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第3話
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「あなた最近ヘンじゃない? 学校はしっかりやれているの?」
由衣にとって唯一の心の楽園である自宅。そこでの夕食時に母親からそう言われる。
「え? ヘンって……?」
彼女は木箸でうまく挟んでいたゴボウの和え物をポロリと落として困惑を隠せずにいた。記憶の片隅に追いやっていた出来事がずるずると這い出す。
「何かと怒りっぽいし、かと思えば物凄く落ち込んでいたり……感情の波が強いというか、学校で浮いちゃっていない?」
母親の言葉が立ち直りかけていた由衣の心にぐさりと突き刺さる。この後、気持ちよく創作活動に取りかかれると思っていたのに……彼女は打ちひしがれる。
「お母さんもわたしのことを否定するんだ」
「否定なんてしてないわよ。ただ、心配しているだけ」
——心配しているだけなら、なんでヘンなんて言うの⁉
由衣は喉元まで出かけたその言葉を辛うじて飲み込む。
変わらなければならない。
わがままを突き通しては社会的にも立場が危うくなり、趣味などを続ける地盤が無くなってしまう。
彼女は胸元を抑え、黒い感情を封じこめようとした。
「ほら、今だって顔色悪くなったじゃない。 一回、スクールカウンセリングでも——」
「……うるさい」
しかし、彼女の自制心に青い炎が宿る。生まれたての幼い光。
とても弱々しく、辺りを照らすどころか何かに火も灯すことも出来ない無力な存在。
だが、確かに内に秘めたる思いがそこに具現化していた。
「由衣?」
「うるさい……うるさい、うるさいっ!」
心配する母親の視線をかなぐり捨て、由衣は感情のおもむくまま叫んだ。
「周りがヘンなんだっ! わたしは『普通』なの!」
「由衣!」
彼女は母親の制止も虚しく、温かな夕食を投げ捨てると二階の暗い自室へと駆け戻った。
「わたしは普通よ……」
照明を落とした薄暗い室内で独り呟く。
勉強机から全ての物が手に届く位置に配置した由衣にとって落ち着くスペースではあるが、世辞にも片付いているとは言い難い有様だ。
彼女はそんなことも構わず今夜も今夜とてタブレットパソコンに向かい、ペン一つで自分だけの世界を創り出すのだった。
「……」
鳥たちのさえずり声がいつの間にか寝てしまっていた由衣を優しく覚醒へと導く。
目蓋越しに浅白い光が差し込んでよりいっそう目覚めを促した。
長時間酷使し続けたタブレットは熱っぽく、バッテリーも相当消耗していて休憩を訴えかけていた。
彼女は作業途中のデータが保存されていることを確認すると、大人しく電源を切って本体端子を充電コードへ接続する。
そしてスマートフォンを取り出して昨日投稿した作品のページを開き「あまりいいね付いてないなぁ……閲覧数もしょっぱいし」とぼやく。
彼女は振るわない数字に肩を落とし、乗り気のしない朝支度を始めた。
いつもの通学風景。
そこにあの男性の姿はなく、群衆はせこせこと道を急いでいた。
やめてしまったのだろうか、と由衣は足を止めて彼の居た場所を見つめる。
存在理由はどこにもなかった。自分も描くのを止めれば彼のように忘れ去られるのだろうか。彼女はぶるっと身を震わせて再び歩き出した。
「進路調査どうする?」
「まだ早すぎないか。そんな先のこと分からねえって」
「でも私は大学くらい出ておきたいな」
昼休憩。
由衣が昼食を素早く掻き込みいつものように独りで絵を描いていると、クラスメイトたちの会話が聞こえてきた。
普段は外界を完全に遮って作業するのだが、最近の出来事で気が揺らいでいたのだろうか。それとも単に寝不足で注意力散漫になっていたのだろうか。
彼女にはどちらか判らなかったが、避けては通れない話題にピクリと反応してしまう。
——くだらない。
