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十五章
VS九尾の狐④
しおりを挟むゴパッ!と莫大な熱量と火の粉を伴って九尾の狐の周りでとぐろを巻く業火。
切っ先をそんな彼女に向け、肩の上で構えた黒剣が神気を帯びて漆黒の輝きを放つ。
くいっ、と九尾の狐が指を傾ければ、紫の炎は忠実にそれに従って螺旋を描きながら俺へと牙を剥く。
同時に俺も剣技スキルを使用。
一瞬にして眼前に迫っていた炎を両断し、ちぎれ揺らめくその間を駆け抜けて一気に距離を詰めた。
間髪入れず発動した剣技スキル〈オクタグラム〉で、高速の斬撃を九尾の狐に叩き込む。
………浅い。
全てではないが、ほとんどの斬撃を避けるか受け流すかで対応され、実際に与えた傷は浅くダメージも微々たるもの。
九尾の狐の戦闘センスと、長年の経験があるからこそ為せる業だ。
どうやらここに来てギアを上げてきたようだ。
「ぐっ……!?」
振り払った右手をグイッと引っ張られ、カウンターの裏拳が頬に炸裂。
仰け反ろうとする頭部を鷲掴みに膝蹴りが腹にめり込む。
さらにそれだけでは終わらず、ギャギャッ!とトリプルアクセル並の高速回転から放たれたとてつもない回し蹴りを喰らって、地上へと叩き落とされた。
ドガガガガッ!!と地面を削り盛大な土煙が巻き上げられる。
「くそっ!」
「くふふっ!そう睨むなマシロ!興奮してしまうじゃろう!?」
土煙を割って降ってきた九尾の狐のかかと落としが地面を陥没させ、ひび割れた瓦礫を飛び散らせた。
小さな隕石が落下したかのようなクレーターの中心で、彼女は恍惚と笑みを浮かべる。
片手バク転でギリギリ落下点から逃れ、そのまま悪態をつきながらバックステップで下がる俺を追って、すぐさま九尾の狐も地を蹴った。
空中を複雑に駆けながらギンッ、ガギンッ!!と幾度となく、人肌とは思えない音が黒剣を振るう度に返ってくる。
ギリギリと至近距離でせめぎ合う鍔迫り合い。
その末、互いに弾かれ、再び二人の距離が開いたかと思った次の瞬間。
「"藤紅蓮"!」
突き出した九尾の狐の右の手のひらで紫色の何かが煌めき、ゴウッ!と唸り声を轟かせて勢いよく飛び出したのは濃い紫の炎。
波打つ炎海を強制的に凝縮したかのようなそれは、今にも爆発してしまいそうな程の熱量を携えて躍進する。
──────これは不味い。
触れてさえいないのにどろりと溶解した地面を目撃して、すぐさまそう判断。
今までの炎とは訳が違う。
「"闇吹雪"ッ!」
背筋がゾッとするような衝動に駆られて、相棒の名を叫ぶ。
先程と同様に解放された漆黒が揺蕩う黒剣を構え、剣神直伝の奥義を繰り出す。
─────剣神直伝奥義、"天時雨"。
前方に飛び出しながらジャンプして体を反転させ、すれ違いざまに下に斬撃の雨を降らす技だ。
本来手数に特化している技であり、単体の威力はそこまで高くないのだが、今回は"闇吹雪"の能力も掛け合わせているため、闇による拡張が施され一撃一撃の威力が増大。
走った無数の剣閃に沿ってズバババッ!!と炎が裂ける。
「"紫電一閃"」
さらにパリッ!と黒い稲妻を閃かせ、着地とともに一気に加速した俺の一閃が九尾の狐の腹を真一文字に捉える。
手応えはそこそこ。
ざっくりと斬った感触はあったものの、硬い腹筋に阻まれてそれ以上刃が進まなかった。
雷速に匹敵する速度にも関わらず、ブシュッ……!と血を吹き出す程度に収めた九尾の狐はさすがと言うべきか………。
普通なら知らぬ間に両断されるのがオチだ。
しかしまぁ、初めからどうせ致命傷は与えられぬだろうとは分かっていた。
だからただ振り切るだけではなく、次の動きへと繋げられるような踏み込みの仕方をした。
〈空脚〉と〈剛脚〉を駆使して"紫電一閃"を連続で繰り出す。
絶え間なく煌めく漆黒の閃光。
360度、四方八方から縦横無尽に走る剣閃が次々と九尾の狐の肉体を損傷させる。
寸前まで俺が居た場所を裏拳が通り過ぎるが、既に俺はそこには居ない。
腕を振り払った状態で後ろに目をやっていた九尾の狐の、正面。
パリッ!と漆黒の神気をスパークさせた一閃が咄嗟の防御ごと九尾の狐を捉えた。
「はあああっ!!」
「ぬぐっ!?」
切断出来ないのを良いことに、腕をクロスして防御している九尾の狐ごとフルスイングでかっ飛ばす。
