TS異世界生活記

ポカリ

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要求と説得とお引越し決定

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 ゲーテでの2週間のお便所生活を終えたボクは、長いお休みを取った分を取り返すかのように仕事に熱中していった。
 ギルドで依頼を受け、真面目に働き続ける日々……お得意さんも何件か作り上げたボクの北国での生活は順風満帆で、お金も結構溜まってたりもする。

 そんな中、一番のお得意さんにして北国最初のセフレたちである元山賊さんたちは、カレンダーを見て季節が春が近づきつつあることを感じながら、ボクに向かってしみじみとこう話しかけてきた。

「そういや、そろそろマコトちゃんの出向期間も終わりじゃないか? そうしたら、中央に戻っちまうんだよな?」

「ふぇ? ……ああ、まあそうなりますね。はい」

「寂しくなるな~、おい。このままこうして北国で働いてくれりゃあいいのに」

「それを言うなら、北国じゃなくてこのお店で、でしょう? ついでに働くじゃなくて皆さんとえっちするの方が正しいんじゃないです?」

「はははっ、ちげえねぇ! でも、割とマジでそれもありだな……」

 ロックさんたちの言う通り、ボクがノースブルグに出向するのは冬の期間だけという話だったはずだ。春が来れば出向期間は終わり、セントブルグに戻ることになるだろう。
 それはつまり、元山賊さんたちをはじめとしたこっちで仲良くなった人たちとのお別れを意味しているわけで……それがちょっぴり寂しかったりしないわけでもない。

(まあ、ボクはワープでいつでも戻ってこれるんだけどね!)

 瞬間移動の能力を持つボクにとっては、距離の問題など意味をなしていない。今までのように日常的に顔を合わせることが出来なくなるだけで、えっちがしたくなったらすぐに顔を出すことが出来るのだから、そこまで気にすることでもないという印象だ。
 しかし、そんなことを知らない人たちからすると、ノースブルグから数日かかる距離の街にボクが行ってしまうというのは大問題みたいだ。特に、ボクの体にメロメロになっちゃってる人たちからすると、死活問題となるのだろう。

 その証拠に、元山賊さんたちはぼんやりとした口調ながら、ボクがいなくなった後のことを想像して悲観的な言葉を口走っていた。

「生ハメも膣内射精ナカダシも二穴も許可してくれて、大体の変態プレイも二つ返事でOKしてくれる女の子なんてそうそう見つかんねえよなぁ……」

「胸も尻もむっちむちのドエロボディで、なおかつこんな可愛い娘となると絶望的だな」

「何が良いって、そんな子が実質タダでヤらせてくれることだろ。風俗店で同じ条件のプレイしたら、俺たちの稼ぎが幾らあっても足りねえよ」

「ばっか、お前ら、マコトちゃんの一番の魅力は天使なとこだろ。エロくて頭軽くて優しくって真面目とか、世の男たちの理想そのものじゃねえか」

「昼は看板娘として真面目に働いてくれて、夜は俺たちを気持ち良くするためにセックスしてくれて……こんな逸材、そう簡単に見つかるわけねえよな……」

「くっそ~! 春が来たらもうマコトちゃんと気軽にセックス出来ねえのかよ~! あ~、憂鬱だぁ!」

「はっはっは! それは残念ですね~! 皆さんがボクを置いて逃げずに、一から十までこのエロボディを躾けてくれてたらボクは皆さんの性奴隷としてずっと一緒にいられたんですけどね~! 逃がした魚もとい、逃がした女の子のおっぱいとお尻は大きくってエロかったってことですよ」

 ちくりと元山賊さんたちに嫌味を刺してから、帰り支度をするボク。皆には売上金の計算とか明日の仕込みとかの仕事が残っているが、派遣であるボクには関係ない。一足先に帰って、お風呂で体を綺麗にしてから皆を出迎えてあげようと思う。

 まあ、こうして意地悪を言ったりしているが、ボクの元山賊さんたちへの好感度はそれなりに高い。だから、これからも継続的にお店に遊びに行って、時折えっちなことをしてあげるくらいのことはしてあげても――

「……なるほど、それもそうだな。その方法があったか」

「ふぇ……?」

 ――なんて、セントブルグに戻った後のことを考えていたボクの背後から、天啓を得たりと言わんばかりのイアンさんの声が響く。その声色に驚いたボクが振り返るや否や、6人は見事なチームプレイでボクの体を抑えて身動きを封じてしまった。

「あ、あれ~? これ、どういうことですかねぇ……?」

「いや~、俺たちとしたことが、シャバの温い空気に慣れて欲しいものの手に入れ方を忘れたわ!」

「俺たちは元々山賊。欲しいものは力ずくで手に入れてきた男たち……久々にそのやり方でマコトちゃんを手に入れようと思ったまでさ」

「あ~……つまり?」

「あの日に中断したマコトちゃんへの調教を再開するってことだ。もう二度と俺たちから離れようと思わなくなるよう、きっちり仕上げてやるよ」

「ふぇぇ……♡ やっぱりこの人たち、騎士団に突き出しておけばよかったよぉ……♡」

 店の片づけもそこそこに、店の2階にあるヤリ部屋へとボクを連れ込んだ元山賊さんたちは、早速セックスの準備を整え始める。
 ボクを裸にして、色んな道具を揃えて、抵抗出来ないように腕を縛って……そうやってボクを本気で躾けにかかる彼らの姿を見ていたら、子宮が期待でときめいてきちゃった。

(この感じだと、明日はお店を臨時休業にして丸一日ヤりまくるパターンだなぁ♡ うわ~♡ やっぱり別れが惜しくなると、皆こういう手段に打って出るんだね♡ 悪くないよ♡)

 ゲーテの時もそうだったけど、ボクって一度ヤったら病みつきになるくらいに気持ちいい体してるみたい。こんな極上エロボディを手放してなるものかって、皆が皆ボクのことを手元に置きたがるんだよね。
 ボクとしては、そういうのは嫌いじゃない。むしろマゾなので大好きなのです♡

(んふふ……♡ ひっさびさのガチハメ調教だぁ♡ どこまで気持ち良くしてくれるのかなぁ……♡)

 元山賊さんたちの目的はボクの快楽堕ち。そのためにあの手この手を使ってボクのことを責めてくるだろう。それがちょっと楽しみで、ドキドキしちゃってる。

 まあ、ゲーテでの肉便器生活からも無事に生還したマコトちゃんですし? あの100人は超えてそうな数の男の人たちを2週間もの長い期間ずっと相手し続けた日々に比べたら、たった6人の男の人たちと1日セックスするだけなんてちょろいプレイでどうこうしちゃうわけないでしょ!

「さ~て……マコトちゃん、覚悟はいいか? 久々に、俺たちも本気出すぜ?」

「んふっ♡ やってみればいいじゃないですか……♡ 言っておきますけど、ボクもそこまでちょろい女の子じゃないですからね!」

 ニタリと笑って顔を近づけてきたエッジさんの目を見つめ返しながら、ボクも挑発的な言葉で反撃する。
 大丈夫、こんなの屁でもない。たかだか1日、元山賊さんたちの調教に耐えるだけでしょ? よゆーだって、よゆー!

 そんな思いを胸に、キリッとした精悍な表情を作ったボクは、周囲を取り囲む男の人たちに向けて高らかに宣言してみせた。

「おちんぽになんて、絶対に負けないっっ!」
















「んひぃいいいぃいいっ♡♡♡ またイっちゃうっ♡ 潮噴いちゃうっ♡ あぁあぁあああああぁあああああっっ♡♡♡」

「は~い、これで10回目の潮噴きアクメね~。いや~、ちょろいちょろい!」

「ちんぽどころか指にも勝てねえなんて、流石はマコトちゃんって感じだよな!」

「ちんぽには絶対に勝てません、って言ってるこの顔を1時間前のマコトちゃんに見せてやりたいもんだぜ」

「ンおぉ……♡ ほひぃ……♡♡♡ やしゅ、ませてくらひゃ……はひぃいいいぃいいぃいいいぃいいっ♡♡♡ また手マンんっっ♡♡♡ おっぱいっ♡ 乳首ちゅぶしちゃらめぇええぇえっっ♡♡♡ あぁあああああああああぁあああああああああぁ♡♡♡」

 ……うん、ごめん。お願いだから「知ってた」なんて言わないで。ボクにとっては、本当に予想外だったんだから。ちょっと自分自身のちょろさとエロさ、そして快楽への低さを舐めすぎてたんだって!
  っていうか、この人たちやることがエグいんだよ! 全身に媚薬ローション+お尻から媚薬&アルコール浣腸+口から興奮剤入りのお酒ってどんだけ本気ガチでボクを堕としにきてるのさ!?

「あぁああぁああああっっ♡♡♡ らめへぇえぇっっ♡♡♡ イグっ♡ イクぅううっっ♡♡♡ んあぁあああああああぁあああっっ♡♡♡」

「これで11回目。マコトちゃんはすぐにイってくれるから指が疲れないでいいや」

「取り敢えずもう1周くらいは指でイかせとくか。ちんぽハメるまでにまんこの具合を最高にしとこうぜ」

「はうぅうぅ……♡♡♡ ひろい、りょぉ♡ ぼきゅもう、げんかいにゃのにぃ……♡♡♡」

「ははは、イキ過ぎて呂律回ってねえでやんの。でもまだ反抗出来るのな」

「んじゃ、もう1周追加ってことで。マコトちゃんの理性をぶっ飛ばすのがゴールだな」

「んにょぉおおおおぉおおおぉおおおぉおおぉおぉおおおっっ♡♡♡ んいぐぅうううぅうううぅううぅううぅううんんっっ♡♡♡」

 ……はい、男の人には勝てませんでした。無様に全力アクメ極めて何回目かもわからない潮噴きで本気汁溢れさせちゃうボクは、息も絶え絶えの状態で皆からの愛撫を受け続けてた。
 っていうか、まだ本番まで辿りついてないのにこの状態ってヤバいにも程があるんじゃない!? あ、これもう本当にダメかもしれない。ゲーテの時よりも数倍快楽堕ちが現実味を帯びてるじゃん!

 考えてみれば、この人たちって今現在のボクの輪姦大好きドMっ娘っていう性癖を植え付けた張本人たちだった。ボクの体の下ごしらえをした上に、開発されたボクの体の弱い場所を完璧に知り尽くしちゃった人たちなんだから、ボクのことを手玉に取ることなんておちゃのこさいさいだよね。

「それじゃあ、そろそろおっぱい虐めも解禁するか~。マコトちゃんのこと、もっと気持ち良くしてあげるからね~」

「スケベな縦割れアナルもぶたれて感じちゃうM尻も可愛がってあげるよ! よかったね、マコトちゃん!!」

「ま、待っへぇえっ♡♡♡ 今はだめっ♡♡♡ 全部やられたら死んじゃ、ふうぅうううんんっっ♡♡♡ おおぉおぉおおぉおおぉおおっっ♡♡♡」

 おまんこばっかり弄ってないでこっちも弄ってよ~♡ って言わんばかりにぱくぱく口を開けてたお尻まんこに容赦なく指が突っ込まれる。同時に左右からお尻をスパンキングされたボクは、おまんこで感じる気持ち良さと重なり合うアナル性感に野太い悲鳴を上げてしまった。
 四つん這いの体勢で、獣じみた嬌声を上げるボクのおっぱいにも手が伸びてきた。じっとりと汗ばんでいるそこを揉んで、揉んで、揉みしだいて……ビンビンに勃起してる乳首をぎゅぅっと抓られた瞬間、ボクは呆気なく射乳アクメを迎えてしまう。

