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シーズン
第7−10話 どうか背中で見ていてほしい
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雨風に打たれ、生物に踏み潰されても花はその美しさと地に根を張り続ける強さをみせる。
花の美しさを見守る太陽と月は、邪魔だてに入る風にも負けないと知っているかの様だ。
国家を薔薇に見立てるなら、今こそ嵐が襲ってきた。
ローズベリーはルーシーとスタシアという巨大な台風の中で、吹き飛ばされない様に必死に踏ん張っている。
レミテリシアはアニャ皇女の兄である皇太子の大きな背中をぼんやりと、眺めながら皇帝が待つ謁見の間へと足を踏み入れた。
南の英雄の将軍たる彼女は颯爽と黒髪をなびかせて、謁見の間へと入ると冷ややかな視線を送る文官共を気にもせず堂々たる姿をみせた。
「拝謁はいえつ賜たまり光栄の至り」
「うむ。 して南の将軍が我が国に何用だ?」
「皇帝陛下に慎つつしんで申し上げます。 我らスタシア陣営への参加を願いたく」
作法をわきまえるレミテリシアの丁寧な口調とは異なり、彼女の黒い瞳は強烈なまでの眼光を放っていた。
一国の将軍が一国の皇帝に向かって、寝返れと話しているのだ。
もはやこの言葉だけでも死罪に値いすると騒ぎ始めた文官共は、レミテリシアの侮辱とも言える発言に発狂し始めた。
謁見の間という厳粛げんしゅくな部屋で喚き散らすかの者らが、論理的に物事を考えて国の政治を執り行う文官というのだから片腹痛い。
レミテリシアはそう心の中で失笑すると、不敵な笑みを浮かべていた。
さあ皇帝よ、喚き散らす醜き者共らを鶴の一声で黙らす事ができる度量があるのか見せてみろといった表情だ。
すると皇帝が片手を上に上げると、暴徒化しかけている文官共が雷に打たれたかの様に背筋を慌てて正すと静寂が謁見の間を包んだ。
緊迫する広間の中を完全に支配している皇帝は、レミテリシアが生んだ混乱を片手だけで沈静化させると遂にその口を開いた。
「スタシアは我が遠縁の国。 そしてルーシーからは高圧的な軍事的圧力・・・者共聞け。 この南の将軍が発した言葉を侮辱と取るか、軍力で脅される事を侮辱と取るか選ぶのは容易い事であろう」
それはアニャ皇女が言っていたとおりの事であった。
父である皇帝はスタシアに協力したいと思っているのだと。
レミテリシアが皇帝と目を合わせて力強くうなずくと、無能なる文官共は一同に皇帝の決め事に賛同したではないか。
なんてやつらだと、隣に立つアニャと顔を見合わせて小さく笑った南の将軍は見事にローズベリーを味方につけたかに思えた。
「馬鹿な事を申されるな父上!!!! ルーシーなくして我が国の発展などありえません!!!!」
烏合の衆達の意見がこれにて一致しかけた時、皇太子の一声で空気は一変したのだ。
文官共は皇太子の顔を見るや、何度もうなずき始めた。
超大国ルーシーは味方する国への侵略はせず、必要なら軍隊すらも派遣してくれる寛大な国と皇太子は話す。
だが味方であるかぎり、永遠にルーシーへ食料や資源を吸い続けられる。
アニャの父である現皇帝はこれこそ侮辱ではないかと主張していた。
皇帝は頭を抱えて呆れた様子を見せている。
「これだからお前には帝位継承ができないのだ・・・」
「お言葉ですが父上、今や文官から指示を得ているのは私ですぞ。 言葉にこそ出しませんが皆が父上の退位を求めています」
皇帝派か皇太子派か。
これは決して珍しい問題ではない。
既に全盛期を過ぎた皇帝に従い続けるか、将来有望な皇太子に期待するか。
やがてそんな問題から殺し合いに発展する事も珍しくはなかった。
皇太子の一言で再び混乱となる謁見の間でレミテリシアは、大きく息を吸ってから目をつぶった。
思うは虎白の顔だ。
かつて敵であった虎白だが、今思い返してみると随分と長い年月を共にした。