由衣はそう一蹴しようとしたが、心の奥底に芽生えていた焦燥の炎はチリチリとその身を焦がそうとしていた。
自分が絵描きとしての実力があればこんな気持ちにならないのに——ネットで高評価を押してくれた人たちへの敬意も忘れ、彼女は自らを呪った。
ふと由衣の机に影が差し込み、彼女はハッと顔を上げる。
「小桜さあ、いつも独りで何描いてんの?」
そこには先日も由衣の元を訪れていた気の強そうな女子と、その後ろで隠れるように覗き込んでいた大人しそうな女子が居た。
「……!」
「おっと」
由衣がノートを両手で庇うよりも早く、釣り目の女子がそれを掻っ攫う。
「八木さんっ!」
大人しそうな女子がその行為を咎める。
「こうでもしなきゃ一生見られないって。それにいつき、一番見たがっていたのはアンタだよね?」
「それは……」
圧倒的な身長差で由衣の追撃を軽々躱していた八木は、いつきに意地悪そうな顔で言う。
「返せっ、この!」
由衣が飛び上がり、八木の手からノートを奪い返そうとする。
「いつき、パス」
「えっ」
八木はいつきにそれを投げ渡し、由衣の鋭い眼光はすぐさまその大人しそうな女子に向けられた。
由衣が飛び掛かって強奪しようとした瞬間。
「わあ、素敵な絵」
開けたページを見つめていたいつきがぽろりとこぼす。
それを聞いた由衣は動きを鈍化させ、やがてピタリと静止した。
「前は遠目にしか見てなかったけど、こうして改めて見ると独創的というか……小桜さんだけの世界が広がっていて凄いなぁって」
「……」
由衣は嘘偽りのないその真っ新な言葉に狼狽えていた。
今まで負の感情を糧にただがむしゃらに絵を描き続けていた。認められたくて、認めさせたくて。
やがて絵を描くという行為自体が好きになり、彼女が創り出す作品を多くの人に見て欲しいと思うようになる。
ただ、それに対する感想が殆ど付かず悶々と日々を過ごしていた。
今、由衣の目の前の女子は絵のことを「素敵」だと言った。それは暗雲が立ち込める世界に差し込んだ一筋の光ではあるが、由衣にはそれが眩しすぎて眉をひそめる。
「小桜さん、もっと見ていいかな?」
微笑むいつきに由衣は数秒悩んで、ゆっくりと首を垂れた。
自分の気持ちを認めた訳ではないが、作品に対する感想を聞くまたとないチャンスだ。と彼女は画策する。
いつきはラフスケッチの多いノートを一枚一枚丁寧に眺め、その都度思ったことを糖衣で包んで述べた。
それが由衣には心地良くてついつい表情が緩んでしまいそうになるが、我に返って襟元を正す。
「これで最後かな。ありがとう」
いつきが満足そうにノートを静かに閉じて由衣に両手で手渡す。
家に色塗ったモノとかあるけど——と由衣は言えなかった。ここで全てのカードを喜々として全て出してしまえば自分のあの辛かった過去の自分を一部捨て去ることになる。
毒を抜かれた毒蛇の行く末など誰も知りたくはないように、由衣もまた過去の自分と対峙し、新しい変化を恐れていた。
「私も簡単なイラストとかからでも描いてみたいなぁ」
いつきが両手を合わせ、由衣に微笑みかける。
それが何を意味するのかは言われた本人も分かっていたが、卑屈な本性が邪魔をして素直に受け取れない。
相手のことを一切顧みない厭らしい語句が頭に木霊し、表情に影が差し込んだ。
なかなか答えない由衣に対し、いつきはあと一押しだと思ったのだろうか「無理にとは言わないけれど——」と予防線を張ってからそれを乗り越える。
「もし良かったら、私に絵を教えてくれないかな? 今までは見るだけだったんだけど、小桜さんみたいな素敵な作品前にしたら自分でもやってみたくなっちゃって」
由衣はその言葉に突き動かされる。
「減るモンじゃないし、教えてやれよー」
八木が揺らいでいた由衣を更に押し出した。
「わっ……わたしは……」
湿り気を帯びた由衣の言葉が小さな口から漏れ出す。様々な感情が渦巻く頭を整理し、暗い表情で「わたしなんか」と言葉を紡ぎだす。
