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第1章 月森ヶ丘自由学園
類は類を呼ぶ…
しおりを挟む((……あ、あんなことってυ))
「…となると、やっぱり…」
「彼らをどうにかしないと死ぬまで追われることになりますかね」
「け、けど委員長!!そりゃあ、わいかてどうにかしたいんやけどなぁ、いろんな意味でこっちは不利やで?どないするつもりなん?」
「…………まぁ、どうにかなるでしょう」
それに、と岬は付け加える‥
「…それに、僕の友人も捕まっているようですし………いえ、違いますね。あれは友人? 知り合いと言ったところでしょうか」
ん~…と悩みだす岬に葵は学園の生徒??と聞くが岬は、いえ…と首を横に振り、少し遠目で答える
「…………簡潔に言えば、かなりの人見知りですね。酷いときは相手に敵意丸出し‥
相手を失神させることも幾度か。なにぶん、特殊体質なもので…よく面倒なことに巻き込まれるんですよね……彼。」
「へ、へぇ…;」
幸村は岬に引き攣った顔で相槌をうつ‥
(こ、怖っ!!さ…さすが委員長の友人?というか何というか…
類は類を呼ぶってか。ハハッ‥‥)
幸村は内心、乾いた笑いを漏らす。見たいような、見たくないような………そんな心境だった。
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