言わばリアル「野球しようぜ!お前ボールな!」状態だ。
引き伸ばされる彼女の声とドゴドゴッ!と地面を跳ねる音が向こうから響く中、俺向けてバランスボール級の炎弾が放たれた。
さらに迫り来るのはそれだけでなく、ちらりと視線を巡らせた俺の周囲にはいくつもの小さな陰陽の印が浮かんでいた。
これは太陰太極図と呼ばれる、白黒の勾玉を合わせたような印だ。
陰と陽、この世の循環を意味する印から圧縮された炎のレーザーが飛び出す。
「別に陰陽術とかは関係ないんかいっ!!」というツッコミはさておき、仰け反って間近から放たれた一つを回避。
そこからドパンッ!という衝撃音を残して瞬時に全てのレーザーの隙間を駆け抜ける。
その間にも肉迫する炎弾はガシッと神気を纏った左手で掴み、勢いにつられて一回転しながらも、元来た方向に全力の投擲。
九尾の狐が埋もれる瓦礫付近に着弾して盛大な燃え上がりを見せる。
「"紫電一閃・神風"」
その炎海をゴウッ!と突き抜けて、かまいたちのような風の斬撃を刀身に帯びた神速の一閃がパリッ!とスパークする。
「ッ!!」
「くくっ、やっと捕まえたのじゃ……!!」
ボタボタと水の入ったコップを倒した時のように零れ落ちる鮮血は、もちろん九尾の狐のものだ。
しかしそれはなんと、俺が振り下ろした黒剣を受け止め、ギリギリと万力で締め上げる左手から溢れたものだった。
さすがに無傷とは行かなかったのか、刀身が僅かに手のひらにくい込んでおり、手首の方まで続くそれから普段では見れないような量の血が肘を伝って地面にボタボタと落ちる。
恐るべきは指の力だ。
手のひらに剣がくい込んでいるにも関わらず、これ以上押すことも引くことも出来ない程の万力。
これが指だけの力?
冗談じゃない。
内心で戦慄している俺をよそに、邪悪な笑みを浮かべた九尾の狐はグイッと俺ごと剣を自分に引き寄せる。
尻尾の先端が煌めき、放たれたのは九本の炎の槍のようなものだ。
至近距離のため避けることすら叶わず、ドスドスドスッ!!と続けて体を貫かれとてつもない熱が傷を中心に広がっていく。
それは痛みのせいなのか、はたまた槍を形成する灼熱の炎によるものか………。
たぶんどっちもだ。
よろけながら体を襲う熱に顔を顰めたのもつかの間、抜こうとしたら矢先に槍は揺らめいたロウソクのように消え、代わりに牙を剥いた炎狐達がガブガブッ!と次々に俺に食らいつく。
「ぐっ……!!」
振り払おうとするが、左腕に噛み付いた炎狐を掴んだ瞬間に今度は右肩が噛まれ、左手で無理やり引き剥がそうとするも今度は側頭部、太もも、腹部、顔面と…………。
すぐに群がる炎狐に埋め尽くされ、きっと俺の姿は外からじゃ見えなくなってしまっただろう。
「─────邪、魔、だぁあああ!!」
炎狐を押しのけるように隙間から漆黒が漏れ、一気に膨張して俺を覆う全てを跡形もなく吹き飛ばした。
膨れ上がった莫大な神気がビリビリと大気を振動させ、漆黒の煌めきを放出して一対の翼を形取る。
それでもなお俺へと殺到する炎狐を引き連れ、俺は超スピードで空を飛び回る。
一筋の閃光と化した俺と炎狐の追いかけっこは、ありえない規模と速度で空に二色の軌跡を描いていった。
遥か上空。
十分に引き付けたと判断した俺は、減速しながらくるりと回転して両翼を右腕に添え、そこまで迫っていた炎狐向けて振り払う。
すると翼部分の神気がそれに伴って放出され、俺を追っていた炎狐はまとめて跡形もなく消し飛んだ。
直後、入れ替わるように太陽が遮られた。
影とともに振り下ろされた拳が俺の額を掠り、ピピッ!と僅かに鮮血が舞う。
先回りされていたのだ。
握りしめた拳のうちや腹部を中心とした多大な出血はまだ治りきっておらず、所々破けた着物から痛々しい傷が見え隠れしている。
それでも俺への攻撃を優先したのは、少しでも楽しい時間を長く過ごすためなのだろう。
それに応えるように、狂気じみた笑みを浮かべた九尾の狐の肘打ちが俺の左頬を抉り、さらに胸部の中心にも強烈な一撃を加える。
続けて反撃する暇を与えない顔面、腹のワンツー、思いっきり体重をかけた前蹴りのコンボが炸裂。
吐いた血反吐すら焼き尽くして、灼熱の業火が胸元で膨れ上がった。
今までの炎での攻撃と違い、熱膨張を利用した爆発に近いものだ。
