勇者の称号?あーそんなの捨てたよ。

霊冥威夢

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帝国に着いた さて何しよう?

起こされた...お断る!

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エイリム「ラン起きて~話終わったよ~♪」

んー...

藍「ん~無理ぃ...」

エイリム「寝ぼけたランも可愛い...///でも起きないとキスするよ?」

はっ!?

藍「起きた!超起きた!!」

目開いたら目の前にキスする5秒前な顔があった

エイリム「起きちゃったのかぁ残念♪」

ローザ「ランおはよう.少しは眠れたか?」

藍「寝覚め最悪だよ!(それなりに眠れたよ)」

エイリム「ふふっ本音と建前が逆になってるよ?可愛いなぁランは...」

ローザ「ラン...エイリムに聞いた.ランがエイリムと騎士団を救ってくれたようだな...感謝する!おかげで息子を失わなくて済んだ本当に感謝している!その礼と言ってはなんだがランを保護し守ることを此処に誓う!それでランを家族にしたいと思うのだがどうだろうか...」

うー家族になるのは全然良いんだけどなぁ...

藍「守ってくれることも家族に迎えてくれることもありがたいんだが...俺にもやりたいことがあるんだ!」

ローザ「それはなんだ?」

藍「料理屋したい」

ローザ「料理屋?食事処か?」

藍「あぁ...世話になるだけじゃなく自分で金を稼ぎたいんだ...せっかく冒険者登録もしたしモンスターとか狩りに行きたい!」

ローザ「金を稼ぐって言ったってランはまだ幼いだろ?エイリムはランの歳知ってるか?」

エイリム「そう言えば聞いてなかったかな~」

そういや俺も言ってなかったわ

藍「俺16歳だぞ?」

エイリム「嘘!?」

ローザ「嘘だろ!?ちゃんと食ってるか...?」

藍「失礼な!ちゃんと食べてるっつーの!俺達の世界では少ないけどこれくらいの身長の奴もいっぱいいるんだよ!」

ローザ「信じられん...この世界での16歳の身長はエイリムくらいだぞ?と言うかエイリムは16歳だしな!」

藍「嘘!?」

エイリム「それはどういう意味かなラン?」

えっと...

藍「18くらいだと思ってた!ごめん!悪気は全くない!だって子供とかエイリムくらいしか見てないもん!知らないよ!でも本当にごめんなさい...」

エイリム「いいよ許してあげる♪その代わり一緒の部屋で寝ようね」

ゆ.許してくれるならそれくらいいいかな?

ローザ「話を戻すぞ..ランが16歳って事ならギリギリ金稼ぎも出来るだろう土地も用意しよう...城のとなりの空き地を使ってもいいぞ!だが仕事が終わったら城に帰って来ること!家族になるんだし城で暮らすのも当たり前だよな!それができぬなら土地はやらん」

まぁそれくらいはね

エイリム「大丈夫だよボクが迎えに行くし」

すると大きな音をたてて扉が開いた

第3王子「兄さまだけずるい!ボクにもラン兄さまを貸してよ!!」

第1王子「そうだそうだ!エイリムだけ狡いぞ!俺様にもランをよこせ!」

お.おい誰だお前らは!って言うか俺は物じゃないぞ!

ローザ「ノイルとダインズは落ち着け!!ランが怯えているだろう!」

お.怯えてねぇよwwww

ローザ「ランは寝てたから紹介がまだだったなこの二人も俺の息子達だ...第一王子のダインズと第三王子のノイルだ少々やかましい所もあるが良い奴だから身構えなくてもいい!お前らも挨拶しろ」

ダインズ「俺様は第一王子のダインズ..歳は18だ!エイリムを救ってくれたこと感謝する!それと驚かせてしまい申し訳ない...家族が増えると聞いてすぐに来たんだ!俺様の事はダインズとでも呼んでくれ!敬語はいらんぞ!兄弟になるのだからな!」

おぉう...俺様だけどローザに喋り方が似ている!さすが親子!!

ノイル「兄さまを助けてくれてありがとうラン兄さま!ボクは第三王子のノイルだよ!ボクの事はノイルでもノイでもなんでもいいからね!よろしくねラン兄さま!」

ノイルはそう言って俺を抱き締めてくる.か...可愛い...可愛いけど身長デカいな...170くらいかな...?く.悔しくなんか無いんだからね!



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