自分のポケットを探るが、携帯食料の干し肉しかない。
今の喉であんな硬いものを食えば、さらに悪化する。
俺はリュックの奥から、小さな瓶を取り出した。
中に入っているのは、琥珀色の粒だ。
『蜂蜜と薬草の特製ドロップ』。
喉の痛みに効く『スロート草』の煮汁と、保湿効果の高い『森蜂の蜂蜜』を混ぜて固めたものだ。
仕上げに、清涼感のある『ハッカ油』を一滴垂らしてある。
これをどうやって渡すか。
「喉にいい飴です」と言って渡しても、彼女は「平民の作った怪しい薬なんて」と疑うかもしれない。
それに、俺が彼女の喉の不調を心配していると思われるのも癪だ。
俺は彼女がエルザと話している隙を狙った。
彼女が脱いで置いていた予備のローブ。
そのポケットに、紙に包んだドロップを二粒、素早く滑り込ませる。
自然に。元から入っていたかのように。
「……よし、行くぞ。オークどもが追ってくる前に片付ける」
エルザが立ち上がった。
ソフィアも杖をついて立ち上がるが、顔色は悪い。
「大丈夫か? 無理なら私が一人でやるが」
「馬鹿にしないで。これくらい……なんともないわ」
ソフィアはローブを羽織り、ポケットに手を入れた。
杖の滑り止めの粉を探そうとしたのだろう。
だが、彼女の指先が触れたのは、見慣れない紙包みだった。
「……?」
彼女はそれを怪訝そうに取り出す。
包みを開くと、甘い香りが漂う琥珀色の粒が出てきた。
「これ……いつの間に?」
彼女は首を傾げる。
だが、その甘い香りが、乾いた喉を強烈に刺激したのだろう。
彼女は無意識に生唾を飲み込み、周囲を見渡した。
誰も見ていない(と彼女は思った)。
彼女は迷わず、その粒を口に放り込んだ。
瞬間。
彼女の目が丸くなる。
「んっ……!」
口の中に広がる濃厚な蜂蜜の甘さと、スロート草の薬効成分。
そして、ハッカの清涼感が鼻に抜ける。
イガイガしていた喉の粘膜が、冷たい水で洗われるように鎮静化していく。
痛みがない。
声帯が潤いの膜でコーティングされたような感覚だ。
「……すごい」
彼女は小さく呟き、喉をさすった。
飴はまだ口の中にある。
溶け出した成分が、常に喉を癒やし続けている。
「グルルル……」
オークたちが現れた。
さっきよりも数が増えている。
エルザが剣を構えるが、多勢に無勢だ。
「ソフィア! 一発でかいの頼む!」
「ええ、任せて」
ソフィアが一歩前に出た。
その声には、さっきまでの掠れがない。
透き通るような、鈴を転がすような美声だ。
「深淵より来たりて、我が意に従え。赤き蓮華(れんげ)となりて咲き誇れ!」
詠唱が始まる。
長く、複雑な抑揚を必要とする呪文。
彼女の唇は滑らかに動き、一音たりとも狂わない。
口の中の飴が、潤滑油の役割を果たしている。
「全てを灰燼に帰せ! 『クリムゾン・エクスプロージョン』!」
最後の言葉が高らかに響き渡る。
杖の先から、太陽のような熱塊が放たれた。
それはオークの群れの中心に着弾し、視界を白く染め上げるほどの大爆発を起こした。
ドゴォォォォォン!!
衝撃波が木々をなぎ倒す。
オークたちは悲鳴を上げる暇もなく蒸発した。
圧倒的な火力。
完全な詠唱がもたらした、魔力の一滴も無駄にしない最高効率の魔法だった。
「……ふふっ」
ソフィアは杖を下ろし、満足げに微笑んだ。
まだ口の中に残っている飴を、カリリと噛み砕く。
「見た? これが本気よ」
「お、おう……すげえな。さっきまで死にそうだったのに」
エルザが引いている。
ソフィアは髪をかき上げ、自信満々に言った。
「私の魔力が喉をコーティングして、一時的に強化したのよ。一流の魔術師は、肉体すら魔力で補強できるの」
「へえ、便利だな魔法使いってのは」
嘘だ。
ただの蜂蜜と薬草のおかげだ。
だが、彼女は本気でそう信じ込んでいるらしい。
ポケットに入っていた飴のことは「昔買った高級な菓子が残っていたのね、ラッキー」程度にしか考えていないようだ。
「さて、帰りましょうか。お腹が空いたわ」
ソフィアは上機嫌で歩き出す。
その声は最後までクリアだった。
俺は背後でこっそりとガッツポーズをする。
飴の在庫はまだある。
これからも、彼女が長い詠唱を始める前には、こっそりとポケットに補給しておけばいい。
魔術師の喉は、俺の飴で守られる。
彼女が「自分の魔力のおかげ」と勘違いし続ける限り、俺の仕事は安泰だ。
134
あなたにおすすめの小説
詠唱? それ、気合を入れるためのおまじないですよね? ~勘違い貴族の規格外魔法譚~
Gaku
ファンタジー
「次の人生は、自由に走り回れる丈夫な体が欲しい」
病室で短い生涯を終えた僕、ガクの切実な願いは、神様のちょっとした(?)サービスで、とんでもなく盛大な形で叶えられた。
気がつけば、そこは剣と魔法が息づく異世界。貴族の三男として、念願の健康な体と、ついでに規格外の魔力を手に入れていた!