「人に教えられるほど上手くないって……サイトとかSNSにアップしても殆ど見られていないし……才能ないから、教えてもらうなら他の人にお願いしたほうがいいかもね」
由衣は言葉に詰まりながら苦笑いをした。
由衣にとって唯一の心の楽園である自宅。そこでの夕食時に母親からそう言われる。
「え? ヘンって……?」
彼女は木箸でうまく挟んでいたゴボウの和え物をポロリと落として困惑を隠せずにいた。記憶の片隅に追いやっていた出来事がずるずると這い出す。
「何かと怒りっぽいし、かと思えば物凄く落ち込んでいたり……感情の波が強いというか、学校で浮いちゃっていない?」
母親の言葉が立ち直りかけていた由衣の心にぐさりと突き刺さる。この後、気持ちよく創作活動に取りかかれると思っていたのに……彼女は打ちひしがれる。
「お母さんもわたしのことを否定するんだ」
「否定なんてしてないわよ。ただ、心配しているだけ」
——心配しているだけなら、なんでヘンなんて言うの⁉
由衣は喉元まで出かけたその言葉を辛うじて飲み込む。
変わらなければならない。
わがままを突き通しては社会的にも立場が危うくなり、趣味などを続ける地盤が無くなってしまう。
彼女は胸元を抑え、黒い感情を封じこめようとした。
「ほら、今だって顔色悪くなったじゃない。 一回、スクールカウンセリングでも——」
「……うるさい」
しかし、彼女の自制心に青い炎が宿る。生まれたての幼い光。
とても弱々しく、辺りを照らすどころか何かに火も灯すことも出来ない無力な存在。
だが、確かに内に秘めたる思いがそこに具現化していた。
「由衣?」
「うるさい……うるさい、うるさいっ!」
心配する母親の視線をかなぐり捨て、由衣は感情のおもむくまま叫んだ。
「周りがヘンなんだっ! わたしは『普通』なの!」
「由衣!」
彼女は母親の制止も虚しく、温かな夕食を投げ捨てると二階の暗い自室へと駆け戻った。
「わたしは普通よ……」
照明を落とした薄暗い室内で独り呟く。
勉強机から全ての物が手に届く位置に配置した由衣にとって落ち着くスペースではあるが、世辞にも片付いているとは言い難い有様だ。
彼女はそんなことも構わず今夜も今夜とてタブレットパソコンに向かい、ペン一つで自分だけの世界を創り出すのだった。
「……」
鳥たちのさえずり声がいつの間にか寝てしまっていた由衣を優しく覚醒へと導く。
目蓋越しに浅白い光が差し込んでよりいっそう目覚めを促した。
長時間酷使し続けたタブレットは熱っぽく、バッテリーも相当消耗していて休憩を訴えかけていた。
彼女は作業途中のデータが保存されていることを確認すると、大人しく電源を切って本体端子を充電コードへ接続する。
そしてスマートフォンを取り出して昨日投稿した作品のページを開き「あまりいいね付いてないなぁ……閲覧数もしょっぱいし」とぼやく。
彼女は振るわない数字に肩を落とし、乗り気のしない朝支度を始めた。
いつもの通学風景。
そこにあの男性の姿はなく、群衆はせこせこと道を急いでいた。
やめてしまったのだろうか、と由衣は足を止めて彼の居た場所を見つめる。
存在理由はどこにもなかった。自分も描くのを止めれば彼のように忘れ去られるのだろうか。彼女はぶるっと身を震わせて再び歩き出した。
「進路調査どうする?」
「まだ早すぎないか。そんな先のこと分からねえって」
「でも私は大学くらい出ておきたいな」
昼休憩。
由衣が昼食を素早く掻き込みいつものように独りで絵を描いていると、クラスメイトたちの会話が聞こえてきた。
普段は外界を完全に遮って作業するのだが、最近の出来事で気が揺らいでいたのだろうか。それとも単に寝不足で注意力散漫になっていたのだろうか。
彼女にはどちらか判らなかったが、避けては通れない話題にピクリと反応してしまう。
——くだらない。
由衣はそう一蹴しようとしたが、心の奥底に芽生えていた焦燥の炎はチリチリとその身を焦がそうとしていた。
