妄想シチュエーション集

十六夜驟雨

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彼女とイチャイチャ

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「ただいまぁ」と同棲を初めてしばらくの俺、灰世《はいせ》の帰りを待っている彼女の翡翠《ひすい》に声をかけた。
「おかえりぃ遅かったね寄り道でもしてたの?」
「講義が長引いてそのまま友達と少し遊んでた。」と答えながらコートを脱いで翡翠の隣に座った。
すると、手を握ってきた
「どうしたの?」
「さみしかったの。一人だったし最近寒いし暖めて?」
なにこれクッソかわええなぁおんなじ大学生かこの可愛さ。
俺は伸ばしていた足を胡坐に変え
「ここにおいで」と翡翠を呼んだ。そしたらすぐに来たので俺は、足の間にいる翡翠を後ろから抱きしめながら、「あったかいですかお嬢様」と優しく耳元にささやいた。
「ひゃぅ…耳弱いの知っててやってるよね?」と顔を真っ赤にしながら後ろを向いてきた。
俺はすかさず唇を奪っ甘い吐息とともにたっぷりと唇を味わいながら30秒ほどキスをした。「急にしないでよ」赤くなりすぎている顔を隠しながら口元をおさえて恥じらいながら抗議してくる姿に悶絶した。
「かわいかったからつい…」
「もうっ」と照れながらぺちぺちはたいてくるので全力で頭をなでなでしてあげた。
「おちつきましたかお嬢様」と声を掛けたら、「まだあと10分」と帰ってきたので、なでなでを続けた。ここまでくると離したくなくなったので、ありがともう大丈夫と言われたが無視して抱きしめた。
「もうどうしたの?そんなに甘えて」
「いいでしょこうしてたいの」と言いながら自分の顔を翡翠の胸元にうずめた。

しばらくしてとても甘く女の子特有のいいにおいを感じて「いいにおいがする」と今更ながらの感想を言った。
「もうやめてよ恥ずかしいしくすぐったいから」
んと返事をしてあごを翡翠の肩に乗せて、「なでなでして」と甘えるように尋ねた。
「仕方ないなぁ甘えん坊さん可愛いんだから」とノリノリでやってくれたのでものすごく甘えてしまった。
「甘やかされてばっかだから甘やかさせて」
「ん?灰世が幸せなら私も幸せなんだけどなぁ」
「俺もだから甘やかせたいの」とつぶやくと
「恥ずかしすぎて死んじゃうから程々にね」
と背中をポンポンしながら甘やかすように言ってきた。あまあまに溶かされてる中抗って甘やかすことなんてできずにさんざん甘える日となった。
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