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細い首
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街道から外れた森に馬車を隠してボーンとエロースは身を潜めていた。
エミーが囮になってくれたお蔭で追手を突き放し撒くことが出来たようだ。
「おかしい、追手がこない」ボーンは煙草に火を点ける。
「ああ、あたしもそう思う、このまま済むはずがないわ」エロースも唇を噛む、二人とも事態がどう回転しているのか読んでいる。
「連中、自分たちで追うのを諦めて外注したな」
「ヴェンデッタ・エージェントだろうね」
「正規の仕事でなければ冒険者は基本雇えない、人食い男爵なら付き合いのある業者も複数いるだろうからな」
相変わらず一息で煙草の半分までを灰にする。
「少人数なら返り討ちにしてやるさ、安心しな」
「エロース、オルガをどうするつもりだ、もう娼館には帰れないぞ」
「当然さ、どこか田舎で商売を始めたいと言っていた、それを叶えてやりたい」
「妹分にしても面倒見がいいじゃないか、随分善人になったもんだな」
「ふん、そういわれても仕方ないけどね、ハウンドにいた頃とは変わったのさ、いや元に戻ったと言った方がいいかな、考え方や感じ方、なんであんなに攻撃的だったのか・・・・・・それがダーク・エリクサーへの適性だったのだろうな、あたしは愚かだった」
「ダーク・エリクサーとは人を変えてしまうのだな、まるで麻薬だ」
「教団ではそれを書き換えって呼んでいた、人を書き換えるんだ、内面も外見も神の選民に書き換える」
「優れた人間になる?」
「確かに外見は若返り身体能力は上がった、病気も治っちまう、一見夢のような薬効さ、でもあれは違う、人を魔獣に変える変身薬、飲み続ければやがて人の心を失ってしまう、でもね、エミーのくれた黄金のエリクサーは本物だよ、あたしを半獣から人に戻してくれた」
「どういう知り合いなんだ、というか何者だあいつは?」
「元は敵同士、といってもこっちが一方的にボコられた挙句に情けをかけられて生かされちまった、死のうと思った先でもエミーの知り合いに助けられた、何回も転生した気分だよ、その度にエミーがいる」
「俺がまだ街に出て間もない頃だ、十歳くらいだったエミーを見たことがある、人攫いの大人四人を相手に一瞬で切り伏せて殺した、汗ひとつ、息ひとつ切らさずにだ、なんというか気味の悪いくらいに無機質で冷たい非現実的な風景だった、正直ビビったぜ」
「あの子は悪い奴じゃないよ、ただ自分の感情を表に出すことが苦手なのさ」
オルガは意識を失ったままだ、吸血骸骨ビショップ・スカルは文字どおりオルガの血を吸いつくしていた、人は四十パーセント以上の血液を失うと血圧低下から意識喪失、そして死に至る。
「意識は戻らないか?」
「ええ、衰弱しているわ、出血が止まらない」
両手首や首筋に幾つもナイフで切られた跡がある、オルガは竜化したことにより常人よりは怪我の耐性があるとはいえエロースたちのような半獣人までの適性はない。
まず怪我を修復する線維芽細胞も血液が無ければ動かない。
「まずいな、脈が弱くなってきている、持たないぞ」
致命的なまでに血を失っていた。
「ちきしょう!ここまできて・・・・・・」
握ぎりしめたオルガの手は冷たかった。
「諦めるな」開いた馬車の扉の外にサムレイに背負われたエミーがいた。
「無事・・・・・・ではなさそうだな」
「しくじったが大したことはない、サムレイ、降ろしてくれ」
「無理するな、あんたも重症だ」
少しよろめきながらオルガの元へたどり着くと腰のバックから小瓶を取り出す、最後のエリクサーだ。
オルガの背を立たせると小瓶の栓を口で引きちぎる、その口に黄金の液体を流し込んだ。
「すまない、エミー、助けられてばかりだ」
「いいの、報酬は貰っているから」
「脈が・・・・・・戻ってきている、これが本物の効果か」ボーンが目を見張った。
「私用に培養されたものだが他の人にも汎用性は高い、元々のダーク・エリクサーの基礎があればきっと助かる」
「エミー、あんたこそ平気かい?なんの傷なの」
「銃だ、暴発した破片を貰ったが摘出したから問題ない」
「問題ない?重症だといっただろう、まったく無茶だ、こいつは自分で銃弾を摘出したんだ、自分の胸にナイフを突き立てる女がいるとは、儂には真似できん」
呆れ声のサムレイが顔を覗かせる。