自分が絵描きとしての実力があればこんな気持ちにならないのに——ネットで高評価を押してくれた人たちへの敬意も忘れ、彼女は自らを呪った。
ふと由衣の机に影が差し込み、彼女はハッと顔を上げる。
「小桜さあ、いつも独りで何描いてんの?」
そこには先日も由衣の元を訪れていた気の強そうな女子と、その後ろで隠れるように覗き込んでいた大人しそうな女子が居た。
「……!」
「おっと」
由衣がノートを両手で庇うよりも早く、釣り目の女子がそれを掻っ攫う。
「八木さんっ!」
大人しそうな女子がその行為を咎める。
「こうでもしなきゃ一生見られないって。それにいつき、一番見たがっていたのはアンタだよね?」
「それは……」
圧倒的な身長差で由衣の追撃を軽々躱していた八木は、いつきに意地悪そうな顔で言う。
「返せっ、この!」
由衣が飛び上がり、八木の手からノートを奪い返そうとする。
「いつき、パス」
「えっ」
八木はいつきにそれを投げ渡し、由衣の鋭い眼光はすぐさまその大人しそうな女子に向けられた。
由衣が飛び掛かって強奪しようとした瞬間。
「わあ、素敵な絵」
開けたページを見つめていたいつきがぽろりとこぼす。
それを聞いた由衣は動きを鈍化させ、やがてピタリと静止した。
「前は遠目にしか見てなかったけど、こうして改めて見ると独創的というか……小桜さんだけの世界が広がっていて凄いなぁって」
「……」
由衣は嘘偽りのないその真っ新な言葉に狼狽えていた。
今まで負の感情を糧にただがむしゃらに絵を描き続けていた。認められたくて、認めさせたくて。
やがて絵を描くという行為自体が好きになり、彼女が創り出す作品を多くの人に見て欲しいと思うようになる。
ただ、それに対する感想が殆ど付かず悶々と日々を過ごしていた。
今、由衣の目の前の女子は絵のことを「素敵」だと言った。それは暗雲が立ち込める世界に差し込んだ一筋の光ではあるが、由衣にはそれが眩しすぎて眉をひそめる。
「小桜さん、もっと見ていいかな?」
微笑むいつきに由衣は数秒悩んで、ゆっくりと首を垂れた。
自分の気持ちを認めた訳ではないが、作品に対する感想を聞くまたとないチャンスだ。と彼女は画策する。
いつきはラフスケッチの多いノートを一枚一枚丁寧に眺め、その都度思ったことを糖衣で包んで述べた。
それが由衣には心地良くてついつい表情が緩んでしまいそうになるが、我に返って襟元を正す。
「これで最後かな。ありがとう」
いつきが満足そうにノートを静かに閉じて由衣に両手で手渡す。
家に色塗ったモノとかあるけど——と由衣は言えなかった。ここで全てのカードを喜々として全て出してしまえば自分のあの辛かった過去の自分を一部捨て去ることになる。
毒を抜かれた毒蛇の行く末など誰も知りたくはないように、由衣もまた過去の自分と対峙し、新しい変化を恐れていた。
「私も簡単なイラストとかからでも描いてみたいなぁ」
いつきが両手を合わせ、由衣に微笑みかける。
それが何を意味するのかは言われた本人も分かっていたが、卑屈な本性が邪魔をして素直に受け取れない。
相手のことを一切顧みない厭らしい語句が頭に木霊し、表情に影が差し込んだ。
なかなか答えない由衣に対し、いつきはあと一押しだと思ったのだろうか「無理にとは言わないけれど——」と予防線を張ってからそれを乗り越える。
「もし良かったら、私に絵を教えてくれないかな? 今までは見るだけだったんだけど、小桜さんみたいな素敵な作品前にしたら自分でもやってみたくなっちゃって」
由衣はその言葉に突き動かされる。
「減るモンじゃないし、教えてやれよー」
八木が揺らいでいた由衣を更に押し出した。
「わっ……わたしは……」
湿り気を帯びた由衣の言葉が小さな口から漏れ出す。様々な感情が渦巻く頭を整理し、暗い表情で「わたしなんか」と言葉を紡ぎだす。
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