主に体の前面を焼かれ、焦げ臭い匂いを感じながら地上へと弾き落とされた。
ドゴォンッ………!と少し余韻を残して瓦礫の山に突っ込む。
「ぐっ……げほっ、ごほっ……!!」
口から吐き出した血が、焦げた腹に落ちてブスブスと焦げ臭い煙を立ち上らせる。
………回復速度が遅くなってきたな。
俺は瓦礫に半分埋もれたまま、だらりと力なく倒していた上体を持ち上げた。
戦闘での神気の消費量が激しすぎて、そろそろ神気のゴリ押しによる治癒が難しくなってきた。
傷が治らなければそれに伴う痛みはいつまでも続く。
ジクジク、ジクジクと体を蝕む苦痛のせいで神経がおかしくなってしまいそうだ。
まだ魔力での回復という選択肢も残されていない訳では無いが、魔力自体も戦闘のさなかにゴリゴリと消費している。
魔力をあてにするのは止めておいた方が良いだろう。
「…………」
視界の端に写った黒剣に目を移す。
右腕が半ばから消し飛んだせいで手元から離れてしまった黒剣は、腰の近くに突き刺さっていた。
先程まで揺らめいていた漆黒は見る影もない。
やはりまだ、"闇吹雪"の力を完全には扱えていないらしい。
一度目に"闇吹雪"を解放した時も、いつの間にか"漆黒"が消えていて己の未熟さを痛感した。
再生した右腕で黒剣を握りなおし、ふらつく足を踏ん張ってなんとか立ち上がる。
血を流しすぎた。
前から言っているように、傷は治せても失った血が戻る訳じゃない。
もちろん俺は不老不死なのだから、再生する時は血もセットで治るはずだ。
そうじゃないと爆散した時とか、肉体だけ再生されても普通に死んでしまう。
しかし九尾の狐の炎によって修復が阻害されているため、血の生成が上手く行えていないようなのだ。
おそらく肉体の修復と同じく、神気でブーストすれば多少の緩和は出来るはずなのだが………肉体の修復と比べ、普段あまりしない動作であるが故に、未だその感覚が掴めず仕舞いだった。
確かに回復魔法で傷を治すことはあっても、血の生成なんてしたこと無かったからな………。
そもそもどうやって作れば良いのかすら分からないし、そのイメージが湧かないのでは魔法でもどうしようもない。
下手に試してみて、余計に悪化したらそれこそ本末転倒だ。
だから今は傷の修復に全振りしている。
─────けれど九尾の狐だって同じような状況のはずだ。
彼女の再生速度も、初めに比べかなり落ちているように感じる。
これだけ好き勝手暴れたのだ。
逆に消耗していない方がおかしい。
先程、炎狐と俺の追いかけっこという絶好のチャンスがあったにも関わらず、修復があまり進んでいなかったのがその証拠だろう。
本来の逆再生のような回復力が残っていれば、あの間に全身の傷を治癒しても、むしろお釣りが貰える。
それをしなかった………いや、出来なかったってことは、九尾の狐も少なからず消耗している証だ。
まぁ、だからと言って、攻めの姿勢を崩す彼女では無いだろう。
確実に己のダメージなんぞ気にせず、むしろ嬉々として突っ込んでくるに違いない。
だからって──────。
「─────くそっ、化け物かよ………!!」
「くふふっ!お主ならもちろん耐えるじゃろう!?」
遥か上空で煌々と輝く、九尾の狐が宿した紫の妖気。
手のひらに集められた馬鹿げた規模のそれを、俺は確実に見覚えがあった。
戦慄で頬を引き攣らせる俺と狂気に頬を歪めた九尾の狐の横顔が、解き放たれた爆発的な炎で一瞬だけ照らされる。
周囲を呑み込むのは、神すらも滅ぼしうる妖狐の焔。
紫色に燃え盛るそれは、九尾の狐の手元から離れると共におびただしい光量を発しながら膨れ上がり、俺の視界をあっという間に染め上げた。
音も置き去り、静寂の中、しかし確実な絶望を乗せた紫の光が世界を支配する。
超新星爆発が間近で起こったかのような、とてつもない衝撃と光。
そして熱。
耳をつんざく轟音が遅れて突き抜け、大地もろともあらゆるものを蹂躙し尽くす。
─────"神滅之焔"。
彼女が極めた炎の真髄。
こんなものを、一体誰が止められると言うのだろうか。
◇◆◇◆◇◆
極光を放つ紫の業火に呑み込まれた世界が、徐々に元の色を取り戻していく。
巻き起こった風が熱を攫ってゴウッ!と吹き抜け、波打つ炎海もその規模をゆっくりと縮小させていた。