「エリクサーには麻酔の効果もあるのか?」ボーンも呆れている。
「それはない、痛覚には影響しない、そもそもエリクサーは使用していない」
「えっ!?じゃあ今のは・・・・・・」
「もしやと思って最後の一本は残した、正解だった」
「そんな!自分よりオルガを優先してくれたの!?」
「当然だろう、私達の主目的はオルガの救出、私の些細な痛みよりも優先順位は上なのは明白だ、銃弾の摘出は前にも一度経験はある、成功の勝算は十分あった」
「そっ、それで貴方は大丈夫なの!?」
「もちろん今はベストな状況ではない、今戦えば雑魚にも劣るだろう、出血は止まっている、明日には八割がた戻る、心配はいらない」
その声は相変わらず冷静そのものだ、その評価に煽りも遠慮も見えない。
「詳細を言えば、正規に発射それた弾丸ではなく暴発した部品が身体に食い込んだだけだ、弾丸は身体の浅いところで止まってくれた、運が良かった」
「なにより私は怪我や疾病に対しての耐性が常人よりは高い、エリクサーが無くても治りが早いのは昔からだ、私の判断に誤りはなかったと思う」
「そういうものか!?」
「違うのか」初めて自信の表情が曇った。
「私の判断は常人とずれている事がある、支障があれば教えてほしい、訂正する」
「支障はないさ、俺たちにとってはな、だが自分の命を安売りするのは勇敢な事とはいわない、君の判断は善行だが命は本人だけのものではない、君が死んだり傷ついたりすれば周りに悲しむ者もいるだろう、判断基準の要素にそこも加えるべきだ」
帽子の鍔を下げてボーンは語る、その言葉には少し怒りを含んでいるのをエミーは感じた。
「・・・・・・分かった、努力する」
「まあ、天涯孤独の俺が言えた義理じゃないけどな、その見た目だ、あんたに惚れている男も片手じゃ足らないだろ、無茶をしてかっこつけるのは男の役目だ、次は譲らないぜ」
ニヒルに笑って見せるボーンもワイルドでなかなかのイケメンだ。
「それには同意できる、それなら私の判断はやはり正しい」
「なんでだよ、いくら強くても女に暴力は似合わねぇ、花は咲いてこその人生だろう」
「貴方はフェミニストだな、なら気遣いは無用だ、だいたい私は女ではない、れっきとした男だから」
「えっ!?」「はぁ!?」知らなかったボーンとサムレイは絶句して口が閉じられない。
「そうらしい、私も昨日聞かされたばかりさ、ちょっと信じられないよね」
「女にしか見られないのは幼少の頃からずっとだ、一々訂正するのも面倒なので必要がなければそのままにしている」
「それで胸が・・・・・・」サムレイには心当たりがあったようだ。
「断っておくが趣味でしているわけではない、先天的なもので意図している訳じゃないの、時々出てしまう女言葉は癖のようなものね」
「驚いたな、レディボーイは数人知ってはいるが、どんなに化粧しても判別はつく、特に声は誤魔化せない・・・・・・そうか!思い出した、エドワード皇太子の婚約者、フローラ様だ、どこかで見たことがあると思っていたんだ、そっくりじゃないか」
「!」フローラの名前が出たとたんにエミーの目が厳しくなる、周囲の温度が下がる。
「彼女は親友だ、この顔をフローラに害する目的で使おうとするなら誰であろうと許さない、皇太子エドワードやこの国に対しての敵意も同様だ」
無機質だった気配から更に温度まで失われていく、ボーンが見た幼少のエミーそのままだ、なんの躊躇いもなく命を刈り取ることが出来る純粋な殺意、そこには目的だけがある、恐怖、快楽、躊躇いも迷いもない。
「それが本当のお前か・・・・・・」
全員がその殺気に飲まれた、腰の剣に手が伸びれば全員の首が落ちる。
「私はこの国から早く去らなければならない、しかし、その前にやる事がある、約束を果たさなければ・・・・・・」
ガクッ そこまで言うとエミーは膝から落ちるように意識を失って倒れた。
「おいっ、どうした!?」「エミー!」
エロースが揺すっても目覚めない。
「気を失っただけだ」
「無理もない、出血は少なくなかった、立っていられた方が異常だ」
ボーンは倒れたエミーを抱きかかえてオルガの横に寝かせる、自分のラメスーツの上着を脱いでその上にかけた、長身が纏う上着はエミーの膝まで覆うのに十分だ。
青白い胸元が開けているのをそっと閉める、その手は優しい。
「こんな細い首で・・・・・・」
ボーンは複雑な表情のまま煙草を咥えると馬車の外に出て行った。
「たいした奴だ、男だと聞いても切なくて惚れちまいそうだぜ」
