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序章 英国フォルティア学院
- ノクスの後悔 -
しおりを挟む「はい。室長は――――…」
ノクスは決心した。この際、皆に聞いてもらおうと――。
――… なるほど。
「室長が学園でそのようなことになっていたとは…」
ノクスの話を聞いていくうちに次第に眉間に皺を寄せていく彼ら--
「なんて酷い扱いなんですか!」
ノクスの話を聞いたセイシェルも実に腹立たしいとばかりに顔をしかめていた。
「まったくですね。そもそも何故、ノクスも言わなかったんですか」
シフォンの質問に、
「室長に口止めされてたのでしょう」
「そうだっち。オレっち、本当は報告するつもりだったっち。
だけど・・・
室長がそれを許さなかったっち。」
ふと、目を伏せるノクスは悲しげな表情を浮かべた。
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