しかしその速度はかなり遅く、完全に消え去るまでまだ少し時間がかかりそうだ。
己の髪や狐耳、九本の尻尾をパタパタと忙しなく揺らす風を心地良さそうに受け、九尾の狐は地に降り立つ。
九尾の狐の妖力は、マシロが想像した通り確実にその総量を減らしていた。
流水が岩を削るかのごとく、少しずつ少しずつ………。
けれどやはり岩は岩。
その確固たる存在は、ちょっとやそっとでは揺らぐまい。
九尾の狐の妖力もそうだ。
マシロの猛攻によって受けた傷の治癒と妖術の行使、身体強化などの併用で相当に消費したはず。
それでもなお、消耗の激しい"神罰之焔"を撃って涼しい顔をする余力があるらしい。
やはり九尾の狐は化け物だ。
フィジカル、妖力の総量、またその扱い、耐久力、持続力。
全てにおいて他の追随を許さない圧倒的なスペックを発揮している。
これが原初でもトップレベルの実力者。
かつて創造神ノエルや始まりの魔王エルムグラムと同等と呼ばれた、大妖怪・九尾の狐の力である。
正直に言えば、今のマシロが九尾の狐に真正面から勝利することは、不可能に近いと言わざるを得ないだろう。
双方の実力差を、実際に戦いその脅威を前にしたマシロだからこそ良く理解している。
このまま戦闘が長引けば、先に力を消耗し切るのは間違いなくマシロだ。
実に馬鹿らしいとは思わないだろうか。
ほぼ負けが確定している殺し合いを、これ以上行うなんて。
死にに行くようなものだ。
命を粗末に扱う、自暴自棄とも取れる行動。
────それは負けを受け入れている人間の考え方だ。
彼は………マシロは、まだ一切受け入れちゃいない。諦めちゃいない。
たとえ実力で勝てなくとも、愛する少女を取り戻すその時まで。
負ける気は毛頭ない。
"九尾の狐に勝つ"。
イナリを取り戻す方法としてたった一つ提示された、それを果たすために─────。
ボバッ……!!と紫の炎を突き破り、九尾の狐の目の前に飛び出してきた白髪の少年。
全身火傷まみれの血まみれで、片目は潰れ脇腹や左腕に至っては爛れて酷い有様だ。
動くだけでも辛いであろうにも関わらず、しかしただひたすらに九尾の狐を貫く瞳には、その苦痛は一切見えない。
「ゲボッ……!!」と血を吐きながらも構えた右手には、どこか見覚えのある折れた短剣が握られていた。
そう、"谷の迷宮"の試練でシロにへし折られた、クロの双剣の片割れである。
「─────ッ!!」
もはや殺傷能力の乏しくなってしまったそれに、九尾の狐はえも言えぬヒヤリとした気配を感じ取った。
その理由は分からない。
古代のアーティファクト?大妖怪達の仕掛けが施されたアイテム?それとも神器?
様々な思考が彼女の頭を過ぎるが、どれもこの一瞬では判断がつかない。
しかし本能が訴えている。
あの短剣には、己にダメージを与えうる何かしらが隠されていると。
九尾の狐の頬が逆さ三日月のように吊り上がる。
不死身の捨て身。
そうまでしてマシロが繰り出そうとするのは一体何なんだろう。
自身が口にした要求に当然のごとく応え、さらに血反吐を吐きながらも攻めを崩さないマシロ。
これが悦ばずに居られようか。
そんな期待と歓喜が入り交じった笑みだ。
ボボゥッ!!と九尾の狐の拳が紫の炎を帯びる。
「マシロぉ!!やはりお主は最っ高じゃ!!」
興奮のあまり瞳をギラつかせ、そう叫んだ九尾の狐の拳がマシロ向けて繰り出される。
黄金の右ストレート。
確実に頬が碎ける一撃を頂戴する……………はずだったのだが。
シュンッ!とマシロの姿が消えた。
(─────転移魔法……!)
大きく目を見開いた九尾の狐の脇腹に、ドスッ!と短剣が突き立てられた。
興奮によって一瞬だけ、判断能力が鈍ってしまった。
その隙をつき、マシロは彼女の右斜め後ろに転移したのだ。
ドクドクと短剣が刺さった場所から血が垂れ流れる。
突いた右腕をそのまま、マシロを振り払わんと横薙ぎにする。
けれどその鋭い爪がマシロの肌を切り裂く前に、二人の視線が交差して──────。
マシロの唇が紡いだ言葉を、九尾の狐は確かに耳にした。
「"解放"……!!」
次の瞬間、全てを凍てつかせる極寒の冷気が戦場に解き放たれた。
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