火を点けると一気に吸い込む、吐き出した白い煙が夜空に溶けて消えていった。
エミーが囮になってくれたお蔭で追手を突き放し撒くことが出来たようだ。
「おかしい、追手がこない」ボーンは煙草に火を点ける。
「ああ、あたしもそう思う、このまま済むはずがないわ」エロースも唇を噛む、二人とも事態がどう回転しているのか読んでいる。
「連中、自分たちで追うのを諦めて外注したな」
「ヴェンデッタ・エージェントだろうね」
「正規の仕事でなければ冒険者は基本雇えない、人食い男爵なら付き合いのある業者も複数いるだろうからな」
相変わらず一息で煙草の半分までを灰にする。
「少人数なら返り討ちにしてやるさ、安心しな」
「エロース、オルガをどうするつもりだ、もう娼館には帰れないぞ」
「当然さ、どこか田舎で商売を始めたいと言っていた、それを叶えてやりたい」
「妹分にしても面倒見がいいじゃないか、随分善人になったもんだな」
「ふん、そういわれても仕方ないけどね、ハウンドにいた頃とは変わったのさ、いや元に戻ったと言った方がいいかな、考え方や感じ方、なんであんなに攻撃的だったのか・・・・・・それがダーク・エリクサーへの適性だったのだろうな、あたしは愚かだった」
「ダーク・エリクサーとは人を変えてしまうのだな、まるで麻薬だ」
「教団ではそれを書き換えって呼んでいた、人を書き換えるんだ、内面も外見も神の選民に書き換える」
「優れた人間になる?」
「確かに外見は若返り身体能力は上がった、病気も治っちまう、一見夢のような薬効さ、でもあれは違う、人を魔獣に変える変身薬、飲み続ければやがて人の心を失ってしまう、でもね、エミーのくれた黄金のエリクサーは本物だよ、あたしを半獣から人に戻してくれた」
「どういう知り合いなんだ、というか何者だあいつは?」
「元は敵同士、といってもこっちが一方的にボコられた挙句に情けをかけられて生かされちまった、死のうと思った先でもエミーの知り合いに助けられた、何回も転生した気分だよ、その度にエミーがいる」
「俺がまだ街に出て間もない頃だ、十歳くらいだったエミーを見たことがある、人攫いの大人四人を相手に一瞬で切り伏せて殺した、汗ひとつ、息ひとつ切らさずにだ、なんというか気味の悪いくらいに無機質で冷たい非現実的な風景だった、正直ビビったぜ」
「あの子は悪い奴じゃないよ、ただ自分の感情を表に出すことが苦手なのさ」
オルガは意識を失ったままだ、吸血骸骨ビショップ・スカルは文字どおりオルガの血を吸いつくしていた、人は四十パーセント以上の血液を失うと血圧低下から意識喪失、そして死に至る。
「意識は戻らないか?」
「ええ、衰弱しているわ、出血が止まらない」
両手首や首筋に幾つもナイフで切られた跡がある、オルガは竜化したことにより常人よりは怪我の耐性があるとはいえエロースたちのような半獣人までの適性はない。
まず怪我を修復する線維芽細胞も血液が無ければ動かない。
「まずいな、脈が弱くなってきている、持たないぞ」
致命的なまでに血を失っていた。
「ちきしょう!ここまできて・・・・・・」
握ぎりしめたオルガの手は冷たかった。
「諦めるな」開いた馬車の扉の外にサムレイに背負われたエミーがいた。
「無事・・・・・・ではなさそうだな」
「しくじったが大したことはない、サムレイ、降ろしてくれ」
「無理するな、あんたも重症だ」
少しよろめきながらオルガの元へたどり着くと腰のバックから小瓶を取り出す、最後のエリクサーだ。
オルガの背を立たせると小瓶の栓を口で引きちぎる、その口に黄金の液体を流し込んだ。
「すまない、エミー、助けられてばかりだ」
「いいの、報酬は貰っているから」
「脈が・・・・・・戻ってきている、これが本物の効果か」ボーンが目を見張った。
「私用に培養されたものだが他の人にも汎用性は高い、元々のダーク・エリクサーの基礎があればきっと助かる」
「エミー、あんたこそ平気かい?なんの傷なの」
「銃だ、暴発した破片を貰ったが摘出したから問題ない」
「問題ない?重症だといっただろう、まったく無茶だ、こいつは自分で銃弾を摘出したんだ、自分の胸にナイフを突き立てる女がいるとは、儂には真似できん」
呆れ声のサムレイが顔を覗かせる。
「エリクサーには麻酔の効果もあるのか?」ボーンも呆れている。
「それはない、痛覚には影響しない、そもそもエリクサーは使用していない」
「えっ!?じゃあ今のは・・・・・・」