時に勇ましく遠くを見ている瞳は、奇妙なほど魅力的でありながら子供の様に純粋な笑顔を見せて話す内容は壮大な夢の話し。
気がつけば復讐心は消え、虎白と共に夢を叶えたいと思う様になった。
何故ならその夢は愛してやまない最愛の姉が掲げていた夢だったからだ。
「姉さんと同じ夢・・・出会い方が違えば虎白と姉さんは深く愛し合ったかな・・・でも世界は皮肉なほどに二人を対立させた。 でも姉さんの夢は虎白が受け継いでいる・・・生き残った私は、姉さんと虎白の夢を叶えるために生き残ったんだね」
虎白とアルテミシア。
種族も性別も異なるかの者らは、世界が生み出した皮肉と言えるほど惹かれ合っていた。
レミテリシアは今でもあの日の甲板上での事を思い浮かべると、胸が張り裂けそうにもなる。
激しい雨が鎧と着物をすり抜け、白くて綺麗な体を舐め回す様に濡らしていく。
最愛の姉の吐息が暴風にかき消されていく。
姉を思う悲鳴も将兵らの雄叫びも全て波の音がかき消して、時は残酷なまでに進みあの甲板上での出来事は刹那の事であった。
なのに永遠に忘れる事のできない記憶となった。
どれだけ悔やんでも、憎んでも時は戻らず、双剣に宿る姉は常に見守っていた。
「虎白の夢を叶えてやるんだ。 お前なら必ずできるぞ我が妹よ・・・世界でたった一人の妹よ・・・」
今でも背中から抱きしめてくれる温もりと共に、力強い言葉が聞こえてくる様だ。
そしてアルテミシアの顔を思い浮かべれば浮かべるほど、何故か隣には虎白が立っていて共に笑っているのだ。
「二人の夢だもんね・・・今では私の夢でもある・・・」
怒号が飛び交う謁見の間にいながら、静寂にすら感じるレミテリシアの強力な第六感はアルテミシアと虎白の思い出すら蘇らせる。
それは二人の夢であり、今や自身の夢。
誰もが失笑する様な壮大な夢を二人は真剣な眼差しで語ってくれた。
こんな自分なんかに。
「戦争のない天上界を作るんだ!!!!」
レミテリシアが絶叫した驚きと、言葉の壮大さに謁見の間は皇帝が片手を上げた時よりもの静寂を保ったのだった。
花の美しさを見守る太陽と月は、邪魔だてに入る風にも負けないと知っているかの様だ。
国家を薔薇に見立てるなら、今こそ嵐が襲ってきた。
ローズベリーはルーシーとスタシアという巨大な台風の中で、吹き飛ばされない様に必死に踏ん張っている。
レミテリシアはアニャ皇女の兄である皇太子の大きな背中をぼんやりと、眺めながら皇帝が待つ謁見の間へと足を踏み入れた。
南の英雄の将軍たる彼女は颯爽と黒髪をなびかせて、謁見の間へと入ると冷ややかな視線を送る文官共を気にもせず堂々たる姿をみせた。
「拝謁はいえつ賜たまり光栄の至り」
「うむ。 して南の将軍が我が国に何用だ?」
「皇帝陛下に慎つつしんで申し上げます。 我らスタシア陣営への参加を願いたく」
作法をわきまえるレミテリシアの丁寧な口調とは異なり、彼女の黒い瞳は強烈なまでの眼光を放っていた。
一国の将軍が一国の皇帝に向かって、寝返れと話しているのだ。
もはやこの言葉だけでも死罪に値いすると騒ぎ始めた文官共は、レミテリシアの侮辱とも言える発言に発狂し始めた。
謁見の間という厳粛げんしゅくな部屋で喚き散らすかの者らが、論理的に物事を考えて国の政治を執り行う文官というのだから片腹痛い。
レミテリシアはそう心の中で失笑すると、不敵な笑みを浮かべていた。
さあ皇帝よ、喚き散らす醜き者共らを鶴の一声で黙らす事ができる度量があるのか見せてみろといった表情だ。
すると皇帝が片手を上に上げると、暴徒化しかけている文官共が雷に打たれたかの様に背筋を慌てて正すと静寂が謁見の間を包んだ。
緊迫する広間の中を完全に支配している皇帝は、レミテリシアが生んだ混乱を片手だけで沈静化させると遂にその口を開いた。
「スタシアは我が遠縁の国。 そしてルーシーからは高圧的な軍事的圧力・・・者共聞け。 この南の将軍が発した言葉を侮辱と取るか、軍力で脅される事を侮辱と取るか選ぶのは容易い事であろう」
