受験インベイジョン

めーたん

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魔法や呪術が使える人たち

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「この異世界ホールに飛び込んで!」
ふわりは異世界ホールを指さした。
「異世界ホール?」
リルムはなんとなく興味が湧いて聞いた。
「は~、なんでそんな好奇心があるんだか。まぁ異世界ホールは魔楽高校に繋がっていて、高校から帰るときもこのホールを使って帰ったりするから覚えておいて。それと異世界ホールはあのチラシにサインした者のみにしか見えないから安心して!」
ふわりはそう説明してリルムを異世界ホールに放り込んだ。
「・・・どこだここ」
リルムはあたりを見回した。
「ここが例の魔楽高校。今は授業中だから静かにして。一応静かにするなら、校舎を案内してあげてもいいわよ」
ふわりは小声で言った。
「なら案内してもらおうかな?」
リルムはふわりに合わせて小さな声で言った。
「わかったわ。じゃあ行きましょうか」
校門を通り過ぎ、校舎の中に入った。
「まず校舎の南を案内するわ」
校舎の南には実験室や家庭科室があった。
次に北には教室が三年生用の3室あった。
西は工作室、機械室、コンピュータ室があった。
東は2年生の教室、一年生の教室があった。
「これで案内は終わりよ」
ふわりはリルムに言った。
「でも、二階があるよ」
リルムは上に上がる階段をみた。
「それは、また今度案内するから今は気にしなくていいわ」
ふわりはリルムに階段から視線を外させた。
「じゃあ、もうすぐで昼休みだからあなたの教室に案内するわ」
ふわりは東に歩いた。
「みんな~新入生が来るわよ」
一年生の教室にふわりは入って行った。
「新入生?」「誰だろうね」「別に誰でもいいんじゃない」「色々教えるのは面倒だね」
「入っていいわよ」
リルムはふわりに呼ばれ教室に入った。
「この子が新入生のリルムよ。みんな仲良くしてあげてね」
一人の生徒がリルムを見てこういった。
「君は何の能力を持ってるの?強い?弱い?
一緒に魔術を極めようよ」
リルムに話しかけたきた少年は、そう言うと口角をあげてニマァと笑った。
「ラタ君、悪さしないようにね。リルム君、ラタ君はいい子なんだけど魔術とかで人の思っていることが分かるから、悪口とかをラタ君の前で考えてると、バラされるから気をつけなよ。」
謎の少年は「ラタ」という名前らしい
「学級委員長、僕が悪さなんてするわけないじゃないか。」
ふわりは、学級委員長だったらしい。リルムはちょっと意外な顔になった。
「ふわりは学級委員長だったんだね」
リルムがボソッと言った。
「じゃあリルム君はシーナちゃんの隣に座ってくれる?」
ふわりはリルムを案内した。
「リルム君、私シーナって言うんだ。仲良くしようね」
リルムの隣に座っている生徒の名前はシーナだ
「よろしく」
リルムは、そっけなく返した。
「じゃあ先生来るから皆座ってね~」
ふわりはそう言い、席に座った。



     
主人公  リルム  
学級委員長  水蘭ふわり すいらん ふわり
生徒  赤羽ラタ  あかばね らた
生徒  東堂シーナ  とうどう しーな

東  一年生の教室、2年の教室
西  工作室、機械室、コンピュータ室
南  実験室 家庭室
北  三年生用教室
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