「もしやと思って最後の一本は残した、正解だった」
「そんな!自分よりオルガを優先してくれたの!?」
「当然だろう、私達の主目的はオルガの救出、私の些細な痛みよりも優先順位は上なのは明白だ、銃弾の摘出は前にも一度経験はある、成功の勝算は十分あった」
「そっ、それで貴方は大丈夫なの!?」
「もちろん今はベストな状況ではない、今戦えば雑魚にも劣るだろう、出血は止まっている、明日には八割がた戻る、心配はいらない」
その声は相変わらず冷静そのものだ、その評価に煽りも遠慮も見えない。
「詳細を言えば、正規に発射それた弾丸ではなく暴発した部品が身体に食い込んだだけだ、弾丸は身体の浅いところで止まってくれた、運が良かった」
「なにより私は怪我や疾病に対しての耐性が常人よりは高い、エリクサーが無くても治りが早いのは昔からだ、私の判断に誤りはなかったと思う」
「そういうものか!?」
「違うのか」初めて自信の表情が曇った。
「私の判断は常人とずれている事がある、支障があれば教えてほしい、訂正する」
「支障はないさ、俺たちにとってはな、だが自分の命を安売りするのは勇敢な事とはいわない、君の判断は善行だが命は本人だけのものではない、君が死んだり傷ついたりすれば周りに悲しむ者もいるだろう、判断基準の要素にそこも加えるべきだ」
帽子の鍔を下げてボーンは語る、その言葉には少し怒りを含んでいるのをエミーは感じた。
「・・・・・・分かった、努力する」
「まあ、天涯孤独の俺が言えた義理じゃないけどな、その見た目だ、あんたに惚れている男も片手じゃ足らないだろ、無茶をしてかっこつけるのは男の役目だ、次は譲らないぜ」
ニヒルに笑って見せるボーンもワイルドでなかなかのイケメンだ。
「それには同意できる、それなら私の判断はやはり正しい」
「なんでだよ、いくら強くても女に暴力は似合わねぇ、花は咲いてこその人生だろう」
「貴方はフェミニストだな、なら気遣いは無用だ、だいたい私は女ではない、れっきとした男だから」
「えっ!?」「はぁ!?」知らなかったボーンとサムレイは絶句して口が閉じられない。
「そうらしい、私も昨日聞かされたばかりさ、ちょっと信じられないよね」
「女にしか見られないのは幼少の頃からずっとだ、一々訂正するのも面倒なので必要がなければそのままにしている」
「それで胸が・・・・・・」サムレイには心当たりがあったようだ。
「断っておくが趣味でしているわけではない、先天的なもので意図している訳じゃないの、時々出てしまう女言葉は癖のようなものね」
「驚いたな、レディボーイは数人知ってはいるが、どんなに化粧しても判別はつく、特に声は誤魔化せない・・・・・・そうか!思い出した、エドワード皇太子の婚約者、フローラ様だ、どこかで見たことがあると思っていたんだ、そっくりじゃないか」
「!」フローラの名前が出たとたんにエミーの目が厳しくなる、周囲の温度が下がる。
「彼女は親友だ、この顔をフローラに害する目的で使おうとするなら誰であろうと許さない、皇太子エドワードやこの国に対しての敵意も同様だ」
無機質だった気配から更に温度まで失われていく、ボーンが見た幼少のエミーそのままだ、なんの躊躇いもなく命を刈り取ることが出来る純粋な殺意、そこには目的だけがある、恐怖、快楽、躊躇いも迷いもない。
「それが本当のお前か・・・・・・」
全員がその殺気に飲まれた、腰の剣に手が伸びれば全員の首が落ちる。
「私はこの国から早く去らなければならない、しかし、その前にやる事がある、約束を果たさなければ・・・・・・」
ガクッ そこまで言うとエミーは膝から落ちるように意識を失って倒れた。
「おいっ、どうした!?」「エミー!」
エロースが揺すっても目覚めない。
「気を失っただけだ」
「無理もない、出血は少なくなかった、立っていられた方が異常だ」
ボーンは倒れたエミーを抱きかかえてオルガの横に寝かせる、自分のラメスーツの上着を脱いでその上にかけた、長身が纏う上着はエミーの膝まで覆うのに十分だ。
青白い胸元が開けているのをそっと閉める、その手は優しい。
「こんな細い首で・・・・・・」
ボーンは複雑な表情のまま煙草を咥えると馬車の外に出て行った。
「たいした奴だ、男だと聞いても切なくて惚れちまいそうだぜ」
火を点けると一気に吸い込む、吐き出した白い煙が夜空に溶けて消えていった。
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