室長サマの憂鬱なる日常と怠惰な日々

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第1章 月森ヶ丘自由学園

この万年発情期、物事の良し悪しの区別もつかないんですか


「んなっ!!!お前には関係ねぇ!!俺は、そいつ…オタクに興味を持ったんだ。俺がそいつをどうしようとお前には関係ない」


……なんだ? この俺様会長は? はぁ‥。ここの会長がこれじゃあ、この学園の風紀も乱れるわけだな

「…関係ありますよ?この…万年発情期‥。コホン…。いや、失礼。バ会長。あいにく、僕は葵君と涙君のクラスメート及び、学級委員ですので、会長と言えど、このような事をされると困るんですよ?」


伊集院と面向かって、そう告げる岬。伊集院はというと、岬の発言した"万年発情期"の言葉に、口をパクパクし…

茶髪の男は、


「プッ‥。万年発情期ね」

 肩を震わし、笑い…


「……確かに、バ会長は万年発情期と言われても否定できませんね。なにせ、事実なんですし…」

と、涙から手を離し、岬の言葉に賛同する副会長の柊 瑛。


「…さてと、で…何故、このような状況になったのですか?」

僕は、くるりと会長に背中を向け、葵に聞く


「…岬が注文しているときに、そこの会長らが、いきなり来て…

転校生を見に来たって。会長が俺を見て、オタクかよ?萎えるなって言われて、俺もあんたなんか興味ないって言ったら…


俺に媚びないとは気に入ったって言われて…

無理矢理キスされて、気付いた岬が助けてくれて…今に至るんだけど…」


葵は困惑な表情を浮かべていた。そりゃそうだ。darkの総長で敵である伊集院にキスをされたのだ。動揺しないわけがない…。

「…チッ。つか、てめぇ誰だよ!?」


伊集院は、岬の登場を非常に不愉快だと感じているのか、眉間に皺が寄っている…

そんな伊集院に比べ、岬はというと、相変わらずの無表情だった。
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