これでようやく、平和で自堕落なスローライフが送れる――はずだった。
だが、僕には一つ、致命的な欠点があった。それは、この世界の魔法に関する常識が、綺麗さっぱりゼロだったこと。
皆が必死に唱える「詠唱」を、僕は「気合を入れるためのおまじない」だと勘違い。僕の魔法理論は、いつだって「体内のエネルギーを、ぐわーっと集めて、どーん!」。
その結果、
うっかり放った火の玉で、屋敷の壁に風穴を開けてしまう。
慌てて土魔法で修復すれば、なぜか元の壁より遥かに豪華絢爛な『匠の壁』が爆誕し、屋敷の新たな観光名所に。
「友達が欲しいな」と軽い気持ちで召喚魔法を使えば、天変地異の末に伝説の魔獣フェンリル(ただし、手のひらサイズの超絶可愛い子犬)を呼び出してしまう始末。
僕はただ、健康な体でのんびり暮らしたいだけなのに!
行く先々で無自覚に「やりすぎ」てしまい、気づけば周囲からは「無詠唱の暴君」「歩く災害」など、実に不名誉なあだ名で呼ばれるようになっていた……。
そんな僕が、ついに魔法学園へ入学!
当然のように入学試験では的を“消滅”させて試験官を絶句させ、「関わってはいけないヤバい奴」として輝かしい孤立生活をスタート!
しかし、そんな規格外な僕に興味を持つ、二人の変わり者が現れた。
魔法の真理を探求する理論オタクの「レオ」と、強者との戦いを求める猪突猛進な武闘派女子の「アンナ」。
この二人との出会いが、モノクロだった僕の世界を、一気に鮮やかな色に変えていく――!
勘違いと無自覚チートで、知らず知らずのうちに世界を震撼させる!
腹筋崩壊のドタバタコメディを軸に、個性的な仲間たちとの友情、そして、世界の謎に迫る大冒険が、今、始まる!
没落した貴族家に拾われたので恩返しで復興させます
六山葵
ファンタジー
生まれて間も無く、山の中に捨てられていた赤子レオン・ハートフィリア。
彼を拾ったのは没落して平民になった貴族達だった。
優しい両親に育てられ、可愛い弟と共にすくすくと成長したレオンは不思議な夢を見るようになる。
それは過去の記憶なのか、あるいは前世の記憶か。
その夢のおかげで魔法を学んだレオンは愛する両親を再び貴族にするために魔法学院で魔法を学ぶことを決意した。
しかし、学院でレオンを待っていたのは酷い平民差別。そしてそこにレオンの夢の謎も交わって、彼の運命は大きく変わっていくことになるのだった。
※2025/12/31に書籍五巻以降の話を非公開に変更する予定です。
詳細は近況ボードをご覧ください。
チートスキルより女神様に告白したら、僕のステータスは最弱Fランクだけど、女神様の無限の祝福で最強になりました
Gaku
ファンタジー
平凡なフリーター、佐藤悠樹。その人生は、ソシャゲのガチャに夢中になった末の、あまりにも情けない感電死で幕を閉じた。……はずだった! 死後の世界で彼を待っていたのは、絶世の美女、女神ソフィア。「どんなチート能力でも与えましょう」という甘い誘惑に、彼が願ったのは、たった一つ。「貴方と一緒に、旅がしたい!」。これは、最強の能力の代わりに、女神様本人をパートナーに選んだ男の、前代未聞の異世界冒険譚である!
主人公ユウキに、剣や魔法の才能はない。ステータスは、どこをどう見ても一般人以下。だが、彼には、誰にも負けない最強の力があった。それは、女神ソフィアが側にいるだけで、あらゆる奇跡が彼の味方をする『女神の祝福』という名の究極チート! 彼の原動力はただ一つ、ソフィアへの一途すぎる愛。そんな彼の真っ直ぐな想いに、最初は呆れ、戸惑っていたソフィアも、次第に心を動かされていく。完璧で、常に品行方正だった女神が、初めて見せるヤキモチ、戸惑い、そして恋する乙女の顔。二人の甘く、もどかしい関係性の変化から、目が離せない!
