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Ponnu

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あなたとわたし

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あなたに出会えて幸せ。
わたしにとってあなたはそういう存在。

先生の授業を聞こうと思いながらいつの間にか寝てしまっているあなた。
先輩や後輩から慕われ頼られるあなた。
友達の話に共感し相槌を打つあなた。
いつの間にかあなたを目で追いかけている。

わたしがやりたいと言ったことに協力して一緒に成し遂げてくれるあなた。
わたしのあげた贈り物の髪飾りをたくさん学校に着けて来てくれるあなた。
帰り道が違うのに泣いていたわたしと一緒にわたしの家まで歩いて話を聞いてくれたあなた。
わたししか知らない。
わたしだけが知っているあなた。

あなたのいいところもわるいところも。
わたしから見ればすべてが愛おしい。


あなたに出会うと苦しい。
あなたはわたしにとってそういう存在。

あなたにわたしよりも親しい友達がいるのを知っている。
あなたの友達のことも好きなのに胸が苦しくて耐えられなくて目を逸らす。
どうかわたしだけを見て、と思う心に固く蓋をして笑顔をつくる。

最近髪飾り変えたよね。
聞きたい。けど、聞けない。
新しい髪飾りが似合っていて正直わたしがあげた髪飾りよりかわいいかもしれない。
いつもと違うあなたが見れて嬉しい気持ちと、わたしよりも似合う髪飾りを贈れる人に対して敗北したかのような悔しい気持ちに苛まれて息ができない。

あなたの小さな行動がわたしの心を大きくかき乱す。
わたしがわたしじゃないみたいだ。

あなたはわたしと約束してくれた。
わたしとずっとなかよくする、と。
本当は言いたかった。
わたしとずっと一緒にいて、と。


あなたにとってわたしがそういう存在でありますように。
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