441 / 516
第1章 月森ヶ丘自由学園
……誰か嘘と言ってください!
「…たしかに、あの場にいた者達には口止めしたようですが、それでも陰で貴方、何と言われていると思います?
"他国の…しかも、王の髪を根こそぎ引っこ抜くなんて……子供…いや、あれは子供じゃない。舌ならず、髪を引っこ抜く閻魔大王だ!!"
――なんて、言われてるんですよ!?少しは自重してくださいよ!!」
『………』
「って室長、ちゃんと俺の話聞いてます!?」
『聞いてる聞いてる…』
「大体、貴方は『シフォン、すまないが今はお前の説教を聞いてる暇がない。
…だから、用件だけ告げる。今から日本に来い!今回の件、僕一人では少し荷が重すぎる』
「…というと?」
『……………知り合いが一人、連中に捕まっている』
「知り合いですか‥。それはまたご友『んなわけあるか!!あんな奴が僕の友人だと?! はっきり言ってお断りだ。あんな厄介な奴なんて』
(…室長をここまで言わすなんて…… 大物ですね。ある意味。)
「で、誰なんです??その方は?」
『………祖国である英国のアシス・キストラー王子』
電話の向こうからは面倒くさいとばかりに大きな溜息が聞こえた…。
「……なんですって!?何故、殿下が?!」
『あの馬鹿に殿下なんてつけなくていい。どうせ、いつものお忍びで城を抜け出していたところを捕まったんだろ?奴ら、アイツの価値を知らずにただ攫ってきたんだろう。
…でなければ今頃、城に身代金でも要求して騒ぎにもなっているだろうし……
あンの、バカ王子(ボソッ)』
「たしかに…って、あんた、仮にも王子になんてこと言うんですか」
シフォンはあまりの言いように軽く諌める
『…で、問題はここからだ。アシスがいるとしたら、必然的に誰がいる?』
(俺の質問は無視ですか)
「?……え~っと……!? まさか、カーティス・ディーンズ??!」
『そう…。アシス王子の唯一の警護及びお目付け役のカーティスがいるはずなんだ。だが、アシスがまんまと捕まっているところを見ると‥
城下街でも撒いたんだろう。で、その結果がこれだ』
その言葉にシフォンは軽く目眩がした。
"他国の…しかも、王の髪を根こそぎ引っこ抜くなんて……子供…いや、あれは子供じゃない。舌ならず、髪を引っこ抜く閻魔大王だ!!"
――なんて、言われてるんですよ!?少しは自重してくださいよ!!」
『………』
「って室長、ちゃんと俺の話聞いてます!?」
『聞いてる聞いてる…』
「大体、貴方は『シフォン、すまないが今はお前の説教を聞いてる暇がない。
…だから、用件だけ告げる。今から日本に来い!今回の件、僕一人では少し荷が重すぎる』
「…というと?」
『……………知り合いが一人、連中に捕まっている』
「知り合いですか‥。それはまたご友『んなわけあるか!!あんな奴が僕の友人だと?! はっきり言ってお断りだ。あんな厄介な奴なんて』
(…室長をここまで言わすなんて…… 大物ですね。ある意味。)
「で、誰なんです??その方は?」
『………祖国である英国のアシス・キストラー王子』
電話の向こうからは面倒くさいとばかりに大きな溜息が聞こえた…。
「……なんですって!?何故、殿下が?!」
『あの馬鹿に殿下なんてつけなくていい。どうせ、いつものお忍びで城を抜け出していたところを捕まったんだろ?奴ら、アイツの価値を知らずにただ攫ってきたんだろう。
…でなければ今頃、城に身代金でも要求して騒ぎにもなっているだろうし……
あンの、バカ王子(ボソッ)』
「たしかに…って、あんた、仮にも王子になんてこと言うんですか」
シフォンはあまりの言いように軽く諌める
『…で、問題はここからだ。アシスがいるとしたら、必然的に誰がいる?』
(俺の質問は無視ですか)
「?……え~っと……!? まさか、カーティス・ディーンズ??!」
『そう…。アシス王子の唯一の警護及びお目付け役のカーティスがいるはずなんだ。だが、アシスがまんまと捕まっているところを見ると‥
城下街でも撒いたんだろう。で、その結果がこれだ』
その言葉にシフォンは軽く目眩がした。
あなたにおすすめの小説
笑わない風紀委員長
馬酔木ビシア
BL
風紀委員長の龍神は、容姿端麗で才色兼備だが周囲からは『笑わない風紀委員長』と呼ばれているほど表情の変化が少ない。
が、それは風紀委員として真面目に職務に当たらねばという強い使命感のもと表情含め笑うことが少ないだけであった。
そんなある日、時期外れの転校生がやってきて次々に人気者を手玉に取った事で学園内を混乱に陥れる。 仕事が多くなった龍神が学園内を奔走する内に 彼の表情に接する者が増え始め──