旅の仲間になるのは、いずれも大陸屈指の実力者、そして、揃いも揃って絶世の美女たち。しかし、彼女たちは全員、致命的な欠点を抱えていた! 方向音痴すぎて地図が読めない女剣士、肝心なところで必ず魔法が暴発する天才魔導士、女神への信仰が熱心すぎて根本的にズレているクルセイダー、優しすぎてアンデッドをパワーアップさせてしまう神官僧侶……。凄腕なのに、全員がどこかポンコツ! 彼女たちが集まれば、簡単なスライム退治も、国を揺るがす大騒動へと発展する。息つく暇もないドタバタ劇が、あなたを爆笑の渦に巻き込む!
基本は腹を抱えて笑えるコメディだが、物語は時に、世界の運命を賭けた、手に汗握るシリアスな戦いへと突入する。絶体絶命の状況の中、試されるのは仲間たちとの絆。そして、主人公が示すのは、愛する人を、仲間を守りたいという想いこそが、どんなチート能力にも勝る「最強の力」であるという、熱い魂の輝きだ。笑いと涙、その緩急が、物語をさらに深く、感動的に彩っていく。
王道の異世界転生、ハーレム、そして最高のドタバタコメディが、ここにある。最強の力は、一途な愛! 個性豊かすぎる仲間たちと共に、あなたも、最高に賑やかで、心温まる異世界を旅してみませんか? 笑って、泣けて、最後には必ず幸せな気持ちになれることを、お約束します。
最低最悪の悪役令息に転生しましたが、神スキル構成を引き当てたので思うままに突き進みます! 〜何やら転生者の勇者から強いヘイトを買っている模様
コレゼン
ファンタジー
「おいおい、嘘だろ」
ある日、目が覚めて鏡を見ると俺はゲーム「ブレイス・オブ・ワールド」の公爵家三男の悪役令息グレイスに転生していた。
幸いにも「ブレイス・オブ・ワールド」は転生前にやりこんだゲームだった。
早速、どんなスキルを授かったのかとステータスを確認してみると――
「超低確率の神スキル構成、コピースキルとスキル融合の組み合わせを神引きしてるじゃん!!」
やったね! この神スキル構成なら処刑エンドを回避して、かなり有利にゲーム世界を進めることができるはず。
一方で、別の転生者の勇者であり、元エリートで地方自治体の首長でもあったアルフレッドは、
「なんでモブキャラの悪役令息があんなに強力なスキルを複数持ってるんだ! しかも俺が目指してる国王エンドを邪魔するような行動ばかり取りやがって!!」
悪役令息のグレイスに対して日々不満を高まらせていた。
なんか俺、勇者のアルフレッドからものすごいヘイト買ってる?
でもまあ、勇者が最強なのは検証が進む前の攻略情報だから大丈夫っしょ。
というわけで、ゲーム知識と神スキル構成で思うままにこのゲーム世界を突き進んでいきます!
『急所』を突いてドロップ率100%。魔物から奪ったSSRスキルと最強装備で、俺だけが規格外の冒険者になる
仙道
ファンタジー
気がつくと、俺は森の中に立っていた。目の前には実体化した女神がいて、ここがステータスやスキルの存在する異世界だと告げてくる。女神は俺に特典として【鑑定】と、魔物の『ドロップ急所』が見える眼を与えて消えた。 この世界では、魔物は倒した際に稀にアイテムやスキルを落とす。俺の眼には、魔物の体に赤い光の点が見えた。そこを攻撃して倒せば、【鑑定】で表示されたレアアイテムが確実に手に入るのだ。 俺は実験のために、森でオークに襲われているエルフの少女を見つける。オークのドロップリストには『剛力の腕輪(攻撃力+500)』があった。俺はエルフを助けるというよりも、その腕輪が欲しくてオークの急所を剣で貫く。 オークは光となって消え、俺の手には強力な腕輪が残った。 腰を抜かしていたエルフの少女、リーナは俺の圧倒的な一撃と、伝説級の装備を平然と手に入れる姿を見て、俺に同行を申し出る。 俺は効率よく強くなるために、彼女を前衛の盾役として採用した。 こうして、欲しいドロップ品を狙って魔物を狩り続ける、俺の異世界冒険が始まる。
12/23 HOT男性向け1位
パーティーを追放されるどころか殺されかけたので、俺はあらゆる物をスキルに変える能力でやり返す
名無し
ファンタジー
パーティー内で逆境に立たされていたセクトは、固有能力取得による逆転劇を信じていたが、信頼していた仲間に裏切られた上に崖から突き落とされてしまう。近隣で活動していたパーティーのおかげで奇跡的に一命をとりとめたセクトは、かつての仲間たちへの復讐とともに、助けてくれた者たちへの恩返しを誓うのだった。
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私
とうとうキレてしまいました
なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが
飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした……
スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる