転生&転成?目を覚ましたら!とてつもない冒険ライフになっていた!?

ユリウス

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第1章少年期

さざ波から

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 さざ波の音がする。潮の匂いも。そうだ、父さんと村に帰る途中だった。

「この世界に来て五年経ったんだ」

村に帰る途中の船の中、僕が起き上がると父さんが、こちらに気づいて此方へくる。僕は、ベッドの淵に座り、父さんは僕の目線に合わせて床に膝をつく。

「おはようアズベルト。うなされていたが大丈夫か?」

「おはよう父さん。大丈夫だよ、ちょっと変な夢見ただけだから」

「そうか。まあそれならいいんだが」

そう言い終えると、父さんは立ち上がりまた、さっき座っていた椅子に腰を掛ける。

「もうそろそろ着くだろう。お世話になった皆さんに、挨拶しに言っておいで」

そう言いうと、また資料に目を戻す父さん。

「わかった!行ってくる!」


そう言って僕は、階段を上がった。
僕たちが借りていた部屋は、階段を下りた下にある。僕が階段をあがり扉を開けると、部屋で匂っていた潮の匂いが強くなった。

「わーすごいな」

やはり、何回見ても目を輝く光景が広がる絶景。
日本で生きていた時には、思いもしなかった大きな船に乗ってこんな綺麗な風景見てるなんて想像しなかったな。なんて思いながら船乗りさんやコックさん。護衛の剣士さんそして最後に船の偉い人?に挨拶し、それを終え外側に出た。その時だった。船乗りさんたちが一斉に

「港に着くぞ!準備しろ!」
「もたもたするな!」
「急げ!」

騒がしくなった。船乗りの偉い人?が僕に

「僕!そろそろ港に着くから、お父さん呼んでおいで」

と言って船乗りさんたちと一緒に行ってしまった。僕は言われた通り父さんのところへ行く。

「父さんそろそろ着くって」

そう声を掛けると父さんはこちらに向いて

「そうか。わかった」

と立ち上がり、荷物の最終確認をし始めた。
やりながら

「アズベルト。お前も忘れ物ないか確認をしないとな!」

「わかった」

僕も忘れ物ないか確認をし始めた。
数分後、僕たちが使っていたこの部屋に、さよならして階段を上る。上がり扉を開けると、さっき見た風景と違い、山や森建物が見えた。

「父さんあれが港?」

「うん?ああ、そうだよ。そうか、お前が赤ん坊の頃だったからなここに来たのは」

そう言って僕は父さんの後をくっつきながら歩いた。船の乗り口に着くと、父さんが口を開いた。

「おや?」

そう言ったとたんに、女の子が父さんへ体当たりしてきた。父さんは、その子が怪我しないようにうまく後ろに下がった。

「おじさん邪魔」

そう言って女の子は、行ってしまった。

「旅のお方大丈夫ですか?」

声のする方へ向くと、さっきの女の子のお父さん?みたいな人が声を掛けてきた。

「いやー、元気なお子さんですね」

「いや、本当にすまない。誰に似たのか、お怪我はありませんか?」

「こちらは、大丈夫ですよ」

「そうでしたか。もう一人娘がいるんです。紹介しましょう。さっフローラ前へ」

おじさんが女の子に声を掛けたが、女の子には船と陸をつなぐ梯子との段差が高くなかなか船側に来れないみたいだった。その様子を見て父さんが

「どれ、私が手を貸しましょう。それ」

フローラと言う女の子は、無事船に乗れた。

「あっありがとうございます」

恥ずかしいのか、声を小さめに言った。

「旅のお方親切にありがとうございます。そこの君、娘を部屋に案内してくれ。」

おじさんが、言うと剣士さんが来てフローラと言う女の子を部屋へ連れて行った。

「さて、お待たせて申し訳ない旅のお方。さぁどうぞ」

そう言って道を開けてくれた。

「いや、こちらこそ。では、失礼する。さぁ、アルベルト船から下りるぞ。忘れ物ないな?」

「うん、大丈夫。」

女の子のおじさんが、僕を見て

「僕偉いね。お父さんと旅して良い子だね。気をつけて」

「うん、ありがとうおじさん!」

「ありがとうございます。では。」

僕たちが降りると、船乗りさんがは梯子を片付け

「出発!」

ボーボー

っと音を立てて動き出した。

船を見送ると、父さんに近付いてくる人影があった。


「まさか、あなたはベルタさんじゃないですか!?もしかして、そこの坊やはあの頃赤ん坊ですかい?!大きくなって!」

「おお、お久しぶりです。アルベルト少し遊んで来なさい。おじさんとお話があるから。あまり遠くに行くんじゃないよ?」

「わかった」

知らないおじさんと父さんが、話し始めた。

「探索開始かな?」

そう言って周りを探索し始めた。港には、小さい小屋が一軒あるだけだった。あとは、狭い広場にテーブルと椅子が、あるだけだった。広場では、父さんとおじさんが話してる。
広場を抜けると、外に出るみたいだ。

「うーんこれは?樽かな?」

広場の隅っこや、小屋の壁際にたくさん樽がおいてあった。
大人から見れば大したことないたるだが、何せちびの僕には何でも大きく見える。木の棒で、樽を割っていく。
たまに、薬草とかあるんだよね。昔やっていたゲームみたいだよ。
まあ、現実だからやられたら死んじゃうから気をつけないとね。

「ふう、あらかた割ったかな?」

周りを見て樽がないのを確認。建物のなかには、おばちゃんがいて、外のおじさんと同じこと言っていた。
あと、この世界引き出しタンスの中も勝手に開けても怒らない。まあ自分に必要なものがあれば、出てくるしね。

「うーん、父さんまだ話してるな。どうしようやることないや。」

あらかた見回ってしまい、やることが失くなってしまった。悩んだ挙げ句

「よし、外出て見よう!確か最初は、スライムだったはず。なら何とかなる!」
 
まだ、レベル1の子供には酷かもしれないけど、
行ってみるか。

「何かあったら父さんが助けてくれると信じて」

そう言って港を出た。

「確か村は上の方だったはず。だから真っ直ぐだな」

港を出て右側は海と岩山左側は森一応道見たいのはあるが

「道じゃなく草原だなうん」

その草原を歩いていく。しばらく行くと、森と岩山が失くなり草原が広がる。

「おお、広い。ここまでくると気持ちが良いな」

そんな呑気なことを思っていたので、背後からスライムが、近くのを気が付かず、先手を取られてしまった。

「痛って、スッスライム!!」

スライムはまた攻撃をしてくる。何とか交わして、攻撃をする。

「うーん厳しいかな?木の棒だしって早く倒さないと魔物集まってくる!」

スライムに気を取られ周りを見て居なかった自分が情けない。他の魔物が集まって来ているのがわかる。

「やばいやばいやばい」

焦る僕。スライムに苦戦している現実他の魔物が参戦されたら勝機がない。だめだって思ったその時、目の前のスライムが消えた。

「大丈夫か?アルベルト。まだ一人で、外出は危ないぞ!」

その声は、父さんだった。父さんは良いながら僕に回復呪文を掛けてくれた。父さんが合流してからは、スムーズに進んで行った。

「父さん強し」

「ん?何か言ったか?」

「べっべつに」

「そうか。あ、アルベルト見えたぞあれが、私たちの村だ」

父さんが、指差した先には小さな村が見えた。

「あと、もう少しだ。気を抜くんじゃないぞ」

「うん、父さん」

ここから始まった。とても長い僕いや俺の旅が。
























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