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序章 英国フォルティア学院
この薔薇と同じようになりたくなければ―― 消えろ。
『ちがっ!』
『何がちがう!? 親衛隊は確かにそいつを呼び出しはしたが、それだけだ。ただ、口で注意しただけだろう?
生徒会の仕事の邪魔をするな、と… 違うか?』
『――っ』
『ただ注意するだけに呼び出しただけ。…なのに、お前たちと来たらどうだ?そいつに泣きつかれて?
ただ、生徒会の仕事の邪魔をするなと注意しただけに過ぎない親衛隊に…… 手を出した』
クシャリっ!
花瓶に生けられた赤い薔薇を右手でもぎ取る‥
はらはら…っと、下に舞い散る赤い花びら。
『この薔薇と同じようになりたくなければ今すぐ視界から――
消えろ』
その怒りを抑えた冷ややかなクリフェイドの声に… ノクスやその場にいた英理たちも、電話ごしに聞いていた陛下たちも‥ 冷や汗が出るのを感じた。
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