「あはははっ! まん汁の量スゲー! ケツ穴も解れてて、奥まで指を飲み込んでるぜ!」

「ミルクの量もヤバいぞ。どんだけ感じてるんだか」

「マコトちゃんのお尻、引っ叩かれる度に波打ってえっろ! これで気持ち良くなっちゃうなんて、生まれつきのスケベ娘じゃないか!」

「いわないれぇ♡♡♡ もういじめないれよぉ♡♡♡ イクの、とまんないからぁ♡♡♡ これいじょうされたらボク、ほんとにこわれちゃうよぉ♡♡♡ んぎっ♡♡♡ また、いぐぅううっ♡♡♡ おおぉおおおっっ♡♡♡ もうゆる、ゆるひてぇ♡♡♡ あぁあああああああああああああああぁああああああああああぁっっ♡♡♡」

 全身が気持ちいいに支配される。おっぱいもおまんこもお尻も、好き勝手にされてるのに快感が止まらない。
 気持ち良くなれる場所を徹底的に責められて、もうこれ以上気持ち良くしないで~って全身が叫んでるのに……ボクの体はこの先にある快感を求めて泣き叫ぶのを止めない。セックスして欲しいって、全力で訴えちゃってるんだ。

「よし、そろそろ頃合いだな」

「んおぉぉぉぉ? おっ♡ ンほぉぉっ♡ おぉおおぉおおおぉおおぉおおぉおおぉっっ♡♡♡」

 そうして、全身愛撫が始まって、何回イかされちゃっただろう?
 10や20じゃ足りない、もっと多い回数の絶頂を味わったボクの体は、完璧に仕上がっちゃってた。

 おまんこからは本気汁がドロドロ。おっぱいもぷるんぷるんで、乳首からはじわじわとミルクが染み出してて、ちょっと触られただけでもイキ狂っちゃうくらいの敏感さになってる。
 その状態で、ボクのお尻まんこにはブロンドさんのガチガチおちんぽがハメられていた。
 ボクのお尻の扱いを熟知しているお尻マスターのおちんぽを肛門でぎゅっと締め付けると、今から物凄く気持ち良くされちゃうんだって実感が湧いてきて、ぞわぞわとした興奮が迸ってくるんだけど――

「あ、れ……?」

 何故だか、ブロンドさんはボクのお尻におちんぽをぶち込んで、自分の腰の上にボクを座らせた状態で動かなくなってしまった。
 両手首を掴まれ、力の入らない状態で脚を広げさせられたボクは、何が何だか分からない状態でお預けを食らう羽目になる。

 ぬっぽりとお尻の穴におちんぽを咥え込んでるボクは、自分の興奮が盛り下がるどころか徐々にじわじわと燃え上がっていく感覚に歯噛みしながら、一切肉体を蹂躙されないもどかしさに涙を浮かべるようになってしまった。

「にゃん、れぇ? ボクのこと、おかしてよぉ……♡ お尻もおまんこもぶっといおちんぽでずこずこしてくらしゃいよぉ……っ♡♡♡」

 体がセックスとおちんぽを求めてる。硬くて熱いペニスでおまんこを抉ってもらいたいって叫んでる。
 なのに、元山賊さんたちはそんなボクを焦らすだけ焦らして、絶対にその望みを叶えようとはしてくれない。灯った性欲の炎を消すこともせず、じりじりと温度を保たせたままボクを嬲り続けていた。

「辛そうだね、マコトちゃん……さてと、ここからは楽しい楽しい交渉の時間だよ」

 口元に凶悪な笑みを張り付けたエッジさんがボクの顔を覗き込みながらそう言う。ああ、そうだった。ボク、普通にセックスしてるんじゃないんだった。
 今、自分がこの人たちのモノにさせられようとしていたんだってことを思い出したボクに向け、エッジさんは頬っぺたをペチペチと叩きながら言い聞かせるようにしてボクに言葉を投げかける。

「マコトちゃんも俺たちが何を望んでるかはわかってるだろ? これからもこの可愛いお口やずっしり重いおっぱい、むちむちの尻とエロまんこの世話になりたいってことさ。ついでに俺たちの仕事を手伝ってくれればなお良し。わかりやすいもんだろ?」

「あぅ、あ、ぉ……っ♡♡♡」

「ああ、わかってるよ。この要求を飲んじまったら、マコトちゃんの生活は一変しちまうわな。王都には親しい友達もいるだろうし、世話んなった人もいるだろう。そいつらに挨拶もせず、いきなりこの街で一生を過ごすだなんて決断は良い子のマコトちゃんにはしにくい。だからよ、こういうことにしねえか?」

 ずいっ、とボクの顔に自分の顔を近づけ、瞳を覗き込んで……ニヤリと笑うエッジさんは、少し譲歩を込めた要求をボクへと告げる。

「マコトちゃんはこの街に残る必要はねえ。俺たちもマコトちゃんの任期終了に合わせて、セントブルグに戻る。そこで店を開くから、これまで通りバイトとして仕事を手伝ってくれればいい。……勿論、夜のお相手も頼むことになるだろうがな」

「ふぇ……? 皆さん、ボクと一緒に中央に来るんですか……?」

「そうだよ。マコトちゃんは生活の基盤を変えることも、職場を変えることもない。ノースブルグでの生活が、そのまま王都で繰り広げられるだけさ。俺たちの依頼に応じて仕事をして、セックスもする。ギルドを辞める必要もなければ、他の仕事を請け負うことも止めやしない。ただ、時々俺たちの所に来てくれればいいんだ」

「あぅぅ、んっ……♡♡♡」

 凄く強い力でおっぱいを鷲掴みにされる。ぱっくり開いたおまんこに指を突っ込まれる。

 痛みすら感じるくらいに力強く揉まれるおっぱいは、その痛みを快感としても貪って大喜びしていた。
 勃起した乳首には触れないよう、じっくりねっとりと快感をもみ込むようにして行われる愛撫に甘い息を吐くボクの体に、じわじわと毒のような悦楽が広がっていく。

 おまんこの方も激しく掻き回しながらも、決して満足はさせないように立ち回っていた。
 いや、どんなに指で激しく責められたとしても、ボクは満足することはないんだ。だって、愛撫されればされるほど、物足りなさを感じてしまうから。指で触れられるくらいの位置にまで降りてきた子宮を、ぶっといおちんぽで思いっきり突いて、押して、潰して欲しいって思いが止められなくなっちゃってるってことを、エッジさんたちは理解してるんだ。

「マコトちゃんも俺たちと離れたくないだろ? これからも仲良くしようぜ」

「人生丸ごと捧げろって言ってるんじゃないんだ。ほんの少し、俺たちに従うだけでいいんだよ」

「この取引にマコトちゃんがOKを出してくれたら……マコトちゃんが欲しがってるもの、プレゼントしてあげるからさ」

 ボクを取り囲む元山賊さんたちが、口々に甘い誘惑を囁く。頭の中が沸騰してまともな思考が出来ない状況だけど、ボクにだってこの取引のヤバさは理解出来ていた。

 ここでうんと言ったら最後、ボクは一生この人たちに従属し続けることになる……少しずつ、少しずつ、ボクの体と心を調教して、おちんぽに逆らえなくしていって、最終的には完璧な性奴隷として仕上げるつもりなんだってことくらい、ボクにだってわかっていた。

 そんなのダメだ、だめ、絶対にダメ……なのに……ああ、本当にボクはダメな子だ。その人生を、性奴隷に堕ちるまでの過程を、楽しみたいって思いが止められない……♡

 おまんこが、子宮が、心臓が疼く。おちんぽが欲しい。ザーメンが欲しい。セックスがしたいってこれ以上ないくらいに叫んでる。
 ずっと言ってたじゃないかって、ボクはこの人たちのモノになるはずだったんじゃないかって、そうもう1人のボクが心の中で囁いてきた。

 ちょっと遠回りしたけど、結末は変わらないでしょ? これからまた、この人たちに仕上げてもらおうよって、そんな甘い囁きを直接心の中で響かされたら……ボクはもう、抗う気持ちが持てなくなってしまう。

「あは、は♡♡♡ あははははは……♡♡♡」

 自然と笑みが浮かんで、笑い声が口から飛び出して、ボクは自分が悦んでいることを理解した。
 そうだ、わかってた。ボクの体はもう完璧にスケベな女の子のそれになってる。絶対におちんぽには勝てない、弱っちい雌の体になっちゃってて……自分よりも逞しい男の人たちに屈服したいって、ずっと思ってるんだ。

 出す穴からハメる穴になった肛門も、男の体にはなかった重いおっぱいも、全部おちんぽを気持ち良くして男の人に満足してもらうためのモノ……セックスのための便利な道具に過ぎない。
 そして、おちんぽの代わりに出来上がったおまんこは、ボクを気持ち良くしてくれる素敵な男性たちのちんぽを迎え入れて、屈服するためのものなんだ。いっぱいいっぱいピストンしてもらって、びゅ~びゅ~種付けしてもらって、たくさんイかせてもらって……♡ そんな、幸せな気持ちにさせてもらうために、ボクは女の子になったんだ♡

(もう、いいよね……♡ 時間はかかっちゃったけど、これで元通りになるんだから……♡)

 あの日中断された調教を、開発を、被虐に塗れた人生を、今日、取り戻そう。
 処女を奪われて、セックスの気持ち良さを教えられて、雌にされたあの日の続きが今から始まる。そうだ、ボクは――♡

「……負け、まひた……♡ ぼきゅのまけ、れふ♡ えっちなおんなのこのマコトは、みなさんのおちんぽにかんぜんはいぼくしまひた♡」

 元山賊さんたちの目をしっかりと見て、無様でスケベな今のボクの姿を見てもらいながら、ボクは言葉を紡ぐ。彼らの望む、ボクの望む、最高に淫猥な宣言を口にしていく。

「むじょうけんこうふく、しましゅ♡ ボクはいま、このしゅんかんから、みなしゃんのおちんぽどれぇでしゅ♡ なんでもいうことききます♡ りっぱなにくべんきになります♡ だから――♡」

 自分の手で、おまんこを開く。奥から溢れるどろりとした本気のお汁の臭いがむわっと溢れ出て、部屋中に広がっていく。
 こんなに発情してたんだなって、自分でもちょっと笑えちゃった。でも、それ以上に獰猛な笑みを浮かべる元山賊さんたちのおちんぽの滾りが凄くって、それに期待しちゃって……軽くイキながら、ボクは一番伝えたいことを彼らに対して口にする。

「ボクのおまんこ、可愛がってください……っ♡♡♡ マコトのハメ穴に、皆さんのおちんぽをぶち込んでくださいっっ♡♡♡」

 ああ、言っちゃった……♡ これでボク、奴隷ルート確定だね♡ でもすごく清々しくて、いい気分だな……♡

 恍惚とした気分に酔うボクの太腿を支えながら、ブロンドさんが立ち上がった。自重でお尻の穴にハメられてるおちんぽがより深いところまで穿っていって、その気持ち良さに馬鹿みたいな顔をして喘ぎ声を漏らす。

 でも、でも……今は、それどころじゃない。熱く火照って、ぐちゃぐちゃに濡れて、早く気持ち良くして欲しいって泣き叫んでるおまんこの入り口に、ガッチガチの勃起ちんぽがあてがわれてるんだ。

 恥丘と亀頭がキスをしてる。これから気持ち良くしてやるぞって、立派なおちんぽがボクに言ってる。
 興奮が、期待が、欲情が止まらない。止まってくれない。早く、早く早く早くっ♡ ボクのことを滅茶苦茶にしてっ♡♡♡

「ンああぁああああぁアアァッあああぁあっッ♡♡♡」

 その時は、不意に訪れた。
 ズドン、って体の奥を貫く衝撃が丸ごと快感に変換されて、ボクは無様な声を上げてイってしまった。
 ハメられただけで凄く気持ちがよくって、イクのが止まらなくなってしまう。

「マコトちゃん、よく言えましたね~……それじゃあ、今の気持ちを忘れないように、心と体に刻み込んでおこうか?」

「あ、あぁ……♡ あぁぁぁぁぁぁぁぁ……っ♡♡♡」

「覚悟しろよ、マコトちゃん。今日は相当ハードになるぞ」

 体が仰け反って、口が大きく開いて、舌がピーンと伸びて……全身の気持ちいいが治まらない。止まらない。
 前後から男の人に挟まれて、潰されて、文字通り嬲られて……ぶっといおちんぽを2つの穴にハメられてるボクは、熱を帯びた息を何度も繰り返し吐き続けている。

 熱い肉の杭がボクの穴を徹底的に穿つ。奥の奥までを貫き、快感を与え、意識を吹き飛ばすようにして犯し続ける。
 ぬるぬるで熱々なボクのおまんこはおちんぽに媚びるようにして襞を絡ませ、ぎゅうぎゅうに締まるお尻まんこはカリで肛門を捲り上がらされる感覚に酔い痴れていた。

「あひっっ♡♡♡ ん、オッッ♡♡♡ おほっっ♡♡♡ んんぉおおおぉおぉおおぉおぉおぉおおっっ♡♡♡ い、ぐぅううぅうっ♡♡♡ んいぐぅうううぅうううぅっっ♡♡♡」

「イけっ! イっちまえ、マコトっっ!!」

「ちんぽに服従しろっ! お前は今日から、俺たちの奴隷だっ!!」

「おほひぃいいぃいいぃいいぃいぃいいぃっっ♡♡♡ んへっっ♡♡♡ あへぇええええええええぇええっっ♡♡♡ いきゅぅうっ♡♡♡ んきゅぅううぅううぅううっっ♡♡♡」

 射乳が、潮噴きが、絶頂が、止まらない。ピストンされればされるほどに、幸せな気持ちが溢れ出してくる。
 ああ、もうダメだ……ボク、負けちゃった♡ おちんぽに負けて幸せだって、心の底から思わされちゃった♡ 心も体も、元山賊さんたちに堕とされちゃった♡

 おまんこいっぱいピストンされて、お尻もたくさんイかされて、よ~くよ~くわかりました。ボクはおちんぽには勝てません♡ おちんぽ様は絶対です♡ これから先の一生は、このおちんぽたちに尽くさせてもらいます♡

 体がぐんぐん熱くなって、心もどんどん昂って、興奮がピークに達すると同時に、ボクの中のおちんぽたちが熱い迸りを放つ。
 ドクン、ドクンッ、って爆発にも似た鼓動がボクの中で弾けて、広がって、快感を染み込ませるようにして精液を注いで……その瞬間、ボクは今までで一番の大声で叫びながら、最高の絶頂を迎えた。

「ああぁああああああああああぁああああああああぁああああああああああっっ♡♡♡ んぎぃいいぃいいぅううぅううううぅううんんっっ♡♡♡」

 ばしゅっ、ばしゅっ、と愛液が噴き出す。じょぼじょぼおしっこが止まらない。びゅ~びゅ~ミルクも射乳して、とっても無様にアヘってる。子宮も腸内も熱いザーメンでたっぷたぷ。けれどもスケベな2つの穴は、おちんぽから最後の一滴までザーメンを搾り取ろうと必死だ。

「あ~……ホント、いい体してるよな。このままずっとちんぽハメときてぇ~……!」

「引っ越しの時はそうするか? セントブルグまでちんぽハメっぱなし、ヤりっぱなしの珍道中ってのも面白そうだな。マコトちゃんも、結構乗り気だろ?」

「んあぁ……っ♡♡♡ しょんなの、らめれすよぉ……♡ そんなきもちいいことされたら、ボク、おかひくなっちゃうぅ……♡」

「うるせぇ。今の話聞いてまんこぎゅうぎゅうに締め付けてるくせに、なにがダメだ。本当はやってみたいんだろ? んん?」

「嫌だって言っても、マコトちゃんには拒否権無いからな? どうしてもやらないっていうなら、もう二度とちんぽハメてあげないよ?」

「あうぅ……♡ それはやだぁ♡♡♡ ボク、いい子のちんぽ奴隷になりますからぁ♡♡♡ 皆さんのいうこと何でも聞きますからぁ♡♡♡ だから、一生こうして飼ってくださいっ♡♡♡ 淫乱娘のマコトのドスケベボディ、いっぱいいっぱい気持ち良くしてくださいっ♡♡♡」

