室長サマの憂鬱なる日常と怠惰な日々

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序章 英国フォルティア学院

香り付きの便箋と『好き』



「……あの、室長… 実はお話したいことがありまして…」

困惑の表情にシフォンが駆け寄ってきた


「…………なんだ?まさかとは思うが、ストーカーか?」

クリフェイドの質問にシフォンは言葉で返さず、手紙らしき紙を渡した

【好き!好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き…etc】

プーン‥と匂う香りつき便箋。


クリフェイドだけではない。その便箋を見た誰もが顔を引き攣らせる。マコーネルに至っては眉間がピクピク…


「…シフォン、悪いがお前の気持ちには答『何か誤解してませんか!?』………ふぅ、冗談だ。で、今度はこれか?」

「はい。ここのところ毎日のように郵便ポストに入っていたのですが…」

渋るシフォンにクリフェイドは訝しむ。

「最近は…自宅の俺の部屋に… 気がついたら置かれてるんです。……手作りのクッキーをラッピングしたものと一緒に」


…………はぁぁ…なぜだ!? 
何故、ストーカー行為がエスカレートしてる!?ちっ、やはり元を絶たなけりゃならないか…

「よし、それじゃ今度は僕がけ『私も やらせていただきます』…え?」

「また、あのように無茶をされては困ります」


マコーネルの何もかも見透かすような視線にクリフェイドは言葉をつまらせた。
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