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有能すぎる臣下(国王視点)
「改めて、ヴァリフィアよ。かの公爵と伯爵について動いてくれた事、感謝する。この件が片付いた後、褒美を与えようと思うのだが望みはあるか?」
「……魔石の木に異変が起こり始めたのが、私達が気付いたきっかけです。陛下の頼みでなかったとしても、動いていたでしょう。ですので褒美は不要です。魔石の木の警備は、私とエフェン様の仕事でもあります。その延長とお思い下さい。」
「ふむ……ヴァリフィアがそう言うのであれば、余に異論はない。冬季休暇が残り2日しかないのだが、2人が動きやすくなるよう学園長に話を通しておこう。」
「お心遣い、感謝いたします。……!」
「どうしたのだ?」
「伯爵に動きがありました。」
「そうか。ならば行くと良い。」
「ありがとうございます。では失礼致します。」
ヴァリフィアはその場を瞬間移動で去っていった。
残された余とバーレイク侯は、暫くの沈黙の後にいきを大きく呼吸をした。
「彼女、相変わらず底知れませんね…。」
「そうだな。余と話をしながら、伯爵を魔法で監視していたとは驚きだ。いつもそうなのだろうが……。」
「私の息子のサールズとエールズが、手合わせをしたことがあるそうなのですが、全く歯が立たなかったそうです。」
「エフェンを含め、あの2人に敵う者など世界中に1人いれば良い方だろうな。」
「おっしゃる通りかと…。」
「とは言え、そんな2人だからこそ信頼も出来るのだ。必ず今回の件も暴いてくれるであろう。」
バーレイク侯と頷き合い、侯は残りの仕事があると言って書斎から退出した。
暗部でさえ手を出せない公爵に対し、信頼を得ているバーレイク侯の有能さに助かっている。
余の周りは凄いの一言では収まらない者達が集まっている。
彼等の期待を裏切らないよう、国王陛下の務めをしっかりと果たさなければならない……。
「……魔石の木に異変が起こり始めたのが、私達が気付いたきっかけです。陛下の頼みでなかったとしても、動いていたでしょう。ですので褒美は不要です。魔石の木の警備は、私とエフェン様の仕事でもあります。その延長とお思い下さい。」
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「どうしたのだ?」
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