 前と後ろの穴に在る、熱くて硬い肉の棒。ボクを狂わせる快感をくれる、ボクの絶対的なご主人様……♡

 おちんぽ♡ ザーメン♡ セックス♡ もうなんだっていいや♡ これからもこの人たちに可愛がってもらいながら、楽しく気持ちいい人生を送れるならそれでいい♡ なっちゃおう♡♡♡ 最低最高のおちんぽ奴隷♡♡♡

「さ~てと、それじゃあ……晴れて俺たちの奴隷になったマコトちゃんに、次のちんぽ奉仕してもらおうかな?」

「んあ……っ♡♡♡」

 ぬぽっと音を立てて引き抜かれたおちんぽは、ボクのおまんこ汁でいやらしくテカってた。気持ちいいをくれたおちんぽたちが抜けて寂しがるボクのおまんことけつまんこは、すぐに新しいおちんぽ様たちを迎え入れたいって叫び声をあげてる。

 その望みに答えるように、また新しいちんぽが差し出される。
 ボクを堕とした、ボクに雌の快感を教え込んだ、ボクのご主人様になった人たちのおちんぽは、天を衝かんばかりの勢いで反り返って興奮を示していた。

「あはぁ……♡ ちんぽ♡ おちんぽぉ♡ 皆さんのおちんぽに、ご奉仕ぃ♡ あははははっ♡ しあわせぇ……♡」

 胸に満ちる幸福感。やっとあるべき場所に戻れたっていう恍惚とした気持ち。ジグソーパズルの最後の1ピースが嵌った時と同じ、達成感にも似た感覚がボクの心に押し寄せる。

 これでいいんだ。ようやく、帳尻が合った。
 あの日、こうなるはずだったボクの運命が、あるべき形に戻っただけ……肉奴隷になったんじゃなくて、返り咲けた。1年近く時間がかかっちゃったけど、これで全部が元通りだ。

「……王都でも仲良くしようぜ、マコトちゃん。これからもよろしくな」

「あいっ♡ お仕事もセックスも、ボクにお任せあれ♡ 本日をもちまして皆さんのおちんぽ奴隷に逆戻りしたマコトちゃん♡ これまでの穴埋めをする勢いで、一生懸命えっちしまくりますよ~~っ♡♡♡」

 ずっぽり奥までおちんぽハメられながら、幸せいっぱいWピース♡ 抵抗なんて考えない♡ もうずっとこのままでいい♡

 この幸せな日々は、これからも続いていく。北の国から住み慣れた中央都市に場所を移して、そこでもおちんぽに屈服させられる毎日を送るんだ。

「皆で仲良くお引越ししましょうね♡ セントブルグでもいっぱいセックスして、楽しい毎日を過ごしましょう♡ ボク、本当に楽しみですっ♡」

 心の底からの想いを告げたボクは、二穴セックスへと意識を没頭させていく。
 おちんぽを気持ち良くするためにある2つの穴でご主人様たちを気持ち良くしながら、だらしないアヘ顔を浮かべてイキまくっちゃった。

 こうして立派なおちんぽ様に負けちゃったボクは、この日のセックスで身の程ってものをしっかりと教え込まれ、どちらが上でどちらが下なのかってことを教育されたことで、翌日には立派なおちんぽ奴隷としての心構えが出来た、ドスケベ娘になっておりましたとさ♡



―――――――――――――――

こちらで以前ノクターンノベルズで公開されていたお話は全てとなります。
ここからは新作になりますので、投稿まで少々お待ちください。
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