それはアニャ皇女が言っていたとおりの事であった。
父である皇帝はスタシアに協力したいと思っているのだと。
レミテリシアが皇帝と目を合わせて力強くうなずくと、無能なる文官共は一同に皇帝の決め事に賛同したではないか。
なんてやつらだと、隣に立つアニャと顔を見合わせて小さく笑った南の将軍は見事にローズベリーを味方につけたかに思えた。
「馬鹿な事を申されるな父上!!!! ルーシーなくして我が国の発展などありえません!!!!」
烏合の衆達の意見がこれにて一致しかけた時、皇太子の一声で空気は一変したのだ。
文官共は皇太子の顔を見るや、何度もうなずき始めた。
超大国ルーシーは味方する国への侵略はせず、必要なら軍隊すらも派遣してくれる寛大な国と皇太子は話す。
だが味方であるかぎり、永遠にルーシーへ食料や資源を吸い続けられる。
アニャの父である現皇帝はこれこそ侮辱ではないかと主張していた。
皇帝は頭を抱えて呆れた様子を見せている。
「これだからお前には帝位継承ができないのだ・・・」
「お言葉ですが父上、今や文官から指示を得ているのは私ですぞ。 言葉にこそ出しませんが皆が父上の退位を求めています」
皇帝派か皇太子派か。
これは決して珍しい問題ではない。
既に全盛期を過ぎた皇帝に従い続けるか、将来有望な皇太子に期待するか。
やがてそんな問題から殺し合いに発展する事も珍しくはなかった。
皇太子の一言で再び混乱となる謁見の間でレミテリシアは、大きく息を吸ってから目をつぶった。
思うは虎白の顔だ。
かつて敵であった虎白だが、今思い返してみると随分と長い年月を共にした。
時に勇ましく遠くを見ている瞳は、奇妙なほど魅力的でありながら子供の様に純粋な笑顔を見せて話す内容は壮大な夢の話し。
気がつけば復讐心は消え、虎白と共に夢を叶えたいと思う様になった。
何故ならその夢は愛してやまない最愛の姉が掲げていた夢だったからだ。
「姉さんと同じ夢・・・出会い方が違えば虎白と姉さんは深く愛し合ったかな・・・でも世界は皮肉なほどに二人を対立させた。 でも姉さんの夢は虎白が受け継いでいる・・・生き残った私は、姉さんと虎白の夢を叶えるために生き残ったんだね」
虎白とアルテミシア。
種族も性別も異なるかの者らは、世界が生み出した皮肉と言えるほど惹かれ合っていた。
レミテリシアは今でもあの日の甲板上での事を思い浮かべると、胸が張り裂けそうにもなる。
激しい雨が鎧と着物をすり抜け、白くて綺麗な体を舐め回す様に濡らしていく。
最愛の姉の吐息が暴風にかき消されていく。
姉を思う悲鳴も将兵らの雄叫びも全て波の音がかき消して、時は残酷なまでに進みあの甲板上での出来事は刹那の事であった。
なのに永遠に忘れる事のできない記憶となった。
どれだけ悔やんでも、憎んでも時は戻らず、双剣に宿る姉は常に見守っていた。
「虎白の夢を叶えてやるんだ。 お前なら必ずできるぞ我が妹よ・・・世界でたった一人の妹よ・・・」
今でも背中から抱きしめてくれる温もりと共に、力強い言葉が聞こえてくる様だ。
そしてアルテミシアの顔を思い浮かべれば浮かべるほど、何故か隣には虎白が立っていて共に笑っているのだ。
「二人の夢だもんね・・・今では私の夢でもある・・・」
怒号が飛び交う謁見の間にいながら、静寂にすら感じるレミテリシアの強力な第六感はアルテミシアと虎白の思い出すら蘇らせる。
それは二人の夢であり、今や自身の夢。
誰もが失笑する様な壮大な夢を二人は真剣な眼差しで語ってくれた。
こんな自分なんかに。
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レミテリシアが絶叫した驚きと、言葉の壮大さに謁見の間は皇帝が片手を上げた時よりもの静寂を保ったのだった。
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