※作者は知識なし・文才なしの一般人ですのでご了承ください。何言っちゃってんのこいつ状態になる可能性大。
※この作品は私が単純にクールでちょっと可愛い男子が書きたかっただけの自己満作品ですので読む際はその点をご了承ください。
※文や誤字脱字へのご指摘はウエルカムです!アンチコメントと荒らしだけはやめて頂きたく……。
※オチ未定。いつかアンケートで決めようかな、なんて思っております。見切り発車ですすみません……。
目立たないでと言われても
みつば
BL
「お願いだから、目立たないで。」
******
山奥にある私立琴森学園。この学園に季節外れの転入生がやってきた。担任に頼まれて転入生の世話をすることになってしまった俺、藤崎湊人。引き受けたはいいけど、この転入生はこの学園の人気者に気に入られてしまって……
25話で本編完結+番外編4話
天啓によると殿下の婚約者ではなくなります
ふゆきまゆ
BL
この国に生きる者は必ず受けなければいけない「天啓の儀」。それはその者が未来で最も大きく人生が動く時を見せる。
フィルニース国の貴族令息、アレンシカ・リリーベルは天啓の儀で未来を見た。きっと殿下との結婚式が映されると信じて。しかし悲しくも映ったのは殿下から婚約破棄される未来だった。腕の中に別の人を抱きながら。自分には冷たい殿下がそんなに愛している人ならば、自分は穏便に身を引いて二人を祝福しましょう。そうして一年後、学園に入学後に出会った友人になった将来の殿下の想い人をそれとなく応援しようと思ったら…。
●婚約破棄ものですが主人公に悪役令息、転生転移、回帰の要素はありません。
性表現は一切出てきません。
百合豚、男子校に入る。
揺
BL
百合をこよなく愛する男子高校生・眞辺恵。
母の歪んだ価値観により共学への進学を断たれ、彼が入学させられたのは――
男同士の恋愛が“文化”として成立している、全寮制男子校《私立瑞嶺学園》だった。
この学園では、生徒会長は「抱かれたいランキング」で選ばれ、美貌こそが正義とされる世界。
それでも眞辺は決意する。
生徒会長になり、この学校を“共学”に変え、間近で百合を拝むことを。
立ちはだかるのは、顔面至上主義の学園制度、性に奔放すぎるイケメンな幼馴染、そして彼らに憧れ恋をする生徒たち。
さらに何故か、学園の人気者たちに次々と目をつけられてしまい――。
百合を拝むため男子校を変えようとする異端者が、歪んだ王道学園を改革する物語。
モブらしいので目立たないよう逃げ続けます
餅粉
BL
ある日目覚めると見慣れた天井に違和感を覚えた。そしてどうやら僕ばモブという存存在らしい。多分僕には前世の記憶らしきものがあると思う。
まぁ、モブはモブらしく目立たないようにしよう。
モブというものはあまりわからないがでも目立っていい存在ではないということだけはわかる。そう、目立たぬよう……目立たぬよう………。
「アルウィン、君が好きだ」
「え、お断りします」
「……王子命令だ、私と付き合えアルウィン」
目立たぬように過ごすつもりが何故か第二王子に執着されています。
ざまぁ要素あるかも………しれませんね
灰かぶり君
渡里あずま
BL
谷出灰(たに いずりは)十六歳。平凡だが、職業(ケータイ小説家)はちょっと非凡(本人談)。
お嬢様学校でのガールズライフを書いていた彼だったがある日、担当から「次は王道学園物(BL)ね♪」と無茶振りされてしまう。
「出灰君は安心して、王道君を主人公にした王道学園物を書いてちょうだい!」
「……禿げる」
テンション低め(脳内ではお喋り)な主人公の運命はいかに?
※重複投稿作品※
【完結】我が兄は生徒会長である!
tomoe97
BL
冷徹•無表情•無愛想だけど眉目秀麗、成績優秀、運動神経まで抜群(噂)の学園一の美男子こと生徒会長・葉山凌。
名門私立、全寮制男子校の生徒会長というだけあって色んな意味で生徒から一目も二目も置かれる存在。
そんな彼には「推し」がいる。
それは風紀委員長の神城修哉。彼は誰にでも人当たりがよく、仕事も早い。喧嘩の現場を抑えることもあるので腕っぷしもつよい。
実は生徒会長・葉山凌はコミュ症でビジュアルと家柄、風格だけでここまで上り詰めた、エセカリスマ。実際はメソメソ泣いてばかりなので、本物のカリスマに憧れている。
終始彼の弟である生徒会補佐の観察記録調で語る、推し活と片思いの間で揺れる青春恋模様。
本編完結。番外編(after story)でその後の話や過去話などを描いてます。
(番外編、after storyで生徒会補佐✖️転校生有。可愛い美少年✖️高身長爽やか男子の話です)