室長サマの憂鬱なる日常と怠惰な日々

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第1章 月森ヶ丘自由学園

…委員長。マジで、あんた何者や!!!


「…ということで、暫く幸村君をお借りしてもよろしいですか?会長。」

「…別に好きにしろ。だが、それなら何故、俺達にわざわざ関わる?あんたの言うことが本当のことなら、表生徒会が乗ってくれると思うが…

何で、俺達に話したんだ?」


会長の尤もらしい疑問に一同は揃って頷く。

「表生徒会は……はっきり言うと、目立ちすぎるんですよね。…やることが一々、派手といいますか、

特に会長が目立つんですよね……僕にも色々と事情があって目立つ行為は避けたいんです。それに比べて、裏生徒会は、まぁ……やっていることがやっていることですし、目立たないようにしているでしょう?

ですから、あえて、表生徒会より目立たない裏生徒会を選んだまでですよ。」


平然と言ってのける岬。だが、すくなくとも、そこにいたメンバーは一同に思う


いや、委員長(霧島)は十分に目立ってるよ!!!




食堂での出来事に体育館での事を思い出す一同は多少、腑に落ちなかったが、気にしていたら話が進まないと思い、気にしないことにした。

「…ふーん?で、幸村を何に使う気になんだ?」


会長は足を組み直した。


「たしか、幸村君は裏生徒会の情報… ハッキング担当でしたよね?」

…委員長。マジで、あんた何者や!!!なんで、知ってんねん!!!

岬の前じゃあ、プライバシーも何もないことを改めて知ると幸村は頭を抱えた。


かなりの大ダメージを受けたようだ…。

「彼には僕と同伴してもらい、病院側のセキュリティシステムをハッキングしてもらい、少しの間、セキュリティシステムを止めてもらおうかと…。」


や、やっぱし!!!俺、まだ死にたくは、ないんやけど!!?


そんな幸村の心の叫びなど、岬に届くことはなく…

「では、取引成立ですね…。学園長を社会的追放、貴方々は表生徒会への嫌がらせをしても、一般生徒を巻き込まない…強姦もなし。

異論はありませんね?」


「あぁ…。」


一方、会長はというと岬の言動、行動に興味を惹かれていた

何故なら、


…久々に面白いモノを見つけた。コイツの…霧島の行動は誰の予想もしないことをする。ククッ……。愉快でたまらない。退屈はしないし、何より‥

コイツと絡んでいると毎日が、ある意味楽しそうだ。


などと、会長は予想もしない岬の行動に気に入ったのだった…。

まぁ、誰から見ても岬と毎日いれば、波瀾な学生生活を送るはめになっても、退屈はしないのは明白だ。
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